50年近く前に作られたものなので、ある程度の古さを覚悟して観た。青年の笑顔と文句を言う時に一捻りする彼女のセリフが面白かったので救われた。大きな車が道狭しと走る様子はアメリカ映画の定番。大金持ちと結婚するにはそれなりでないと釣り合わないのは今も同じか。日本の皇室然り。そう言えば、小室さんはその後どうしているのか? しばらく前に警護の人数も減ったと週刊誌にあったが。話を戻す。ラストシーンがトップにも使われているので、これを観る側は悲劇だと承知の上で観る事になる。これってどうなの? 古い映画にはありがちだけど、手法がズルい。どうなるの? どうなっちゃうの? と思いながら進む楽しさがない。当時も話題をさらった、フランシスレイさんの音楽も、素晴らしいには違いないが登場数が多すぎて辟易。作品をけなすつもりはないが大ヒットした理由がイマイチ、分からなかった。こちらの感性が鈍いせい?