我想一個人映画美的blog

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blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

エイミー、エイミー、エイミー!/TRAINWRECK

2017-09-30 21:51:41 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

40歳の童貞男」「無ケーカクの命中男 ノックトアップ」「ファニー・ピープルの監督や

主にアダム(サンドラー)やベン(スティラー)コメディ作品のプロデュース等で

ヒット作を作り続けるジャド・アパトーの監督作。

ってことで楽しみだったけど

期間限定の公開で見逃しちゃったのでDVDにて。

 

原題、「TRAINWRECK」は大失敗、めちゃめちゃな様子。大惨事。

邦題には、こじらせシングルライフの抜け出し方 とついてる。サブタイトルってほんといらない

 

 

主演はアメリカでは人気のコメディアンいやコメディエンヌ、エイミー・シューマーで

自身で本作の脚本も担当している。

演技の勉強はもともとしててドラマ出演もしたことありのようだけど、

主演しちゃうのもすごいな。

美人でも可愛いわけでもなく、そこらへんにいるフツーの感じで共感もてるのか??

いやむしろわたしはエクソシストの女の子が大きくなったのかと思っちゃった(失礼

 

父親が一夫一婦制を反対だと子供の頃からいい聞かせてたので

男性とはお遊びばかり、寝ておしまい、寝ても泊まらない、本気にならないという主義で

この顔でなぜかめっちゃモテる 笑

 

付き合ってた体育会系の筋肉バカ男は優しいのに振っちゃうし。

ここ、後ろの席の男に、マーク・ウォールバーグに似てると言われてキレるシーン。

 

さて、わたしが楽しみにしてたお二人もちょこっと登場。

エイミーが務める出版社の雑誌編集長にティルダ・スウィントンさま

 

そして、インターンできている学生で、ティルダさまとは「少年は残酷な弓を射る」で共演の

エズラ・ミラーくん(⬅️一応彼ゲイです)

エズラはなかなか美味しいシーンがあって、面白い。ファンは必見よ

 

 

家族持ちのエイミーの妹には、最近売れっ子、ブリー・ラーソン。

 

 

スポーツ外科医、アーロンにはビル・ヘイダー。

これまでこの人コメディ映画の脇でよく見てたけど、これがしっかりハマり役で。

さすがオーディションで選ばれたことだけあり、

男はやっぱり顔より中身(ごめん、ビルも悪くはないけど)と再確認。

初めてビル・ヘイダーいい男に見えた

 

 

 

そういうわけで男には困らないエイミーが

仕事先で取材することになった医者と一晩寝ちゃったら、相手が何と本気でアプローチ始めてきた!

 

こっちはこっちで真面目医者で本気モードで親友のバスケ選手?に相談。

 

 

ちょっと付き合ってみると案外いいやつだし ってどんどん惹かれてく。

 

 

あ、カメオというかちょい役で

二人が見に行くくだらなそーな感動系?犬の映画(劇中劇)で

なぜかダニエル・ラドクリフ&マリサ・トメイ。 笑

 

他にも本人役でマシュー・プロデリィックや実際のスポーツ選手など出演。

 

 

 7/10(71点)

 

 

さすが、実はいい話がお得意、ジャド・アパトー監督作!と言いたくなるなかなか面白いラブコメ。

イケメン&美女が主役ではないというところが普通っぽい感じで共感かな??

キャストも何気に豪華。

SATC(セックスアンドザシティ)ファンのわたしから見ると

ちょっと意識してるのかなと思えるところも多々。

主演のエイミーシューマー本人が書いた脚本だし少なからずあの大ヒットドラマだから影響受けてるかも。

スポーツ外科医と付き合うところとか、随所にNYとか、他にもちょこちょこと。

 

 

最初は憎らしいしなんでこんな女がモテてフリまくるのかと疑問だけど

だんだんと、真面目で一途で優しいアーロンを応援して気づけば二人を応援したくなる、典型的感情移入系ラブコメ。

 

もうDVDで出てるので、SATC ファンも、ティルダさまファン、エズラファンの皆さまもお見逃しなく〜。

 

 

幼い頃に離婚した父から一夫一婦制を否定されたのがトラウマとなり、男性とは一夜限りの関係しか持てないエイミー。奔放な男性遍歴でシングルライフを謳歌しながらも、本気の恋には決して踏み込むことができずにいた。そんなある日、仕事で著名なスポーツ外科医アーロンを取材することになったエイミー。すぐに意気投合し、勢いで一夜を共にしたところ、アーロンがすっかり本気モードに。そんなアーロンに戸惑いつつも、これまでの自分のルールを捨て、真剣な交際に踏み出してみようとするエイミーだったが…。

 

 

公式サイト

TRAINWRECK            2015年     アメリカ      123min

DVD リリース中  

 

『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』予告編

 

ジャド監督とエズラ。

 

さすが親子を演じた仲

 

 

 


スイス・アーミー・マン/SWISS ARMY MAN

2017-09-22 22:08:31 | 劇場&試写★6以上

 

 

ダニエル・ラドクリフが死体役

別にラドクリフのファンじゃないけどこれは観たくなるでしょう 

シッチェス・カタロニア映画祭で作品賞と主演男優賞、

サンダンスでは最優秀監督賞、ヌーシャテルファンタスティック映画祭では観客賞受賞など

様々な映画祭で話題となったこの映画、本日日本上陸!


