スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

黒船賞&第一の場合と第二の場合

2010-03-22 18:58:37 | 地方競馬
 高知競馬は通年で夜の開催となったのですが,おそらくは全国発売との関係でしょう,今日の黒船賞(動画)は発走が16時半。第6レースでの施行となりました。
 枠入りに時間が掛かり,発走後にヴァンクルタテヤマが外によれる不利。先手を奪ったのはポートジェネラルで,2番手にキングスゾーン。ミリオンディスク,スー二がこれを追いました。スローといっていいくらいのペースだったのではないかと思います。
 前の2頭は3コーナーを過ぎて脱落。スー二の方が先頭に立って直線を迎えると,危なげのない差を保ったまま先頭でゴール。やや後ろの位置になり,向正面からずっと外を追い上げてきたトーセンブライトがミリオンディスクは捕えて2着。ミリオンディスクが3着と人気通りの堅い決着。
 優勝したスー二は昨年のJBCスプリント以来の重賞4勝目。ここは能力的に明らかに上位で,問題があるとすれば斤量の59キロでしたが,能力の上限がはっきりしている馬たちが相手ということもあり,順当に勝利を収めました。基本的に距離は伸びない方がいいでしょう。
 鞍上は川田将雅[ゆうが]騎手,管理しているのは吉田直弘調教師。共に黒船賞初制覇です。
               

 ここでの約束事に留意した上で,もう一度失禁の定義に注目してみてください。僕はここで主に失禁をみっつのタイプに分類しました。
 しかしこのうち,第一のタイプ,すなわちある人間の意識が覚醒していない状態でこの人間の身体が排尿という運動をする場合と,第二のタイプ,すなわちある人間の意識は覚醒しているけれども,自分自身の身体の排尿という運動の観念がこの人間の精神のうちに実在しない場合にこの人間の身体がなす排尿という運動に関しては,前回の第三部定理二意図であった経験論的考察については,身体の運動もそのテーマの一部に含まれていましたから一定程度の有用性がありましたが,今回の考察の場合にはほとんどといっていいほど役に立たないといっていいでしょう。
 なぜなら,今回は人間の精神のうちにある観念と,同じ人間の精神のうちにある意志との関係について考察しようとしています。したがって,こうした意図をもった考察の際に排尿という運動を例にとるならば,その排尿の観念というのが,いい換えれば自分の身体がなす排尿という運動の観念が,この人間の精神のうちに現在するということがほぼ絶対的な必須条件となってくるからです。
 ところが,第一の場合というのは人間の意識が覚醒していないという前提ですから,排尿どころか一切の観念が現在しないに等しく,第二の場合は排尿の観念が実在しないことを仮定しています。したがって,僕はそれを客観的な観点から分節するということについて厳密を期するために失禁という排尿時の人間の精神の状態を3種類に分節はしましたが,ここでは第一の場合と第二の場合に関しては,無視してもらっても構いませんし,僕自身もそれについて取り扱うつもりはありません。
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