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2016☆ベスト&ワースト映画/2016 BEST&WORST MOVIE☆

2016-12-31 07:27:04 | 1999~2023☆BEST&WORST

 

 

 

今年で19年目

独断と完全なる好みで選ぶ、年末の映画ランキング

毎年言ってますが、個人の選出によるものなので映画の出来の良さではなく、

面白かったもの。好き。というのを重視

ちなみにつけた得点数順というわけではありません。

 

対象となるのは 2016年に公開された作品(既に観た来年公開作品はランキングに入れず)
ことしは劇場にて79本。
(試写含む、機内映画含まず。気に入って2回以上観た作品は1本と計算。)
おウチ鑑賞 DVD 約 62本(以前1度観た作品&レビューを書かなかったDVD新作&機内鑑賞映画、過去作品含む)

計140本。

タイトルクリックでレビューへ飛びます。
いつものようにラジー賞付き(※愛すべきダメ作品) 

劇場で観た作品、今年は2本未レビュー(ローグ・ワンとグリーン・ルーム。近日、レビューup)。

DVDで観たのでは未レビュー多数あり。

タイトル後の名前( )は、監督名。

では早速ベスト10から

 

 2016年 BEST MOVIE



1位

 エクス・マキナ (アレックス・ガーランド)

こーいうの大好物とにかく楽しみにしてたけど期待以上!滅多に出ない満点獲得

ラストも好き。 見た瞬間から、暫定今年の1位を結局そのままキープ。

見事、すべてがアップデートされた最新型SFムービー



 

2位

 リリーのすべて (トム・フーパー)

キャスト、音楽、映像、どれをとってもすべてが美しく。

主演したエディ・レッドメインと助演のアリシア・ヴィキャンデルがとにかく素晴らしい

 この二人だったからこその作品の出来。

アイナーとリリーという二つの性を演じたエディ・レッドメインに終始魅了された。

 

 

 

3位

 ヘイトフル・エイト (クウェンティン・タランティーノ)

 待ちに待った、タラの最新作はやっぱり最高。

細かいところ、見れば見るほど面白さが増すタラムービー。

キャストもいちいち相変わらずキャラ立ってる。

 

 

 

4位

 レヴェナント 蘇りし者  (アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ)

レオがついにオスカーを受賞したことでも話題となった1本。

とにかくサバイバル精神と、生命力の半端なさ!展開が目まぐるしく飽きさせない面白さで見ごたえあり!

 

 

 

5位

 死霊館  エンフィールド事件 (ジェームズ・ワン)

 ジェームズ・ワンの手にかかれば、続編だって手抜きなし!

史上最長期間続いたポルターガイスト現象が題材の実話ベースでぐいぐい引き込む。

信じるか、信じないかは貴方次第

 

 

 

6位

 インシディアス 序章 (リー・ワネル)

 「ソウ」コンビでもあるジェームズワン監督からバトンタッチで、俳優であり脚本家のリー・ワネルが初監督。

「インシディアス」の全日譚。

シリーズ中、最恐♡    (リン・シェイ演じる)エリーズの覚醒!

 

 

 

 

7位

 ザ・ウォーク  (ロバート・ゼメキス)

110階の高層ビル上で、命綱なしのワイヤー綱渡り!!の実話。

夢とパワーをもらえる映画

迫力満点大画面でこそ楽しめる。そして3Dが最高。

 

 

 

 

8位

 コップ・カー   (ジョン・ワッツ)

サツの車盗んでかっ飛ばす、のんきな二人の悪ガキVSキレまくりで必死すぎる悪徳警官ケヴィンの対比が笑える

低予算でも面白いものは面白い。これだからB級ムービー、やめられない

 

 


 

9位

 XーMEN アポカリプス  (ブライアン・シンガー)

このシリーズ、大好きだからもうご贔屓。

過去のあのキャラもあのキャラも出てきて豪華キャストも見どころの一つ。

そもそもの始まりが描かれる最終シリーズ。あとはスピンオフにも期待!

 

 

 

10位

 グッドナイト・マミー (ヴェロニカ・フランツ

アカデミー賞外国語映画賞ノミニーの、ホラーではなく後味悪い系スリラー。

普通じゃない様子を呈したママは一体何者?

演出力と映像美!この雰囲気がものをいう!恐怖の対象の入れ替わりが秀逸。

 

 

 

 

次点

 「ストレイト・アウタ・コンプトン」「トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男」「怒り」「何者

 「ブルーに生まれついて」「スポットライト 世紀のスクープ」「シングストリート」「パラドクス

 

9位と10位、次点はもう結構同じくらい 

今年は8以上の面白い作品多くあったなー

 DVDで観たけど未レビュー作品のイマイチとオススメはまた追記します。

 

 

 

 2016年 WORST MOVIE

1位

 インデペンデンス・デイ リサージェンス (ローランド・エメリッヒ)

見どころなし!内容なし!の金かけて技術upしただけの、ハリウッドおきまりのご都合主義ムービー

同窓会的に出演者だけ楽しんでるしょうもない映画。

ウィル、蹴って出演せず正解。




2位

 マーターズ リメイク (ケヴィン・ゴーツ&マイケル・ゴーツ

こんなんリメイクだったら作らん方がマシ!

