スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

キングカメハメハ&上司

2009-05-15 19:34:02 | 名馬
 先週の兵庫チャンピオンシップを勝ったゴールデンチケットの父はキングカメハメハで,間違いなく近年の名馬の1頭です。
 2歳11月にデビュー。新馬,特別と連勝した後,年明けの京成杯で3着。重賞初挑戦で3着ならまずまずですが,後の活躍からするとこれは不可解な負けといえると思います。
 2月にオープンを勝ち,3月に毎日杯で重賞初制覇。同じ条件の京成杯で負けたのも理由のひとつだったかもしれませんが皐月賞はパスしてNHKマイルカップに出走。1分32秒5という素晴らしいタイムで5馬身の差をつける圧勝。さらに中2週でダービーに向うと超ハイペースとなったレースを悠々と抜け出し2分23秒3というまたまた凄い時計で優勝。一気に大レースを連勝しました。
 秋は神戸新聞杯で復帰。この復帰戦を楽勝して,天皇賞に進むか菊花賞に出るのか注目の的となりましたが,ここで屈腱炎を発症。残念ながら引退となってしまいました。結果的に京成杯以外は全勝ですから,無事であればかなりの活躍が見込めた筈です。
 現3歳世代がファーストクロップ。重賞勝ち馬はこれが2頭目で,まずまずの滑り出しといえるのではないかと思います。

 このような心構えで仕事に取り組むようになると,自然と職場で共に働く人たちに求めることないしは望むことも変じてきますし,職場での人間関係のあり方も変わってきます。
 たとえば,僕は上司に望みたいことはただひとつ,はっきりと命令してくれることです。これさえ十分であればそれ以外のことはまったく求めません。実際,こうやりなさいということを簡潔に命じる人もいれば,僕からすればそれを回りくどい仕方で説明する人というのもいるわけです。もちろんそれはこちらに気を使ってくれているのであって,それは僕も理解しますが,こういう種類の気の使われ方は今の僕にはむしろ迷惑なのです。ある程度の期間,同じところで働き続ければ,だれがどういうタイプであるのかということは当然ながら分かってきますので,仕事の上で分からないことがあれば,僕はそれを簡潔に説明してくれる人に聞くようにしています。この年になりますと,上司というのが年下であるということもよくあることですが,僕はそういうことは少しも気になりません。また,そういう人というのは,職場で最も身近にいる人とは限りませんから,わざわざ別の人間に聞きにいくことは,心証を悪くするような場合もあるのだろうとは思うのですが,別に職場において良好な人間関係を構築するということを僕は求めていませんから,こういうことも気にしません。これに限らず,僕は職場の人間にはこちらから気を使うということはしませんし,相手からどのように思われるのかということにも関心はないです。また,こうしたことと関係あろうとなかろうと,僕にも他人に対する好き嫌いというのはありますが,そういう感情affectusは仕事の上ではまったく別のことと僕は考えるconcipereことができます。したがって人間的には嫌いであっても,上司としては望ましいというような人もいることになりますし,逆の場合も生じることがあります。 
コメント
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