原題と同じ邦題がついた「スイスアーミーマン」

これ、スイスアーミーナイフ同様、何でも対応出来る多目的使用可能な死体!という意味。 笑

 

死体というと、ホラーか?と思ったそこのアナタ!

残念ながら?本作は、ポール・ダノ演じるハンクとその死体との友情物語。

 

こんな死体は見たことない(あったら困るけど)

 

いやー オナラしまくりでアソコはコンパス代わりにされ、口から水がドバドバ、

死体役を見事にこなしていたラドクリフにまず拍手

記憶がないことから、無知のため色々教わる姿もチャーミングな死体、メニー

この片目が潰れた感じ、いいねと思ったらラドクリフの案なんだとか。

 

そしてラドクリフを背負ったまま、いつもながらに素晴らしい演技力で魅了させるポール・ダノ!

一人なぜか無人島にいて、助けが来ないので絶望的になり自殺をしようとしたところに

波打ち際に打ち上げられたメニーを見つける。

 

何と最初に書いた通り、死体メニーは 残っていた体から放出されるガスでオナラをしていたため

この勢いでどこまでいける!?とばかりに彼にまたがって人間オナラジェットスキー

 

 

監督はダニエルズというコンビのこの二人。(ダニエル・シュナイナート&ダニエル・クワン)

本作で映画デビューだけど、これまでミュージックビデオでキャリアを積んだ。

ダニエル・ラドクリフもダニエルだからタイトルロール見てラドクリフが監督もやったのかと一瞬考えちゃった。

 

 

 

ある時、死体のメニーが話すようになってから この死体、活用しまくり!

雨水がたまって口から出る水はポンプ式に好きな時にそこから水が飲めるし、シャワーにだってできちゃう

 オイオイ

 

さらには自分の髭もじゃをメニーの歯で切り、ガスで火を起こすことだって可能。

口に入れて飛ばすと狙ったものに命中!硬直した腕は斧?にもなる 

 

オナラについて、性的欲求についてまで会話が及ぶ(というかそのことメイン)

そのうち、表情もかすかに覚え、嬉しい時はにっこりできるようにすらなる。

そしてメニーは道中、ハンクが想いを寄せる女性サラの存在を知り、メニーも同じく彼女を想い、

ハンクを故郷へ連れて帰ることを決意する。

実は生きることに不器用な人間で、バスで見かけた女性に一目惚れしたまま

声もかけられないような臆病なハンクは、死体であるメニーと話しているうちに自分を省みることとなっていく。

 

 

こういうオリジナルで奇妙な話大好き!

7/10(75点)

 

 

死体が動くのも、(基本は動いてはいない)喋るのも、

ハンクの幻想ではないところがポイント

これが幻想オチだったら全て水の泡だし面白くない。

まだまだオリジナルなアイディアが活きた映画は作れるんだねと嬉しくなった。

はじめの方で、何も知らないメニーに一貫したあっちの話(思春期の男子中学生に話すような下ネタ)が続き、

一体何処へ行くんじゃ。と思った前半、その後、見事それをうまい具合に持ってった!

一人の男と死体とが、会うべくして出会って芽生えていく、純粋な愛の進化系=奇妙な友情

 

サラという、ハンクの携帯の待ち受けの女性はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。(久々に見た)

 

家庭を持っていて、勝手なハンクの片思いというので相手は何にも知らない。

彼女の家の庭にたどり着いた時、メニーも一緒にいて

サラにもその娘にも見えていたことで、メニーの存在が明らかになって

ハンクが生み出した幻想ではなかったとわかる。

 

そしてメニーの死体は、身元不明の預かる場所もない死体として扱われると分かった時。

ハンクはメニーを思い、海に連れて行こうとする。

その行動ははたから見たら当然、頭がおかしくなったとしか思えず、

後を追ったサラの家族や、警察、ハンクの父親は驚きを隠せない。

 

死体に助けられたと主張するハンク、 ここへきてまたオナラがすごい勢いで噴射されその勢いでメニーは海へ、、、

 

恋愛が成就するでもなく、悲しくも生きる勇気を与えてくれた死体の友達との最後の別れ。

なんともこれまでにない感覚に陥り切ないラストでした

あの前半の展開からは想像もしていなかった着地。お見事。

 

気になっている方は是非

 

無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生えていくのだったが…。


 公式サイト (⇦何故かどこから入っても開かない)

SWISS ARMY MAN            2016年      スウェーデン=アメリカ    97min

9月22日より、公開中〜




 

 

本物の方が顔ちっちゃいのね。

 

というか、ラドクリフ 小柄です(ポールダノも大きいし)

 


パターソン/PATERSON

2017-09-21 22:20:21 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

パターソンに住む、パターソンという名の詩を綴る男の日常。

たしか25年ぐらい前かな。詩人、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズがパターソンにささげた詩を読んで、とても興味を持ったんだ。パターソンはニューヨークからそれほど遠くないから、簡単に日帰りできる。それで1日ふらりとパターソンを訪れた。映画の中でバスの運転手のパターソンが座っていたのと同じ滝のそばに座って、工場やビルが並ぶ街を見て回った。それでいつかここで映画を撮りたいと思ったんだ」

ジム・ジャームッシュ監督は語る。

 

