我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

ザ・マスター / The Master

2013-03-28 08:06:36 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

 

 男たちの関係性を巧みに描き

第69回ヴェネチア映画祭4冠達成(銀獅子賞 監督賞・主演男優賞W受賞・国際批評家連盟賞)

 

マニア&評論家ウケの良い、PTA ことポール・トーマス・アンダーソンの

ゼア・ウィルビー・ブラッド」以来、5年振りの最新作

 

 

元海軍兵のフレディにホアキン・フェニックス

文句なく巧い

このシーンでは勢い余って ほんとに便器蹴って破壊

 

 

新興宗教団体の指導者<マスター>ドッドにフィリップ・シーモア・ホフマン

トムちんが入ってるサイエントロジーの有名な指導者がモデルなんだとか。

ドッドは独自のメソッドで人々を悩みから解放し、

フレディもドッドのカウンセリングで次第に心の平静を取り戻していく。

最初はフレディが作る魅惑的な酒に惹かれる。

その後、ゲイではないものの不思議な力で結ばれる二人。

 

 

マスターの妻にエイミー・アダムス

大した役ではなかったけど、この方いつも評価される

フィリップシーモアとは「ダウト あるカトリック学校で~以来の再共演。

今回もすごく演技が評価されてるけど

そんなにいいかなぁ?普通によいというくらいだと思うケド。

 

他には、ローラ・ダーンもちょこっと出演。

 

 

 

マスターと呼ばれる謎の信仰宗教のカリスマにハマっていく男の話だと

予告篇からみて勝手に思ってたので、ちょっと違った。

 

変わったやり方で自己啓発。

 

そんなマスターも実は影では性の面で妻に支配され、、、

 

心の解放。

 

 

 

 帰還兵のフレディ・クエルは、第二次大戦終結後、軍病院のメンタルテストで問題を指摘され除隊した元海兵隊員。アルコール依存を抜け出せず、トラブルを繰り返しては職場を転々とする日々を送っていた。ある日、いつものように酒に酔ったフレディは、港に停泊中の船にこっそり乗り込んでしまう。やがて船員に見つかり、“マスター”と呼ばれる男、ランカスター・ドッドの前に引き出される。“ザ・コーズ”という新興団体を率いるドッドだったが、意外にも彼はフレディを歓迎し、 一方のフレディもドッドに自分を導いてくれる可能性を見出す。以来、2人は行動を共にするようになり、次第に強い絆で結ばれていくが…。


 

 

 

4/10(48点)

 

 

 うーん。。。

ホアキンと、フィリップシーモアの演技合戦が最大の見どころ。


「マグノリア」で昔 ◯◯◯を降らせるという突飛で驚愕のラストを書いた

PTA監督だから、よほどすごい展開になるのかと思いきや、、、、

作品としての出来不出来ではなく、内容が面白いと思えないと低いのでこの評価。

淡々としてる中でも、実はどろどろした憎悪劇にもなっていて面白くは感じなかったけど

依存をしてしまう複雑な男の心境を、さすがの演技力で見せつけたホアキンには目が離せない。

 

 

胡散臭い宗教団体のカリスマ演じるのかと思いきやそんな胡散臭さ感じず、

脚本的にも期待より面白さがなく。

 PTAの監督作が好きな人にはウケると思うけど、そんなわけで

エンタメ的な面白さはないし、憎しみや怒りを具体的に提示される展開ではない

評論家ウケは相変わらずいいけど

一般受けは厳しいであろう地味な作品。

 

 

 

 

 公式サイト

The Master            2012年      アメリカ    138min

3月22日より公開中~

 

 皆さま素敵な週末を~

 

 


クラウドアトラス/ CLOUD ATLAS

2013-03-24 01:20:52 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

 

 3時間の大作というので覚悟して観に行ったけど、、、長い

うーむ これは好き嫌い分かれるな~

 

6つの時代が時系列関係なく出て来て

キャストも一人6役なので はじめから何の説明もなく進むので

ややこしくなってくる。繋がりとか少し頭に入れてみた方がいいかも?

 

 

気鋭の新進作家デイヴィッド・ミッチェルの同名ベストセラー小説を、

兄が性転換した「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と

「ラン・ローラ・ラン」や「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ 監督が共同で映画化。

 

主人公は、6つの時代と場所で、6つの人生を生きる男。その人生は悪人で始まる。

それが様々な数奇な経験を経て、ついには世界を救うまでに魂が成長していくという壮大なストーリー。

 

 

トム・ハンクスが、次第に変化していくキャラクターを演じ切る。

 

  トム・ハンクス ドクター・ヘンリー・グース/安ホテルの支配人/アイザック・サックス/ダーモット・ホギンズ/『カベンディッシュの大災難』の主演俳優/ザックリー
  ハル・ベリー 農園で働くマオリ族、ジョカスタ・エアズ/ルイサ・レイ/出版パーティーのインド人女性客/ソンミの首輪を外す闇医者オビッド/メロニム
  ジム・ブロードベント モリヌー船長/ビビアン・エアズ/ティモシー・カベンディッシュ/路上の二胡弾き/プレシエント族
  ヒューゴ・ウィーヴィング ハスケル・ムーア/指揮者ケッスルリング/殺し屋ビル・スモーク/女看護師ノークス/メフィー評議員/オールド・ジョージー
  ジム・スタージェス アダム・ユーイング/安ホテルを追い出される客/メーガン(シックススミスの姪)の父親(写真)/スコットランド人のサッカーファン/ヘジュ・チャン/ザックリーの義弟アダム
  ペ・ドゥナ ティルダ/メーガン(シックススミスの姪)の母親(写真)/違法工場のメキシコ人女性/ソンミ451/ソンミ351/売春婦ソンミ
  ベン・ウィショー 船の給仕係/ロバート・フロビシャー/レコード店店員/デニーの妻ジョージェット/部族の男
  ジェームズ・ダーシー 若きルーファス・シックススミス/老年のルーファス・シックススミス/施設の看護師ジェイムズ/記録官
  ジョウ・シュン 死体を発見する男性ホテル従業員/ユナ939/ザックリーの妹ローズ
  キース・デヴィッド 召使いクパカ、ジョーネピア/アンコー・アピス将軍/プレシエント族
  デヴィッド・ジャーシー オトゥア/ルイサの父レスター(写真)/プレシエント族のデュオファイサイト
  スーザン・サランドン ホロックスの妻、アーシュラ/男性科学者ユースフ・スレイマン/アベス
  ヒュー・グラント ホロックス牧師/高級ホテルの警備員/ロイド・フックス/デニー・カベンディッシュ、リー師/コナ族のチーフ

