13日の佐世保記念決勝(動画)の回顧をします。ここは阿部選手がSを取り,吉川選手を迎え入れて東日本が前受け。九州3人は別れて,佐々木選手はこの後ろを回りました。中団に市田選手に浜口選手と山口選手の近畿中部,後方から三ツ石選手に加倉選手と立石選手の西国で周回。残り2周のホームから三ツ石選手が上昇しましたが,吉川選手が引かず,打鐘から突っ張り先行となりました。三ツ石選手は下げてしまったため市田選手が中団を確保。残り1周のホームから立て直した三ツ石選手が今度はかましに出ましたが,前までは届かず。結局,中団で脚を確保する形になった市田選手が3コーナー付近から捲り発進。そのまま前段を飲み込んで優勝,市田選手マークの浜口選手が2着に流れ込み,吉川選手の先行を利した阿部選手が3着でした。自力型3人の力量を考えればここでは市田選手が抜けていた上,展開も絶好,また,浜口選手もしっかりとしたマーカーですので,きわめて順当な結果といえると思います。優勝した福井の市田佳寿浩選手は7月のサマーナイトフェスティバル以来のグレード制覇。記念競輪は1月の和歌山記念以来です。
明日はもみじ賞(広島記念2日目優秀)です。並びだけの予想です。確実なのは平原-手島-大薗の関東と,石丸-吉永の中国。あとはAパターンが山田-山口の中部と村上-藤野の西日本で4分戦。Bパターンは村上-山田-山口の近畿中部で,藤野が中国につける3分戦です。
新たな反論に対するスピノザの解答は,結局のところライプニッツの疑問に対するそれと同じことになるだろうと僕は思っています。繰り返しになるので詳細は避けますが,実体Aの本性が属性Xと属性Yから構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zから構成される場合には,実体Aの本性を構成する属性Yと,実体Bの本性を構成する属性Yは,知性が区別し得るような仕方で存在するのでなければ実際にそのように存在するということはできず,しかしこれらふたつの属性Yは,同一の属性であるがゆえに実在的に区別することはできず,さりとてそれが属性であるということによって様態的に区別することもできません。したがって知性はこれらふたつの属性Yを区別する術をもたず,よってこれらは実際にも区別することが不可能な同一の属性であるということになるのです。そしてこれはもちろん,属性Yがふたつの場合だけでなく,ふたつ以上ならいくつあると仮定してみたところで同じことですから,同一の属性を有する複数の実体は存在しないという定理五の結論に変更の余地はありませんし,この新たな反論が前提しているような,同一の本性を有する(実在的に区別できない)複数の属性が存在するということはあり得ないということになるのです。何か堂々巡りをしているような印象もありますが,必ずしもそうとはいいきれない部分があるように思います。
明日はもみじ賞(広島記念2日目優秀)です。並びだけの予想です。確実なのは平原-手島-大薗の関東と,石丸-吉永の中国。あとはAパターンが山田-山口の中部と村上-藤野の西日本で4分戦。Bパターンは村上-山田-山口の近畿中部で,藤野が中国につける3分戦です。
新たな反論に対するスピノザの解答は,結局のところライプニッツの疑問に対するそれと同じことになるだろうと僕は思っています。繰り返しになるので詳細は避けますが,実体Aの本性が属性Xと属性Yから構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zから構成される場合には,実体Aの本性を構成する属性Yと,実体Bの本性を構成する属性Yは,知性が区別し得るような仕方で存在するのでなければ実際にそのように存在するということはできず,しかしこれらふたつの属性Yは,同一の属性であるがゆえに実在的に区別することはできず,さりとてそれが属性であるということによって様態的に区別することもできません。したがって知性はこれらふたつの属性Yを区別する術をもたず,よってこれらは実際にも区別することが不可能な同一の属性であるということになるのです。そしてこれはもちろん,属性Yがふたつの場合だけでなく,ふたつ以上ならいくつあると仮定してみたところで同じことですから,同一の属性を有する複数の実体は存在しないという定理五の結論に変更の余地はありませんし,この新たな反論が前提しているような,同一の本性を有する(実在的に区別できない)複数の属性が存在するということはあり得ないということになるのです。何か堂々巡りをしているような印象もありますが,必ずしもそうとはいいきれない部分があるように思います。
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