(※オリジナル版をみてください)




3位

 ラザロ・エフェクト  (ディヴィッド・ゲルブ)

蘇りモノなのに怖さゼロの見掛け倒しホラー。




4位

 追憶の森  (ガス・ヴァンサント)

名優とガスが描く、森のファンタジー。

突っ込みどころ満載、ガス・ヴァンサント初の?がっかり映画。




5位

 マギー   (ヘンリー・ホブソン)

展開なくじれったすぎるゾンビ映画。終始退屈

 

 

 

 

 特別賞 

 貞子VS伽倻子 (白石晃士)

いや〜まさかこの二人?が戦うとは世も末 笑

くだらないマンガみたいなのをあえて、という演出がまたうまい。

霊媒師&小生意気小学生コンビも参入して主演の女の子二人以外のキャラ全員濃

思ってた以上に楽しめた拾いモノ映画。

 

 

 

 ザ・ボーイ 人形少年の館 (ウィリアム・ブレント・ベル) 

劇場ではたった2日限りの公開。(ほぼDVDスルーのようなもの)

想像とはかけ離れた展開に持ってくところが想定外すぎて好き

 

 

 


 続いて特別賞の個人賞。

今年輝いてた女優賞

アリシア・ヴィキャンデル

「エクス・マキナ」「リリーのすべて」と、わたしの今年のベスト1、2独占で出演今年の顔。

今年は他に「二つ星の料理人」「ジェイソンボーン」にも出演。

来春は、プライベートで恋人のマイケル・ファスベンダーとの共演「光をくれた人」が公開!

 

 

メリッサ・マッカーシー

去年はサンドラとのバディコメディが良かったけど今年も「ゴーストバスターズ」リメイクと

ジュード共演のスパイアクションコメディ「SPY」(DVDスルー)で大活躍

どっちも良かった

 

 

マーゴット・ロビー

去年大活躍だったけど、今年は何と言っても「スーサイド・スクワット」での

ハーレクイン役が大ブレイク正統派美人だけど可愛い

今年は「マネーショート」や「ターザン」でも活躍。今後も大注目。

 


 

話題賞

わたしのblog内で今年トラックバックが一番多かった映画に勝手に贈ります!

オデッセイ  (リドリー・スコット)



 

哀しきDVDスルー


 ババドック 暗闇の魔物 (ジェニファー・ケント)

グロさなしで魅せる、クォリティ高めホラー




  ブレイキングゴッド  (アンガス・サンプソン)

こちらも拾いモノ映画! 「ソウ」のリー・ワネル演じる

「インシディアス」の霊媒師の弟子、クリスとタッカーコンビが最高♡

upしたいと思いつつ 残念ながら何ヶ月もストックに入れたまま書きかけ状態。レビューは年明けに。

 

 

 

 

来年、公開求む

  

 ありそうでなかった、アダム・サンドラーとベン・スティラー共演作!!

二人は仲の悪いユダヤ兄弟で父親はダスティン・ホフマン。

監督がしかも「イカとクジラ」のノア・バームバック作品!「Yeh Din Ka Kissa

撮影終わったらしいけど、一旦出たトレイラーが即削除されちゃってる。

日本でもどうか劇場公開されますよーに

 

 

 

 

THE RAZZIES MOVIE

 愛すべきおバカ映画に贈ります。

 今回は「愛すべき」ってほど全然愛しちゃいないが、、、

 スーサイド・スクワット  (デヴィッド・エアー)

何ヶ月も煽って期待させといてがっかり。

最高にクールないでたちだったジャレッド・レトの扱いひど。たった15分弱。

良かったのはマーゴット・ロビーだけという、中身空っぽダラダラアメコミムービー。

せっかく出てるウィル・スミスはじめ、全員印象薄でキャラ魅力なし。

 

 

 

 

 

 

 今年も去年にも増して更新あまりできなかったけど、

11年目を迎えて、ここに見に来てくださっているみなさまのおかげで続けております

年内でupしたかった映画や、温泉記事、オッサンコーナー、NYの残りの記事

どれもできなかったけど2017年も変わらずマイペースに突っ走っていくのでよろしくお願いします

今年は大晦日も仕事なのでブロガーの皆様のところへお邪魔するのは年明けになるかもですが

皆様のランキング、今年も楽しみ!

チャウ・シンチー待望の新作「人魚姫」はじめ、ライアンとエマのめちゃ期待の新作「ララランド」など

2017年のお楽しみ映画もたくさん

TOHOシネマズのフリーパス1ヶ月分も年末ついにgetしたのでお正月もたくさん観るぞー!!

