去年、日本でもヒットした、動物の被り物のホラー「サプライズ」や「V/H/Sシンドローム」などで
ホラー・ファンの注目を集めた、アダム・ウィンガード監督が放つ最新作は
ホラーではなく、アクション・スリラー。
これまでの監督作はどれもなかなか面白かったし、
ロッテントマトで93%フレッシュ(好評価)だというので楽しみにしてました~。来月公開に先駆け、試写にて鑑賞。
戦死した息子の戦友という若者の突然の訪問を受けた一家は、
礼儀正しい若者の好青年ぶりに好感を抱き、温かく迎え入れるが…
謎の訪問者「ゲスト」としてある家を訪れるのは、TV「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス。
故、ポール・ウォーカーにブラッドリー・クーパーを足したみたいな顔立ちで
なかなかのイケメン君。
ボディも良し 家族の皆がこの謎の男を受け入れてゆくー
冬公開の「ナイトミュージアム」続編にも出演だし日本でも人気出ちゃいそう。
ハロウィン間近のある日、イラク戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン家のチャイムが鳴り、デイヴィッドと名乗る男が現れる。彼はケイレブの戦友で最後の言葉を伝えにきたという。思わぬ訪問者だったがピーターソン一家はデイヴィッドを息子のように快く家に招き入れる。彼は失 意の母親をなぐさめ、父親の仕事の助言をし、同級生からのいじめを受けている弟ルークには身を守る術を教える。謙虚で律儀、礼儀正しく容姿端麗なデイヴィッドは瞬く間に大切な“ゲスト”として一家に溶け込んでいくが、時に過激なデイヴィッドの解決方法に娘のアナが疑問を持ち始める。
一体、この男は何者か、そして家族に近づく目的は何なのか
5/10(56点)
いや~、期待ハズレ。
ツッコミどころ満載
前作「サプライズ」の方が面白かったな。
ネタバレちょこっとあり
ホラーではないし、イタいシーンもエグいシーンもなし、
いわゆる海外のティーンや日本でも、映画をたまにしか観ないような若い人にほど
一般ウケは良さそうな作品。
色々とありきたり感ありありな脚本、先の読める展開で
長女がカレシといるとそいつがろくでもない男だからきっと何かするだろうなと思えるし、
高校生の男の子がイジメにあってるシーンが出て来た時点で絶対復讐するのは目に見える。
そして、男が来てからは謎の死が相次いで、絶対コイツの仕業だろうと察しがつく。
退屈ではないけど、その通り過ぎで意外性なくいまいち面白味に欠けちゃう。
この謎の男の正体が分からないまま引っ張って行くけど、
いい人で家族を守るために来たってだけの話なら到底面白くなるわけがないから、
きっと悪人であろう事は予測がつく。
そうすると目的は何なのか。
そこが重要なんだけど、残念ながら、予測を上回るというか
軍が絡んで来たりして、男の正体がわかってくるにつれ そういうことかという状態に。
容赦なく結局家族を残忍にも殺してくラスト近くでは結局そうなるのかと。
父母を殺された娘は最初少し泣いてるだけで、弟を捜しに行くくだりでは
まったく元気を取り戻しちゃっててありえないし、
デイヴィッドが教えた、ナイフを常に持って、仕返しして殺せばいい。
という伏線の言葉通りに、軍も殺せなかった男を仕留めるのは
いじめられっこの息子だったり、しかもそのラストの死に際の言葉がまた何とも安っぽい。
B級作品だけど拾い物的な面白さはない。
あまりスリラーっぽさもなく中途半端。
犯人がわかったからといって、驚愕とか面白いという結末でもなし。
期待もせずになにげにみたら、そこそこ楽しめる的な作品。
ダン・スティーヴンスがカッコいいので観れた感じかな。
彼のプロモーション映画だと思えば悪くないかも。 笑。
ザ・ゲスト - 映画予告編[想像を超える衝撃編]
THE GUEST 2014年 アメリカ 100min
11月8日より、ロードショー
トロント映画祭にて
長女役、マイカ・モンローと。
バッチさんも観に来てました~仲良しらしい。
右から2番目の黒人さん、ランス・レディックさん
今観てるジョシュ・ホロウェイ主演ドラマ「サイバー謀報員 インテリジェンス」や
「アメリカンホラーストーリー」「Lost」「CSIマイアミ」「フリンジ」など
様々なTVドラマでご登場。本作でも軍の強い人の役だけどかなり弱っちぃ
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