短期バイトの大学入試の願書受付業務はきょうで14日目。仕事内容そのものには何の不満もない。与えられた仕事を淡々とこなしている、つもり。ただここに来てたまらんなぁーと思うのは一緒に働くおばちゃん達の事。どこに行っても感じるのだけれど、使えない奴がいかに多いかって話。もっともその中には本気で仕事に向かっていない不届き者もいて一概に言えないところも有り。ただ、今回に限って言えば本当に使えないおばちゃん達が揃い過ぎ。しかもその事実に気がついているんだかいないんだか。普段は主婦としてのんびりと暮らしているせいか世間知らずばっかり。私自身偉そうな事は全然言えない主婦だけれど、今回はひどい。仕事中でも平気でしゃべる。しかも話が長い。とりとめもないどうでも良い話が延々と続く。こちらは私語なんて有り得ない仕事をしているので(しゃべくりばばあ達とは異なる仕事内容なので)余計に気になる。しかも同じ部屋でやっているんだからたまらないですよ。この現実をどうやったら打破出来るのか。自分ひとりで解決するには難しい問題だ。当人達に気づいてもらって改善して欲しいところだがまず、無理。黙って耐えるしかないのか。時給が同じ筈なのにこの働きの差は何なの! と雇ってくれている会社に言いたい。
このところ朝の通勤に日比谷線を使っている。続けて数日間まともな時間に電車が来ない。ずれずれでやって来た電車は狂ったダイヤのままに走り出し、途中の駅では”後続の電車が遅れている為に少々停車致します”のアナウンスの後、1分停車なんてざら。こう毎朝同じ事が繰り返されるといい加減腹が立つ。車内の人々は冷静に事を受け止めている様で平気な顔をしている。イライラしているのは私だけなのか? いつもの事とあきらめているのか、慣れっこになっているのか。なんだかねぇ、納得がいかない。明日も利用するつもりではあるが、一体どうなるのか。まともな時間に頼むから来て下さいよ。ふーっ。
久し振りにまどみちおさんの詩集を読んだ。もちろん読んでいて嫌な気はしない。けれどもなーんとなく彼のわざとらしさって言うのでしょうか、謙遜する姿に全面的に共感出来ない自分がいました。100歳近いじいさんにこんな事を言うのも申し訳ない思いがありますが、まっ仕方がないですね、感じてしまったのですから。やたらに自分をさげすむ言い回しがたまらない。そこまで自分を下げなくても良いのではないか、と思ったのだ。いちいちさげすむ言い方のまどさんにいい加減にして頂きたいと。本当にそう思っていたら申し訳ないけれど、信じられない言い回しに一言言いたくなった。ごめんね、まどさん。あの姿が本心だとしたら、本当に凄い人なのだなぁ、まどさんって。もしかしたらそれが真実なのかもね。素直に詩集を読めなかった私がアホでした。・・・・けど、どっちが真実? 本当の事を知りたいけれど難しいのかな。
女友達5人で昨夜は新年会。銀座に良い店があると聞き訪れた。昨年秋にオープンしたとかで確かに新しくて綺麗。料理も創作物がメインでまあまあの味。最後に頼んだ”カルボナーラ”は塩っ辛くてちと参ったけれど。ドリンクも女性限定で19時までなら半額サービス。おまけに飲み終わっていなくても19時少し前にはわざわざオーダーを取りに来たりして気が利いている。ただ、文句を付けたい事がひとつ。注文を取りに来るニイチャン達がいただけない。丁寧な対応でにこやかだし接客態度は悪くはないが、生理的に私は駄目。やたらにナヨッチイ男前が揃っていてホスト崩れみたいなのだ。ぴしっと感がない。最後に会計を頼んだ時に出て来たにいさんだけがややまともだったから許すけど。統括マネージャーを名のり名刺を寄こした山崎さん。これからも頑張ってちょうだいな。私らは二度と行かないけれど、馴染み客はたぶん大勢いらっしゃるのでしょうから。2,30代のネエチャンらにはうける店なんだろうな、きっと。ギャップを感じて悲しいぜ。
季節労働者として働いているっていうのにここ3日間は残業続き。明日、あさってとセンター試験が行われるのでそれを利用する受験生の願書受付業務がピークを迎えたのだ。さっきのニュースでは少子化の影響で14年振りに受験者数が55万人を下回ると言っていた。それにしても大そうな人数。これでどれだけのお金が使われているのか。受験生たちは知る良しもないのだろうな。20ン年前の私もそうだったのだから。願書に不備があった子に電話連絡をして確認をする作業をしているのだが、様々な子がいておもしろい。今日、とってもユニークな受験生の弟と話した。「××大学願書受付センターですが○○さんはいらっしゃいますか」「いません」「おかあさんはいらっしゃいますか」「今、家にはいちばん下のオレしかいないの」「では、何時頃にお帰りでしょうか」「じゃあこっちから電話しますから番号を教えてください」「03 1111 2222」「ちょっと待って」「いいですか? 03 1111」「あ、そこは分かります、次を言ってください」こう書くとなんて事のない会話だが、この子とのやりとりは何とも愉快だった。声の感じからすると小学校4年生くらいかな。完全に子どもなのだけれど最後の「そこはわかります、次を言ってください」とけろりとして言うあたり。媚る事なく素直でとても良い。その後しばらくたっておかあさんからTELあり。きちんと番号は伝えてくれた様だが、どこからの電話であるかを言わなかったらしくおかあさんは恐る恐ると言った声で掛けてこられた。微笑ましい家族の光景が目に浮かんだ。