リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2011年10月18日 老親

2011-10-18 21:12:59 | Weblog
 職場で同年代、同性の同僚と老親について話した。彼女の母親(82)は歩いて10分(母親の足だと30分)の距離に住んでいる。父親はすでになく母親はひとり暮らし。このところやや痴呆傾向にあり食事は毎日彼女の家にきて採る。子育ての手が離れ、やっとホッとしつつあるここに来て今度は親の世話か、と彼女は嘆く。気持は分からなくはない。昔の女からしたら「何を言ってんだい。親の面倒を子がみるのは当たり前じゃないか」といったところか。でもなぁ。昔の女ほど元気ではないし根性もすわっちゃいない今時の80代の娘に当たる世代に(もちろんそれ以下の世代にはそんなこと望む方が無理)それを要求されてもなぁ。嫌なものは嫌、とハッキリ主張して育って来ているからね。我がままと言われればそのとおり。それのどこがいけないの? と聞きたいくらい。「いなくなって初めてその有難さを分かるもの」「孝行したい時に親はなし」等々やや胸が痛む気持もするがこれらは長生きをしている親を持つ身の共通の悩みでもある。どちらも納得のいく解決方法はないものか。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2011年10月17日 損... | トップ | 2011年10月19日 生... »

Weblog」カテゴリの最新記事