こんなにもの役と繋がり、すぐ理解できないって

ヒュー・グラントがこんなんなってたり。

 

同性愛のベン・ウィショーくん

トムさんラジニ・カーントの「ロボット」のキャラみたい

 

 

 

資料より。

【波乱に満ちた航海の物語】
1849年、南太平洋。奴隷売買を託された若き青年ユーイングは、酷い拷問を見せられ、良心の葛藤に苛まれる。 故郷サンフランシスコへ帰る船中で、青年は病にかかり、邪悪な医者グースの餌食になろうとしていた—  
        
【幻の名曲の誕生秘話】
1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む作曲家志望の青年フロビシャ—。父に勘当された彼は、天才作曲家の元で夢に見た最高傑作を完成させようともがき苦しむ…それは後に幻の名曲と呼ばれる「クラウド アトラス六重奏」だった。
    
【巨大企業の陰謀】
1973年、サンフランシスコ。ある女性ジャーナリストが巨大企業の汚職を追及するが、その露呈を防ごうとする企業が雇った殺し屋に追われることになる。彼女と恋に落ちた、巨大企業に勤める男は会社への裏切りを決意するが—
    
【ある編集者の大脱走】
2012年、イングランド。ある巨大企業の陰謀を描いたノンフィクションを出版した編集者が主人公。カルト的英雄ダーモット・ホギンズが起こした事件をきっかけに、巨額の富を得た彼は不当な監禁に直面し、仲間と共に大脱走を試みる—  
        
【伝説のクローン少女と革命】
2144年、ネオ・ソウル。地球温暖化のため、地上は水没し、その廃墟の上に街が作られている。クローン少女ソンミ451は、最大のタブーである“人間”としての意識が芽生え始め、やがて革命家への道を歩み始める—


     
【崩壊した地球での戦い】
そして、遥か遥か未来、文明は完全に滅び、弱肉強食の時代。ソンミは女神として崇められている。生き残るため、常に怯えながら生きてきた羊飼いの男は、進化した人間コミュニティから来た一人の女性と出会い、共に人類、そして地球を救う旅に出るー
    

 

 

4/10(44点)

 

 

観てて単純に面白いとか惹き込まれるとかなく、

つまらないので時々眠気が襲ってくるし理解するにも至らず。

観る前から「感動のストーリー」とか言われてたから、えー?って

思いながら観てたけど、もう少し面白いと期待してたけど惹き込まれるところがぜんぜんなかった。

キャストたちが場面場面によって様々なコスプレじゃないけど、設定のキャラで登場するのを

観る楽しみはあるのかもだけど、脚本に面白味を感じず。

あまりいいたいこともないし、言われてるほどの感動もなく。

アメリカで大コケしたというのも頷ける1作でした~。

 

1849年、南太平洋。青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む 若き作曲家フロビシャー。父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。1973年、サンフランシスコ。巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し屋に命を狙われる が…。2012年、イングランド。著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。2144年、 ネオ・ソウル。そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。そし て遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の女が訪ねるが…。6つのエピソードは並 行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き進んでいく。

 

公式サイト

CLOUD ATLAS     2012年   アメリカ   172min

3月15日より公開中~

 

 

 

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ヒッチコック/Hitchcock

2013-03-22 11:02:07 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 

サスペンスの帝王アルフレッド・ヒッチコック

その妻で裏で支えた編集者・脚本家のアルマ・レビル。

神と、その神を創った妻による、

傑作「サイコ」(1960)の成功に至るまでの道のりとふたりの天才の知られざる物語。

 

 

試写にて鑑賞。

 

アカデミー賞で特殊メイクにノミネート

あの横顔でも有名な ヒッチコック監督に化けたのは、、、、

なんとアンソニー・ホプキンス。

そっくり。

 

 

妻役には、名優 ヘレン・ミレン。

 

 

 ゴシップコーナーでも写真載せたけど、

有名なシャワーシーンを演じたジャネット・リー演じるのは

スカーレット・ヨハンソン。美しい古典的ブロンド美女に変身。

スカちゃんがやるとパロディに見えちゃうんだけど 

 

ヒッチコックに機に入られていながらも、結婚し主婦の道を選んだ女優に

ジェシカ・ビール。

 

この日「クラウドアトラス」も観たんだけど偶然そっちにも出てた

ジェームズ・ダーシーは「サイコ」の主演、ノーマン役。

 

他、トニ・コレットやダニー・ヒューストンも出演。

 

 

「サイコ」のリメイクは既にガス・ヴァンサントが撮ってるけど、

本作はそのようなものではなく、ヒッチコックがどのようにして

新作であり、傑作「サイコ」を生み出したのか、

横で支えていた妻にもスポットをあて、夫婦の物語にもなっている。

 

 

監督したのは「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」も高評だったサーシャ・ガヴァシ。

脚本は「ブラック・スワン」のジョン・J・マクロクリン。

製作にはアイヴァン・ライトマン監督の名も。

 

 

マリリン 7日間の恋」のように、実際のエピソードや撮影現場を

少し再現しながら描かれるけどあちらほどフィクション寄りではなく

ヒッチコックと妻との関係と、「サイコ」撮影時、公開時のエピソードがちょうどいいバランスで

織り込ませながら進んでいく。

(ただし当時の映像や写真などはなし)

 

 

予期せぬ、すてきな夫婦愛にほろり。

 

