スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

桜花賞&運動

2009-04-12 19:17:17 | 中央競馬
 春のクラシックシーズン到来を告げる第69回桜花賞
 各馬が一斉の発走。まずはヴィーヴァヴォドカが先頭に立ち,サクラミモザは控えたのですが,コウエイハートが外からこれを交わしての逃げ。前半の800メートルは46秒9のミドルペースになりました。
 断然の人気に推されたブエナビスタは,注文をつけたアンプレショニストだけを後ろに置く位置。しかしこれはこの馬にとっての安全策といえるのでしょう。直線に入るところでレッドディザイアとジェルミナルの間を割ろうとしたものの入れず,大外に立て直すというロスがありましたが,最後はこの3頭の争いになり,ジェルミナルが脱落し,レッドディザイアも交わして優勝。レッドディザイアが2着でジェルミナルが3着でした。
 優勝したブエナビスタは初戦を負けた後,これで4連勝。昨年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズに続いて大レース2勝目。能力に秀でた馬というのは,逃げてしまうか,後方から外を回って追い込むかが,最も不利を受けにくく,この馬は後者のパターン。それはこの馬の力がそれだけ抜きん出ていることの証明でもあります。まだこの勝利もこの馬にとっては通過点でしかないと思われます。父はスペシャルウィーク,母はビワハイジで,日本での母系祖先はアグサン。馬名はスペイン語で素晴らしい眺め。
 鞍上は安藤勝己騎手。昨年の有馬記念以来の大レース優勝。桜花賞は一昨々年一昨年に連覇していてこれが3勝目。管理するのは松田博資調教師で,大レースは阪神ジュベナイルフィリーズ以来,桜花賞は2勝目です。

 詳しくはまた後で説明することになるかと思いますが,糖尿病という病気には運動が大きく関係してきますので,この点についても少しばかり記述しておくことにします。
 端的にいいますと僕は運動は苦手です。たとえば,小学校のとき,僕の学校の通信簿はABCの三段階評価,たぶん相対評価でしたが,僕はBというのを1度か2度取ったことがあるだけで,あとは常にCでした。通信簿は年3回,6年間で18回もらうわけで,そのほとんどがCだったわけですから,僕がどれほど運動が苦手であったかはこれだけで理解してもらえるのではないかと思います。短距離走だろうと球技だろうと水泳だろうと体操だろうと,まあ小学校時代の体育というのはこれですべてであったと思うのですが,どれもこれも僕は人並みにはできませんでした。
 小学校時代がずっとこの調子だったわけですから,これが中学校に入って急激に改善されるというわけもありません。中学校に入ると同じ相対評価でも5段階評価となります。さすがに1を取ったことはありませんが,これは保健の試験も成績に反映されるからです。それでも普通は2で,3が取れればよい方だったのではないかと思います。
 高校は今度は絶対評価の5段階評価。これはクリアすべき基準というのがそうも厳しくありませんでしたので,必ず3は取れました。ただしこれはあくまでもそうした基準下での絶対評価であったからで,もしも相対評価であれば,僕が3を取るのはやはり厳しかったのではないかと思います。
 普通に考えれば分かると思いますが,このように自分自身が苦手であるようなことを好きになるということはありません。ですから僕にとって運動というのは,基本的には面倒なものであり,少なくとも自ら進んで行うようなものではありません。なので僕は基本的にはずっとそういう生活を送ってきたということになります。
コメント
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