現代詩人のロン・パジェットが手がけた詩の数々は、寡黙なパターソンの内に流れる妻への愛情や日々への慈しみを表面化し、

パターソンの内面を映す鏡のような役割を果たしている。

僕は彼の詩が大好きでね。まず彼がすでに書いている詩の中から、パターソンが書きそうなトーンのものを選んだ。それでロンに、これを使わせてもらうか、あるいはこんな調子の新しい詩を書いてもらうかどちらがいいかと尋ねたら、「もちろん新しいのを書くよ」と。それで彼に脚本を渡して書いてもらった。でも古い作品も使っているよ。たとえばオハイオ・ブルーチップ・マッチの詩などだね。」

 

だいぶ前に観たけど書く気しなくて今更up

 

ニュージャージー州パターソン。アダム・ドライバー演じる、町名と同じ名前のバス運転手パターソン。

愛する妻ローラの隣で毎日朝起きて仕事に向い、夜は愛犬マーヴィンの散歩をして、バーに立ち寄り、帰宅するとローラの隣で眠りにつく。

代わり映えしない毎日ながら、アーティスト気質のローラは予想のつかない言動で驚かせてくれるし、

ユニークな人たちとの他愛ない交流も楽しいひとときを味わわせてくれる。

そして、そんな日常の些細な出来事の中から詩を紡ぎ出し、自分のノートにしたためていくパターソンだった…。

パターソンが愛するローラには「彼女が消えた浜辺」のゴルシフテ・ファラハニ。

 

 

何気ない日常を描いてるのがイイ。と、ジムジャームッシュファンの方はいうかもしれない。

でもごめん、わたしは正直 特に興味も持てない何気ない男の日常を覗きみたいとは思わないし

それが面白いとも思えない。

 

むしろ特に展開のない日常と、詩を書いてる(読んでる)シーンや何気ない会話シーンを延々見せられたら

それは退屈以外の何物でもなくなる、、、、、

これまでもジム・ジャームッシュ映画は色々観てきたけど、

苦手な作品が多くてわたしには合わない。と思ってるんだけど、、、、

俳優として近年すごくいい演技を見せるアダム・ドライバー主演ってことで気になって観てしまったんだよね。

やっぱりダメだった

個人的に、好みの問題。

 

ちなみに、日本から 永瀬正敏さんが出演していてアダム・ドライバーとのシーンもあるんだけど

28年前の1989年の映画「ミステリー・トレイン」に起用されてから以来の付き合いで、今回の

日本の詩人役は当て書きだったそう。

 

 

3/10(30点)

 

派手なロマンスも爆発も殺人もないけれど、ささやかな日々の幸せを描いただけで

観てる方がずっと浸っていたい気持ちにさせられる。

みたいな記事をどこかで読んだけど、、、

 

いやいやいや、映画はもちろんそんな大げさなものだけではないこともわかるし、

日常を切り取った素敵な作品だってある。 それにこれが別にダメというわけではないけど

 

どうにもわたしには退屈すぎた。

その一言。

つまらなすぎて寝ちゃった部分もあるのだけど、頑張って起きててもどうにも引き込まれなかった

映画監督も合う合わないあるよね。やっぱりわたしはジム・ジャームッシュは苦手。

参考にならないレビューだけどたまにはこんなでも仕方ないね。

 

 

 公式サイト

 PATERSON       2016年    アメリカ    118min

8月26日より、公開中〜

 

 

カンヌ国際映画祭にて

 

 

 

 

 


ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/ANTHROPOID

2017-09-19 13:53:33 | 劇場&試写★6以上

 

立て続けにキリアン・マーフィー出演作レビュー!

 

第二次世界大戦の最中、決死の覚悟でナチス高官ハイドリヒの暗殺(エンスラポイド作戦)を企てた

実在した2人の青年を描いた緊迫の史実サスペンス

 

監督は、わたしのお気に入り映画の一つでもある「フローズン・タイム」のショーン・エリスということで

間違いないなと楽しみにしていた本作。公開後すぐ観てたのだけどこんな遅れちゃった

ヨゼフ・ガブチーク演じるキリアンと、

相棒ヤン・クビシュには「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のイメージ強いジェイミー・ドーナンという

2大イイ男。 わたしはもちろんキリアン派(誰も聞いてない)

 

 見たことあるなと思ったら、マリー役のシャルロット・ル・ボンは「ザ・ウォーク」でジョセフゴードンの恋人役だったフランス女優。

 

キリアンのお相手の方はおばさん アンナ・ガイスレロヴァー。

 

トビー・ジョーンズも参戦。

 

 

 打倒、ナチス

彼らに与えられたミッションは、ナチスのNo.3と言われたラインハルト・ハイドリヒの暗殺。

ヒトラーの後継者と言われた男。

ホロコースト計画を推し、その極悪非道な性格から金髪の野獣とも呼ばれた憎き奴。

(ちなみに1942年に暗殺されるが、ラインハルトの推し進めていたホロコーストは部下のアイヒマンが引き継いだ)

 

 

8/10(82点)

 

男同士の友情と、命がけで祖国を守ろうとする男たちの熱い信念に、息を呑み目が釘付け。

 

呼吸が荒くなる友に、深呼吸をさせてしっかりと意識を持たせるシーン

これがまたあとでいきる。

 

祖国を守ることは、祖国が狙われることでもあり

成功しても犯人は割り出され即処刑されることはもちろん、

匿った家族が犠牲になり、すべてを失うことになる。

それでも若き男たちは使命に果敢に挑んでいく。

作戦実行後も、教会に匿ってもらった男たちは一人の裏切りによって場所が突き止められて、、、、

最後の最後まで見ごたえあり!

