原爆が落とされた唯一の国、と知ったのはいくつの時だったか。それからかなりの年月が過ぎた。人並みにふたりの息子を授かり幸せにも母親となった。そこで改めて考える。原爆投下の頃の日本という国を。戦える年齢の息子たちは否応なく戦いの場に連れて行かれ、意に反しても殺し合いをしなければならなかった。拒む事など出来なくて可愛い我が子をどんな思いでその場に母親たちは送り出したのか。この時代には考えも及ばないが辛い現実がそこにはあった。間違いなく。そんな事を繰り返してはならない、とかつての母親たちは声をそろえる。今、仮に世界戦争が勃発してもあの頃とは違う。核のボタンひとつで世界は終わる。そんな世の中にならない為に、と唱えるオバマ大統領。彼がその地位にいる間に何としてでも実現して頂きたい。小さなニュース記事でアメリカの高校生の中にも核廃絶を望み、署名活動に取り組もうとしている方々がいると聞いた。そこにも大きな希望の光が見い出せるのではないか。ガンバレ、若者たち。それとその他大勢の人々!
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