スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

マイルグランプリ&排尿の観念

2010-03-23 18:43:51 | 地方競馬
 夜の開催が始まった先週の大井競馬ですが,最初の南関東重賞は17日のマイルグランプリでした。
 ロイヤルマコトクンが逃げるのだろうと予想していたのですが,先手を奪ったのはヴァイタルシーズ。サクラビジェイ,ロイヤルボスと続き,ロイヤルマコトクンはその後ろからの追走になりました。前半の800mは48秒7で,これはハイペース。
 向正面でマンオブパーサーが上昇すると,クレイアートビュン,マズルブラストなども追い上げて直線に。追い上げた3頭の中では最も内を突いたクレイアートビュンが伸び,逃げ粘るヴァイタルシーズを捕えて先頭に立つと,あとは後続を寄せつけることなく優勝。ヴァイタルシーズが2着に粘り,前半は殿を追走していたディアヤマトが大外を伸びて3着。
 優勝したクレイアートビュンは一昨年10月の埼玉栄冠賞以来の南関東重賞2勝目。その後もほとんど休みなく使われ続け,好走はするもののなかなか勝てずにいたのですが,ようやく鬱憤を晴らしました。とにかくタフで丈夫な馬。今後も一定レベルで活躍し続けるものと思います。父はトーホウエンペラー
 鞍上は大井の的場文男騎手で,昨年のハイセイコー記念以来の南関東重賞制覇。このレースは2002年以来の3勝目。管理しているのは浦和の小久保智調教師で,マイルグランプリは初制覇です。

 ここでいう失禁の定義のうち,第一の場合と第二の場合に対して,第三の場合に関しては,排尿の観念が現在すると仮定されていますから,非常に重要です。しかし,実のところ,排尿の観念といういい方は,便宜的にそういっているまでというところがあり,やや誤解を招きかねないような表現ですので,僕がそのことばに託そうとしている真意を説明しておきましょう。
 排尿の定義は,人間の身体に溜まった尿が,体外に排出される運動ということでした。したがって,もしも排尿の観念,自分の排尿という運動の観念というのを厳密な意味で考えれば,この観念はスピノザの哲学における平行論において,この運動と同一個体であるということになりますから,この運動の観念,すなわち自分の身体が内部に溜まった尿を外部に排出する運動の観念ということになります。
 しかし実際には,失禁の定義において排尿の観念という場合には,僕はこの観念のことを,少なくともこの観念だけを指示しようとしているわけではありません。つまり本来的な意味においては,排尿の観念といういい方は,確実性ないしは厳密性を欠いているといわれても仕方のないところです。そして実際に僕が意図しているのは,自分自身の排尿という運動に関係するような何らかの観念ということです。
 関係するというのもまた曖昧な表現ですが,要するにこれは,排尿の観念そのものではなくても,その観念と直結するような観念ということです。したがって,僕たちは直接的にそれをそのように意識するかどうかは別ですが,たとえば膀胱に尿が溜まっていることの観念は排尿の観念と容易に直結するでしょう。これは形相的にみた場合に,身体のこの状態が,排尿という運動と直結することからも平行論によって明らかでしょう。僕が失禁の定義において排尿の観念といっているのは,実際にはこのような観念まで含めた意味においてですので,この点には注意をしてください。
コメント
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