我想一個人映画美的blog

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2014☆ベスト&ワースト映画 /2014 BEST&WORST MOVIE☆

2014-12-31 09:30:52 | 1999~2023☆BEST&WORST

 

 

 

今年で17年目

独断と完全なる好みで選ぶ、年末の映画ランキング

毎年言ってますが、個人の選出によるものなので映画の出来の良さではなく、

面白かったもの、好きというのを重視

ちなみにつけた得点数順というわけではありません。


 対象となるのは 2014年に公開された作品(既に観た来年公開作品はランキングに入れず)
ことしは劇場にて 86本。
(試写含む、機内映画含まず。気に入って2回以上観た作品は1本と計算。)
おウチ鑑賞 DVD 約 58本(以前1度観た作品&レビューを書かなかったDVD新作&過去作品含む)

計144本。

タイトルクリックでレビューへ飛びます。
いつものようにラジー賞付き(※愛すべきダメ作品) 

劇場で観た作品は今年も全てレビュー済み。

DVDで観たのでは未レビュー多数あり。


 では早速ベスト10から

 

 

 2014年 BEST MOVIE



1位

怪しい彼女  (ファン・ドンヒョク)

1位と2位、今年も迷った~けどやっぱりこっち

おばあさんがある日突然、、、、

たくさん笑ってほろりときて、キャスト、音楽も最高

とにかく観てない人は観て♪ DVDは1月7日にリリース




2位

 リアリティのダンス (アレハンドロ・ホドロフスキー)

ホドロフスキー監督の23年ぶりの新作!

幼少期のホドロフスキーと権威的な父親、息子を自身の父親の生まれ変わりと信じるオペラ歌手の母親。

リアルと理想と幻想が交差するファンタジー。

そのストーリーと映像に魅了される130分 見応えあり





3位

 ゴーン・ガール  (デヴィッド・フィンチャー)

フィンチャー×ベン・アフレック×ロザムンド・パイク。

キャストが皆イイ ベンはベンらしく、ロザムンドも魅力的。

一筋縄でいかない脚本、予測出来ない動き。意外なところへの着地。

こんな●●があったとは! (観た後のネタバレトークはコメント欄でOKです☆)

最初から最後まで面白い。本当の意味での人間の怖さを見せつけられる

 

 

 

 

4位

  西遊記 はじまりのはじまり (チャウ・シンチー)

 待ちに待った、シンチーの新作

シンチー特有のおバカ健在で笑った~

あの、西遊記のはじまりを描いた ビギニング版。彼らが旅に出るまでのお話。

それにしてもキャラがみーんな、毎度濃くて面白すぎるし

劇場でも一回観たかったのに行けなかったのでDVDはやくー

 

 

 

5位

 オオカミは嘘をつく  (アハロン・ケシャレス

 タランティーノが暫定1位に予定してるというだけある、イスラエル映画。

最初から最後まで、ダレることなく無駄なくみせる110分

いや~これよく出来てたし、かなり面白かった

60以上に見えるのに「45才」だというおっちゃんにも注目

 

 

 

6位

 それでも夜は明ける  (スティーブ・マックイーン)

今年のアカデミー賞作品賞受賞作。

それも納得の面白さ。

突然とらわれた、罪もない人間。肌の色だけで、、、、 人間としての尊厳とは。

絶望を希望に変えて、家族に会いたい一心で、生きようと願う。 力強い1本!

 

 

 

7位

 オンリー・ゴッド   (ニコラス・ウィンディング・レヴィン)

 独特なタイ、バンコクの空気感。

何が起きるかわからない不穏な雰囲気の中で

淡々と繰り広げられる狂気とバイオレンス、静かで熱い復讐劇!

ライアンの格好良さはもちろんのこと、マイナーなB級ホラー系の音付けがまた良い。

この世界観はかなり意見が分かれるであろう、異色作。

 

 

 

 

8位

 プリズナーズ    (ドゥニ・ヴィルヌーヴ)

 ヒュー様もいいけど、ジェイク・ギレンホールがまた素晴らしい

そして、強烈な脇役者、ポール・ダノの怪演。

演出、キャスト、脚本、3拍子揃ったサスペンスの傑作。

 

 

 

 

9位

 スノーピアサー    (ポン・ジュノ)

キャストがとにかく最高

ティルダ・スィントンのヘンなキャラに5千点

地球の氷河期。人類の大半が死滅、世界の絶滅一歩手前、大寒波の世界。

全生存者を乗せて1年かけて世界一周し走り続ける列車の中で形成された

階級社会の中、一番下っ端、後ろの車両から一番前に移って殺るか殺られるか

 

 

 

 

 

10位

1/11 じゅういちぶんのいち」   (片岡 翔)

10位以降次点はどれもおなじ位、良かったのでどれが来てもいいくらいだったんだけど

みずみずしい、キラキラの青春+ファンタジーを映像化した

手前ミソながら、弟、片岡翔の初の商業監督デビュー作。

お世辞でもなく身内だからでもなく、役者さんたちの初々しい演技含め良かった

Yahoo!や映画com.など映画サイトのランキングなどでも高得点、

熱烈なコミックファンに支えられた作品の実写化ということで不安、

かなりのプレッシャーのなか、原作ファンの方たちからもお褒めの言葉を頂いた良作です

今年のお気に入り作品のひとつとなった

映画ブロガーの皆様にも沢山観て頂き、ありがとうございました!!

 

サッカーは、一人でやるものじゃない、皆でやるもの。一人が欠けても力は発揮出来ない。

単なるサッカー映画というのではなく、夢に向かってひたむきに頑張れば現実になる。

新しい事をはじめる、または続ける勇気と、新鮮な気持ちをもらえる作品。まだの方、DVDでぜひ

 

 

 

 

次点

 

「チョコレート・ドーナツ」「悪童日記」「嗤う分身」「LIFE!

アバウト・タイム 愛おしい時間について」「デンジャラス・バディ」「ラヴ・レース

ビフォア・ミッドナイト」「新しき世界」「ファイ 悪魔に育てられた少年」「かぐや姫の物語

 

大好きな監督作リチャード・リンクレイターの「6才のボクが、大人になるまで。」と

スパイク・ジョーンズの「Her 世界でひとつの彼女」は世間では評判いいけど

わたしは共に期待したほどツボにこなかったな~

 

 未レビュー映画では、ジョシュ・ホロウェイの「バトル・オブ・ザ・イヤー ダンス世界決戦」

ジェニファー・アニストン出演の「なんちゃって家族」

この2本は近々書きたいんだけど、、、

他に未レビューでは「嘆きのピエタ」「ドリンキングバディーズ」「恋するリベラーチェ」「ROOM238」


未レビューDVD鑑賞のワースト

「スプリングブレイカーズ」「俺たちニュースキャスター2」「マニアック」「スティラーズ」

 

 

 

 2014年 WORST MOVIE

 

1位

トランセンデンス   (ウォーリー・フィスター)

最近のジョニーさんの作品選び、どうした

としかいいようがない

脚本ダメダメ。

今年いちばんつまんなすぎた作品としてもう内容ほとんど覚えてない

いいキャスト無駄使い

来年もジョニーさん、2、3本既に日本公開作決まってるけどだいじょーぶ?

 

 

 

2位

 GODZILLA ゴジラ  (ギャレス・エドワーズ)

もともと興味もないゴジラもの。

ツッコミどころ多くつまらなすぎた。

ごめんなさい、わたしが観る映画じゃなかった

 

 

 

3位

 オールド・ボーイ(米リメイク)  (スパイク・リー)

パク・チャヌク×チェ・ミンシクのオリジナルに敵うハズなし。

ベースはほぼ同じだけど

復讐に至った大元の理由が弱すぎ。

あえて変えたラストが嫌。キャストが嫌。

そもそもリメイクする必要なし

 

 

4位

 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

(アンソニー・ルッソ)

この内容で2時間超え長過ぎ

キャストはいいのにどうにも面白味を感じない。

前作もダメだったからもう相性悪いのね。

 

 

 

 

5位

 FRANK フランク   (レニー・アブラハムソン)

 マイケル・ファスベンダーが被り物を絶対とらないナイーブなキャラに。

話題先行で期待してたけどつまらなくてがっかり。笑いどこも全くツボにこず。

キャラそれぞれにも魅力感じず退屈でした~

ま、もちろん このカンジ好きな人は好きだろうけど。

 ちなみに原作はこちらもダメだった「ヤギと男と男と壁と」の人。

 

 


特別賞

migが選ぶ、勝手に賞を与えたい映画

ダラス・バイヤーズ・クラブ」「MUD マッド」「インターステラー」「ウルフ・オブ・ウォールストリート

 今年はオスカーも受賞したマコ様の功績、活躍を讃えずにはいられません

ってことで次々と話題の名作に出演のマコノヒー様に期待もこめ

今年のマコ様出演作(映画)すべてに

 

 


 


話題賞
わたしのblog内で今年トラックバックが一番多かった映画に勝手に贈ります!