 

2016年もありがとうございました

 

それでは皆様、良いお年を、、、、




ドント・ブリーズ/DON'T BREATHE

2016-12-29 23:25:06 | 劇場&試写★6以上

 

 

ホラーの巨匠、サム・ライミがプロデュースしてるんだし。と思って楽しみにしていた今月の1本。

ホラーだと思い込んでたのでホラーファンとしてたまには映画納めをホラーにするのもいいね♡

なぁんて思いつつ挑んだ今年のラスト映画。

 

ホラーではなく、スリラーでした

アメリカに次いで日本でもヒットしてるようで、連日ほぼ満席だとか。TOHOシネマズフリーパスをgetしてからの2本目鑑賞。

 

 監督はリメイク版「死霊のはらわた」←(DVDで観てレビュー書いてない。)(オリジナルはサム・ライミ)のフェデ・アルバデス。

主演のロッキーに、はらわたリメイクの主演だったジェーン・レヴィ。

リース・ウィザースプーンとミラ・ジョヴォビッチ合わせた感じ。タフな女。

 

アレックスに「プリズナーズ」のお兄ちゃん役、ディラン・ミネット。

悪いことやってる割にヘタレくん。

 

ロッキーのろくでなし彼氏、マニーに、「イット・フォローズ」のダニエル・ゾヴァット。

 

 

盲目の老人に「アバター」などのスティーヴン・ラング。

被害者の方が怖いというか、強いめっちゃ強い!

 

 

 

ロッキー、アレックス、そしてマニーの3人はアレックスの父が経営する警備会社が警備する金持ちの家に侵入して、

盗んだ物を売ることで生計を立てている。

ロッキーは、母親の育児放棄などもあり年の離れた妹を連れて遠くに逃げるためにお金が必要だった。

ある時、郊外に住む元軍人が盲目で、事故で娘を亡くし保険金を30万ドル手に入れているという情報を得て

早速盗みを決行することに。

 

 

 

 

7/10(73点)

 

 

ネタバレあり

観る前は、散々ツイッターとかで余計な情報が結構流れてて、盲目の老人が実はめっちゃ強くて逆にやられる

みたいなことが2、3回流れてきてたので、予告編は観てなかったけどだいたい予想はついてた。

でも強盗が盲目の老人襲って倒す。ってだけじゃ10分もあれば終わるしー

そこからどう展開させて88分にもなるのよ?って思ってたんだけど。

 

爺さん登場まではテンポも悪く、ホラーならちゃっちゃと進まないとダメーって思いながら眠気も来た頃、

部屋で寝てる爺さん登場。そこからが徐々に面白くなってくる。

(というか、初めの方で 爺さんが女の子を引きずって歩く姿が出てくるので最終的にやられるんだな、

とわかっている上で途中までは観ることとなる。)

 

一人で暮らしてる割には広い家に住む爺さん。

寝ていると3人が音を立てながら侵入。

探しても探しても金も金目のものもなく、でかい鍵のついた部屋を見つけ、銃で鍵を壊して開けると

早速爺に捕まるチンケなチンピラ彼氏。

 そしてあっという間に殺られる。(自業自得です) ※正当防衛

 

そして爺さんは仲間がいるのを恐れて、家を全部塞ぎ、残りが何人か分からないまま閉じ込め作戦に出た

(なかなか頭いい。)

 

仲間を一人殺され、残った二人は息をひそめながら(Don't Breathe)必死に出口を探そうと、、、

いうより、息を潜めてクローゼットにいると、爺さんが入ってきて大金の入った金庫を目の前で開けたのを見たロッキー

暗証番号をしっかり目に焼き付け、後で開けるとそこには噂通りゲンナマが!

 

爺さん、目が見えないから五感は冴え渡ってるはずでちょっとした物音や匂いに敏感。

すぐに気づいて追いかけてくる

 

話は怖くない。

怖いのは爺さん。

 

地下に行くと、そこには、、、、、

 

 

サプライズ」もそうだけど、

「簡単にやっつけられるとナメてたら反対にやられちゃいました!」系

他にも盲目の人が襲われるという意味では、有名なヘップバーンの「暗くなるまで待って」とか

他にもなんか似た感じのあったなー 

あ、若干似たところで「ワナオトコ」はもっと好き。

 

途中まで、盲目の爺さんの方が見えないので不利だったのが

電気を消されてからは真っ暗闇の中、手探りで逃げることになり もともと盲目な爺さんは

自分の家だし見えないのは慣れてるので立場が逆転。

そこは面白い。

 

地下室の扉が出てきた前半で、さてはこの下に死体とか何かやばいもの隠してるな、爺さん

って思ったら、、、。

 

自分の娘を殺した女を誘拐し、地下に監禁して自分の子供を産ませようとしていた。

(ホラーにありがちな展開になってきて サムライミ臭がしてきたところ)

よせばいいのに、ロッキーがその女を助けようと言い出し、一緒に逃げようとしたところで

爺さんが外から入ってきて、銃をぶっ放すとその女が死んでしまったため

金は取られるわ、大事な女死んじゃうわで ますます怒り狂う爺さん。

 

しかし何度、死んだ。と思ったことか、ディランはありえないほど不死身。

ミッションインポッシブルのトムちんか、ジャックリーチャーのトムちんばりに不死身!

死んだと思ってたのにのちにすぐどっかから出てくる 笑 かなりしぶとい。

 

あ、これ、わたしは圧倒的に強盗の若者たちが早く殺られろーって思って見てたんだけど

(強盗する方が悪い)

このごに及んでまだロッキーが「お金置いてくの?!」とか言ってて笑える。

命の方が大事でしょうが。

 

長くなってきちゃったけど

この後、ロッキーを監禁して自分との子供を作るという気持ち悪い展開だったらどうしよと思ってたら

「俺はレイプはしない」とつぶやいて

なんと爺さんは冷凍保存?しておいた自分の精子出してきて

スポイトでロッキーに注入しようとしたから意外な展開キタ!

