奨励会三段がその身分のまま進出してきた第44回新人王戦決勝三番勝負の第一局。公式戦では初対局。
振駒で藤森哲也四段の先手。相居飛車の力将棋に持ち込み,角換りで先手が早繰り銀,後手が腰掛銀のような将棋に。
都成竜馬三段はここで△4三角と打ちました。単純な攻め筋なので,成功するか失敗するかが勝敗に直結するような一手だったと思います。先手は▲2四歩△同歩▲3五銀と受けずに攻め合いに。後手も△8六歩▲同歩△8五歩と攻め合いに応じました。先手はその継ぎ歩も▲同歩と取り,△7六銀▲同銀△同角▲7七金。最も直線的な受け方で,これで受かっていれば最善だと思えます。後手は△3七歩成▲同桂としてから△8五飛。そこで▲8七歩と受けました。
ちょっと気付きにくい受け方という印象なのですが,角取りが残っているのでこれでよかったようです。後手は△3二角と逃げざるを得ず,ここで手番を得た先手が優位に立ったのではないでしょうか。以下も攻め合いは続きましたが,そのまま先手が押し切っています。
藤森四段の先勝。第二局は9日です。
5日の歯科検診で発見された虫歯の治療のために予約を入れておいたのが11日の火曜日。午前10時半でした。
この日はまず注射で麻酔をしました。その後でレントゲンの撮影。そして患部を削りました。この治療中に手鏡で問題の部分を見せてもらいました。僕が見たところで何も分かりはしませんが,I先生によれば,かなり奥の方,神経に近い箇所まで虫歯は進行していたようです。もっとも,I先生は神経の除去は好まないですから,その部分の神経まで抜いたわけではありません。ただ,そこまで歯を削ったわけですから,このまま放置しておけば沁みて痛むのは確実です。つまり被せものをする必要が生じたということ。そのためにすぐに型取りまで済ませまして,その後で仮の蓋で埋め,この日は治療終了となりました。あくまでも仮の蓋ですから,後日,本来の被せものをしなければなりません。つまりもう一度,通院しなければならなくなったということです。I歯科を出て家に戻ったのは11時半過ぎでした。午後はこの日も長者町へ。
6月17日の月曜日は内分泌科の通院。いつものように採尿,注射針の処理,採血という順で済ませ,アームバンドを装着してもらいました。このとき痛みを感じました。しかしこれは,この日の技師がきつく締めたからというわけではありません。次のような事情があったからです。
実は前日,16日の日曜日の夜のことになりますが,僕は自宅の階段を踏み外してしまい,転倒しました。そのときに,身体の左側を強く床に打ちつけてしまい,上半身から下半身に至るまで,身体の左側にいくつかの擦り傷ができていたのです。その擦り傷が,左腕の肘の部分にもありました。採血は一度だけ右腕で行ったことがありましたが,それは求められたから応じただけであり,僕は左腕を出します。そして右腕を出すように求められたことは例外的にそのときだけでした。つまりこの日も左腕から採血したわけです。アームバンドは採血をした腕に巻きます。したがって必然的にこの日は左腕に巻かれたことになります。採血は肘の裏の部分で行いますから,アームバンドは表の肘の部分にも当たることになるわけです。
振駒で藤森哲也四段の先手。相居飛車の力将棋に持ち込み,角換りで先手が早繰り銀,後手が腰掛銀のような将棋に。
都成竜馬三段はここで△4三角と打ちました。単純な攻め筋なので,成功するか失敗するかが勝敗に直結するような一手だったと思います。先手は▲2四歩△同歩▲3五銀と受けずに攻め合いに。後手も△8六歩▲同歩△8五歩と攻め合いに応じました。先手はその継ぎ歩も▲同歩と取り,△7六銀▲同銀△同角▲7七金。最も直線的な受け方で,これで受かっていれば最善だと思えます。後手は△3七歩成▲同桂としてから△8五飛。そこで▲8七歩と受けました。
ちょっと気付きにくい受け方という印象なのですが,角取りが残っているのでこれでよかったようです。後手は△3二角と逃げざるを得ず,ここで手番を得た先手が優位に立ったのではないでしょうか。以下も攻め合いは続きましたが,そのまま先手が押し切っています。
藤森四段の先勝。第二局は9日です。
5日の歯科検診で発見された虫歯の治療のために予約を入れておいたのが11日の火曜日。午前10時半でした。
この日はまず注射で麻酔をしました。その後でレントゲンの撮影。そして患部を削りました。この治療中に手鏡で問題の部分を見せてもらいました。僕が見たところで何も分かりはしませんが,I先生によれば,かなり奥の方,神経に近い箇所まで虫歯は進行していたようです。もっとも,I先生は神経の除去は好まないですから,その部分の神経まで抜いたわけではありません。ただ,そこまで歯を削ったわけですから,このまま放置しておけば沁みて痛むのは確実です。つまり被せものをする必要が生じたということ。そのためにすぐに型取りまで済ませまして,その後で仮の蓋で埋め,この日は治療終了となりました。あくまでも仮の蓋ですから,後日,本来の被せものをしなければなりません。つまりもう一度,通院しなければならなくなったということです。I歯科を出て家に戻ったのは11時半過ぎでした。午後はこの日も長者町へ。
6月17日の月曜日は内分泌科の通院。いつものように採尿,注射針の処理,採血という順で済ませ,アームバンドを装着してもらいました。このとき痛みを感じました。しかしこれは,この日の技師がきつく締めたからというわけではありません。次のような事情があったからです。
実は前日,16日の日曜日の夜のことになりますが,僕は自宅の階段を踏み外してしまい,転倒しました。そのときに,身体の左側を強く床に打ちつけてしまい,上半身から下半身に至るまで,身体の左側にいくつかの擦り傷ができていたのです。その擦り傷が,左腕の肘の部分にもありました。採血は一度だけ右腕で行ったことがありましたが,それは求められたから応じただけであり,僕は左腕を出します。そして右腕を出すように求められたことは例外的にそのときだけでした。つまりこの日も左腕から採血したわけです。アームバンドは採血をした腕に巻きます。したがって必然的にこの日は左腕に巻かれたことになります。採血は肘の裏の部分で行いますから,アームバンドは表の肘の部分にも当たることになるわけです。