リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年12月6日 映画・野生の証明

2014-12-06 15:40:51 | Weblog
 健さん追悼映画がまだまだ続く。”野生の証明”をちらりと観たがストーリーが荒唐無稽過ぎてとてもじゃないがついていけなかった。あの時代はババババーンと拳銃をぶちかましたり、暴力を振るうシーンもあり、血は飛び散ってのエゲツナイ場面が多かったのだね。子どもになんてあれは見せられないよね。薬師丸ひろ子ちゃんが少女そのままで何とも可愛らしい。なのに血が吹き飛ぶシーンでも無表情で同席していたりで違和感があった。自衛隊が全面的に協力したのかどうかは分からないが、大量の戦車が走るところなど迫力は凄い。今はもうあのような映画は作れないだろうな。誰も作りたいとは思わないか。それに当時の役者は健さんをはじめ、夏木勲や三国連太郎、松方弘樹、丹波哲郎、金子信夫など力強い俳優が多く、男らしい(?)映画は作れたけど、今はねー。どこに男っぽい骨のある役者がいるのか。それがウケナイ時代だからしゃーないと言えばそうなんだけどね。女性も男性の好みが変わったからね。健さんが生きた時代は彼にとって、良い時代でもあったって事か。

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