1959年、ヒッチコックは新作「サイコ」の製作に挑んでいた。後にサスペンス映画の金字塔と称えられ、現代に至るまで多くのクリエイターに影響を与え続 けているヒッチコック最大のヒット作だ。だが、当時は映画史上かつてない斬新さゆえに、ヒッチコックは資金難など数々の試練にぶつかり、さらに最大の味方 のはずの妻との関係まで揺らぎ始める。監督として、そして夫として、ヒッチコックは岐路に立たされていた——。

 

 

7/100(75点)

 

 

期待通り面白かった~♪

ヒッチコックはサスペンスやホラー好きには定番というよりその存在は神であり、巨匠。

クロード・シャブロルや、ゴダール、スピルバーグやキューブリックにだって影響を与えたと言われるお方。

そんなヒッチコックの作品は昔観たきりになってるけど、インパクトが強く

言うまでもなく素晴らしい作品が多い。

けれど、そんな彼にも、新作を生み出す前に苦悩はあって、、、、

 

 デビュー作「快楽の園」からトータル60本近く。

傑作、「サイコ」は後半の1960年の作品。

その3年後にあの有名すぎる「鳥」を撮っている。

 

他の作品のこと含め語り出すとキリがなくなるので本作だけでいくと

多くの作品を生み出して来たヒッチコックの知らない実像が見えて興味深いと同時に

ユーモアもちょっとあり、面白く観られた。

 

実際、ブロンド美女好きで主演女優とも浮気してたこともあるというヒッチコック。

本作では可愛く、美しいスカちゃんが華を添える。(ジェシカ・ビールはちょこっとで残念)

本作の監督の「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」は以前から 好きそうと、勧められてたし

気になってたからこれを機に見てみようという気にさせられた。

 

アンソニー・ホプキンスは目をつぶったとき以外は彼を思わせる顔はどこにもなく

完璧にヒッチコックになってたし、妻アルマを演じたヘレン・ミレンも

スパっとヒッチコックに言い切るシーンなど、さすがの貫禄も感じさせる。

 

最も興味深かったのは1度目の社内試写では酷評され、

妻と編集しなおした「サイコ」の一般上映のときのシーン。

妻や関係者が席についてもロビーに出てそわそわするヒッチコックは

劇場内のようすを後のドアからこっそり覗いてうかがう。

シャワーシーンになり、観客からの叫び声があちこちから聴こえると安心しながら

あの効果音で指揮をとる仕草をするのがかわいらしい 笑。

 

そしてラストの方では、妻とのシーンでほろり。

お互いが、かけがえのない大事な存在だったのね

 

 

間違いなく、観た後で「サイコ」が観たくなる作品

わたしも久々に観ようと、帰りにツタヤ寄ったけど案の定レンタルされててだめだったけど

他のも久しぶりに観直したくなる、ヒッチコックの物語でした~

 

観る前、観た後に「サイコ」どうぞ

 

 

 公式サイト

Hitchcock         2012年  アメリカ    99min

4月5日(金)より、ロードショー


ナイフ持ってますが、ホラー的要素、サスペンス要素ありませんー。

 

 

ロンドンプレミアにて

女優陣。左から、ジェシカ・ビール、スカちゃん、トニ・コレット、ヘレン・ミレン。

 

監督と。アンソニー、おちゃめ♪

 

 

 

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Hit&Run / ヒット&ラン/Hit and Run

2013-03-20 23:55:50 | 劇場&試写★5

 

 

 

渋谷ヒューマントラストシネマで2月に開催された

「未体験ゾーンの映画たち2013」にて鑑賞☆

 

書く事ないくらいどうでもいい感じだったのでレビューがかなり後回しになっちゃった

 

昔からちょっと気になる俳優、ダックス・シェパードが主演・監督・脚本

プライベートでの妻クリステン・ベル共演で、友人ブラッドリー・クーパーも出演の

カーチェイスありのドタバタコメディ


愛する妻とのラブラブを、自分たち主演で友人たちを共演で出演させた

身内で固めて楽しんで撮りました系、B級作品。

よく公開したな~と思える程、大したことない内容。

もう勝手に楽しんでよ


ブラッドリー・クーパーが今迄にないドレッドへアにジャージというゆるいカッコで、

ルーズでだらしないチンピラ風を演じてるところが見どころ、かな。


といってもブラッドリーが出て来るのは中盤から。


かつて強盗団の運転手をしていたチャーリー は、現在は証人保護プログラムのもとで恋人と平穏な暮らしを送っていた。が、恋人をロサンゼルスまで送り届けようと町を出たことから、昔の仲間や連邦保安官に追われるハメになり……


頭おかしい、彼女の元カレ(左)とかなかなか魅力ない

笑えるようで笑えない  



5/10(50点)


自分で何度も銃撃ったり車つっこんじゃったりする太ったおじさんとか

元カノを追い続ける男とか脇キャラも面白くない。

ブラッドリー好きだからってわけじゃないけど

ブラッドリーが突然、安いゴミみたいなので出来てるドッグフード買ってる男に

いきなりキレていちゃもんつけてやり込めるところだけ面白かったかな。

この程度じゃぜんぜんDVDスルーでもおかしくないけど、、、、

ヒューマントラストでの上映作品なのできっとすぐDVD化するでしょう。

奥さんと自分主演で友人だして楽しんで撮りました、的

ほかにとくに感想も思いつかない感じの映画。  笑


公式サイト

Hit and Run          2012年   アメリカ   100min


実生活での夫と共演のクリスティンは、

「オープニングシーンは普段 本当にしていることよ。彼が本作のことをよく話していたから、彼のヴィジョンが手に取るように分かった。彼のヴィジョンが現実になっていく様子を見るのが好き。彼は最高の監督だし、キスも上手なのよ」

監督したダックスは「自分がクリスティンと仕事をする上にあたって“良い”か “悪い”かの二つしかないと思ったよ。でも実際には最高に良かったんだ。1日24時間会えるのを2か月間も過ごせたからね(笑)」


そりゃ楽しいでしょう

 

