三谷幸喜さんのファンには永遠になれそうにはないけれど、彼の映画はなんとなーく魅かれるものがあって観てしまう。作品のファンって事は彼自身も嫌いではないのかも? でも見た目(失礼! )も内面のイメージも好みじゃない。だけど映画は面白い。そう思いながら彼の作品を観ている人は案外多いのでは? さて今回の”ステキな金縛り”。深津絵里さんがいいね。かなり役づくりをされた筈なのにそんな面はまるっきり感じさせない自然な演技。ぼさぼさな髪型、黒で統一された地味ながらもおしゃれな衣装。ツンとすましたところが皆無でいつも口元が笑っているから好感が持てた。幽霊件落ち武者役の西やんもなかなか良い。あの役はそれこそ彼じゃなければ出来なかったと思う。この頃感じるのは西やんクラスの俳優ってあまりいないんじゃないかって事。60代後半の団塊の世代(?)だと思えるのだから人口はやたらにいるのだけれど、大いなる脇役があまりいない。思い浮かぶのは岸部一徳さんくらい。同年代の女優はごろごろいるのに何故なのでしょう。その年代になると元気に芝居を続けられる男が減ってしまうのか? 昨日から新作の”清須会議”が公開中。豪華キャストによる作品らしいけど、今度もごめんなさい映画館には行かないわ。近いうちにテレビ観賞させて頂けるものと信じてテレビ放送を待ちましょう。
楽天が日本一に輝いた日本シリーズが終わって早くも一週間。あの白熱した試合を上回るものはしばらくお目にかかる事はないかも。と思いつつ昨夜、新日本チームの試合をテレビ観戦。なかなか点が入らずちょっとヤキモキしながら見ていた。入ったと思ったら相手の方が有利に立つ場面もありで良いところがないなぁーと思っていたら逆転。相手ピッチャーを次々と交代させていい感じで試合が運んでいった。でもー。これからってところで中継時間終了。あれはないんじゃない? 出来たら最後まで放送して欲しかった。時間制限は否めないのかも知れないが残念だった。今夜もそろそろ試合開始。けど最後までは見られないのかな。タラタラしていないで早いとこ試合を進めて今夜は最後まで見せて欲しい。それと俄か野球ファンなので知らなかったけど若手の野球選手って案外いるんだね。名前も顔も知らない人たちが続々と出て来てびっくり。皆頑張っているんだなー。
17年だか18年も続いた朝の情報番組。来春で終了だとか。1度としてまともに見たことがない。ごめんなさい。家にいて時間に余裕がある時に新聞のテレビ欄を見て、ゲストが話しを聞きたいような人、って時にちらっと見たことはあるけれど・・・・。確かに面白い番組ではなかった。しかも薬丸さんのギョロ目が苦手だったので番組を避けていたところもある。そもそもあの人がどうして司会に抜擢されたのかも分からなかったし。岡江さんのやんわりとした暖かさは良かったが、薬丸さんはどーもね。でも彼もあの番組によって随分成長されたのでしょうね。エエ年になったのだから当たり前か。昨日の朝、永作博美さんがゲストだったので久々に見た。思っていたよりも彼女の話しがおもろなかったのと横に並んだ女芸人の品のなさ(芸人だから仕方がないの? )が堪らなく嫌で思わずテレビを消した。あれじゃーな。ただこれからどんな番組を作っていくのか、とテレビ局に期待する気持ちはなーんも湧かない。
日本の女性監督の映画はこのところ良いものが多い。万人にウケルものは少ないかもしれないが私は好き。西川美和さん、タナダユキさん、横浜聡子さん、そして三島有紀子さん。”しあわせのパン”はなんて事のない日常の風景が描かれているだけなのに何故か心が癒された。特に良いと思ったのは意外にも(なんて言ったら失礼かな)主役夫婦役の原田知世さんと大泉洋さんの演技。大袈裟な演技はなにもないのに、心和ませてくれる笑顔が素敵。原田さんはともかく(考えてみたら彼女の演技を殆ど知らない)大泉さんはオーバーアクションや不機嫌な探偵役が定番なので物静かな役も出来るし、そっちの方が良いじゃんと。役をきちんと演じられるのだから改めて役者なんだなーなんて思えたりして。元々劇団俳優なのだから当たり前だよね、失礼致しました。それと最後のお客様で出演していた渡辺美佐子さんと中村何某さん。彼女らの存在感はさすが。あそこでベテランのふたりが出て来た事で物語が締まった感じがした。配役もぴったりで安心して観られた。続編を是非観たい! と思うファンは多いのではないかしら。幾らでも話しは膨らみそうな内容だったので期待しています。
兵庫県のどこかの市で未婚男性向けセミナーに、新宿のカリスマホスト(元なのか現役なのか分からない)を講師として招いたとのニュースを見た。市の担当者の話しだと心理学者や大学の先生など、講師の候補は様々いたらしい。それでも女性心理を分かっているのホスト、と判断してこのような事態になった模様。凄いよなぁ、役所からそんな申し出があるなんて。当のカリスマホストも驚いたんじゃない? もしかしてそこの出身者? モテナイ男性たち(?)が数十名集まり、熱心に講師の話に耳を傾けていた。その後に開かれたお見合いパーティでは望んでいた3組よりも多い6組のカップルが誕生。彼ら彼女らがどの程度良い関係を保って結婚までたどり着けるか。そこが問題。でも、カップルが生まれなければ結婚もなしなのだから、まず一歩、、で良かったのでしょう。それにしてもホスト。職業を差別してはならないが、時代の変化を感じずにはいられない。