 インターステラー」 (クリストファー・ノーラン)  65TB

今年の映画を語るにははずせないほど話題の1本でした~

はじめの方、退屈だったけどその後の展開が見事で印象的なSF

 




哀しきDVDスルー

 良い映画、面白い映画なのに惜しくも劇場公開されず、もったいない作品に送ります!

 俺たちスーパーマジシャン   (ドン・スカーディノ) 

マジシャンものにハズレなし

ブシェミとカレルのスティーブコンビ×ジム・キャリーが笑える

これ地味に今年のお気に入りコメディ。




 

来年、公開求む

 まだ日本公開されていない作品から1本。

 ザ・インタビュー    (エヴァン・ゴールドバーグ&セス・ローゲン)

映画「ザ・インタビュー(原題:THE INTERVIEW)」予告編

 

北朝鮮の最高指令者である金正恩第1書記を暗殺というきわめてスレスレだけど

実在のトップを暗殺という過激に聞こえるアイディアだけど、

実はバカバカしい笑いに溢れたファンタジーコメディーという様で

そりゃそうでしょう、セスローゲンだもの。 ってことで、日本公開希望!

ダメなら素早くDVDスルーででも




 

THE RAZZIES MOVIE

 

ラジーとワーストは別です★ こちらは「愛すべき」オバカ作品が該当となる。

今年はこれぞ、ラジー!っていうの、あまりピンとこなかったなー。

本作は決してダメではないんだけど


原作はもちろん本人が手がけた、楳図かずお初監督作品!

亡き母親への愛がつまった、楳図流。

オバカってより、かなりマジメにやってるんだけどだからこそ、

本人が撮っただけあり楳図流おかしい一面もありいい意味で面白い。





以上、2014年は例年よりは減りつつも去年よりも劇場で少し多く観る事ができたし、

blogやTwitterでも、今まで通り 皆様と観た後の感想などシェアしたり

更新は週、2、3回と減ってしまってきてるけど、変わらずアクセスしてくださる方々に感謝

2015年はどんな素敵な映画との出逢いがあるかな。

イーストウッドのは見送ったのでレイトでまだやってるところあるので年明け観ようかな。

皆さんのベストもじっくり拝見します~楽しみ。



今年も一年、ありがとうございました 

それでは皆様、良いお年を、、、、





このオッサンに注目~! (ベン・アフレック篇)

2014-12-28 14:00:29 | このオッサンに注目~!!

 

 

わたしの個人的ファンのオッサン(一応、40歳以上で設定)を勝手に紹介しちゃうこのコーナー、

本当は2年前に予定していた昔から大好きなこのお方。

第28回目となる今回は、あまりオッサンとは呼べない感じだけど近年は監督業が評価され

現在、主演を務めた「ゴーン・ガール」が大ヒット中

多彩な才能を魅せる、ベン・アフレックさんです~


93年の「チェイシング・エイミー」くらいから好きで

「アルマゲドン」主演でブルース・ウィリスと来日し、

試写上映前の軽いマスコミパーティみたいなのに参加したときに

黒いタキシードのまま、一人寂しい感じで壁の花?のように立ってた素朴な感じが

印象的でますますファンになっちゃった

まさかあの彼がこんな大物になるとは  笑。(アルマゲドンで主演も既にすごいけど)

 

  ベン・アフレック 

                      

                                                   Benjamin Geza Affleck

 

本名    ベンジャミン・ゲザ・アフレック

生年月日 1972年 8月 15日    身長  192cm

監督,俳優,脚本家,プロデューサー

 

出身地 カリフォルニア州 バークレー

高校 Latin High School 1990年に卒業する。

大学 University of Vermont(ヴァーモント州 バーリントン)1学期だけ在籍し、中退する。

大学 Occidental College(カリフォルニア州 イーグルロック)1992年に入学し、1年後に中退する。

 

【バイオグラフィー】 

子役としてバーガーキングのテレビCMやテレビシリーズ、テレビ映画などに出演する。

両親の離婚後、小学校の教師だった母の下、弟で俳優のケイシー・アフレックと共にマサチューセッツ州で育つ。

そこで8歳の時に知り合ったのが、後に「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で共同脚本を書き、アカデミー賞およびゴールデングローブ賞の脚本賞を受賞することになるマット・デイモン。

1981年「The Dark End of the Street(原題)」の端役で映画俳優デビュー。

「チェイシング・エイミー」(97)で注目を受け、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でブレイク。

その後は「アルマゲドン」や「レインディア・ゲーム」、「パール・ハーバー」など話題作、大作に出演。

2007年には、地元ボストンを舞台にしたデニ ス・レヘインの傑作小説を映画化した「ゴーン・ベイビー・ゴーン」で念願の長編監督デビューを果たし、各方面から高い評価を受けるなど改めてその才能の高さを証明してみせた。

再びボストンを舞台にした監督2作目の「ザ・タウン」(10)も好評を博し、イランでのアメリカ大使館人質事件を全編に渡って緊張感たっぷりに描いた3作目の「アルゴ」(12)は、各方面で絶賛され、賞レースを快走。

アカデミー賞では大方の予想に反して監督賞にノミネートされず物議を醸したが、みごと作品賞に輝き、

作り手として成功を収める形となった。

 

 

元カノ

元彼女 チェイニー・ロスマン
高校時代の恋人で、1990年から1997年にかけて付き合ったり別れたりを繰り返す。

元婚約者 ジェニファー・ロペス(女優・歌手)
映画「ジーリ」の共演で知り合い、2002年7月に交際を始める。映画「世界で一番パパが好き」でも再び共演し、2002年11月に婚約を発表するが、2004年1月に婚約を解消する。

 

元彼女 グゥイネス・パルトロウ(女優)
1998年の映画「恋におちたシェイクスピア」で共演。グウィネスがブラピと破局した後、1998年から1999年まで交際。

 

家族

父親 ティモシー・アフレック(ソーシャルワーカー)
1984年にベンの母親と離婚する。アルコール中毒の治療を受けたことがある。

母親 クリス・アフレック(小学校の先生)
1984年にベンの父親と離婚する。

弟 ケイシー・アフレック(俳優)
1975年8月12日生まれ。ベンが初監督の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007年)で主演を務めた。

並ぶとやっぱりちょい似てる

 

 

妻 ジェニファー・ガーナー (女優)

2003年の映画「デアデビル」の共演がきっかけ。2004年から交際が始まる。

一番最近今月12日のフォト。

 

どこにでもいるパパラッチに露骨に不機嫌顔なふたり。お似合い。

 

2005年4月に婚約し、同年6月29日にカリブ諸島のリゾートParrot Cayで結婚。

2005年12月1日に長女ヴァイオレットちゃん、2009年1月6日に次女セラフィーナちゃん、

2012年11月27日に長男のサミュエルくん誕生。

 

 

 

 主な受賞暦

1997年 第70回アカデミー賞 脚本賞「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」

 

2006年 第63回ヴェネチア国際映画祭 最優秀男優賞 「ハリウッドランド」

 

1997年 第55回ゴールデングローブ賞 脚本賞「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」

 

2012年 第70回ゴールデングローブ賞 作品賞&監督賞 「アルゴ」

2012年 第85回アカデミー賞 作品賞 「アルゴ」




【監督作品】

 2007年   「ゴーン・ベイビー・ゴーン」

2010年    「ザ・タウン」

2012年    「アルゴ」

 

 

 

 【出演作】

●1981年 The Dark End of the Street 
1989年 フィールド・オブ・ドリームス / Field of Dreams

1991年 ガラスの絆 / Daddy

1992年 バッフィ/ザ・バンパイア・キラー / Buffy the Vampire Slayer

1992年 青春の輝き / School Ties

1993年 I Killed My Lesbian Wife, Hung Her on a Meat Hook,

and Now I Have a Three-Picture Deal at Disney (監督)