 

 

そして基本的にはやったりやられたりしながらなんとか爺さんから逃げて、

どっちが勝つの?的な展開をしつこいくらいに見せるけど、

外に出たら最後、もう来ないと思ったら最初にいた番犬が追いかけてきてこっちもディラン同様なかなかしぶとい 

 

とにかく、一体どっちが勝つのかというどんでん返しとまではいかないけど

二転三転しながら結局、勝ったと思われたロッキーだったけど 

ラストで、うまく逃げおおせたと思っていたが、老人が生き延びて病院にいる姿をテレビで偶然見て終わる。

続編あるかもね。

 

しかし、老人は盲目だからもう遠くに逃げたロッキーは捕まえられないだろうから

違うパターンで来られて同じことされても面白くないし、続編やるならさらにひねった面白い脚本でお願いします。

 

客層は若い子たちが多く、女の子の3、4人で来てたりカップルがデートでとか

あまり映画見ない人たちにはかなりウケがいい感じ。

ホラーたくさん見てる人には全く怖さがないし、スリラーとしての面白さだったら後もう少し何か欲しい。

ホラーの展開に持って行ったらもっと面白かったように思えるけどホラーもいろいろ出尽くしちゃった感あるから

新鮮で斬新なのもとめるのは難しいのかな

 

ワイワイ観るポップコーンムービーや、

怖がりな彼女とのドキドキデートで、っていうシュチュエーションにはオススメ。

 

 

それにしてもこの作品、結構大ヒットしてるみたいで

こういうので面白がる人が増えたってことは、実はやっぱりみんな怖いもの観たさなんじゃないかなーと。

音にびっくりしたり、息を潜めて観たりしてる人も多いようだし。

怖がることを楽しめると、もっともっとホラーファンも増えるのになー (ホラー推奨委員会代表:自称)

 

 

 公式サイト

DON'T BREATHE             2016年    アメリカ     88min

12月16日より、公開中〜

 

 

 

 

 


MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間

2016-12-28 21:54:18 | 劇場&試写★6以上

 

 

"2017年はジャズ生誕100周年を迎えるメモリアルイヤー "らしい。

こちら、

 ドン・チードルが10年かけ、監督・製作・共同脚本・主演を務めた渾身の監督デビュー作。

 そもそもは似てないけどね。

 

喋り方は似せてた。独特のしゃがれ声。

 

わたしはジャズ音楽は好きだし、マイルス・デイヴィスの音楽も好きだけど本人についての

本を読んだことはないし、どういう生き方をしたのか、特に何も知らない。

それでも音楽映画好きとして、ジャズも好きなので、ドンチードルがどんな作品を撮ったかにも興味があった。

  タイトルはこのアルバムから。

 

本作では、マイルスが一時的に音楽界から引退していた70年代後半の5年間を軸に描かれる。

実際にあった白人による暴行事件や愛する女性との思い出、

そして映画の中の現在として描かれる部分とが交差しながら進んでいく。

 

ドンチーは役を演じるにあたり、マイルスのトランペットの吹き方を猛練習。

全然顔は似てない上、

髪型が過去のシーンのこれだとドンチーがただトランペット吹いてるようにしか見えない。

(がこれは出演シーン。)

 

サングラスに派手な衣装でそれらしくなってくる

 

ローリングストーンズの記者と名乗るデイブに、ユアン・マクレガー。

この役は実在しない架空の人物。

70年代風のロン毛が似合う。

 

悪徳音楽プロデューサーがそのテープを盗んだことからマイルスがブチ切れ、デイヴを連れ回してのテープ争奪戦という

アクション方向へ。

途中なんだかドン・チードルとのバディものになっていく。

マイルスは実際にファッションも大好きで、

映画の中でも派手派手衣装をたくさんクローゼットに持っている。

ドン・チーが派手に着飾ってるようにしか見えないが、いつもと違うヘアのおかげでこれはまだマシ。

 

 

 

元妻で彼のミューズ、フランシスに、エマヤツィ・コーリナルディ

 

 

コロンビア・レコードの大物、ハーパー・ハミルトン(悪徳プロデューサー)に、マイケル・スタールバーグ。

トランボ」にも悪人ででてたけどこの人ほんと悪役合う。

ちなみに右はホアキン。(前々から似てると思ってたら海外の似てるサイトに出てた)

MIB3」ではこんな帽子でこんな顔でした

 

 

マイルス・デイヴィスは、1970年後半の5年間、すべてのミュージックシーンから姿を消した。ひとりきり自宅にこもった彼は、慢性の腰痛に悩まされ、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていた。そこへしたたかなローリングストーンズの記者、デイヴ・ブレイデンが強引におしかける。それから2日間、ふたりは盗まれたマイルスの最新曲のテープを取り戻すため思わぬ追跡劇に巻き込まれる。もともと気まぐれなマイルスの言動に拍車をかけるのが、元妻であり彼のミューズでもあったフランシスとの破綻した結婚生活の思い出だ。苦悩と絶望から死をも考えたマイルスだが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく…。

 

 

 

7/10(78点)

 

やっぱり音楽関係の映画にハズレなし?!