 

髪ざんばらキリアンがカッコイイ

 

もうすぐ公開終わっちゃうかな?

近くで劇場公開あって気になる方は是非大画面でこの迫力を

1941年、ナチス占領下のチェコスロバキア。2人の若者ヨゼフ・ガブチークとヤン・クビシュがパラシュートで降り立つ。ロンドンに本拠を置くチェコスロバキア亡命政府の密命を帯びた彼らの目的は、ナチスNo.3と言われるラインハルト・ハイドリヒの暗殺。2人を匿うチェコ国内のレジスタンスたちの中には、報復を恐れて暗殺に反対する者も少なくない。それでも2人の女性レジスタンスのサポートを受けながら、作戦決行に向けて偵察と情報収集に奔走するヨゼフとヤンだったが…。

 

 公式サイト

ANTHROPOID               2016年     チェコ=イギリス=フランス    120min

8月12日より、公開中〜

 

 

 

 

 


ダンケルク/DUNKIRK

2017-09-18 23:59:59 | 劇場&試写★5

 

クリストファー・ノーラン監督が描く、戦争映画は

第二次世界大戦の西部戦線。

英仏連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍の猛攻でフランス北端のダンケルクに追い詰められてしまう

イギリスが決行した救出作戦は、ヨットや漁船など多くの民間船も参加することで

兵士の犠牲を最小限に抑えることに成功する。この史上最大の撤退作戦と呼ばれる史実をもとに映画化。

 

 

 

戦争を英雄を描いたり、戦いそのものを描いたものではなく

一人に焦点を当てたり個々のキャラクターや背景を掘り下げて描くのではない。

極力そぎ落として、史上最大の撤退作戦を描いているのが特徴。

 

 

キャストは、ノーラン作品の常連、キリアン(マーフィー)とトム・ハーディはまた出演。

謎の英国兵、キリアン・マーフィー。

イギリス空軍パイロット、トム・ハーディ。

同じく、ジャック・ロウデン演じるパイロット。

トミー。フィオン・ホワイトヘッド。

なんと!ワンダイレクションのハリー・スタイルズまで映画初出演。

 

ボルトン中佐には監督としての才能も豊か、ケネス・ブラナー。

 

 

 

1940年、フランス北端の港町ダンケルク。ドイツ軍に追い詰められた英仏連合軍40万の兵士たちは絶体絶命の状況を迎えていた。若き英国兵トミーが街中を必死で逃げ回り、ようやく辿り着いた海岸には、おびただしい数の兵士たちが救助の船を待っていた。しかし彼らに残された時間は限られていた。そこでドーバー海峡を挟んだ対岸のイギリスでは、民間の船までをも総動員した救出作戦が決行される。民間船の船長ミスター・ドーソンもそれに呼応し、息子とともに危険を顧みず同胞が待つダンケルクへ向け船を走らせる。そして最新鋭戦闘機スピットファイアのパイロット、ファリアーもまた、危険を承知の上で味方の撤退を援護すべくイギリスから飛び立つのだったが…。

 

 

6/10(60点)

 

 

実は映画好きの方にはファン多いノーラン作品、実はデビュー作の「メメント」以外は

巷で絶賛されてるほどそこまで好みではないんだけど、、、。

戦争映画はこれまで数多く作られてきていて、観てもいるけど もちろん面白いというのとは違うと思うが

本作エンタメ性を排除とはいえ、引き込まれるほどの凄みはあまり感じなかった。(わたしはね)

 

随所にノーラン監督のこだわりも多く、

CGを一切使わずに例えば1500人のエキストラと厚紙を切り抜いた兵士と乗り物の小道具を使って

33万3000人の軍隊に見せるという方法をとったとか、全編をIMAX70mmフィルムで撮影したなど。

 

ダンケルクを離れるためになんとかしようと試みる兵士、トミー

海岸のイギリス兵たちを救出するため民間の船で出航する船長とその家族

救出作戦を支援するためのパイロット、ファリアー。

時間軸を混ぜて描く手法。

凄まじい音と、ハンス・ジマーの音楽。

迫力の映像体験をするためには是非映画館での鑑賞を!というところ。

 

ここでよく書いてるけど、昔はたくさん観た戦争映画なども近年は重くなりたくなく

戦争映画はあまり見ないでいたのだけど キリアン出演なので観たら

キリアンほとんどセリフもないしあまり出てこなかった 笑

 

 

 公式サイト

DUNKIRK                2017年      イギリス=フランス=アメリカ    106min

9月9日より、公開中〜



ロンドンプレミアにて。

キリアンの刈り上げすごいな 

仲良し


 


エイリアン:コヴェナント/ALIEN: COVENANT

2017-09-15 22:59:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

リドリー・スコット監督による「プロメテウス」の続編であり、

79年製作のSF映画の金字塔「エイリアン」へと繋がるエイリアンファン待望の最新作

前作の内容を確認しようと自分のblog観たら何と!