1993年 バッド・チューニング / Dazed and Confused


1995年 モール・ラッツ / Mallrats

1995年 グローリー・デイズ~旅立ちの日~ / Glory Daze

1997年 インディアナポリスの夏/青春の傷痕 / Going All the Way

1997年 チェイシング・エイミー / Chasing Amy


1997年 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち / Good Will Hunting (脚本/原案, 出演)

 

1998年 恋におちたシェイクスピア / Shakespeare in Love


1998年 ファントム / Phantoms

1998年 アルマゲドン / Armageddon


1999年 ドグマ / Dogma

1999年 恋は嵐のように / Forces of Nature ←角度すごいんだよねこれ笑

1999年 200本のたばこ / 200 Cigarettes

2000年 ヨセフ物語 ~夢の力~ / Joseph: King of Dreams

2000年 偶然の恋人 / Bounce

2000年 レインディア・ゲーム / Reindeer Games

2000年 マネー・ゲーム / Boiler Room

2001年 Daddy and Them

●2001年 Crossing Cords (製作)

2001年 AFI's 100 Years... 100 Thrills: America's Most Heart-Pounding Movies

2001年 パール・ハーバー / Pearl Harbor

2001年 ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 / Jay and Silent Bob Strike Back


2002年 夏休みのレモネード / Stolen Summer (製作)

●2002年 Speakeasy (製作)

2002年 チェンジング・レーン / Changing Lanes

2002年 恋の方程式 あなたのハートにクリック2 / The Third Wheel (出演, 製作)

2002年 トータル・フィアーズ / The Sum of All Fears

2003年 101 Most Shocking Moments in Entertainment

2003年 ペイチェック 消された記憶 / Paycheck


2003年 デアデビル / Daredevil

●2003年 ジーリ / Gigli 


●2003年 The Battle of Shaker Heights (製作)

2004年 華氏911 / Fahrenheit 9/11

●2004年 世界で一番パパが好き! / Jersey Girl

●2004年 恋のクリスマス大作戦 / Surviving Christmas

2005年 The FEAST/ザ・フィースト (製作)

●2005年 Tsunami Aid: A Concert of Hope

2006年 クラークス2 バーガーショップ戦記 / Clerks II

●2006年 ハリウッドランド / Hollywoodland


●2006年 スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい / Smokin' Aces

●2006年 男と女の大人可愛い恋愛法則 / Man About Town

2007年 ゴーン・ベイビー・ゴーン / Gone Baby Gone (監督, 脚本/原案)

 

2009年 そんな彼なら捨てちゃえば? / He's Just Not That Into You

●2009年 消されたヘッドライン / State of Play

●2009年 シンディにおまかせ / Extract

●2009年 Reporter (製作)

2010年 カンパニー・メン / The Company Men 

●2010年 ザ・タウン / The Town (監督, 脚本/原案, 出演)

 

●2010年 Sundance Skippy

2011年 Unite for Japan

2012年 アルゴ / Argo (監督, 出演, 製作)

2012年 トゥ・ザ・ワンダー / To the Wonder


2013年 ランナーランナー / Runner Runner


2014年 ゴーン・ガール / Gone Girl


2015年 More Time with Family (30分のコメディドラマ製作)マットと。

2015年 Live by Night(監督,脚本)

2016年 Batman v Superman: Dawn of Justice

 

 

テレビ

  • 2002年 オズボーンズ / The Osbournes (MTV - Music Television)
    • シーズン2の2話『What Goes Up...』(2002/11/26)(ゲスト出演)
  • 1999年 ラリーのミッドライフ・クライシス / Curb Your Enthusiasm (HBO)
    • シーズン7の8話『Officer Krupke』(2009/11/8)(ゲスト出演)
  • 1994年 アクターズ・スタジオ・インタビュー / Inside the Actors Studio (Bravo)


    • The Voyage of the Mimi(1981年)
    • シーズン7の1話『Ben Affleck』(2000/12/3)(ゲスト出演)
  • 1975年 Saturday Night Live (NBC)
    • シーズン38の745話『Ben Affleck/Kanye West』(2013/5/18)(準レギュラー出演)
    • シーズン34の7話『Ben Affleck/David Cook』(2008/11/1)(準レギュラー出演)
    • シーズン30の1話『Ben Affleck/Nelly』(2004/10/2)(準レギュラー出演)
    • シーズン29の15話『Ben Affleck/N.E.R.D.』(2004/3/13)(準レギュラー出演)
    • シーズン26の16話『Conan O'Brien/Don Henley』(2001/3/10)(準レギュラー出演)
    • シーズン25の14話『Ben Affleck/Fiona Apple』(2000/2/19)(準レギュラー出演)
    • シーズン24の12話『Gwyneth Paltrow/Barenaked Ladies』(1999/2/6)(準レギュラー出演)
    • 『The Best of Jimmy Fallon』(2004/10/16)(準レギュラー出演)
    • 『Best of Molly Shannon』(2001/3/20)(準レギュラー出演)

『アルゴ』ベン・アフレック インタビュー

 

 

 

             ベンについてのトリビア

 

元恋人のジェニファー・ロペスと交際していたときのことを「最悪だった」と語り。

当時を振り返り「あのときのことを考えると気持ちが息苦しくなる。自分が情けなかったし、汚らわしいよ」と告白。

プロから指導を受け、実は大変な凄腕ポーカープレイヤーとして有名。

’04年にカリフォルニア州の大会に出て約35万ドルを獲得、ワールドポーカー大会へと出た話は有名。

その後はセレブのチャリティーポーカー大会の常連。

一方その裏で、2005年~2008年にあったオンラインポーカーの被害者として

最も多くの額を騙しとられた、としても有名になってしまった

 

サラ・シルバーマン(「スクール・オブ・ロック」でも同居人マイクホワイトの彼女役)

のビデオ「I'm Fucking Matt Damon」に対するレスポンス作、ジミー・キンメルショウで

ベン主演で作られたパクリビデオがある。

キャメロン、ハリソン・フォード、ロビン・ウィリアムズ、ドン・チードル、ブラピなど大物も出演。

I'm Facking Ben Affleck

 

非営利慈善団体のA-Tチルドレンズ・プロジェクトの支援をしていて、

積極的にチャリティー開催や、病気のこどもたちに会いにいったりしている。

'08年から、コンゴの難民の窮境を短編映画として公開、国連と協力。'10年3月に東今後イニシアティブを設立。

レイプや性的暴力の生存者を支援、医療や教育へのアクセスを増やし、

経済的機会を促進させたコミュニティレベルの平和と和解のプログラムを実行。

2014年 先月の11月、NYにてチャリティー貢献を表彰された。

 

民主党支持者。2004年アメリカ合衆国大統領選挙ではジョン・ケリー、2008年アメリカ合衆国大統領選挙ではオバマを支持。

以前はアルコール依存症でリハビリをしていたが、現在は大丈夫。

親友はマット・デイモン(皆さんご存知の通り)

共演作もいくつかあるけど、本当に仲良し。そろそろ再共演が観たい。

 

公開中のベン主演×フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」の中で

ベンのシャワーシーンがあるが、それは正面からも全く隠さないフルヌード。(フルフロンタルという)

ハリウッドでは女優含め、もろに露出することをチープだと思われてる為、

ベッドシーンで不自然なほどシーツやブラなどをつけて隠すことが多い中

「この映画はヨーロッパ風アプローチで撮られている。無理やりシーツで乳首を隠す、

というようなわざとらしい事を、デイビッド(フィンチャー監督)は絶対に許さなかった」とベンは語る。

監督は最初から「演技の中で見栄は一切許されない、見栄を捨て去って望んで欲しい」と警告したらしい。

「3Dで観て欲しいよ」とベンは笑った。

 

もちろん、ぼかしてたけどね

 ※画像探したけどこれしかなかった 笑

 

 

        

               ベン関連作品、migレビュー

 昔の多いからレビュー書いてるの少ないなー

ゴーン・ベイビー・ゴーン

 

ハリウッドランド

消されたヘッドライン

そんな彼なら捨てちゃえば

ザ・タウン

アルゴ

トゥ・ザ・ワンダー

ゴーン・ガール

 

 

 絶賛公開中の「ゴーン・ガール」について、

「デートをしてる最中は良いところばかりを見せようと頑張り、自分を誇大広告するの が普通だろう?」と笑うベン。「時間が経って『ちょっと違うんじゃないか?』と思い出した時に、そのギャップを埋めようと努力するだけの愛が残っているか どうかが、分かれ目になると思う。僕はいい妻に巡り会えて、“ベーリー ラッキー”なんだ」