こちらもなかなか良かった。

ドンチーと脚本家のスティーヴン・ベーグルマンは、スタンダードな伝記映画を作る気はない、そんなのはつまらないと話していた。彼らは音楽的な要素はもちろん、アクションあり、フランシスとのラブロマンスありと、エンタテインメント性がきちんとある作品にしたい

と言っていたというだけあって、様々な要素を盛り込んでいるから

その人物に興味がないと楽しめないような、ただの伝記物とは違う作風になっている。

 

ユアンが登場してからが俄然面白くなってきて、二人の掛け合いがコメディよりになってていい。

最初はそんな記者なんか相手にしてなかったマイルスが、

自分の撮った録音テープが盗まれた一件で彼が必要になり協力しながら

ちょっとだけ友情関係のようになっていくのも良かった。(まぁこれは架空だけど)

マイルスという人物像に関して、これまでただ音楽を聴き、考えもしなかったので

映画としてでも、ドキュメンタリーではなくても、触れることでより音楽を楽しめるようになる。

先日観たイーサン演じたチェット・ベイカーの映画「ブルーに生まれついてもそうだけど

過去の映画にしろ、そういう魅力があるミュージシャンの生き様やモデルとした音楽作品ってやっぱりいいな。

 

最後のライヴシーンには、過去にマイルスとの共演もあった

ジャズ界の巨匠ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターも登場しての

ドンチーとのセッションかなり贅沢なシーンで幕を閉じた。

 

完成した作品を観て、ハービー・ハンコックは、「まるでマイルスの夢の中を歩いているみたいだ!」と言ったそう。

 

ジャズファン、マイルス・デイヴィスファンはもとより、ユアンのファンの方もお見逃しなく!

ドンチードル、次はどんな作品を撮るのかにもまた注目したい。

 

 公式サイト

 Miles Ahead          2015年         アメリカ          101min

12月23日より、公開中〜

 

 

ちなみに。本作のサントラ。

全24曲76分を越える長時間収録。

1956年〜1981年に発売されたマイルスの代表的ナンバー11曲(オリジナル音源/一部抜粋編集)と、

マイルス・トリビュート・アルバム「Everything's Beautiful」も話題となったロバート・グラスパーが

映画のために書き下ろした新録5曲が、ドンチードルの劇中台詞とともに収録。

まさに、グラスパー・セレクトによる21世紀版マイルス・ベストといってもいい内容ということで、必聴

 

 

 

 

 

NY国際映画祭にて。

 

 

残りあと数日!ラストパートでいきます!!

 


フィッシュマンの涙/돌연변이/COLLECTIVE INVENTION

2016-12-20 16:41:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

去年のトロント映画祭他各国の映画祭で話題になった、韓国映画。

かなり気になってたので早速鑑賞。


薬を飲んで寝てれば30万ウォンをもらえる蘇生性実験の副作用で、彼は<魚人間>になる。

 

原題は「突然変異」

 

監督は、短編作品で評価されたクォン・オグァン。

エグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは、カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作「ポエトリー アグネスの詩」、

ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞受賞作「オアシス」の監督&脚本家で「私の少女」「冬の小鳥」でプロデューサーを務めた名匠イ・チャンドン。

 

 

キャスト

イ・グァンス「トンイ」「大丈夫、愛だ」

 

イ・チョニ「オオカミの誘惑」「台風太陽~君がいた夏~」

 

パク・ボヨン「過速スキャンダル」「私のオオカミ少年」

 

 

収入を得るため製薬会社の新薬治験に参加した若者の顔が、原因不明の副作用のせいで魚になってしまう。その事件は瞬く間にニュースとして広まり、若者は一躍時代の寵児となる。しかし、栄光はつかの間、やがてメディアは手のひらを返し、魚男は奈落の底へと転落していく、、、。

 

 

7/10(79点)

 


悲劇だったのは、中身は人間、外見は魚。だったこと。

 

中身は人間としての知能が残ったままだから、意志も感情もある。

もう少しコメディ寄りなのかなと思ってたら意外と悲しい話に一貫してた。

とにかく魚になってしまった男に同情しないでいられない作りで

金につられてとはいえ、まさか魚になってしまうなんて思ってなかったんだから

製薬会社の実験のモルモットとなってしまったという現実と、

メディアも世間も、盛り上げるだけ盛り上げといて、あっという間に悪者にされたり

就職難という中での、自分は何者になるのか、どこを目指していくのか。

若者の夢や希望の行く先は。

というリアルな問題に行き着き、魚男を取り巻く状況は、現代の韓国社会をも反映したものになっていた。

 

