スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ムーンインディゴ&眼鏡の破壊

2011-11-18 18:53:13 | 血統
 先月16日の秋華賞を優勝,日曜のエリザベス女王杯でも日本馬では最先着となる2着になったアヴェンチュラの祖母は1986年にアメリカで産まれたムーンインディゴという馬で,この馬が輸入基礎繁殖牝馬になっています。ファミリーナンバー1-p
                         
 繁殖生活は日本のみ。ただし順調というには程遠い繁殖成績で,馬名を登録することができた産駒は2頭だけ。1頭は母の名をいただいたインディゴグリーンという牡馬で,もう1頭がアドマイヤサンデーという牝馬。この馬は阪神牝馬特別で2着になるなどなかなかの競走成績を収めて繁殖入り。この系統を後世に繋ぐ唯一の馬となりました。
 2頭目の産駒がアドマイヤメガミで,この馬は1勝しかできませんでしたがチューリップ賞で2着に入り,桜花賞,オークスにも出走。4頭目にジャングルポケットが配合相手に選ばれると,重賞3勝のフサイチホウオーが産まれました。翌年もジャングルポケットが配合され,阪神ジュベナイルフィリーズオークスを優勝したトールポピーが輩出。翌年はキングカメハメハが相手になりましたが,全日本2歳優駿で2着のナサニエルが産まれました。
 そして1頭を挟んでみたびジャングルポケットを相手として産まれたのがアヴェンチュラ。よほどジャングルポケットとの相性がよいのでしょう。2頭の大レース勝ちの牝馬が出ましたから,一族は今後は拡大していくものと思います。
 全兄のフサイチホウオー,全姉のトールポピーは共に,競走結果からみますと早熟タイプで成長力に欠けたという一面はあると思います。アヴェンチュラは秋になってから大レースを制覇したわけで,これからも成長してさらなる活躍を続けられるかどうか,一競馬ファンとして楽しみにしていたのですが,前脚を両方とも骨折してしまい,休養に入るということで残念です。

 虫歯治療をした翌日,9月17日のことになりますが,きわめて個人的な大事件が勃発しました。眼鏡が壊れてしまったのです。
 僕は極度の近眼で両目とも視力が0.1もありませんので,眼鏡は生活必需品です。初めて眼鏡を掛けるようになったのは小学校4年生のときで,もちろんその当初は現在ほど視力が悪かったわけではありませんが,それ以降は眼鏡とともに生活を続けてきたわけです。この日に壊れてしまった眼鏡を作ったのは7年前のこと。それだけの月日が経過していますから,消耗はしていまして,とくにレンズをはめておくためのビニール状のひもはやや緩くなっていて,とくに右側ですが,レンズを磨いているときにそれが外れてしまうというようなケースはそれまでにもありました。ただそれは自分ではめ直せばすむことですから,そのままにしておいたのです。この日に壊れてしまったのはそこではなく,鼻当ての部分。ここが完全に取れてしまい,修復不能になってしまったのです。
 僕は予備の眼鏡というのは作っていません。以前に使っていたものならばありますが,7年前に眼鏡を作ったときには度を少し強くしています。つまり以前の眼鏡は使用はできますが,この眼鏡ほどには見えないのです。鼻に当たる部分が壊れてしまっただけで,レンズ自体に損傷はありませんでしたから,使えないということはありませんでしたので,週末は仕方なしにそれで過ごし,19日の夕方に時間を作って眼鏡屋へ赴きました。最初のうちは眼科に紹介された眼鏡屋で眼鏡を作ったので違ったのですが,おそらくもう20年以上は僕はここで眼鏡を作っていたのです。
 厳密にいえばレンズは使えるわけですから,フレームだけ作り直せばよいわけです。ただ,僕はどうせならば新しい眼鏡を作ってしまおうと思っていました。とくにこうしてブログを書いているときなどに,視力が以前よりもさらに悪くなっているように感じられていたからです。そのためには精密な視力検査を行う必要があり,実際にこの日もやったのですが,意外にも視力は7年前とほとんどといっていいほど変化なし。見えにくくなっていたのは,長期使用によるレンズの細かい傷のせいであろうというのが眼鏡屋さんの判断でした。

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