と作品について語った。

この冬、イチオシ映画。まだの方は是非、劇場で

 

 

NEXT  ben、、、、

ディカプリオとともに、プロデュースし、ベンが監督/脚色する新作 「Live by Night」は2015年公開

イーストウッドの『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインの小説「夜に生きる」を映画化。

キャストには今回新たにシエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、エル・ファニングが決定したばかり。

日本でも早く公開して欲しい~

 

 

それと、決定時には賛否あったベンのバットマン役

今では皆が認めて盛り上がってるけど

バットマンはあごとか、口とか大事だからね♡ベン、ぴったりでしょ

 

「マン・オブ・スティール」の続編。バットマンとスーパーマンが初共演を果たす映画としても話題。

スーパーマンを演じるのは「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カヴィルで、同じくザック・スナイダー監督がメガホン、

クリストファー・ノーラン監督が製作総指揮を務める。全米公開日は2015年7月17日

 

 

 

次のオッサンコーナー、また来年

 

 


マップ・トゥ・ザ・スターズ/MAPS TO THE STARS

2014-12-26 00:33:33 | 劇場&試写★6以上

 

 

ハリウッドでリムジン運転手をしていた脚本家ブルース・ワグナーが実際に体験した話を基に、

デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化

ハリウッドの闇の一幕を垣間みる。

 

クローネンバーグ作品は大好きなので新作楽しみにしてました~

 

 

本作で第67回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝いたジュリアン・ムーア

女優の母親を火事で亡くしたエキセントリックな落ちぶれた女優、ハバナ。

 

 

 

キャリー・フィッシャーがsnsで知り合ったから雇ってあげてくれと

見知らぬ、顔にアザのある女を個人秘書として雇う。

過去に問題あり。アガサに、ミア・ワシコウスカ。

本当、この子ってメイク薄めで幸薄い役似合う。

 

カメオくらいの出演、キャリー・フィッシャー。

ご存知、「スターウォーズ」のレイア姫ね。

 

 

ハリウッドで役者を夢見てリムジン運転手をしてるジェロームに

前作「コズモポリス」でクローネンバーグのお気に入りとなったロブこと

ロバート・パティンソン。もうすっかりヴァンパイア臭は抜けたね

 

 

ジョン・キューザック演じるスタッフォードはセレブ御用達セラピスト。

 

クローネンバーグの最近のお気に入り、サラ・ガドンもロブと夫婦役をしたばかりで続投。

ハバナの母親で亡き女優役。

華奢で綺麗だから確かに何となく幽霊向き 笑。

 

ハリウッドの典型的なセレブ家族のワイス家。父は、テレビ番組も持つセレブ向けのセラピストで、

ドラッグの問題を乗り越えた超有名子役の息子ベンジーと、ステージママであるクリスティーナと暮らしている。

何不自由なく富と名声も手に入れたように見えるワイス家だが、実はこの一家には 封印された秘密があった。

こちらも神経質そうな母、クリスティーナにオリビア・ウィリアムズ。

小生意気なセレブの息子で子役のボクちゃんは

首が長過ぎるのか肩幅なさすぎなのか、全体的にアンバランスで不思議。

劇中でそこじっくり見ちゃった

 

 

パジャマとかでもいーと思うんだが何故か下着姿で

ツボ押しとかしてなにげにいやらしい感じ 笑

 

 

逃れられない家族の業。

 

 

アガサが唱える謎の呪文とは。

 

 

7/10(71点)

 

 

ネタバレありレビュー

いったい何がどうなってるのか、どう繋がってくのか

不調和音の中、話しは進んでいく。

 

父と母の近親相姦のより産まれたのがアガサ。その呪縛は彼女をおかしくした。

そして小さな弟と結婚遊びをしていた。

二人が一緒の時、アガサは火をつけ事故を起こす。

 

ミア演じるアガサは、いつ何をしてかすかわからない不安人物。

数年後、病院から出てハリウッドにやってきた

セレブであるハバナに近づいた理由は、数年前自分を隔離した父親に近づくため。

 

ハバナは、幼い頃に自分に性的暴行をしていた

火事で死んだ母親の霊が自分に話しかけてくる(幻覚)病で苦しんでいる。

そして女優としての再起をかけ、母親が昔主演した映画のリメイクで

自分が主演を出来るかどうかに賭けているところ。

 

そこへ、アガサがやって来て この顔にアザのある子を雇えば全てうまく行くかも

という根拠のない期待感を持って招き入れる。

 

が、それが運の尽き。

 

運転手の男(ロブ)とは恋人になりかけるが

 

欲求不満の女、ハバナがこの男を求めたことに応じたからアガサの嫉妬心に火がつく。

 

よく知らない女を調べもせずに雇うなんて甘過ぎ!

 

ぶち切れアガサがその後起こした行動は、想像通り。

それにしても、

母親主演作のリメイク映画の主演に落ち、オーディションで決まった女優の息子が突然溺れて死に、

自分に役がまわって来たときの不謹慎な喜びの舞。

死んだ男の子の名前も歌(歌詞)に入れて、怖さ倍増。

 

わりと冒頭でも、

父親がTV番組に出てるのが映る部屋で、なにげにへんな踊りをしてるミアがツボ。

 

そしてハバナがトイレでお腹こわしたといって、

アガサと恋愛のお相手についてトイレの戸を開けたまんま

話してるシーンで、ブブーっとかお腹壊しつつのおならを2回くらい強烈にだして

お尻ふいて、臭いとか言ってるの、すごいな。

ジュリアン・ムーア。 さすが、賞をとっただけある!(そこじゃないか)

 

ロブ、あそこでアレするために存在。

 

子供の幽霊が時折見えてしまうアガサとその有名子役の弟。

なんだか色んなテイストをちりばめながら、

子役にまつわる苦労や、実名でどんどん出てくるハリウッドスター、

そしていくつかの映画のタイトルなど、映画ファンなら聞いてて面白く感じるところも

いくつか。

ハリウッドの風刺とか言われながらそこまで深く描いてるわけじゃない。

 

あれだけ「イカレた姉」と罵倒し、認識してたのに

TVドラマで自分より美味しいとこをさらっていく子役に嫉妬して、

殺してしまい、役をおろされ 友人の犬も殺してしまったことから

行く場所もなくした弟は

あっけなく姉アガサの元へいく。

そして幼い頃のように、二人の愛の誓いをたてる、、、、、

って展開が唐突すぎやしないか。 って違和感ありすぎだった。

両親の過去の背景ももっとしっかり描いて欲しかったし

 

アガサの狂気がみえてきてからは、増々面白くなると思ったのに

あっさりと、面白いキャラのハバナを殺してしまい

意外と何もなく終わってしまった感が残ったのが少し残念で期待ほどにはいかなかった。

観てる時はずーっと引込まれてただけに惜しいな~

全体的にやや描き方不足。

 

気になる方、ミアファン、ロブのファン、クローネンバーグファンはもちろんぜひ劇場で

 

しかし新宿武蔵野館、ちっちゃい劇場でのみだから混み混み!

立ち見で観ちゃったら遠くだと細かいところよく見えない。

やっぱり映画館では大画面を迫力で前方よりめで観るのが好きだな。


 

 映画『マップ・トゥ・ザ・スターズ』予告編

 

ワイス家は典型的なハリウッドのセレブファミリー。父のワイスはセレブ向けのセラピストとして、TV番組も持つ成功者。13歳の息子ベンジーは、ドラッグの問題を乗り越え、超有名子役としてブレイク中。そして母親のクリスティーナは、ステージママとして息子の出演作の物色にいとまがない。一見なんの不自由もなく、富も名声も手に入れたワイス家。しかしこの一家には、封印された秘密があった....。ワイスのセラピーを受けている落ち目の有名女優ハバナは知人の紹介で顔に火傷の跡がある少女アガサを個人秘書として雇うが、実はこの少女はある問題を起こしてフロリダの施設に入れられていたワイス家の長女だった。アガサがハリウッドに戻ってきたことによって、封印されていた秘密が明らかになり、一家や周囲の人々の歯車は狂い始める――。

 

 

 

  公式サイト

MAP TO THE STARS         2014年          カナダ/アメリカ/ドイツ/フランス  109min

12月20日より、公開中~

 

 

カンヌ国際映画祭にて

ジョンキュー、意外にデカいな

 

 

 

トロント映画祭にて

 

 


