リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年11月10日 映画・ステキな金縛り

2013-11-10 16:59:04 | Weblog
 三谷幸喜さんのファンには永遠になれそうにはないけれど、彼の映画はなんとなーく魅かれるものがあって観てしまう。作品のファンって事は彼自身も嫌いではないのかも? でも見た目(失礼! )も内面のイメージも好みじゃない。だけど映画は面白い。そう思いながら彼の作品を観ている人は案外多いのでは? さて今回の”ステキな金縛り”。深津絵里さんがいいね。かなり役づくりをされた筈なのにそんな面はまるっきり感じさせない自然な演技。ぼさぼさな髪型、黒で統一された地味ながらもおしゃれな衣装。ツンとすましたところが皆無でいつも口元が笑っているから好感が持てた。幽霊件落ち武者役の西やんもなかなか良い。あの役はそれこそ彼じゃなければ出来なかったと思う。この頃感じるのは西やんクラスの俳優ってあまりいないんじゃないかって事。60代後半の団塊の世代(?)だと思えるのだから人口はやたらにいるのだけれど、大いなる脇役があまりいない。思い浮かぶのは岸部一徳さんくらい。同年代の女優はごろごろいるのに何故なのでしょう。その年代になると元気に芝居を続けられる男が減ってしまうのか? 昨日から新作の”清須会議”が公開中。豪華キャストによる作品らしいけど、今度もごめんなさい映画館には行かないわ。近いうちにテレビ観賞させて頂けるものと信じてテレビ放送を待ちましょう。

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