ゾンビは、もとは人間です
だから怖くないって言いたいけど、いきなり人に食らいついて肉を貪り食うんだからやっぱりほんとにいたら怖い(そりゃそうだ)
でも、いっそ、首輪つけてペットにしちゃったらどう?
ってな安易でナイスな?アイディアから生まれたこの作品、
2006年のトロント映画祭や、サンダンス映画祭で話題となった1本
夢に出てくるほどゾンビ好きなわたしとしては、今月一番に楽しみにしてた映画
ゾンビを飼うなんて、これまで誰が思いついたでしょう!!
先頃閉幕した東京国際映画祭でも招待作品となってたんだけど、
すぐ公開だから諦めてたの、早速観て来た
期待以上ではなかったけど、予想通り楽しめたよ~
主演の男の子は、懐かしのマコーレー・カルキン似。
『マトリックス』シリーズのキャリー=アン・モス、最近どっかいったなーと思ってたら
こんなところでゾンビと仲良くしてました
SQUIRREL NUT ZIPPERSの「Put A Lid On It」に合わせてダンスしてるし♪
(この曲『普通じゃない』のサントラに入ってます♪)
フィフティーズ('50年代)メイクがお似合い
一家にひとり、ゾンビはいかが??
こう見るとやっぱり怖いんだけど。
でもよく見ると実はダンディかも☆
原題の『FIDO』とは、少年がつけたこのゾンビの名前☆
ゾンビたちは、ペットというより、家事を手伝ったりする召使い的扱い。
もちろんゾンビだから動作がノロノロでロボットに近い。
首輪についてる赤いランプが点灯中はおとなしいから安心♪
それが消えると、凶暴なゾンビに早変わり!!
最初から知ってる人が襲われて、すぐ様ゾンビになって
飼われる立ち場になる場合もあれば、生前を知らないゾンビを飼うこともあるわけで、、、(たいていは後者)
ゾンビをまるで自分のカノジョのように接する男もいる。
宇宙からの放射能のせいで死体が次々生き返り、ゾンビになって人間を襲い始めた!
愛する人をゾンビ状態でもいいから側に置いておきたいという発想から、
ゾムコン社がゾンビをコントロールできる首輪を開発し、人間があやつれるようになった。
ゾンビを家庭で飼うのはちょっとしたステイタス。
或る日、ついにティミー少年の家にもゾンビがやってきた。
一人っ子だったティミーはゾンビをファイドと名付け仲良くなっていく。
しかしある時、ファイドの首輪が故障し近所のばあさんを食べてしまったからさあ大変!
パパだけは、普通にゾンビが怖い人間。
この世界では(なぜか50年代)ゾムコン社によって、ゾンビが管理されていて、皆ふつうにゾンビと共存して幸せに?暮らしてる。
だけど外の世界ではゾンビがうようよいて、その辺りもみせてくれるけど
怖さはほとんどない
※片腕かじられてもげたおばあさんとかは出てきます。
6/10
ゆるゆる~!
結構、会話部分も多い。 オープニングのゾムコン社のPRCMは完璧!
で笑える~。
カナダ版『シザーハンズ』とかゾンビ版『名犬ラッシー』とか言われてますが(笑)
確かに主人公のファイドに感情移入しちゃうところは『シザーハンズ』かもしれないし
少年との絆、友情なんかは『名犬ラッシー』かもね
+ちょこっと愛(LOVE)
もうちょっと突き抜けた面白さを期待してたのだけど、
どうにものんびりと、ゆるい(別の意味で褒め言葉)
たいしたひねりも刺激もなく王道路線の展開☆
意外性はあまりなかったかな?
あ、そもそもゾンビを飼うって事自体が既に意外か
でも、期待を裏切らず楽しめました~。
B級ゾンビコメディとしては『ショーン・オブ・ザ・デッド』同様、おすすめしておきます
公式サイト
FIDO 2006年 カナダ 93min
10月27日より、六本木ヒルズ&大阪にて公開中~
12月には一斉に過去のゾンビ映画DVDが廉価で復刻されるし、
来月は飛び出すゾンビ映画まで出てくるし、ロメロ監督は最新ゾンビ撮ったし、
『ダイアリー・オブ・ザデッド』
最近、ほんとゾンビ映画がアツい
あまりゾンビを知らない人も、怖くないのでこの『ゾンビーノ』 ぜひドウゾ!!
ありゃ、今日はハロウィンだけどぜんぜん関係ない話になっちゃった
Happy Halloween
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