毛皮のヴィーナス/La Venus a la fourrure

2014-12-23 21:21:52 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

ロマン・ポランスキー監督×マチュー・アマルリック。

ポランスキー監督作はこれまでのも好きなものが多いので期待でした~

しかし、テーマは「マゾ」

個人的にはそこんとこ、SにもMにもべつに興味ないんだけど。笑

 

 

アメリカの劇作家デヴィッド・アイヴスの同名戯曲が原作でブロードウェイで大ヒットした二人芝居で

レオポルド・フォン・ザッヘル・マゾッホの小説『毛皮を着たヴィーナス』に基づき映画化。

↑ ポランスキー     ↑妻、セニエ   ↑マチュー

 

 

オーディションに2時間も遅れて来た女優、役名と同じ名前を持つワンダに

実生活ではポランスキーの妻でもあるエマニュエル・セニエ。

 

演出家で、オーディションで相手役をするハメになるトマに

マチュー・アマルリック。

 

二人は以前「潜水服は蝶の夢を見る」で共演済みで息ぴったり。

 

オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダと、自信家で傲慢な演出家のトマ。

がさつで厚かましく、知性のかけらもないワンダは強引にオーディションをしてほしいと言い、

勝手に衣装に着替え始める。

恋人との約束のあるトマは渋々彼女の演技に付き合うことになるが

実際、演技が始まると、嘘のように役を理解しワンダになりきりセリフは完璧。

あっけにとられながらも相手役に没頭していくこととなる。

 

ポランスキー作品の中では「おとなのけんか」に続く(あちらも舞台劇の映画化)密室劇。

マゾという言葉を産んだのが、このマゾッホという作家。

 

 

6/10(68点)

 

 

ちょこっとネタバレ

二人の会話のやり取りは、劇中劇の中ではそのワンダに服従する男とワンダとのやりとりで

さしてわたしは興味も惹かれず、劇中劇自体に面白味を感じなかったけど

女優を選ぶ立場にある、演出家と

無名の女優、という立場がころころと逆転しつつ、その抗えないような不思議な魅力に陶酔していくマチューさんが

面白おかしくて惹き付けられる。

個人的に、今回のマチュー、さらっと落とした前髪あって素敵だし

相変わらずの目力

 

途中から、トマが恋人と電話でのやり取りをしてるなか、

ワンダも誰かと電話をしてる。それがワンダの恋人=相棒だと勝手に思ってたトマだけど

二度目の電話の時に 実は電話してるふりなんだろう?と言う。

それに対して「誰が男だと言った?」とワンダ。

トマの恋人とジムで知り合い、トマのことを調べてくれと頼まれたんだという。

 

そして二人が役に没頭していく度、ワンダのバッグからは

必要である男物の仕立てのいい、ヴィンテージのジャケットや、

イメージ通りの黒革のロングブーツなどがちょうど出てくる

そういえば最初から、オーディションに名前はないのに

持ってるはずのない台本もなぜか持ってた。

適当で無知にも見えるワンダなのだけど、照明なども完璧に当てるし

演出にアドバイスまでいれてくる。

 

このワンダという女はいったい何者なんだろう?という興味でも引っ張られる。

 

ラストの方では、傲慢で自信家、まるでそれまで無意識でも女を侮辱していたかのようなトマを

神が罰するかのように、神々しくも見えるワンダがトマの周りを毛皮に裸で笑いながら踊りまわる。

ここのシーンでのワンダが最高に妖しく面白踊り、個人的にかなりツボ、素敵でした

アレクサンドル・デスプラの音楽も、やっぱり効いてる。

 

 

 

『毛皮のヴィーナス』予告編

 

マゾッホの小説『毛皮を着たヴィーナス』を基にした舞台のオーディションが不首尾に終わり、スタッフも引き払ったオーディション会場で一人苛立ちを募らせ る舞台演出家のトマ。そこに飛び込んできたのはワンダと名乗る無名女優。オーディションはとっくに終わっており、追い返そうとするトマだったが、ワンダは 厚かましくも食い下がり、いつの間にか舞台衣装に着替えてしまう。そんなワンダの強引さに押し切られ、渋々ながらもオーディションを始め、相手役となって 彼女の演技に付き合ってあげるトマだったが…

 

 公式サイト

La Venus a la fourrure            2013年    フランス 96min

12月20日より、公開中~

 

 

 カンヌ国際映画祭にて

 

こういうときも刺激的な(格好)ポランスキー妻。

 


ゴーン・ガール/GONE GIRL

2014-12-16 23:32:17 | 劇場&試写★6以上

 

 

今月いちばん楽しみだったフィンチャーの新作

デヴィッド・フィンチャー監督作品は「ソーシャル・ネットワーク」も「ベンジャミン・バトン」も

面白かったけど「セブン」「ファイトクラブ」が傑作だと個人的には思ってる★

最近の「ドラゴンタトゥーの女」(リメイク版)と過去の「ゾディアック」はいまいち。

 

今回あえて予告編も避けてたけど

わたしが唯一知ってた、知っててもダイジョウブな予備知識としては、

1.失踪した妻。

2.夫が疑われてる。

その2点だけかな。

今はTwitterとかですぐ感想ネタバレちっくなもの流れてくるから、ほんとに避けるのたいへん

 

原作者はアメリカの女性作家、ギリアン・フリンのベストセラーがベースで、

彼女がそのまま映画の脚本を担当。

脚本がよく出来てて映画らしい面白さで最初から最後まで引っ張る

知られてないけど、なぜか製作にはリース・ウィザースプーン。

 

というわけで、まずはいつものネタバレにならない程度の人物紹介から。

夫、ニック・ダン。 ベン・アフレック

 ベン、最高

 

妻、ロザムンド・パイク。

素晴らしく魅力的にこのキャラを演じてくれた

「メビウス」の女優とともに、mig的 女優賞あげたいくらい

 この方、「プライドと偏見」でキーラの姉っていつも覚えてるけど

ブルースの「サロゲート」での人形のようなロボットワイフが印象的。

その時も書いたけど、人工的な顔立ちだから怒らせると怖そうなとこがハマる。

 

「完璧なエイミー」という絵本の主人公を母親が書いてて幼い頃から有名。

その人気とともに、現実の自分と常に比較。かなりの重圧を受け育った感じ。

 

二人が出逢ってしまったのも運の尽きか

 

妻が高校の時ちょっとつき合ったきりストーカーになった?という(どんだけ思い続けんの?)な

男にニール・パトリックハリス。

 

 

夫を犯人だと疑いの目を向ける警察官に、パトリック・フュジット。

どこかで見たなー老けたトビー・マグワイアにも似てるなーと

思ってたら「あの頃ペニーレインと」で主演の子だった~

変わってないけど確かに確実に老けた

 

ベン演じる夫、ニックの双子の妹で唯一の味方、マーゴに、キャリー・クーン。

(「サイバー諜報員 インテリジェンス」)

まぁ、双子にしてはぜんぜん似てないが。

ニックを心底思ってるのがわかる、頼れる存在がいるのが観る者に安心感与える。

 

あと失踪したエイミーの味方で夫ニックを悪人にしていた女キャスターに

昔からコメディでよくおなじみ、ミッシー・パイル。

このひといつもいい味

 

 

キャラが皆いい!

 

結婚5周年目の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニックとエイミーの日常が破綻する。エイミーが突然姿を消したのだ。リビングには争った跡があり、キッチンからはエイミーの大量の血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。新妻失踪事件によってミズーリ州の田舎町に全米の注目が集まり、暴走するメディアによって夫婦の隠された素性が暴かれやがて、事件は思いもよらない展開を見せていく。完璧な妻エイミーにいったい何が起きたのか・・・。
 

 

 

 

 

行方不明の妻。夫は犯人なのか? 誰がなんのために。

 

 

9/10(93点)

 

 

ネタバレあり感想

 

ちょっとブラックコメディ風でもあるスリラー

 

期待してたけど、裏切られず!面白かった~

常々思ってて毎回言ってるかもだけど、

サスペンスとかホラーでサバイバル生き残るにはやっぱり

知能が大事。頭いいヤツがサバイバル能力あって生き残るし

頭切れる方がアイディアや知恵、博識さで圧倒的に有利。

もちろん、実行力も大事だけど。

 

その点からいっても、このエイミーという妻は、夫のニックよりも数段上。

壮大な復讐を仕組んでいた。

その本人が語りながら進む展開に、可哀想な妻と世間に思わせ。当然、夫に疑いの目は向けられる。

 