「プロメテウス」からもう5年も経ってたなんて5年て早い

 

地球を後にした宇宙船コヴェナント号のクルーたちを待ち受ける驚愕の運命とエイリアン誕生の秘密。

最初の「エイリアン」の、そのもっと前の話ってことを頭に入れておかないとついつい忘れちゃう。

 

 

主演は、何だか美人でもないし可愛くもないしで個人的にはパッとしないなーと思えてしまうキャサリン・ウォーターストン。

かなり重要、アンドロイドのウォルターとデヴィッドの二役、マイケル・ファスベンダー。

髪の毛あとで切ったらどっちがどっちだかわからなくなってくる

けどそこがポイント。

 

 

先日観た「プリズン・エクスペリメント」で悪役、本作で船長となる、ビリー・クラダップ。

 

セス・ローゲン&ジェームズ・フランココンビ映画によく出るダニー・マクブライド。

タラの「ヘイトフルエイト」出演が印象的だった、デミアン・ビチルも出演。

 

アンドロイドの生みの親として、ガイ・ピアースもノークレジットで冒頭に登場。

あと、ノオミの元夫で船長としてジェームズ・フランコ。

セリフありで出てきて欲しかったなー。

残念ながらこれはオフショットみたい。

 

 

話は単純。

 

人類初の大規模移住計画により、新たな植民地となる惑星オリガエ-6を目指して2000人の入植者とともに地球を旅立った宇宙船コヴェナント号。船の管理は最新型アンドロイドのウォルターによって行われていた。ところが突然のアクシデントで、船長を含む数十人が命を落としてしまう。そしてその直後、コヴェナント号は謎の電波を受信する。急遽、船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻で科学者のダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である惑星へと向かう。ダニエルズ、オラム、ウォルターらが調査隊として探索をしたところ、本来の目的地よりも遥かに地球の環境に近いことが分かってくる。ところが、そんな調査隊を思いも寄らぬ事態が襲う。窮地に陥った一行の前に、かつてプロメテウス号に搭乗していた旧型アンドロイド、デヴィッドが姿を現わし、、、、!!

 

 

6/10(68点)

 

ファスベンダー🆚ファスベンダー

 

エイリアンファンには何かちょっと物足りないな〜。

前作と違って前半30分くらいが全くつまらないから、まさかの眠気きた。

新しい(というか本当はこっちが先、)エイリアンの造形は人間っぽくて

気味悪さあるし、全体のヴィジュアルがいいけど、

アンドロイドのマイケル・ファスベンダーが二役ってことでラストの展開は予想がつくし、

これからってところで終わってしまうのは続きはいつ!?ってなっちゃう。

 

アンドロイドがより人間に近づいていて、そこから生み出される葛藤、

自分が創造できるにもかかわらず、制限された世界で抑制され、

命令されたことのみを行動して生きることへの反発と自由とクリエイティブへの欲望。

この部分が重視されて描かれていたのでもうファスベンダー祭り。と言った感じ

まぁそれも悪くはないんだけど、膨らみが足りなかったな。

これまでのエイリアンシリーズの中では一番落ちる、、、

 

やられてアレが出てくるシーンはいつ見ても恐怖だし

アイツが顔にかぶさってくるシーンはいつ見てもおぞましい。

 

 

「エイリアン」シリーズは時間なければ最悪「1」だけでも観てからの方がいいし、

「プロメテウス」を観てからみて。

今ちょうど偶然、CSで「プロメテウス」やってるから観てるだけど 

ノオミ演じたショウ博士はいないけど、その話が本作でも出てくるし、観てないとわけわからなくなるよ。

結構ノオミの未来の姿がショッキングでした

「プロメテウス」であんなにも頑張ったのに〜

 

 1ではノオミさんの自己手術シーンが見ごたえアリだったのに対して、本作では

目を見開きながら引きつけるような見所がなかったのも残念だなー。

早く続きやっちゃってよー。またもし5年先なんて待てないよ。

リドリー・スコット監督!生きてるうちにお願いしますね

 

 公式サイト

ALIEN: COVENANT      2017年   アメリカ    122min

9月15日より、公開中〜

 

 

プロメテウス

エイリアン 1.2.3.4

 

 

 

 プレミアにて。

 

 

 


新感染 ファイナル・エクスプレス/부산행/TRAIN TO BUSAN

2017-09-14 23:15:00 | 劇場&試写★6以上

 

 

一口かじられたら即ゾンビ

韓国ゾンビはどこの国のゾンビより速いんじゃない?ってほど俊足


ポン・ジュノ「スノーピアサー」❌ゾンビ

ゾンビ大好きなわたくし、あらゆるゾンビ映画を観てきましたが

「泣ける韓国製ゾンビ映画」との謳い文句で、ゾンビ苦手と言ってる人まで多く観ているこの話題作。

確かにゾンビ映画特有の、グロい内臓ドロドロシーンがなく、

白目むいて追っかけてくるアジアンゾンビで怖くない。

いや早いから逆に怖いか? とにかくグロ系の気持ち悪さはないのでそこは安心して観られるのかな。

 

韓国タイトル、「釜山行き。」

邦題は新幹線とかけたのかもだけどこれ新幹線だっけ? ただの汽車だよね?

