リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年7月3日 仕事の引き際

2014-07-03 14:54:17 | Weblog
 10年前からパートでお世話になっている会社。当時は毎年新人を受け入れていてそれなりに人が入れ替わった。景気が傾き、会社の方針が変更になったようでここ7年は新しい人が入らなくなった。その為か他の理由か、パートの年齢がかなりの高齢化。とんでもない失敗をしてもなーなーで許される傾向にあり、かなりゆるい職場だ。最近感じるのは自分自身も年々老化が進んで思うように仕事をこなせないようになってしまったなー、との嘆き。それでも私は彼女らの中では若年の方。だから大変な仕事や面倒な事はなにかと押し付けられる。(多少、思い込みの面があるかもしれないが事実には違いない)このところ堪らないな、と思うのは先輩達のミスの多さ。しかも本人達はそれに気が付いていないし気づこうともしていない。それってどうなんですか? と問いたいが私自身も完璧に仕事をこなせているわけではないし、いつミスをするかは分からないので大きな事を言いたくはない。先日定年を迎えたふたりが退職。こちらからすれば確かにお世話にはなった先輩ではあるが、ミスに気づこうともしない人たちだったので辞められたことに内心ではホッとした。最後の挨拶ではまわりを(仕事を中断していた社員もいた)気にする事もなく長々と思い出話。しばらく前に流行った空気が読めないとはこの事だな、と辛い気分。別れの挨拶ならせめて「この年まで働けた事は大変有り難いことです。会社及びまわりの方々にお礼を申し上げます。ミスを犯しても気が付かないうちにフォローをして頂いたであろう事に感謝いたします」ぐらいの事を言えないものか。知らないうちに迷惑をかけたり、他人への気遣いを忘れる様では社会のお荷物になるのだ。そうなる前に自らを引く。去り際の美学なんて言うとカッコ良すぎるが、みっともない去り方だけはごめんだ。

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