いやいや、ベンは本当に悪人は出来ない人 

ぜったいハメられてるに違いない! 長年のファンのわたしは信じてたよベン

 

取材陣に「スマイル!」とか言われてほんとにしちゃうもんだから

そこだけクローズアップされてるし バカ でもかわぃぃ

 

最初は幸せだった二人は職を失い急に一変してくる。

夫、ニックは妻を裏切っている。

その事実を見せられて あれ やっぱりただのオバカな男かと思うも、、、、。

 

若い教え子と浮気。

ベン、ハマるな~。こういうバカな男。 笑(本人は本当は頭良いんです

唇をふくように軽く触ってからのキス。ロマンティック。

女への口説き方もいいね~

 

一方、妻。

ハーバード大卒、頭がキレ、相当、プライド高いし

両親が生み出した、エイミーというキャラクターと常に自分を比べ生きて来たであろう

人一倍愛されたい欲求、支配欲。

怒らせたら怖いよね、こういう人。

貞淑そうな妻に見えその実かなりのワル。

で、悪いヤツだけどこのエイミーというキャラをものすごく魅力的に演じてたし

魅力的なキャラにしていたのがすごく好き。

個人的にハマったのが 一瞬、自分失踪のTVをみたあと

軽く走りながら足をパシってくっつけるのやったときと(わかりづらい表現)

潜んでいたときに隣に住んで近づいて来たビッチな若い女とその男に

金をとられたあと、枕に顔押し付けて がーーーー!!ってなんかすごい怒りうめき声あげたとこ。笑

 

 

頼もしい助っ人弁護士さん、イイネ。

 

しかしつっこみどころもあって

警察がまた何もできないのかしないのか無能なとこ。

あんな女の供述真にうけて、ストーカーを刺したあと病院で取り調べしなさすぎだし

時間の問題で色々とぜったいバレるでしょう。(というか最後まで捕まらないのおかしい)

まぁでも捕まっちゃったら展開として面白くないから仕方ないのか。

 

ベンの、妻が生きててTVを観てると知ってる上での

インタビューの呼びかけが素晴らしかった。

そしてまさにそれを観た妻の顔も最高。

 

 

 

あと、たまたま都合良く学生時代のふるーいストーカーの男、金持ちで利用出来てよかったね。

 

ラストの方でまた一緒に暮らすハメになったニックは二人の会話、

シャワーじゃないところのを録音して警察に持ってけばいいのにとか。

これもやっちゃったら面白くないから仕方ないか 笑

 

というか、こんな女 怖すぎて一緒に寝れないし

 

妻は狂ってるんだよね、

結局は自分だけ愛されたかった、いつのまにか精神病んでサイコになった。と解釈したな。

ニックは別れて出て行くといったけど

最初のカットに戻り。

妻の髪を軽くなでながら、 その頭の中を何を考えるのかみたい、

頭蓋骨を割って、、、、みたいな

んー面白い。

結局どうなるのか それは 神のみぞ知る、的な 解決しないままのラストが良かった

 

これは確実に今年を代表する1本のひとつだな観てない方はぜひ劇場で

 

2時間超えで長いけど、最初から最後まで面白いからぜーんぜん長さ感じず。

 

元旦の映画の日いつも観るのないしもう一回観ようかな♪

 

 映画『ゴーン・ガール』第2弾予告編

 

  公式サイト 

GONE GIRL    2014年   アメリカ     149min

12月12日より公開中~

 

 

あ、そうそう

今回 海外雑誌エンターテイメントウィークリーとか

日本のキネマ旬報表紙でこのカット使われてて、観る前、妻死んじゃうのかな?

って思っちゃうじゃん! 実は違うしこんなカット使われないし

しかもキネ旬のほうではデカデカと 悪い女!の文字。

これネタバレもいいとこで観る前みた人が 先に妻悪いって分かっちゃったと嘆いてたしありえん。

 

 

 

 

 NYフィルムフェスティバルにて。

ロザムンド・パイク、結婚はしてないが交際中の彼との間に第二子を2日に出産したばかり。

 

 

 

 

 


メビウス/뫼비우스/MOEBIUS

2014-12-13 01:17:45 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

韓国のキム・ギドク監督・脚本作

浮気された妻が怒り狂って、息子の性器を切るという衝撃的内容が先行してて

そこ、ネタバレいいのかょーと思いつつ、

ギドク作品ということで気になってた。やはり衝撃的な人形を生み落とす友人、三浦悦子ちゃんも

気になってたとのことで合同誕生日を兼ね、観て来た

もちろん、一人で観てもOKだけど、誰かとって場合、こういうのは一緒に観る人選ぶから 今回は適任かな(笑)

ギドク作品は「春夏秋冬そして春」とか「嘆きのピエタ」とか全部ではないけどいくつか観てるけど

たまたまどれもレビューしてない。

最近の脚本作「レッド・ファミリー」は書いてた レッド・ファミリー

 

前編セリフなしの83分

ってことでどーなるのかと思ったら。

 

なるほどこう撮ってるのね、意外と違和感なく 音楽もほとんどなし。

1曲あったかな。あとは叫びや笑い、うめき、押し殺した声などの音声のみ。

俳優たちの演技力と監督の演出力にかかってる。

だから余計に内容が直接ガツンと届くというか。

 

登場人物少ない中でのキャストがやはり素晴らしい。

ギドク作品には初期から出ている、チョ・ジェヒョン。

 

 

 胸の形と大きさと、すっぴんに近い顔で出て来た時に、もしや?と思って気づいたけど

妻と、浮気相手の清純そうに見える女の二役!

びっくりこれはすごい

イ・ウヌ。 事務所をやめてまでこの役をgetしたんだとか。

1月24日公開の廣木隆一監督(「きいろいゾウ」)の新作「さよなら歌舞伎町」にも出演。

 

痛い目みる息子役には、子役時代活躍したソ・ヨンジュ

今注目される若手の一人とか。

うん、なかなか良かった

 

 

8/10(80点)

 

 

 

なにこんな話に高得点つけてるんだ?って自分でも笑っちゃうけど

強烈だけど面白かったのでOK

とにかく、二人を演じた妻と愛人のイ・ウヌが素晴らしい。

 

ハイ、これはネタバレありでいきます

 

一応、先に警告します

ネタバレあり

 

もうね、すごい!何がって、前編アノことばかり 笑!

最初の10分くらいで、息子のアソコ切っちゃう!っていうスゴいシーン先にやっちゃってるから

えー!これってオチとかそういうことではなかったのか。と。

確かにオチでさんざん言われてたネタ?やったらそこで終わり。

先にもってくることでその先の展開がどうなるのか余計気になる。

というか、なんで浮気した夫の件で夫に直接いかないで息子なわけーー??

って観る前疑問だったんだけど ちゃんと怒った(いかった)妻は最初に夫の寝てるとこいって

やろうとしてた! が、逃げられたので 息子の部屋へ。(なんでやねん)

で、息子がいきなり寝てるところでばっさりやられちゃう。

 

で家を飛び出した妻。

ふらふらと夜を彷徨い、、、

 

息子を病院に連れてく夫、その後 車の中に息子と夫がいたら

愛人の女が車の窓を叩いて呼び止めるも、夫はもう相手にしない。

愛人は近所の商店で働く娘で息子もそれを承知なんだけど

その女のせいで自分のアソコ切られたようなものなのに責める様子もないし、

恨んでる様子もない。そしてその女は驚いた事に店で胸をはだけて

息子を誘う。がそれには応じない息子。

 

その前。母親(妻)は愛人のところへいき、窓ガラスを割って脅かすけど実際には何も

危害を加えてない様子。

 こわすぎる

愛人役のときは可愛い

清純にみえて実はビッチ。(オマエが一番悪いんじゃ!)

 

 

かくして 大事なところを切り取られた息子は若くしてsexも未経験のまま。

父親の愛人の商店の前でいじめに合ってる時に、チンピラ数名が助けてくれ、

そのまま今度はチンピラたちが夫のその愛人を順番にレイプする。

自分もやらされることになり、やったふりをするが のちに警察に捕まり、、、、

逮捕されるチンピラと息子。

父親はその頃。アレなしでもオーガズムを得られる方法をネットで調べまくる。

負い目を感じてる父親は、息子がレイプなどできないということを証明するため、

警察官らの前で息子のズボンをさげようとする。チンピラたちのいる前で大笑いされ

さらに抵抗する。

そのままムショに入ってもあそこをさわられそうになり、抵抗し暴れたため超狭い独房に移される。

 

石で足や手を強くこすり傷つけることでオーガズムを感じる方法を見つけた父親

予め自分でも試した上で、息子にやり方と写真付きのコピーを面会時に渡す。

、、、、、、、、そして。

 

いやー、何かすごいことになってた!