ファイナルエクスプレスとかダサい副題いらん。

監督はアニメ出身で実写デビューとなる本作で一躍世界的注目監督となったヨン・サンホ。

 

主演、コン・ユ 

「トガニ」で顔は知ってたけど、韓国ドラマ好きのママに話したらすぐ「コーヒープリンス1号店」主役の子だよと、さすが詳しい 笑

左のオッサンがほんと、最後までムカつく

共演にキム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク他。

 

マ・ドンソクがまたいいんだこれ。

コン・ユ演じるソグの娘役の子が巧い!!

 

 

 

7/10(70点)

 

 

途中、若干ネタバレあり

ツッコミどころは色々あるけど初めから終わりまでたっぷり次々と難関押し寄せるので

パニックホラーとして面白い。

 

それといつもゾンビもの見てると思うんだけど、

ずっと後ろで映ってる人とか、ゾンビの顔すごいことになっててうまく練習したなぁとか

頑張ったなーとか思ってしまう 笑 特にアジアンゾンビってことで余計にそう思えて笑えた。

 

姉妹でお出かけの姉の方、おばあさん すぐやられるよ!あんなとこまで生き延びられるわけない。

姉妹の妹の方、くるくるパーマでメイクもおかしくて顔は若いのに変。

泣かせるシーンで変なメイクのせいで笑いそうになった

子供が一人しかいない。

人によって噛み付かれてからゾンビになるまでの時間が都合よすぎる

などなど。それ含めて面白かったけど。

 

ジョージロメロ式ゾンビ(ゾンビの生みの親)とは違い、

頭を殴る(または撃つ)と死ぬ、やゾンビは走らない。や、かじられたら時間的には少ししてから

というルール?を無視していて、国民は「あれはゾンビ」という認識がない。

今更どこの国でもゾンビは世界共通だと思ってるので

ああいう状態になってるのに「ゾンビ!!!」と騒がない方が違和感だったけど わたしには 笑。

それに決定打がないと思いきや、暗闇で目が見えなくなるということでそこを生かしてトンネル利用。

 

最初に列車にゾンビが乗ってきちゃったから、さー大変

逃げ場がないし、かじられた人からどんどん増殖してくし

駅に止まってもそこでももう人が次々やられてるしでどおーなっちゃうのよ!的面白さ。

この最初のゾンビ、なんと「怪しい彼女」のシム・ウンギョンだった〜。動きすごかった さすが。笑

本作の監督の次回作では主演も予定してるんだとか。

 

 

ものすごいスピードで押し寄せる。

どこ行っても皆やられててこりゃもう壊滅だろ〜

そんな中、頼れる男、マドンソクがいい味出してて 

この人がいれば大丈夫だろう的な安心感があるもののたった3人でめちゃいるゾンビに立ち向かう

無理だ−!!

 手にテープ巻くのいいアイディア。

 

このカップルも良かった。

 

次々にやられていき、頑張って生き延びてた仲間もやられていく中

ラストに向かい誰が生き残れるのかサバイバルゲーム的な面白さがある中、

親子、姉妹、恋人たち、夫婦、仲間 という全ての愛にスポットを当てながら

泣かせようという傾向に向かいすぎなのがやりすぎ感あってわたしはそこ好きじゃない。

 

でも普段ゾンビ映画など観ない人とかパニックもの好きな人には十分楽しめるね。

とにかく悪人がとことん悪人で、しつこいわ〜 笑

列車にしがみつくゾンビたちが、いかにもゾンビで好きだな、一番良かったシーン。  


ラスト、助かったのもつかの間、トンネルが暗くて歩いてるのがゾンビか生存者か

わからず、「撃て!」の命令。

これで死んじゃったらわたしが好きなゾンビの元祖「ナイトオブザリビングデッド」だし!って思ったら

そこは無事、一応ハッピーエンドか? で終了でした。

お父さん、手を切っちゃえば生き残れたのに。(なんて言っちゃダメなのかな)

 

韓国の各地で謎のパンデミックが発生し、凶暴化した感染者が次々と増殖蔓延し始めていた。そんな大惨事がすぐそこまで迫っているとは知りもしないやり手ファンドマネージャーのソグ。娘のスアンを別居中の妻に会わせるため、ソウル発プサン行きのKTXに乗り込む。同じ列車には、身重の若い女性とその夫、高校球児とその恋人といった人々が乗り合わせていた。そんな乗客たちの中に、感染者の女が紛れ込んでしまう。そして出発して間もなく、その女が暴れ出し、密室と化した列車内はたちまちパニックに。湧き出るように増殖していく感染者の襲撃から愛する娘を守るべく、他の乗客たちとともに必死の抵抗を続けるソグだったが…。

 

 公式サイト

부산행       2016               韓国     118min

9月1日より、公開中〜

 

 

 

 

 


エル ELLE/ELLE

2017-09-11 00:31:54 | 劇場&試写★6以上

 

楽しみにしてた「氷の微笑」「ブラックブック」のポール・ヴァーホーヴェン監督最新作

公開初日に観てたのにレビュー今頃。

「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」の原作者フィリップ・ディジャンの同名サスペンス小説を、イザベル・ユペールを迎えて映画化。

アカデミー賞主演女優賞ノミネートやゴールデングローブ賞外国語映画賞・主演女優賞受賞他で話題になった本作。

 

 

ゲーム会社の女社長、ミシェル・ルブランにイザベル・ユペール。

歳はいってる設定だし、実際64歳。でもセクシー。

女性はいくつになっても、男性を意識し、「女である」という自己意識さえあれば、美しくいられるという象徴かな。

 

愛する一人息子にはバカ女が、、、?

