スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

フェブラリーステークス&最大の要因

2011-02-20 18:44:53 | 中央競馬
 例年に比べるとややメンバーが小粒かなという印象があったフェブラリーステークス
 やや押していってトランセンドの逃げ。外のマチカネニホンバレがほとんど差なく続き,ダイシンオレンジ,メイショウタメトモ,セイクリムズンがその後ろの集団を形成。前半の800mは47秒9。今日はどういう理由からか時計が掛かっていまして,これでもミドルペース。
 前の2頭が並んで直線に入り,一旦は後ろとの差を広げる形に。直線半ばではマチカネニホンバレが一杯となり,あとは抜け出したトランセンドが逃げ切って優勝。先行集団の後ろから追ってきたバーディバーディがマチカネニホンバレを交わして2番手に上がりましたが,出足がつかずに後方待機となったフリオーソが瞠目の末脚でさらに交わして2着。バーディバーディが3着。ほぼ現状の力通りと思える決着になりました。
 優勝したトランセンドは年末のジャパンカップダートに続いて大レース連勝。フリオーソを除けば実力上位。ここはフリオーソに対して地の利がありましたので,いってみれば順当な優勝。逃げて結果を残し続けていますので,そうでない展開となった場合にどうかというのが最大の課題といえるでしょう。祖母の兄に重賞2勝のサクラサニーオー,母の従兄に北九州記念を勝ったダンディコマンド。Transcendは超越する。
 騎乗した藤田伸二騎手,管理している安田隆行調教師は揃ってジャパンカップダート以来の大レース優勝で,フェブラリーステークス初勝利です。
                         

 僕のインスリンの分泌が今回のHbA1cの悪化の原因でないとするなら,それはほかに求められなければなりません。そこでこの間のことに思いをいたすなら,僕の生活の状況が変化したということはひとつ上げられそうです。もちろんそれは直接的には,母が退院してきたことによるものです。
 たとえば,僕は母が入院してから,というか家で母が寝込んでからは家事の一切を自分でやっていました。家事というのは意外と大きな労力を要します。その労力が糖尿病の療法のひとつである運動療法として作用していたということは,まったく考えられないことではありません。したがってそれから解放されることによって,そうした作用がもたらされなくなったために血糖値が高くなったということは,可能性としては否定できません。ただ,それは母の入院前の僕の生活に戻ったともいえるわけで,これだけを今回の悪化の原因とするにはやはり少しばかり無理があるように感じられます。
 それから熱量の過剰摂取。血糖値は食事の量ではなく,そこに含まれる熱量によって上昇しますから,一般的に糖尿病患者の血糖値が上昇する場合には,これがまず第一の原因として考えられるところです。そしてこれに関しては,やはり思いいたる部分もあります。というのは,母の入院中は僕は自分で食事を作っていました。母の退院後,朝食と昼食は別ですが,夕食はほぼ母が作るようになりました。で,どちらが美味であるかといいますと,どうしても母が作るものの方が美味いのです。美味ければそれだけ食べたくなるというのはごく自然な感情の発露です。よってこの間は,久しぶりに食する母の手料理を,少しばかり食べ過ぎてしまうということもなかったわけではありません。しかも僕も糖尿病という病気との共生に慣れてきていたという面もあり,一昨年の正月に退院してきた後の頃のように,しっかりと食べ物を計量しなくなってもいました。さらにいうならこの間は正月を挟んでいまして,ちょっとぐうたらしていた時期があったというのも事実。こうしたことの積み重ねによって,今回のHbA1cの値が悪化してしまったということは,大いに考えられます。実際に正月前後の血糖値は,全般に高い水準で推移してもいました。そして今から考えますと,やはりこのことが今回の悪化の最大の要因になっていたのではないかと思われます。

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