シリアスだと思ってたけど、色んなところで笑えた。というか

実際に声に出して笑ったんじゃなく(皆さんシーンとして観てた 笑)

後半になるに従ってどんどん、やりすぎなほどおかしいシーン出て来てまいった 

でも石で足とかこするシーンはさすがのわたしでも痛さ伝わりまくりで辛すぎた

 

 

ナイフで肩のあたりグサッと突き刺してもらい、それをぐちゃぐちゃと前後させて

いくと痛みを通り越し快感得てるシーンとか

 

息子のためならと

消えた母ちゃん戻って来た時 発覚する

息子のアソコには父親のアレが!!!! とか

 

女(愛人)とグルになり、復讐兼ねてチンピラのアソコももぎ取り

外走って逃げて追いかけられ、道路に飛んでくとか

あんたたち何やってんのー!状態 笑

 

とにかく、監督含め登場人物みんなおかしい 

切られちゃったらもうそこで諦めるんじゃなくて

それでもそんな痛い思いしてもアレの快感得たいのか!とか

ひたすらに オーガズム、性欲を求めるひとたち。

ラストは切ない破滅へ。

 

セリフなしに関しては、あると説明くさくなるし画だけで十分伝わるし

これにセリフつけたらよほどくどいし、コメディになるしでなしで断然正解

気になる方、ぜひ劇場で

 

 

 

映画『メビウス』冒頭映像

 

 

父と母に思春期の息子の3人家族。何不自由ない上流階級の家庭ながら、お互いの関係はすっかり冷え切っていた。ある日、夫の不貞に気づいた 妻は嫉妬に狂い、夫の性器を切り取ろうとする。それに失敗した妻は、今度は息子の性器に手を伸ばし、それを切断してしまうのだった。妻はそのまま家を出て行き、2人で取り残された夫と息子だったが…。

キム・ギドク監督『メビウス』(R18+)予告編

 

 公式サイト

뫼비우스        2013年   韓国    83min

12月6日より、公開中~

 

 

ギドク最新作は、東京フィルメックスで先日公開された

監督が女子高生殺害事件の容疑者たちを追及する謎の集団を描いた『ONE ON ONE(原題)』

일대일(Il-dae-il)

こちらも興味深い。

 

 

イ・ウヌさんほんと綺麗な子なのね。

狂った妻とは別人にしかみえない

 

 

 


フューリー/FURY

2014-12-09 11:27:50 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

「U-571」の脚本家で、キアヌ主演「フェイクシティ(わたしはこれダメ)、現在公開中のシュワの「サボタージュ」

監督のデヴィッド・エアー監督&脚本×ブラピ主演、製作総指揮の戦争映画。

 

 

これまで沢山の戦争映画を若い頃から観て来たけど

ここ数年、意識的に本格的な戦争もの観るのは重すぎて避けて来た。

本作も観るつもりはまったくなかったんだけど、時間と場所がこれしかあうのなく

待ち合わせまで時間ちょうどだったので観る事に。

観たのは先週だけど、なんだかどうにも書く気分にもならず

 

チラシには年末恒例、大げさ宣伝「今年のアカデミー賞最有力」の文字。

こんなのつけるほど嘘くさくて安っぽくなるの、わかんないかな。宣伝担当さん。

 

本作は評判も上々なようだけど、そこまで絶賛するほどか?というのが正直な感想。

これまでに戦争映画で素晴らしいものは多く作られているけど、、、、

 

ブラピや製作陣が、いまだからこそ戦争のリアルを訴えたかったということと受け止める。

背景は第二次世界大戦末期。ナチス占領下のドイツ。

このデヴィッド・エアー監督って、これまでも似たアクション系統の作品が多いなと思ってたら

なるほど 元、元米海軍なのね。

 

 

最初はぶつかり合いながらも

ブラッド・ピット演じるドン・コリアー(ウォーダディー←戦争のパパ?)と部下4人に次第に生まれる絆。

 

新米兵ノーマンに、ローガン・ラーマン。

この若い新入りの「殺し初体験、戦争初体験」を軸に

描かれる、絶えることのない戦争。

 

キリスト教の徹底的な支持者、ボイド・スワン(バイブル)に、シャイア・ラブーフ。

シャイアは「ニンフォマニアックvo.1」「ニンフォ・マニアックvo.2」での

イヤらしく悪びれた感じがすごくハマってて良かったけど最近頑張ってるなー

 

暴れん坊キャラはグレイディトラビス(クーンアス)に

ゾンビに覆われた世界でのサバイバルドラマ「ウォーキングデッド」に

ショーン役で出てたジョン・バーサル。この人こういう役、ハマり役。殆どキャラ同じ

 

トリニ・ガルシア(ゴルド)に、マイケル・ペーニャ。

 

マイルス軍曹に、イーストウッドの息子、スコット・イーストウッド。

 

 

米軍M4中戦車シャーマンとドイツ軍が誇る最強戦車ティーガーの激突。

第二次世界大戦下、ドイツ進軍中の攻撃で他の部隊がほぼ全滅していく中で、残った5人の兵士が

“フューリー”(=激しい怒り)と命名された戦車で

生きて故郷に帰るため、たった1台の戦車で300人ものドイツ軍を相手に死をも意味する過酷なミッションを遂行していく姿が描かれる。

 

 

6/10(63点)

 

 

これも2時間超え!年の瀬は長い映画が増えるな~

前半はあまり引込まれず中盤ちょっとうとうとしちゃった。

 

若い新入りノーマンが、青年のドイツ人攻撃手を撃つのを渋ったことでアメリカ戦車が破壊され、車両隊の部隊長の死を招く。

そこでブラピ演じるコリアーは、無防備なドイツ人捕虜を射殺するよう強制する。

 

ドイツの小さな町を奪取することに成功し、女性に食事などを作ってもらう。

ピアノなどひいてつかの間の休憩して

そこにいたエマという若い女性と、恋に落ちる。

時間の関係もあろうがノーマンが恋していく過程が唐突すぎでびっくり。

その後、エマの悲劇の死を目にし、結果 ノーマンはこの、罪のない一般人をも巻き込む

残忍な戦争の本当の恐ろしさを知る。

様々な経験をして彼は機関銃を撃ちながら「くそったれナチス!!」と叫び撃ち放つまでに変貌していく。

 

ここからが見応えだった。

ワゴナー大尉の命令は、ドイツ武装SS大隊が十字路に向かっているから、

フューリーら残り3輌の戦車小隊で進軍を阻止してクロスロードを確保せよという任務が入ってからは

彼らの窮地、決死の覚悟で戦いに挑む姿に釘付けになっていく。

農家の脇で地雷を踏んでしまいフューリー号のキャタピラーが破損し修理が必要になる。

農家の中は誰もいなく、死体だけ。

 

この後半で、CMで流し過ぎのブラピのセリフ

「ここが俺の家だ」と言って、逃げようとする仲間たちに「お前たちは行け、俺はここで戦う」と宣言する

そして結果、皆その言葉にいやいやながらあるいは自主的に賛同して

最後まで戦うという

展開としては映画的で、分かりやすく作られた作品。

 ナチス・ドイツのど真ん中を、たった5人で攻撃する英雄的な彼らを描きながら

どうにもならない運命、戦争下の悲劇、悲惨さを見せつけられる。

 

 次々に仲間が殺されて行く中、想像通り最後に残るのは新人ノーマン。

ちょっと出来過ぎかなとも思うのだけど、、、、ね。

 

アカデミー賞最有力とはぜんぜん思わないけど

やっぱり、今の時代に描かれた、戦争映画、という感じがした。

 

1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディーのチームに、戦闘経験のない新兵ノーマンが配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた 戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていくのだった…。


    
映画『フューリー』予告編

    

  公式サイト

 FURY    2014   アメリカ     135min

11月28日より公開中~

 

 

 

 

 


生ジャック・ブラック!テネイシャスD 来日ライヴ!!/2014 TENACIOUS D JAPAN TOKYO

2014-12-05 18:01:36 | Weblog

 

 

10年以上前から大好きな俳優、JBことジャック・ブラックのバンドついに初来日

ってことで行ってきました 12/4 @新木場 STUDIO COAST

過去のオッサンコーナー JB篇

 

昔、「スクール・オブ・ロックで子供たちとのライブを生でみて感激

その後2008年の「カンフーパンダ」での来日、試写会場でのハイタッチで盛り上がり

今回、3度目の生JB

 

JBと相棒、KGのバンドを基にしたコメディ「テネイシャスD」は映画化もされ

日本でも公開したので観た人も多いんじゃないかな?