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偽りなき者 /THE HUNT/JAGTEN

2013-03-18 10:40:18 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

「セレブレーション」「DEAR WENDY ディアウェンディ」のトマス・ヴィンターベア監督作で、

主演のマッツ・ミケルセンが、カンヌ映画祭で主演男優賞受賞でも話題のデンマーク映画

 

マッツさんといえば、「007 カジノロワイヤル」での悪役から国際スターの仲間入り。

 この顔、インパクトありました

 この、どこか哀しみを秘めた憂いのある目がいいのよね

 

 

少女の仕返しからはじまった小さいけれど重い、嘘。

 小さな村で幼稚園の教師として働くルーカスは離婚を乗り越え、息子と過ごすクリスマスを心待ちにしながら、

仲間たちと狩猟を楽しむ穏やかな日々を送っていた。

ある日、ルーカスにプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララが、

軽い仕返しのつもりで発した嘘が彼の人生を狂わせる

 

 

「ーそれでもボクはやってない」

 

“ルーカスにいたずらされた”というクララの証言を町の大人たちは鵜呑みにし、

潔白を訴える彼の言葉に耳を貸すものは誰もいなくなる。

性的犯罪を犯した男として、村中から疎外視され、様々な嫌がらせや暴力にさらされる。

 

この子役、アニカ・ヴィタコプが巧い!!

最近、新人とは思えない子役多い。

あどけなく、無垢な感じながらも、その表情や仕草がかなり憎たらしく

観る側の感情をかなり苛つかせる。新人賞勝手にあげたいくらい。

 

たった一人の信じてくれる友人以外に、父親を信じる息子の存在が救い。

この子、スカちゃん(スカーレット・ヨハンソン)そっくり 笑

 

 

デンマーク語での原題は「JAGTEN」 英題「The Hunt」 ということで「狩猟」を意味する。

 

邦題ではぜんぜん違う意味になってしまっているのが残念。

主人公、ルーカスの趣味である狩猟、食べる目的でシカを撃つ。

そして、皮肉なことに自分が 身に覚えもないことで犯罪者という烙印を押され

村中の人間から非難され、憎しみの標的にされる。

 

 

 8/10(85点)

 

 

これはそこらのホラーよりもずっと怖い。

子どもは頭に取り込んだ絵や写真、知識から勝手に自由な発想をし

想像力豊かに嘘もつく。罪など感じずにやってしまうところが怖い。

子どもが発したなにげない嘘で、「子どもは純粋で嘘をつかない」と信じ込んでいる大人たちは

それを一方的に信じて翻弄、騒動になっていく。

 

園長に対しては、もっと自分のところで働く人間の、意見もちゃんと聞いたら?

そしてルーカスはもっと「やっていない!」と主張すれば、、、、と言いたくなるけど

小さな村の住人皆から非難されてとことん孤独に、そして無実の罪に苛まれていく。

 

その発言が、親友の娘だったからまた酷い。

長年の親友の言葉よりも、娘の言葉を信じた父親。

息子と、その名付け親でもあるもう一人の親友が信じてくれる存在でほんとうに良かった。

この二人がいなければ本当に観ていてもつらい。

マッツ・ミケルセンの孤独な哀しみを秘めた目が最高に効いてて、

セクシーでもあり、普段頼りない可哀想な男には惹かれないわたしでも

こういう場合は別なのか、マッツの魅力なのか、助けてあげたい。という母性本能?のようなものが

ふつふつと、、、

スーパーの店員までが「来るな!オマエに売るものなんかない!」と

暴力で追い返した時にはもう、こんなスーパー訴えてやれ!と思わずにいられない。

 

 

そしてルーカスは

クリスマスの夜に正装して、村の皆が集う教会に向かう。

 

ちょこっとネタバレ

ラストについて。

クララの父親である親友テオが、教会でルーカスから一言言われたあとに

娘の部屋でルーカスは何もしていなかったと確信を得、

食べ物を家に持って行き 和解したあと

息子の成人で狩りをできるようになったお祝いパーティで

何事もなかったかのように仲間たちや村の連中と元に戻って騒ぎ

その後、息子や仲間と狩猟をしていると

何者かによって自分に向けた銃が。危うい所で的ははずれ そして犯人は走り去る。

一瞬、何が起きたのかと予想もしていなかった結末にびっくり。

 

一度向けられた疑惑の念、簡単には人の信頼は取り戻せないという怖さ。

徹底して、子どもの小さな嘘からの波紋、疑いはけっしてすぐに晴れるものではないのか。

 

そして子どもは責められないと言うけど、間違った事を簡単に言葉で発してしまうことは

仕方ないにしても、この場合は注意もせずに済む問題ではない気もしたけど

ルーカスは近づくクララに寛容に、いつものように抱きかかえてあげた。

 

身近で起きてもおかしくないとも思えるこの話、

さすがに銃で狙う、、、、というのは日本では

観た後もじわじわといろいろ考えて、心に突き刺さる 見応えあるドラマ。

オススメ。

 

親友の娘クララの作り話が原因で、変質者のレッテルを貼られてしまったルーカス。クララの証言以外に無実を証明できる手段がない彼は、身の潔白を説明しようとするが誰にも話を聞いてもらえず、仕事も信用も失うことになる。周 囲から向けられる憎悪と敵意が日ごとに増していく中、ルーカスは自らの無実を訴え続けるが……。

 

  公式サイト 

JAGTEN         2012年    デンマーク   115min

 3月16日より、公開中~ 

 

カンヌ映画祭にて。

 

 

「ディアウェンディ」の時にも書いたけど、俳優?ってくらいなかなかのイケメン監督と。

 

 

 

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エイリアンバスターズ /The Watch

2013-03-15 11:04:14 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

 

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ベン・スティラー主演

全米では去年の夏公開。楽しみにしてた、「The Watch」(原題)がこの度 哀しきDVDスルー

 ジョナ・ヒルが出演のDVDスルー作は面白いものが多く

今回もかすかな期待をしていたんだけど、、、、

 