紅一点のパク・ボヨンも「彼女」という関係ではなく、

一方的に好きになられて、くるところもなくやってきたのを

マスコミに売る。という血も涙も無い行為で、魚男となってしまった悲しき男を、いとも簡単に引き渡しちゃう。

その彼女も実は孤独で、両親もいなくて愛も知らないような女。

どこかで魚男を可哀想に思いながらも結局は最後まで突き放してしまうのが

より一層、魚男の孤独を浮き彫りにしてた。

身内である父親はそばにいながらも、半分魚になってしまった自分の息子の心配よりも、

金のことしか考えていないようなしょーもない父親だったし。

 

製薬会社や、研究をする博士や弁護士など、金や名誉に目がくらみ

メディアや好奇心で踊らされる一般人、人権をなんとも思わなくなって行動する人たちの愚かな部分。

これは決して単に作り事の話じゃないよね。

 

 

涙が出るというより、なんだか 「切なすぎる」とか「悲しすぎる」っていうそんな感情が

エンドロール流れても席を立たずに余韻を与えるエンディングでした〜。

 

見る人によっては「良かったね。」とか「あれが彼にとっての幸せ」と取れるのかもしれないな。

 

なかなかいい作品でした  わたしは好き。

 

それにしても、8キロもある魚の被り物を本当に被って演技したイ・グァンス、大変だったろうな〜。

なのに葬儀の写真でしか実際の顔でないし

なかなかイケメンなのにもったいない(笑

毎回4〜6時間を費やすスペシャルメイクだって。

 

 

 公式サイト

돌연변이/COLLECTIVE INVENTION            2015年   韓国    92min

12月17日より、公開中〜

 

 

 

 

左、監督。

 

 

雑誌「コスモポリタン」より。

 

 


母の残像/LOUDER THAN BOMBS

2016-12-07 17:24:34 | 劇場&試写★6以上

 

 

ラース・フォン・トリアーの甥で、ノルウェー人である「オスロ、8月31日」のヨアキム・トリアー監督作。

(ラースフォントリアーはデンマーク人)

海外では去年公開のノルウェー/フランス/デンマーク/アメリカ合作。

(本作、撮影はニューヨークのノルウェー映画)

ノルウェーのアカデミー賞と呼ばれるアマンダ賞では監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞


原題は「LOUDER THAN BOMBS」(爆弾より大きな音で)という意味で

ザ・スミスのアルバムのタイトルと同じだからそこから取ったのかな?。

(「500日のサマー」とかザ・スミスの引用、キャラがファンとか曲起用は映画にはちょこちょこある)

本作はザ・スミスの曲にインスパイアされたという感じではないようだけど


戦争写真家の母イザベルの突然の死から3年、新たに開催されることになった写真展の準備をするため、ジョナが父ジーンと引きこもりがちな弟コンラッドが暮らす実家に戻ってくる。

写真展の準備の過程で、イザベルの秘密に触れつつ家族の絆を深めていく。

亡き母親含め、家族それぞれの視点から思いを静かに描いた良作


ノルウェーの映画であり、あのトリアーの甥が監督ということ、そしてジェシーが出演ということで観てきた。

 

 

戦争写真家の母親には、フランス女優のイザベル・ユペール。

大御所は回想シーンのみだけどやっぱりこの謎めいた感じ、普通の母親に収まらない感じ、

役にもぴったりで素敵。

 

 

長男、ジョナにはジェシー・アイゼンバーグ。

ジェシーはもうさすがの存在感。

優しく理解力ある頭の切れる兄を演じててまさにそのまんま。

今回、珍しく短めストレートヘアでスッキリ。美形に見える 笑

 

弟、コンラッドにデヴィン・ドルイド。

 

ダニエル・ラドクリフが丸刈りで主演し話題の「インペリウム(原題)/mperium」にも出演。

(日本はこれから)

この子も、ものすごくよかった。

 

父親、ジーンにはガブリエル・バーン。

久々にみたけどやっぱり「ユージュアル・サスペクツ」が印象的。(古っ

息子となんとかうまくやろうとする孤独も感じさせる切ない父親が素晴らしい。

 

他に、デヴィッド・ストラザーン。

 

 

 

コンラッドだけは少し幼かったので母親の死の真相は知らない。

いつも母親の残像を追う。

このくらいの子供って感受性も強くなるし多感で大変な時期

片思いのあの子には近づきたい。

 

そんな息子をパパはこっそり尾行。

 

パパだよ今どこにいる?

 

パパは実は息子のストーカーだった (嘘)

 

妻が死んでからも恋だって楽しみたい。

 

冷静沈着な兄は母親の生き様を理解している。

弟にも恋のアドバイス。

そんな彼にさえ、自分の中での行き詰まり感を覚えている。

 

 

父と息子、母と息子、兄と弟の繋がり。

 

 

7/10(78点)

 

 

