スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

高知記念&長距離走

2009-04-14 19:16:19 | 競輪
 年度が改まり西日本最初の記念競輪は高知記念で,今日が決勝(動画)でした。
 小林大介ー小橋ー小林潤二で折合った上越,石毛ー平沼ー戸辺の混成東日本,池田ー小野ー城戸崎の西国で3分戦。小林潤二選手も出て行きましたが,Sを取った石毛選手の前受け。池田選手が中団で上越勢は後方で周回。打鐘前のバックで小林大介選手が上昇していくと,池田選手が先に動いて石毛選手を叩き,ホームに入るところで小林大介選手がこれを叩きました。さらに外から下げた石毛選手が発進して,このラインの先行に。後方に置かれる形になった池田選手の捲りは中団まで。小林大介選手もほぼ動けずで,番手から発進した平沼選手に有利でしたが,高知の直線は長く,5番手から追い込んだ小橋選手がこれを交わして優勝。平沼選手が2着で,このふたりの間を割った小林潤二選手が3着でした。
 優勝した新潟の小橋正義選手は2006年7月の弥彦記念以来となる久々の記念競輪優勝で,通算30勝目。この開催は中1日で共同通信社杯が控えるため,メンバーがそうも強力とはいえず,そういう部分に助けられたところはありますが,ビッグを何度も制している大ベテランの優勝となりました。もうさすがに全盛時の鬼脚は期待できないのかもしれませんが,こういうチャンスをものにするのはさすがに一流選手だと思います。

 新しくできた陸上部の顧問が,原則的に長距離走のみに的を絞ったのは,僕にとっては少しばかり好都合といえる面がありました。
 少し話は遡ります。僕が通った小学校は,横浜市立根岸小学校でした。学校の北側が小高い丘になっていて,学校の裏手からこの丘に上っていく階段があり,それを上りきってしばらくいくと,根岸森林公園という公園がありました。というかこれは今もあります。学校から歩いて行かれる距離ですので,写生大会などの行事がここで行われることもしばしばでした。
 これは小学校5年か6年のことになりますが,僕たちはクラスだけでこの公園に行きました。小学校5年6年はクラスも同じ,担任も同じだったのですが,この担任はこうしてよく僕たちを外に連れて行ってくれる人だったのです。
 森林公園という名称から分かるように,公園の大部分は森林と芝生で構成されていて,池などもあったのですが,中を1周できるようにアスファルトの道路が拵えてありました。1周しますとおおよそ1.3キロほどだったでしょうか,起伏あるコースで,ジョギングをしている人なども多いところです。で,このときは,なぜそうなったのかはまったく覚えていないのですが,ここを1周する競走を全員でしたのです。すると僕はクラスで5番目くらいになりました。
 僕は100メートル走などは苦手でしたから,この結果は実に意外であり,また驚きでもありました。何度もいいますように僕は運動というのはほとんどが人並みにできなかったのですが,この長距離走,持久走だけは,取り立てるほどのものではないのですが,平均以上にはできたのです。だから陸上部の中心が長距離走であったことは,僕には好都合でした。
コメント
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