スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

全日本2歳優駿&複数の属性

2006-12-15 23:02:57 | 地方競馬
 最初にお知らせ。お気付きの方もいらっしゃったかもしれませんが,最近やたらとエロサイトからのトラックバックがありました。このブログはさして読者数が多いわけでもなく,不思議な気もします。その都度削除していたのですが,あまりに頻繁なので,今後このブログへのトラックバックは事前審査という形式にします。ご迷惑をお掛けする場合があるかもしれませんがご了承ください。
 13日に川崎で行われた全日本2歳優駿GⅠを回顧します。1番人気に推されたのは兵庫ジュニアグランプリを勝ったトロピカルライトで,この馬が逃げました。ここは北海道のトランプという逃げ馬がいて,これと競り合うのではないかとみていたのですが,こちらは左回りに戸惑ったかまったくいけませんでした。前半の800メートルは49秒6。ハイペースではありますが,稍重であったことを加味すれば,この馬としてはまずまずのペースであったといえるでしょう。そのまま逃げ込みを図ったのですが,3,4番手でずっとこれをマークしていた船橋のフリオーソが直線ではこれを捕え,最後は2馬身の差をつけて快勝しています。平和賞ではキンノライチョウ(11着)に負けていましたが,そのときにも書いたように,こちらの方が強い競馬をしていたといえ,ここに入っても力量上位であったようです。ブライアンズタイム産駒で成長力もあり,距離延長もむしろ歓迎でしょうから,無事にいけば来年の活躍が約束されていると思います。逃げ粘って2着のトロピカルライトは,左回りでもスムーズに走れた点が収穫。スピードを生かすタイプで,距離はあまり伸びない方がよさそうです。北海道2歳優駿を勝ったトップサバトンは4着。兵庫でもそうでしたが,トロピカルライトとはスピード面で差があるようです。3着には北海道で2着だったアンパサンドで,うまく内をついてきたのがよかったようです。JRAの条件戦を勝ってきた2頭は人気になりすぎ(ビクトリーテツニーが5着,クィーンオブキネマが6着),南関東勢で最上位の人気に支持された,ハイセイコー記念まで5連勝のロイヤルボス(7着)は,酒井忍騎手の談話によると疲れがあったようです。
 明日から広島記念です。

 新たな反論が成立するためには,次の事柄を認めなければなりません。実体Aの本性が属性XとYによって構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zによって構成される場合,実体Aと実体Bは定義三により,それぞれがそれ自身によって認識されるわけですから,これだけでみればこのふたつの実体は実在的に区別され得るといえるように思われます。しかし,実体Aの本性と実体Bの本性を,それぞれ別の属性(XとZ)と共に構成するといわれる属性Yについては,実体Aの本性を構成しようが実体Bの本性を構成しようが同じ属性Yなのですから,ことばの意味からして,これを実在的に区別することはできません。したがってこの場合には,実在的に区別することが不可能なふたつの属性Yが存在するということになるのです。そして,これはひとつの例であり,ふたつ以上という場合も仮定できるでしょうから,一般的に,実在的に区別できない複数(ふたつ以上)の属性が存在し得るといわなければなりません。実際,スピノザに対して,ひとつの属性はある特定の実体の本性だけを構成すると前提していると反論するのであれば,逆にこのことを認めなければならなくなるのは当然であると思います。

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