 

元夫には若い女が、、、?

 

共同経営者であり、親友とは、その夫とも本人とも不思議な関係であり、、、

 

 

会社の部下からは憧れられてるのかそれとも、、、、

一体どんなシチュエーションだ

 

ご近所さんは奥さんがいるのにアヤシイ距離感、、、、

犯罪者の娘でゲーム会社の社長という肩書きを持つどこかイカれてて歪んだ女を

イザベルユペール様が上手く醸し出す。

そしてこの男の怪しくキモい存在感。

 

 

 

 

7/10(70点)

 

ポールヴァーホーヴェン節炸裂。

この数枚の写真からでも異様な雰囲気が伝わる通り?! アヤシイ映画です。

さすがポールヴァーホーヴェン監督です。

エロティシズムを感じさせながらも、レイプ男の犯人を捜すミステリー風を装い、

去の父親の事件のトラウマを抱える一人の女性は、自分を犯した男をどう裁くのか。

 

毎度、エロス的要素を必ず盛り込むポールヴァーホーヴェン!と書いてしまうけど

今回ももちろんそこは健在。

主演女優が若い綺麗な子ではなく、フランスの大御所 イザベル・ユペールが演じてるということで

そのエロも決して下品にならずに、知的さが前面にでるから、一風変わったアブノーマル趣向の映画にならない。

その女は歪んでいるけれど、女を取り巻く家族と友人たち、仕事仲間との関係性がまた面白い。

家族はほぼ全員キャラが濃い。

 

簡単に言うと内容は、レイプされた年増女の復讐劇。

 

犯人は割と早い段階で検討がつくからミステリー要素は少ない。

死ぬ直前若い男と結婚しようとする母親、捕まった父親、しょうもない一人息子。

家族全員キャラが濃いのがまた面白く、会話のやり取りにも引き込まれる。

ブラックユーモアが効いてるところがさすが。

その反面、絶賛するほどか?とも思えるほどの話といえば話で、

その復讐プロット自体はタランティーノ映画の復讐劇の面白さの半分もないような。

 

でもポールヴァーホーヴェン作ってやっぱりどこか変なところが好きだな。

めちゃくちゃ面白かったわけでもなく、すごいオススメってわけではないけど。 笑

 

しかしキモすぎるわ

思い切りドSの普段真面目ないい男ぶった変態男

調子に乗って覆面のまま またレイプするような形でセックスに押しかけた男。

ことに至ってる最中、息子が殴りかかって何かで頭を強打。

血が流れて男は即死。

その展開は自業自得だけど、母親を守るためとはいえ

こうなることを予期して息子に殺人を頼むとはあまりに息子が可哀想すぎないか

正当防衛になるとは言ってもね。

ってことでなんか、意外とあっさりな展開というか驚きもない展開だったのですごく面白いとまではいかず。

 

 

 公式サイト

ELLE       2016年      フランス/ドイツ/ベルギー

8月25日より、公開中〜

 

 

新鋭ゲーム会社で敏腕女社長として辣腕を振るうミシェル。彼女はある日、ひとり暮らしをしている自宅で覆面をした男に襲われる。男が去ると、何事もなかったかのように振る舞い、訪ねてきた息子を迎える。その後、ミシェルの行動を監視していると思われる嫌がらせメールなどから、レイプ犯が彼女の身近にいると確信するミシェル。それでも幼いときのトラウマから、決して警察に頼ろうとしない彼女は、自ら犯人探しを始める。そんなミシェルの周囲には、犯人になりうる動機を持つ怪しげな人物が何人もいたのだったが…。

 

 

 

カンヌ国際映画祭にて。

 

 

 

 

 


COLOSSAL/シンクロナイズドモンスター

2017-09-08 00:01:01 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

L.A行った時の機内映画もまだupしてないのだけど

今回はノルウェー&スペインに行った時の機内鑑賞映画を、まとめてもしくは少しづつレビューしていこうかなと

というわけで、今レビュー溜まりすぎなのであっさりレビュー。

これ、実はスペインの監督作だけどカナダ映画で、2016年トロント映画祭他にて上映。

 

アンハサウェイの動きが、韓国に突如現れた怪獣とシンクロしてしまう なんじゃそりゃ

っていうなんとも奇想天外なお話を以前作られると聞いて興味持ってたら運良く、機内にて観れた。

日本でももう直ぐ今年も行われる「した町コメディ映画祭」通称したコメにて上映らしい。

(年1度のこの映画祭り、第一回から数回行ったけど去年の運営に最悪の思いしたので今年は行かない)

 

 

で、この映画。コロッサルColossal の原題。意味は巨大な。

 

正統派女優のイメージ強いけど、コメディもお得意アン・ハサウェイ。

仕事なし、彼氏にフラれ、酒びたりのダメダメ女、グロリア。

 

 

元彼にティムに最近では「美女と野獣」の野獣役、ダン・スティーヴンス。

 

同郷、幼馴染のオスカーに、ジェイソン・サダイキス。

イケメン男のダン・スティーヴンスよりもこのジェイソン・サダイキスとの関係の方が重要だったりする。

 

監督は「エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる」「ブラック・ハッカー」など、

これまでに国内外の映画祭で80以上の賞を受賞しているスペインのナチョ・ビガロンド。

 

 

