２００９年９月２４日 八ツ場ダム

　この問題はどう決着するのか。昨日の前原国土交通大臣の長野原町入り。地元住民とは話し合いの場すら設けられずに終わったけれど・・・・。今後どのようにして折り合いをつけて行くのか。大変な作業。すでに３２００億円（！？　と言われても凄すぎてピンと来ない）が投入されているそうで。総事業費４６００億円はダムとして国内最大。なのに本体の工事はいまだにされておらず、３２００億円は鉄道や国道の移転費に使われたとか。なんだってそれにそんな費用がかかるの？　そこからして疑問なんだけど。移転対象となった家屋は４７０戸。そのうち３５７戸は移転済みとの事。それにしたって元の予算の組み方がおかしいんじゃないの？　「ダムは地元の生活再建と引き換えに進んできた」って話だけどそれは誰がいつ、始めた事なのか。そして本当に必要な工事だったのか。その辺があいまいなまま、地元住民の気持ちを踏みにじったかのように言われる今回の前原大臣の視察。元から自民党圧勝地域であるだけに民主党を潰そうとしている感も否めず見苦しい限りだ。