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スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

青森記念&属性の場合

2007-09-25 20:48:25 | 競輪
 地元地区の北日本勢が準決勝までで揃って敗退してしまった青森記念決勝(動画)。
 Sは渡辺選手が取りましたが,室井選手が上がってくるとこれを前に入れ,石丸選手の前受け。石毛選手が中団で荒井選手が後方。後閑選手は最後尾からの周回。残り2周から荒井選手が徐々に車を上げていき,打鐘で石丸選手に並び掛けるとホームでこれを叩き,後閑選手まで4車で出きりました。一旦は下がった石毛選手が巻き返す構えを見せると荒井選手も踏み出して先行。石毛選手は荒井選手に並び掛けるところまでいきましたが,荒井選手がうまく合わせきってこのラインでの争いに。番手から原選手が抜け出して優勝。内に行った3番手の浜口選手は伸びを欠き,4番手から後閑選手が2着に入り,逃げた荒井選手とバック9番手から直線は中をよく伸びた室井選手が同着で3着を分け合っています。
 優勝した佐賀の原司選手は5月の平塚記念に続いて2度目の記念競輪優勝。そのときも弟子である荒井選手の番手からの競走でしたが,自力発進のような形になった当時に比べれば,今日は荒井選手が直線まで先頭できましたので,もっと楽だったのではないかと思います。
 荒井選手は普段は前受けすることが多いのですが,今日は師匠が番手ということで後ろ攻め。メンバー的には平塚より先行しやすかったと思いますが,石毛選手を前に出させなかったあたり,力もみせたと思います。

 王位戦七番勝負第七局振駒で先手となったのは深浦康市八段。羽生善治王位の作戦はごきげん中飛車で,僕の予想は外れました。先手が穴熊にし,後手は飛車を浮いてから3筋に転換。封じ手はさすがに飛車が引く一手でしょう。羽生王位の方が1時間強,持ち時間を消費しています。

 この,事物がほかの事物によって限定されるということを,ある事物とほかの事物のそれぞれを主語と述語にした場合の,否定文の命題から考えることによって生じてくる問題というのは,無限様態の場合だけではなく,絶対に無限である神の本性を構成するものとしての各々の属性の場合にも生じていると考えられるかもしれません。つまり,神のある属性は無限ではないという命題は,一見して偽の命題であるのに対して,無限であるものは神のある属性ではないという命題は,一見して真の命題ですから,やはり同様に,神の属性は無限であるものによって限定されるということが,これらの命題文の検証によって生じているように思えるからです。
 しかし,僕は属性の場合には無限様態の場合と異なり,実はこうした問題は出現していないと考えています。そこで先に,なぜ命題文の構成のされ方は同様であるのに,無限様態の場合だけが問題を生じさせ,属性の場合にはそうではないと僕が考えているのかということを説明しておきます。また,先にこのことを説明しておくことによって,無限様態と無限であるものとの間に,どのような関係が生じてしまっているのかということについても,さらにその詳細が明らかになるのではないかと思います。
コメント
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