コストコで店長として働くベン演じるエヴァンの、社員が深夜店内で何者かに殺されたことで

地元住民を守ろうと作った、ド素人の地元密着型自衛団

 

ジョナ・ヒルはなんだか端整になってると思ったら、かなりすっきり痩せたのね

ベンも久々に観たけどすっかり最近は年とりました

ヴィンス・ボーンのキャラはベラベラとうるさくていつもの通り。

 

邦題でネタバレしてるけど、エイリアンが出てくる、ドタバタSFコメディ。

 

 

監督はマイナーB級作品「ホット・ロッド」のアキヴァ・・シェイファー。

製作にはショーン・レヴィ監督、

セス・ローゲンがエヴァン・ゴールドバーグ、ジャレッド・スターンと共に脚本。

 

4/10 (45点)

 

最初はえー!と思ったけどDVDスルーも納得。こんなんじゃ公開ないのも仕方ない。

ベンが監督じゃないせいか ?いまひとつでした~

 

セス・ローゲンは意外と自分の脚本でも出ないこと多いんだよね~

今回、出ちゃえば良かったのに。

 

それとベンもこんなどってことない内容、どこか口だしして

もっと面白く出来なかったのかなぁと残念。

このメンツなのにかなりもったいないくらい平凡なコメディ。

 

動機もありきたりだし、やってることも 最初はウダウダ。

エイリアンが途中からやっと出て来て戦って、というよくあるパターンで

途中何度もホットカーペットの上で寝ちゃって巻き戻し 笑

(まぁ疲れてるせいもあるのかもだけど) 

ラップミュージックとかかかるんだけど、どこか徹底的に遊んでない感じで笑えず。

ギャグもノリもセリフも脚本もすべて中途半端

久しぶりにドカンと面白コメディ、ベンが監督して欲しい

と希望ばかりが募る作品でした~ ザンネン。


 

 オハイオ州の田舎町で大手スーパーのエリアマネージャーを務めるエヴァンは、ある日、職場の警備員が何者かに惨殺されたことから町の安全を守るために地域住民三人とともに自警団を結成。遊んでばかりの四人だったが、そんな彼らの目の前に現れたのは地球外生命体=エイリアンだった!

 

 

The Watch Trailer 2 (2012)

 

世界公開日

  • 2012年7月27日(カナダ)
  • 2012年7月27日(アメリカ)
  • 2012年8月23日(ロシア)
  • 2012年8月24日(イギリス)
  • 2012年9月6日(ドイツ)
  • 2012年9月12日(フランス)
  • 2012年9月13日(オーストラリア)
  • 2012年10月19日(スペイン)
  • 2012年11月8日(イタリア)
  • 2013年3月2日(日本, DVD)

The Watch   2012年    アメリカ  

 
監督:アキバ・シェイファー
出演:
ベン・スティラー/ヴィンス・ボーン/ジョナ・ヒル/リチャード・アイオアディ/ローズマリー・デウィット

 

 

 

 

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愛、アムール / Amour

2013-03-10 23:22:01 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

これは、老人介護の話でも不治の病がテーマの話でもなく

ある老夫婦の 愛を描いたストーリー

 

愛する者が死に臨む、その姿を横で見届けることは果たして愛の終焉か、

それとも幸福の完成なのか。


白いリボン」(2009)に続き、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。

先日のアカデミー賞では、作品賞や主演女優賞にノミネート、外国語映画賞を見事受賞

待ってました、ミヒャエル・ハネケ監督最新作

 

出演は、共に80歳を超えた、「男と女」のジャン=ルイ・トランティニャンと、

「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ。

この方、アカデミー賞主演女優賞受賞してほしかったな。

若い方にオスカーいったという感じだけど

明らかにジェニファー・ローレンスより素晴らしいよ。

 

二人とも長年寄り添った真の夫婦に見える。

娘ちょこっとと近所の人など、ほぼ二人しか出て来ないんだけど、本当にこのお二人が素晴らしい!

 

娘、エヴァには ハネケの「ピアニスト」のエマニュエル・ユペール。

 

 パリの高級アパートで静かに暮らすジョルジュとアンヌは80代の元ピアノ教師の老夫婦。教え子がピアニストで活躍する姿を誇らしげに感じ、お互いを思いやりながら日々を送る二人だったが、妻が病で突然倒れ、穏やかだった日常が少しずつ変わっていく…。
     

 

冒頭、ピアノの戦慄から幕が開ける。

パリの住宅街の、とある一軒の家に、警察が踏み込む。

部屋には臭いひどいらしく、鼻を押さえながら窓をあける。

そして、老人がベッドに横たわっていた。

 

 

 

8/10(86点)

 

 

わたしの好きな監督で、アレハンドロ・アメナーバルが以前

ハビエル主演で「海を飛ぶ夢」という、尊厳死について撮った作品があったけど

それともまたちょっと違う、上にも書いた通り、

これは ひとつの愛を描いた作品。

 

 どうなるかは予測はついてたし、思った通りの展開ではあったのだけど。

そこに素晴らしい役者ふたりの感情が伝わるから

どうしても終わりの方では自然に涙が溢れてとまらなくなった。

 

老人介護問題とか、生死の問題、尊厳死問題というテーマではなく、

あくまで 誰にでもいつかくる 愛する人との別れ

そこを描いてるところがもう、ずっしりと心に突き刺さる。

 

夫婦は、もとは他人であり、娘は血の繋がった存在。

だけど 父親は言う。「お前がママを愛してるように、私も愛しているんだ」

 

離れた所に住んでる娘が来ると こんな風に、家で介護などやめてという。

それならあんたが面倒みてあげなよ、とも思うけどそう簡単にもいかないようで。

かといって、部屋に鍵をかけて娘に会わせない権利ももちろんないわけで。

 

病院には入りたくないという妻、アンヌとの約束通り、

つきっきりで家で介護と妻の話し相手になると決めた夫ジョルジュ。

 

徐々に悪化していき 自分だけでは手に負えなくなってくると介護人を頼みながらも 

精一杯に妻と一緒にいる。

 

こんなに年ではないけど、6人も産んで父よりも母の方が身体が悪くなってきてるウチの両親のことも

ちょっと重ねてみてしまったり。

 

こんなに仲良しだったら最高に理想的だけど 笑。

日常が描かれ、特にこれといって衝撃的なことや事件が起こるわけでもなく

話は進むので、いつものようなハネケ的衝撃やおもしろおかしい部分はなく

そしていつものように音楽もないので淡々としている。

長回しのシーンは今回はほとんどなかった。いや全部が長回し? 