この映画、ROCK映画に溢れ、音楽も最高 ティム・ロビンスやベン・スティラーも友情出演

 

過去レビュー  「テネイシャスD 運命のピックを探せ!

 

 

 公開前からCD買って聴きこんですっかりファンになって早数年。

来日ライヴ待ってたよ!!!!

 

【テネイシャスD】俳優が本業のジャック・ブラックとカイル・ガスによる2人組。
当時鳴かず飛ばずの俳優だった2人が互いに歌好きであることを知り、1995年頃に結成したバンド。

1999年に米HBOで放映された、彼らがホストを務めるコメディ番組「テネイシャスD」をきっかけにブレイク。
その後、フー・ファイターズのデイヴ・グロールやスパイク・ジョーンズらの目に止まり、さらなる爆発的カルト人気を集め、

ベック、インキュバス、ウィーザー、パール・ジャムなど、多くのミュージシャンを虜にした。

痛烈なジョークと過激なパフォーマンスで知られるツアーは、ソールド・アウトを連発。

今回のアジアツアーでは、今日の韓国、シンガポールなど。

THNACIOUS D

sony テネイシャスD

Tenacious D - Vevo GO Shows: Low Hangin' Fruit

 

 

ライヴ中、撮影OKだったので撮ってきたので一挙up

新木場の駅からもう既に外国人多めでびっくり。

しかもいかつめの年齢も結構30代以降が多いかな。

カクテル飲んでたらいつの間にか皆入っていて、ぎりぎりJB側の前から6番目あたりを確保。

だが左にでかい外人いてみにくい!なんとか少しづつ横づれて撮影できました~

ま、度々のプレミアやトロント映画祭などで動いてるスター撮るのは慣れてるから頑張った

 

DJダイノジ 日本人のオープニングアクト(30分もあった)のあと、

いよいよJB率いるオッサン2人登場

 じゃまーー

これじゃ顔反射してる

撮ってるときは確認できないまま必至だったけど、後でまとめて確認したら

結構たくさんちゃんと撮れてた良かった~

 

あ、やっと ばっちり。前の人のあたまが。

 

映画の「テネイシャスD」でオープニング曲、「kickapoo」

2曲目にやってた この曲大好き 子役のJB役の子がそっくりなの 

ちなみに、出演してるパパ役は「ロッキー・ホラーショー」にも出た、ミート・ローフ。

 TENACIOUS D Kickapoo

 

もちろんずっと撮ってたわけじゃない、ノリノリでそれどころじゃない最初の数曲。

「カイルがバンドをやめた」という曲のところでは、さすが役者ふたり

小芝居はいりましたー!

JBがなにやら小言いって、怒ったKB

 

出て行っちゃいました

 

一人になったJBは「カイルがバンドをやめた」を愛情もって歌いだし

戻ってきたKBと仲直り★

 ふたりは息ぴったり。こーじゃなきゃね

いやー、JBの生歌、巧さ半端ないしほんと最高だわ

 

しかしお腹のでっぱりは健在、半端なし、妊婦ばりに腹でてるJB

この男の子がちょこちょこ出て来てタオルで汗ふいてあげたり

ピックをギターにつけ直したり、水のませたり。笑 JBは、彼は甥っ子って言ってたけど冗談?だよね?

何やっても可愛いJB

タオルほっかむりしたり、 隣の女子たちからも「かわいー」って声が。

とくに「アリガトウ ○○というシリーズ連発してて、

「アリガトウ、スシ!」とか「アリガトウ、カラテ」とか言ってカラテやってみせたり。

 

ここではトーク入りながら

テネイシャスDのジャズナンバー披露と、ジャズよりROCKだろと客席にシャウト。

いや~、他のメンバーとのセッションもカッコいい。映画「テネイシャスD」の後半のファイターズのボーカル&ギター、デイヴ・グロール

との掛け合いシーンの曲「Beezleboss」が超カッコイイこの曲大好き

Tenacious D "Beelzeboss" with lyrics

 

 

 

 

アンコールで残り2曲。

 

いや~楽しかった

素敵なライヴをありがとう また日本に来てね

ツアーTシャツ着たくて欲しかったのに、Sサイズが完売で買えず残念

コンプリートDVD ライヴほか収録の日本版がラスト1で欲しかったからすかさず無事GET

 

さーて、観ようっと

 

セットリスト set list

1.Tribute

2.Pick of Destiny

3.Rize

4.Dude

5.Kyle Quit

6.Friendship

7.Low Hangin

8.Kielbasa

9.Kickapoo

10.Wonderboy

11.Jazz

12.The Metal

13.Dio

14.Roadie

15.Beelzeboss

16.Double Team


アンコール

17.The Who

18.FHG

 


12月公開★新作映画リスト

2014-12-02 14:54:27 | 月別観たい映画リスト

 

 

うわーもう師走だよ~

毎回言ってるけどどんどん早くなる

今月は有休消化のため休みも増えたけど、さすがに年末予定ぎっしりつまってきた

思ってたほど今月、観たいの多くはなかったから良かった

けど試写で先に観たのがないからちょっと大変かな。

お正月に観るのもとっておかないとなくなっちゃうしね 

 

 

それでは早速、

 月初め恒例 12月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
12月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト




観た作品

なし。

 

観たい&気になる作品

今月とくに楽しみなのはWデヴィッド監督の2本!!

 ゴーン・ガール     12/12(金)~ 11日(木)前夜先行上映決定

ベン・アフレック主演×デビッド・フィンチャー最新作。

ってことでかなり期待の1本

結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、

さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーが基。

予告編もほとんど観てない、楽しみ~

今年のベスト10入りなるか!?

 

 

 

 マップ・トゥ・ザ・スターズ       12/20(土)~

こちらはデヴィッド・クローネンバーグの最新作

ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ロバート・パティンソン、ジョン・キューザック

(ジョンキュー出演作にハズレなし!(ほとんど))

ハリウッドセレブの実態をシニカルに描く。

ハリウッドでリムジン運転手をしていた脚本家ブルース・ワグナーが実際に体験した話を基に、

富も名声も得た完璧なセレブ一家が抱える秘密が暴かれる。

毎度楽しみクローネンバーグ作品、好き前作に続きまたロブ様出演。

 

 

 

 毛皮のヴィーナス    12/20(土)~

マチュー・アマルリック×ロマン・ポランスキー監督作

これも楽しみすぎる。

マゾヒズムという言葉を生んだ、レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの小説「毛皮を着たヴィーナス」

にインスパイアされた戯曲を実写化したサスペンス。

共演で主演はポランスキー監督の妻でもある、マチューさんともおなじみ、エマニュエル・セニエ。

 

 

 

 サベージ・キラー    12/6(土)~

シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか、各国の映画祭で話題になった復讐劇。

内容良く知らないけどTwitterでずっと気になってた1本。




 メビウス    12/6(土)~

韓国の鬼才、キム・ギドク監督の2013年の作品。

浮気者の夫、夫への怒りから息子の性器を切断した妻、性器を失った息子という壮絶な一家を描く過激作

これはその衝撃を先にネタバレして宣伝してるのはいかがなものか。

そうすることで期待させるの?

衝撃作好きだから観ようと思うケド、そんな話しなのに前編無声というのに耐えられるか




 ベイマックス     12/20(土)~

マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。

架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、

生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。

日本へのオマージュいっぱいらしい。

時間があれば。




ガガーリン 世界を変えた108分  12/20(金)~

1961年に世界初の有人宇宙飛行という偉業を成し遂げた、

ユーリー・ガガーリン生誕80周年を記念して製作された感動の伝記ドラマ。

こういうのは観るなら大画面だけどな~




 バッド・マイロ!     12/20(土)~

ストレスのために腸腫瘍がモンスターと化し、そのモンスターが人間を襲撃する恐怖を描くホラーコメディー。

痔から生まれたモンスターとかいって、、、、

まぁ、観ないかな。


 



以下、たぶん観ない。

 

 

 てなわけで、観たいのとみないのが今月はとくにはっきりしたので

観たいのは制覇するぞー

今年は去年より面白い映画多い気がする。

今年のベストはどうなるかな

 

 

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