素晴らしいキャストのアンサンブルと、自然な演出と脚本。

にトリアー監督のセンスを感じる。

母親は家族のことを思いながらも、真っ先に帰国してもだんだんと必要とされていないと感じ

また仕事で飛び立ってしまう。内面的にも欝な部分があり、夫の知人でもある仕事仲間と外では不倫もしていた。

父親は、唯一共に暮らす母親っ子だった次男とうまくいかず

尾行をし、その息子の教師といい関係に、、、。

長男は赤ちゃんができるも、母親の回帰展のために実家に戻り

数日間いる間、昔の彼女とも寝てしまう。

子供ができたというのに、妻とはスカイプのみでさっさとようを済ませて帰ろうとはしない。

反抗的になって内側にこもる弟のそばにいることでそれまで頭が悪いと思っていた弟の心の内を知り

次第に心を通わせ理解していく。


その弟は、実は色々考えていて父親が尾行していることも知っていたし、

兄が何かに悩んでいることも察していた。

授業中には、クラスメイトの朗読を聞きながら母親のことを重ねている。


母親は事故か自殺かという謎解き系ミステリーではないし

何が起きるというわけではないので、つまんないと感じる人もいるだろうし、

だから何?と思えてしまう人もいそうな静かなドラマだけど

母親が亡くなってから、バラバラになりかけていた家族の話として、

ジェシー始めキャスト全員の素晴らしさが相まってわたしには響いた。

それぞれの視点から、しっかりと感情を描いてるところが惹きつけられた。

 

監督はインタビューで、

「キャラクターだけでなく、家族が抱く感情のモザイクを描きたかった。

家族それぞれの思惑を描くことで、1つのストーリーになるような。

親は子供の鏡となり、兄弟も相互に影響を与え、親密さが育っていく。その中で、世代間の違いを浮き彫りにしたかった」

と語っているけどまさにそこがしっかりと描かれた作品で

地味ながらも、それぞれの思い、考え方の相違、母親への愛などが浮き彫りになっていて

会話や家族のやり取りがリアルに感じるところがこの作品の魅力。


フォントリアー監督の作風とは全然違うけど、

その甥っ子の作品として、またジェシー・アイゼンバーグファンももちろん、気になる方は是非


ちなみに、劇中使用の写真については

フランスの戦場カメラマンのアレクサンドル・ブラーの写真を映画内でも数枚使用。

戦争で影響を受けた人々の写真を撮った彼女に感動した監督は、彼女の家族の許可を得て写真を使用させてもらったとのこと。



かつて戦場カメラマンとして世界を飛びまわっていた母イザベルが、突然の事故で他界して3年。彼女の業績を振り返る写真展の準備のため、長男のジョナが久々に帰郷する。大学教授になり、子どもも生まれたばかりで順調な人生を歩むジョナに対し、高校生の次男コンラッドは、父親ジーンとたびたび衝突し、引きこもりがちになるなど母の死のショックから立ち直ることができずにいた。彼には母の死は不慮の事故とだけ教えられていたが、実際には当初から自殺の可能性が疑われていた。そんな中、今回の回顧展に合わせてその死の真相に触れた記事が新聞に掲載されることになり、ジーンとジョナはコンラッドに真相を話すべきか思い悩むのだったが…。


 公式サイト

Louder Than Bombs              2015年    ノルウェー=フランス=デンマーク=アメリカ   109min

11月26日より、公開中〜



NYプレミアにて

ジェシー、こう見るとかなり小柄

 

カンヌ国際映画祭にて

というか弟役の子と監督でかっ。

 

 


THE ACCOUNTANT/ザ・コンサルタント

2016-12-06 23:58:50 | 劇場&試写★5

 

 

日本公開は来年1月21日に決定。

先日のNYで一番楽しみで観てきたベン主演の新作

 

今回の滞在先であるチェルシー地区にある、徒歩3、4分で行ける劇場で

夜の11時半からの上映で、シャワーして髪も乾いてないまんま観に行った。笑

散々あちこち歩き回った1日の最後、終わるのは夜中の1時だったから

そりゃ大変、そんな状態の上、全編難易度高い専門用語的な英語だし、話も暗いし席はふかふかだしで(言い訳)

というか、せっかくベンとアナケンドリックなのにつまんない。

半分くらい寝ちゃったかも。かなり何度も落ちてた 

ので、今回は大まかな内容とキャストのみ。

 

しかし原題は「The Accountant」(会計士)なのに邦題は「ザ・コンサルタント」(会計コンサルタントってことか)

 

監督はギャビン・オーコナーで、最近ではナタリー・ポートマンの「ジェーン」や

ジョエル・エドガートンとトム・ハーディの「ウォーリアー」を撮った人。

 

町のしがない会計コンサルタント、ウルフに舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。

彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。

その日から、何者かに命を狙われることに。彼は実は、“裏社会の掃除屋”だったのだ

 

 

ベン・アフレック演じるのはクリスチャン・ウルフ。

会計士で、裏の顔は腕ききスナイパー。自閉症で、完璧主義者で、天才的頭脳を持ち、年収1000万ドルの男。

世界中の犯罪者たちの会計士務めるという裏の顔も。

 

 

弟には、「ウォーキング・デッド」シリーズ1〜3でショーン役で出演し

ウルフ・オブ・ウォールストリート」「フューリー」など幾つかの映画にも出演のジョン・バーンサル。

この弟が実は一癖も二癖もあり。

 

 

 

クリスチャン・ウルフの正体を暴こうとする財務省のレイ・キングにはJ,Kシモンズ

メディナという女性を使ってクリスの正体を暴こうとする。

アナ・ケンドリック演じるメディナは分析官。

 

 田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフに舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。その日から、何者かに命を狙われるウルフ。実は彼は、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る裏社会の掃除屋でもあったのだ・・・。年収10億円、天才的頭脳を持ち、最強のファイターでもあり、命中率100%のスナイパー。本籍・本名・私生活、そのすべてが謎に包まれた会計士が、アメリカ政府、マフィア、一流企業に追われてまで危険な仕事に手を出す本当の理由とは?