ただ、ゆっくりと夫婦の情景が描かれる中、

ジョルジュが最終的にとった行動とは。。。

 

そうするでしょう。 というか、その行動は理解できる。わたしは。

ここは「尊厳死」問題が浮上するけど。

 

命を奪う、のではなく これもひとつの愛。

愛する人の辛く苦しむ姿は見たくないもの、、、。

無理矢理生き続けさせるのは、本人には地獄。

そして、残されたものにも。

 

妻との日々を懐かしむ想いが伝わるラストがまた素晴らしい哀しみの余韻でした 

 

いつものように、無音のエンドロール後にはとくになにもなし。


年を重ねても、おなじ想いで一緒にいられたら幸せだろうね。


老夫婦の愛なんて興味ないなんて言ってちゃだめ

人生の伴侶がいる人はその人と、もちろんひとりでも、じっくり観て欲しい傑作です



 公式サイト

Amour    2012年     フランス・ドイツ・オーストリア   130min

3月9日より、公開中~



アカデミー賞にて。主演女優賞ノミニー、エマニュエル・リヴァ。


カンヌ映画祭にて。

まだ未定だけど、ハネケの次回作がまた楽しみ


 

 

 

 

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キャビン / THE CABIN IN THE WOODS

2013-03-06 00:44:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 

公開前から面白いとの評判聞いてたこの映画。Rotten Tomatoesでの支持率はなんと91%の「フレッシュ(新鮮)」で

かなり満足度の高い作品

楽しみにしてました~♪   ついに日本公開

 先週、試写にて鑑賞☆

 

 

よってらっしゃいみてらっしゃい

ただのホラーだと思ったら大間違いだよ

 

「LOST」「クローバーフィールド HAKAISHA」の脚本家、ドリュー・ゴダードが監督・脚本、

アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが共同脚本・プロデュースを務めたスリラー。

 

休暇を別荘で楽しむべく、車を出す男女のカップル。

その行く先は、悪夢であることも知らずにーーーーー

最初はよくあるB級ホラーの王道パターン。

 

一方では、謎の組織の怪しい計画が、、、、

名優、リチャード・ジェンキンスが珍しくホラーに!

 

女子大生のデイナは友人のジュールスに誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘にやってくる。

はじめこそは楽しむも、壁の不気味な絵、隣の部屋が丸見えの鏡、

そして地下にいくと、気味の悪いものをみつける。その中のひとつに昔かかれた本を見つける。

しかし、デイナたちの行動は謎の組織によりすべて監視されており、

5人は事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオどおりに動かされていた。

そうとは知らない彼らはさまざまな恐怖に襲われていく!

いったい 何が起きようとしているのか!?

 

 

8/10(80点)

 

 

 

ちょこっとネタバレ

 無人島ではないけど、出てくるものや演出、いろんな意味で

ドラマ「LOST」にも似てたり。若者たちがやられる、それを賭けする金持で血も涙もない人間たち、、、

というのなら、「ホステル」シリーズにも近いけど

 裏で組織が操っていて、賭けていたのはその組織の部署のそれぞれの者達。

その選ばれたターゲットの死者たちが、どんな方法(どんな死のキャラ、化け物)で死ぬか。

運命を最終的に決めるのは彼らで、必ず「奴ら」は何らかの方法で殺しにかかる。

それを傍観してある意味楽しんでいる組織の人間たち。

人が死ぬのを何とも思っていない。

これには実は理由があり、恐ろしい古代の神と言われる何者かがバックにいて、ソレに捧げものをしている間は

世界は平和でいられるが、ある呪文でその普段は押さえている門を開いてしまう。

とから鎮めるために死体を差し出すというもの。

いきなり話が世界規模で大事になってきて笑えるけど、

 

モニターでは、各国の同じプロジェクトがなされていて、

失敗した(ターゲットの人間たちが生き延びてしまう)とか成功した(全員ターゲットがちゃんと死ぬ)

とか、日本(京都)や、他の国で化け物に襲われる姿が映し出される。

 

そのキャラがまた、どこかのホラー映画でみたキャラだったり、

伽耶子と貞子合わせたようなのや、ヘルレイザーのピンヘッド風だったり、リヴィットとか

その他色々、、、、巨大怪獣やユニコーンまで出てきて どっから仕入れてきたの?と突っ込みたくなるけど 笑

各部屋に入れられたフリークスたちが続々出てくるのがまた面白い☆

 などなど。

予測の付かない展開がウリらしいけど、わたしは途中で読めちゃった。

それでも面白かったから大満足☆

 

キャストについては主演の女の子が可愛いし、「マイティソー」のクリスくんも頑張ってたけど、

 

おいしい役は実は水パイプでハイになったマーティ役のフラン・クランツ、すごく良かった~

 今後もチェック♪ かな。

 

クリステン・コノリー デイナ

クリス・ヘムズワース カート

アンナ・ハッチソン  ジュールス

フラン・クランツ    マーティ

ジェシー・ウィリアムズ  ホールデン

 

ラスト近くでは、あの大物女優も出演☆

ヒントは「エイリアン」

 

  公式サイト

 The Cabin in the Woods   2012年   アメリカ    95min

3月9日より、ロードショー                 


公開したらまた観てもいいくらいかも。

ホラーがだめだからって観ないとソンする映画です



 今札幌です~

コメントのお返事は後日で、、、、、、

 

 

 

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ジャンゴ 繋がれざる者 /Django Unchained

2013-03-03 01:30:20 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

待ってたよ タランティーノの新作

有楽町丸の内ピカデリーにて行われた

レオナルド・ディカプリオ舞台挨拶にいってきました~ お誘いありがとう

 

マカロニウェスタン大好きなタラが10年越しの構想でついに撮ったタラ流ウェスタン活劇は

今年のアカデミー賞作品賞9作品のうちにノミネートされ、

クリストフ・ヴァルツが助演男優賞、タラの脚本は見事2度目の脚本賞受賞

 

 

 

舞台は南北戦争前のアメリカ南部。

妻を奪われ、復讐に燃えるジャンゴに、ジェイミー・フォックス。

ジェイミー、終盤から活躍!