ニューヨークで働いていたグロリアは、失業してから毎晩酒に酔って暴走し、ついには同棲中の彼氏ティムに家を追い出されてしまう。

家も仕事も彼氏も失ったグロリアが向かったのは、生まれ故郷の小さな田舎町。

そこで再会した幼馴染のオスカーに誘われ、グロリアはオスカーが営むバーで働くことに。

グロリアが新生活への一歩を踏み出す中、韓国・ソウルで突如巨大な怪獣が現れたという衝撃のニュースが世界を駆け巡る。
テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、グロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…?」

 

 

 

 

6/10(62点)

 

 

全然違う場所にいる、しかも怪獣と自分の動きがいきなりシンクロっていうのがやっぱり面白いんだけど

だんだん、幼馴染が深く関わってきて、最終的にはジェイソンサダイキス演じるその幼馴染はもともと、

グロリアのことが好きで、 そいつまでロボットと動きがシンクロしてバトルになって、、、

っていう展開があまり理解できず

田舎の元同級生たちが普通のおっさんて感じでリアルといえばリアルなのか?

 

面白いのはやっぱり怪獣と自分の動きを確かめるシーン。

 

みる人によって捉え方は違う系?ラストに至る展開が雑でイマイチ失速気味。

そこが残念だけどまぁまぁ面白い。

アンハサはコメディもハマる人だよね。特にダメ女っぷりが良かったとかではないけど。

 韓国に行っちゃって人々を守るアンハサウェイ、本人も怪獣映画好きなんだとか。

それで本作では主演&プロデュースも兼ねちゃってる。

昔ハマった韓国のインスタントラーメン、辛ラーメンがやたらちょいちょい出てくる。韓国のスポンサーか 笑

 

なお、この映画本当は日本が舞台になるはずだったらしいけど

「ゴジラ」の東宝に訴えられて韓国に変更したらしい。

ゴジラと全然違うじゃん、ビジュアルも話も。そういうこというのって 完成した映画見て言ってって感じよね 笑

 

「シンクロナイズド モンスター」

 公式サイト

COLOSSAL          2016年    カナダ      110min

2017/11月3日より、ロードショー


 

 

 

 


2017年9月公開⭐️新作映画リスト

2017-09-07 10:41:50 | 月別観たい映画リスト

 

 

機内で観た映画と帰国後に観た数本がまだ全然upできない状態

映画レビュー書いてるみなさん同じくかもだけど、仕事しながらblogで映画レビュー書き続けるの大変すぎる、、、。

うーん、書くためにみれないというのも本末転倒だし

映画観る時間だけでもやっとという感じで

このまま来年以降、blog続けるかもどうしようかとも考えてしまう今日この頃、、、、

 

月初め恒例 9月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
9月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト(ほぼ観たい順)

 

 

 

観た作品

なし

 

 

 

観たい&気になる作品

一番はこれ!大好きなエイリアンシリーズ最新作ノルウェーでも観たかったんだけど時間合わず、、、

 9/15〜

リドリー・スコット監督が自身の傑作SF「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」の続編。

新たな主人公ダニエルズを「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のキャサリン・ウォーターストン、

「プロメテウス」でアンドロイドのデヴィッド役、マイケル・ファスベンダーが続投。

前作に続きスコット監督がメガホンってことなので超、楽しみ!!

「エイリアン コヴェナント」

 

 

 

 

 

 

 9/23〜

ジョニデさんの娘でもあるリリー・ローズデップちゃん❌ナタリー・ポートマン。

姉妹役というところから日本公開楽しみにしてた

「プラネタリウム」

 

 

 

 

 

 9/8〜

待ってた1本

監督はツイ・ハークに交代。シンチーが監督じゃないけど脚本で一応参加してるので観なくては

中国でまたも大ヒット。

「西遊記2~妖怪の逆襲~」

 

 

 

 

 9/22〜

ダニエル・ラドクリフが死体役で話題!!笑

これかなり面白そうなんだよね〜。絶対観なきゃ。

ホラーではなく友情物語らしいけど。主演は、めちゃ上手クセあり俳優ポール・ダノ。

「スイス・アーミー・マン」

 

 

 

 

 

 9/9〜

重い戦争映画、昔はよく見たけど最近では暗くなりたくないから観たくないんだけど、、、

キリアン主演。クリストファー・ノーラン監督がまた傑作を生んだと話題の作品。

「ダンケルク」

 

 

 

 

 

 

  9/9〜

ジーナ・ガーション久しぶり。

9.11 の実話を映画化した作品がまたひとつ、、、、

「ナインイレヴン 運命を分けた日」

 

 

 

 

 

9/1〜

ゾンビ系?話題になって、高評価も受けた韓国感染系映画。

気になる〜観たい。

「新感染 ファイナル・エクスプレス」

 

 

 

 

 

9/9〜

是枝監督作なので内容も気になるけどキャストがあんまり、、、、、

日曜日発表になるヴェネチア映画祭にて日本から金獅子賞ノミネートの快挙。

「三度目の殺人」

 

 

 

 

 9/29〜

人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、

初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。

アカデミー賞作品賞ノミネート。

監督は「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。

んー、機内映画のリストにもあったんだけど、題材あまり惹かれないかなぁ。

音楽がファレル・ウィリアムスでいいなー

「ドリーム」

 

 

 

 

 

以下、たぶん観ない。