 

 

 

最後の方はさすがに覚えてるんだけど、なんだかおかしな展開になってたなー

日本では来月公開なのでまた観るつもり

ま、疲れと退屈で 寝たというわたしにはあまりないことになってしまったけど

一応評価は低め。公開して再観したら上がるかなぁ??

 

 

5/10(50点)

 

⭐︎追記⭐︎  2017年、日本公開で早速見てきたけどやっぱりあんまり面白くなかった。

評価は同じ点数で。ドンパチの展開とか退屈。

 

 

 公式サイト

THE ACCOUNTANT              2016年    アメリカ      128min

2017年 1月21日ロードショー

 

 

 

ロンドンプレミアにて

 

 

 

 

 


12月公開⭐️新作映画リスト

2016-12-05 23:58:55 | 月別観たい映画リスト

 

 

 

残すところ今年もわずか

 やっとのことでたまったTOHOシネマズのマイル。

フリーパスポートが年内好きな時から1ヶ月間、だけど今時期に限って見たいのが少なすぎる

1月前半も毎年少ないし、タイミング悪〜

 

月初め恒例 12月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
12月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト

 


観た作品

なし。

 

 

観たい&気になる作品 

一番はこれ。

 ドント・ブリーズ     12/16〜

盲目の老人宅に強盗に入った若者たちが反撃に遭う恐怖を描くホラー。

リメイク版「死霊のはらわた」(イマイチ)のフェデ・アルバレス監督がメガホン。

死霊のはらわたオリジナル版のサム・ライミ監督と、ライミ監督とタッグを組んできたロブ・タパートがプロデュース。

海外での評価がなかなかなので一応、期待。

 

 

 

 

 フィッシュマンの涙    12/17〜

 薬の副作用で外見が魚になってしまった男の悲哀を描く、韓国製の異色モンスター映画。

収入を得るため製薬会社の新薬治験に参加した若者の顔が、原因不明の副作用のせいで魚になってしまう!

これは楽しみな1本

 

 

 

 

 マイルス・ディヴィス 空白の5年間   12/23〜

ホテル・ルワンダでアカデミー主演男優賞にノミネートされたドン・チードルの初監督作品。

ジャズ界の帝王マイルス・デイビスに実際に起こった出来事からインスピレーションを受けたチードルが、

共同脚本、製作、自身の主演でマイルスの活動休止期間にスポットを当てる。 

これは絶対観たい。

 

 

 

 

 聖杯たちの騎士    12/23〜

 テレンス・マリック監督による人間ドラマ。

成功を手にしたものの心にむなしさを抱える脚本家が、6人の女性たちとの出会いを通じ、自らの過去と向き合う。

クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマン、テリーサ・パーマー、フリーダ・ピント共演。


 

 

 

 

 幸せなひとりぼっち   12/17〜

予告編は極力あまり観ないようにしてるんだけど、うっかり観ちゃって観たくなった作品。

フレドリック・バックマンのベストセラー小説を基にした、愛妻を亡くし人生に絶望した老人が、

隣人一家との交流を通して徐々に心を開いていく人間ドラマ

時間が合えば。(またはフリーパスなので見れるかな?)

 

 

 

 

 マダム・フローレンス!    12/1〜

ニューヨーク社交界の顔にしてソプラノ歌手でもあった実在の女性、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにしたドラマ

去年も同じのあったよね。(フランス版?)

大好きなメリルなので観たいけど内容が全く惹かれない。。。。

夫役には、ヒュー・グラント。(意外)

 

 

 

 

 

 アイ・イン ザ・スカイ 世界一安全な戦場    12/23〜

戦地から遠く離れた会議室でドローンが映し出す映像を見ながら

戦争に加担する人々の葛藤を描き、現代の戦争の闇を浮き彫りにした軍事サスペンス。

イーサン主演の「ドローン・オブ・ウォー」っぽいな。

素敵なオッサン、故、アラン・リックマンも出演。

ツォツィ」のギャビン・フッド監督作。

    

 

 

 

 ブレア・ウィッチ    12/1〜

低予算で世界的ヒットを記録し、POVを駆使したホラーブームを起こしたあの肩透かしホラー

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編。前作から15年後が舞台となる。

思い切り今更感。

最近人気のホラー監督、アダム・ウィンガードが監督。

まぁ、DVDで良さそうだけど。

 

 

 

 

 ローグ・ワン  スターウォーズストーリー  12/16〜

世界的に人気のSFシリーズ「スター・ウォーズ」のサイドストーリー。

シリーズ続編かと思ったらサイドストーリーと知って、見る気失せた

しかしマッツさんやドニー・イェン、ディエゴ・ルナなどが出てるので

フリーパスもあるしみようかな、、、??

 

 

 

 

以下、たぶん観ない。