セクシーでカッコイイ 女なら誰もが惚れちゃうよ

 

ジャンゴを奴隷から解放し、銃の手ほどきをする元歯科医の賞金稼ぎシュルツにはクリストフ・ヴァルツ。

いや~、ヴァルツさん中盤までほぼ主役ばり!素敵すぎ

オスカー受賞も当然♪

 

イングロリアス・バスターズも大のお気に入りだというレオナルド・ディカプリオは

自ら出演に名乗りをあげた。

本当はもっと年の役者を設定してたのをレオで決定して

嬉々として初の極悪人、農園の主人、カルヴィン・J・キャンディを演じる。

 

そして今回かなりまたおいしい役なのがこの方。

一人の写真は強烈すぎで印象残しすぎるのであえてこの写真で。

サミュエル・L・ジャクソンはレオの執事、スティーブン。

もう、細かく色々笑える

 

あとはもう、タラ映画お馴染みのこれまでにも出演してた面々や、

リスペクトの「続 荒野の用心棒」のジャンゴ役、フランコ・ネロがカメオだったり

←この人ね

 

タラちゃんももちろんちょこっと出演☆(今回すぐわかる)

他にはドン・ジョンソン、ジョナ・ヒル、ゾーイ・ベル、

 

 

1859年のアメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツと出会い、奴隷の鎖から解放されたジャンゴは、シュルツとコンビを組み南部のお尋ね者たちを捕まえていく。彼が協力する理由はただ一つ。昔、奴隷商人ブリトル三兄弟に連れ去られ別れた妻を見つけて救い出すことだった。妻は農園の領主ムッシュ・キャンディの元にいた。キャンディは部下のスティーブンと、奴隷たちを鍛え上げ、片方が死ぬまで闘わせて楽しむ極悪人だった。妻を取り戻すための '生きるか死ぬか'の壮絶な戦いが始まる。

 

 

 

 8/10(87点)

 

 

 

期待通り面白かったぁ!ただわたしは「イングロ」の方が、

もちろんもっと遡れば昔のタラ映画の方がもっと何倍も好きだけど。

2時間40分の長さは感じさせないのがさすがタラ作品。

 

「イングロ」に続きあらゆる風刺が効いたテイストで、よりアカデミー賞会員たちや

オールド映画ファンがハマる作りになっていることは確かで評論家受けする。

これまでのタラ映画が嫌いじゃなければ、ぜひにといいたい

 西部劇だと敬遠する人も、完全西部劇ではないから大丈夫。

西部劇というよりもうタラ流オマージュ満載の復讐物語

 

 

最初は復讐に向けての準備が進められながら、移動して行く道のり。

タラ映画にしては珍しくゆるい(ので、疲れてると眠気が)

レオ演じるキャンディの農園についてからはもう目が冴え冴え。

そこからはいっきに、いや徐々に盛り上がっていく。

鋭いカメラズームはタラ映画の特徴。

 

お尋ねものを仕留めて、賞金稼ぎで金をかせぎながら、囚われた妻を極悪人から救いだす。

という単純ともいえる内容ではあるけど、

さすがそこはタランティーノ

相変わらず、主要キャラが皆魅力的

次第に友情で結ばれる白人ドイツ人×元、黒人奴隷。

どちらもその出で立ち、既にかっこよすぎ♡

 

そしてもちろん、二ヒヒと笑う邪悪なレオや

 

 

執事のくせに、いきなり主の前でお手柄発見だからって

ワインまわして急に偉そうなエルエルさん(サミュエル)

 

ちなみに原題「DJANGO UNCHAINED」は un チェーンという意味で

繋がれない、自由なジャンゴを指す。

 

憎らしい悪者たちは裁きを受ける、スカっとさせる展開はいつものタランティーノ節。

今回もやってくれた。

 

映画を誰より愛し、B級やどんなジャンルまでも誰より観てるタラが撮る、

書く、作る映画は 

あらゆる映画にオマージュしながら、キャラクターにいれ込み、

何より映画を楽しんでもらおうとして作ってるのが最高で映画愛に溢れてるのだ

これからも素晴らしい作品を、今後もよろしく

 

観れば観る程に面白くなるタラ映画、また観るつもり☆

観る度、なにか発見がある。

 

どんな作品がオマージュとして使われてるのかチェックするのも楽しい。

わかりやすいところでタラが思い入れあり参考にしてるのは

「続・荒野の用心棒」

ほかに雪の中でのアクションシーンは「殺しが静かにやって来る」

奴隷が戦闘訓練を受けるのは、1975年の映画「マンディンゴ」など。

 

というわけで、タランティーノ作品、本作でハマった人は過去作品もぜひどうぞ

 

あ、あと忘れちゃいけないのがタラ映画の音楽!!

