スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

朝日オープン&参考文献

2006-03-10 21:04:50 | 将棋
 将棋の朝日オープンの挑戦者決定戦は,藤井九段が郷田九段に勝って挑戦決定。後手の藤井システムに先手の5筋位取りと,意外に少ない戦型でした。棋譜は朝日新聞のページで。羽生・藤井の番勝負は竜王戦以来ですね。

 登場するかもしれない参考文献を紹介します。日本語以外の言語ができないので,外国語で書かれたものはすべて邦訳されたものです。
 まずドゥルーズの2冊。『スピノザと表現の問題』と『スピノザ 実践の哲学』。前者は非常に内容が濃く,最も役立ちました。後者には主要な概念集が含まれていて便利でした。
 アランの『スピノザに倣いて』。これは『エチカ』の要約です。初心者はエチカを読むより『エチカ』を理解できるかもしれません。
 エドウィン・カーリーの『スピノザ『エチカ』を読む』。いくつかの定理に対して,鋭い問題提起がされています。
 「現代思想」の総特集スピノザ号は,神学から政治学まで論じられていますが,『エチカ』についても唸らされる論文が含まれています。
 ヨベルの『スピノザ 異端の系譜』はおそろしく部厚い本。大変に興味深い内容ですが,『エチカ』の理解のために役立つ部分は少ないかも。
 マシュレの『ヘーゲルかスピノザか』は,僕にヘーゲル哲学に対する理解が薄く,十分に読みこなせませんでしたが,スピノザの哲学に関する限りでは,名著のひとつではないでしょうか。
 最後につい先日亡くなられた清水禮子さんの『破門の哲学』。スピノザの生活の側から哲学理解を試みた,ある意味,異色作です。
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