今回もサントラ最高 ネットで買ってヘビロテ中♡

 ここで視聴も可

 

 

エンドロール後もちょこっとオマケありなので立たないよーに

 

 公式サイト


 

Django Unchained    2012年     アメリカ         165min

3月1日より公開中~

 

 

 

3/2  有楽町ピカデリー舞台挨拶 レオナルド・ディカプリオ

※撮影 プロのカメラマン  席からは撮るのNGでした

暫く休業宣言が話題になったレオ様だけど、

バズ・ラーマン監督の「華麗なるギャッツビー」が6月、日本公開と

またスコセッシ監督と組んだ「The Wolf of wall street」が待機中。

 

「プレスにちょっとしたことをしゃべっただけなのに、時々、まったく違った意味として

活字にされてしまうことがあるんだよね」と。

しばらくゆっくりしたいだけだったみたい。

他に、悪役を演じる上で参考にしたのは?との問いに、「トゥルー・ロマンス」

のゲイリー・オールドマンと「トゥームストーン」のヴァル・キルマーと即答してました~。

 

 

 プレミアにて。

 

 

 

 

       ↑  ↑  ↑  ↑  ↑

わたしのPCのデスクトップ写真 タイル状に

 

 

 

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3月公開☆新作映画リスト

2013-03-01 10:38:38 | 月別観たい映画リスト

 

 

 あっと言う間に3月になっちゃいました~

こないだ年越ししたと思ったらいや早い早い

 

今月は1年半ぶりに札幌。そして何年振りの1泊でディズニーランドと、盛り沢山?

その上、観たい映画はこれでもかとやってくる!たいへんだ~

今月も時間が足りないぞ☆

タラ、ハネケ、ジュードにゼメキス、ユマにブラッドリー、

サムライミ、ウォシャウスキー兄弟姉妹、、、 嬉しいけど。

 

それでは早速、

 月初め恒例 3月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
3月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。



今月は1本観てました
観た作品

  キャビン    3/9~

試写にて鑑賞済み。近日レビュー。

予告篇はぜったい観ないで!!そのほうが楽しめる!

怖いのダメなひとも、ホラー普段みないひとにこそ観て欲しい♪

久々に劇場公開のオモシロホラー。

クローバーフィールド/HAKAISHA」の脚本や「LOST」も数回監督してるドリュー・ゴダードの監督デビュー

共同脚本では「トイストーリー」「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督が参加。

クリス・へムズワース、リチャード・ジェンキンスなど出演☆


 

観たい&気になる作品

今月一番気になるのはもちろん、これ

 ジャンゴ 繋がれざる者    3/1~

待ってましたことし一番の映画のお楽しみはタランティーノの新作

タラお気に入り、ジャンゴが出てくる「続・荒野の用心棒」も観たし♪

アカデミー賞作品賞にもノミニー。タラは本作で二度目の脚本賞受賞。

とにかく楽しむのだ!! 2日、レオ様の舞台挨拶☆




 愛、アムール    3/1~

これまたずっと待ってた、ハネケの新作

大好きな監督の2連発、幸せ!

カンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールに輝いたドラマ。

長年にわたって連れ添ってきた老夫婦が、妻の病を発端に次々と押し寄せる試練に向き合い、その果てにある決断をする。

「ジャンゴ」同様、アカデミー賞作品賞にもノミニーされ外国語映画賞受賞☆ 

ハネケだから一筋縄でいかないのか?



 

 ザ・マスター   3/22~

 

 ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作☆

元兵士と怪しい信仰宗教の教祖の話。

PTAのだし特に詳しく知らずに観た方が面白そう!

主要の三人がアカデミー賞それぞれノミニー。



 アンナ・カレーニナ   3/29~

話は昔から何度も映画化してるロシアの文豪L・N・トルストイの代表作を映画化したドラマ。

つぐない」のジョー・ライト監督が再びキーラ・ナイトレイ主演に。

共演はジュード ほか。




 オズ はじまりの戦い    3/8~

サム・ライミ監督作。大好きな映画、「オズの魔法使」の物語からのキャラクター、オズを主人公にしたファンタジー。

ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ミシェル・ウィリアムズほか。

ただ、ディズニー配給なのが気がかり。笑


 


 

 偽りなき者   3/16~

「光のほうへ」などの名匠トマス・ヴィンターベアが、無実の人間の尊厳と誇りを懸けた闘いを描いた人間ドラマ。

子どもの作り話がもとで変質者扱いされてしまい、何もかも失い

集団ヒステリーと化した世間から迫害される男の物語。

第65回カ ンヌ国際映画祭で主演男優賞ほか3冠。主演はマッツ・ミケルセン。

 

 


  フライト    3/1~

ロバート・ゼメキス監督、デンゼル・ワシントン主演。

旅客機の緊急着陸を成し遂げたものの血液中から検出されたアルコールにより英雄から一転、

糾弾される主人公の機長の苦悩。

 

 

 ベラミ 愛を弄ぶ男    3/9~

 文豪ギイ・ド・モーパッサンの長編小説「ベラミ」の映画化。

19世紀、パリのブルジョア社会を舞台に、恵まれた容姿を武器にのし上がって行く青年の野心。

ということで内容はどうでもいいけど

ユマが久々に劇場で観られるのでみる♡   ロブ様主演。


 

 

 ザ・ワース 盗まれた人生    3/9~

 ブラッドリー・クーパー主演♡

他人の原稿を自分の作品だと偽って成功を手にした小説家の苦悩と、その運命。

 

 

 

 

 クラウドアトラス    3/15~

 ウォシャウスキー監督&パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督作。

トム・ハンクス、ジム・スタージェス、ハル・ベリーほか共演。

全く内容知らないで観るけどどうかなー。

感動作ってどこが嫌だけどー。

 

 


 

 メッセンジャー   3/9~

ホイチョイ映画と同じタイトル、、、こちらはシリアス

2009年作品で、第82回アカデミー賞脚本賞ノミニー。

何故今頃公開?な、戦争もの。

ウディ・ハレルソンとブシェミが観れるから気になる、、、。

 

 

以下、たぶん観ない。

  

 ☆「キング・オブ・マンハッタン」ギア様主演、惹かれないけどティム・ロスはみたい。。。

 ☆フレンチフィーメールニューウェーブはフレンチ映画の3本立て。

ジュリー・デルピーの監督した3作目「スカイラブ」も。

☆「シュガーラッシュ」と同時上映の「紙ひこうき」の方が気になるけど7分だからな~。

☆「ジャックと天空の巨人」は、ブライアン・シンガーの新作だけど子どもむけ?

 

 

今日は映画の日です~

 

 

 

 

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