我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

ザ・ゲスト/THE GUEST

2014-10-29 23:38:50 | 劇場&試写★5

 

 

去年、日本でもヒットした、動物の被り物のホラー「サプライズ」や「V/H/Sシンドローム」などで

ホラー・ファンの注目を集めた、アダム・ウィンガード監督が放つ最新作は

ホラーではなく、アクション・スリラー。   

 

 

これまでの監督作はどれもなかなか面白かったし、

ロッテントマトで93%フレッシュ(好評価)だというので楽しみにしてました~。来月公開に先駆け、試写にて鑑賞。

 

戦死した息子の戦友という若者の突然の訪問を受けた一家は、

礼儀正しい若者の好青年ぶりに好感を抱き、温かく迎え入れるが…

謎の訪問者「ゲスト」としてある家を訪れるのは、TV「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス。

故、ポール・ウォーカーにブラッドリー・クーパーを足したみたいな顔立ちで

なかなかのイケメン君。

ボディも良し 家族の皆がこの謎の男を受け入れてゆくー

冬公開の「ナイトミュージアム」続編にも出演だし日本でも人気出ちゃいそう。

 

 

ハロウィン間近のある日、イラク戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン家のチャイムが鳴り、デイヴィッドと名乗る男が現れる。彼はケイレブの戦友で最後の言葉を伝えにきたという。思わぬ訪問者だったがピーターソン一家はデイヴィッドを息子のように快く家に招き入れる。彼は失 意の母親をなぐさめ、父親の仕事の助言をし、同級生からのいじめを受けている弟ルークには身を守る術を教える。謙虚で律儀、礼儀正しく容姿端麗なデイヴィッドは瞬く間に大切な“ゲスト”として一家に溶け込んでいくが、時に過激なデイヴィッドの解決方法に娘のアナが疑問を持ち始める。

 

 

 

一体、この男は何者か、そして家族に近づく目的は何なのか

 

 

5/10(56点)

 

 

いや~、期待ハズレ。

ツッコミどころ満載

前作「サプライズ」の方が面白かったな。

 

ネタバレちょこっとあり

ホラーではないし、イタいシーンもエグいシーンもなし、

いわゆる海外のティーンや日本でも、映画をたまにしか観ないような若い人にほど

一般ウケは良さそうな作品。

色々とありきたり感ありありな脚本、先の読める展開で

長女がカレシといるとそいつがろくでもない男だからきっと何かするだろうなと思えるし、

高校生の男の子がイジメにあってるシーンが出て来た時点で絶対復讐するのは目に見える。

そして、男が来てからは謎の死が相次いで、絶対コイツの仕業だろうと察しがつく。

退屈ではないけど、その通り過ぎで意外性なくいまいち面白味に欠けちゃう。

この謎の男の正体が分からないまま引っ張って行くけど、

いい人で家族を守るために来たってだけの話なら到底面白くなるわけがないから、

きっと悪人であろう事は予測がつく。

そうすると目的は何なのか。

そこが重要なんだけど、残念ながら、予測を上回るというか

軍が絡んで来たりして、男の正体がわかってくるにつれ そういうことかという状態に。

容赦なく結局家族を残忍にも殺してくラスト近くでは結局そうなるのかと。

父母を殺された娘は最初少し泣いてるだけで、弟を捜しに行くくだりでは

まったく元気を取り戻しちゃっててありえないし、

デイヴィッドが教えた、ナイフを常に持って、仕返しして殺せばいい。

という伏線の言葉通りに、軍も殺せなかった男を仕留めるのは

いじめられっこの息子だったり、しかもそのラストの死に際の言葉がまた何とも安っぽい。

 

 

B級作品だけど拾い物的な面白さはない。

あまりスリラーっぽさもなく中途半端。

犯人がわかったからといって、驚愕とか面白いという結末でもなし。

期待もせずになにげにみたら、そこそこ楽しめる的な作品。

ダン・スティーヴンスがカッコいいので観れた感じかな。

彼のプロモーション映画だと思えば悪くないかも。 笑。

 

 ザ・ゲスト - 映画予告編[想像を超える衝撃編]

 

  公式サイト 

THE GUEST           2014年    アメリカ    100min

11月8日より、ロードショー

 

トロント映画祭にて

 長女役、マイカ・モンローと。

 

バッチさんも観に来てました~仲良しらしい。

右から2番目の黒人さん、ランス・レディックさん

今観てるジョシュ・ホロウェイ主演ドラマ「サイバー謀報員 インテリジェンス」や

「アメリカンホラーストーリー」「Lost」「CSIマイアミ」「フリンジ」など

様々なTVドラマでご登場。本作でも軍の強い人の役だけどかなり弱っちぃ

 

 

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仙台短編映画祭2014にて、片岡翔「あの子の席」ほか上映★

2014-10-27 00:00:11 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

 

【告知】

 

年は久しぶりに【仙台短篇映画祭】に参加します!生文高校で撮った最新作『あの子の席』と、同高校でWSを開き生徒たちが作った3作品、さらにだいぶ昔に作った『ニタンカサンソ』という短編が上映されます! 11/2(日)13時~、無料です!

 

 

あの子の席〔予告編〕

 そして41人の監督が311と向き合い3分11秒ずつ綴ったオムニバス『311 明日』も上映されます。 僕の一編は『超スーパーギガゴーレムSVプラス超リーサルウエポンⅡアンドギガ』という長いタイトル。 映画祭は11/1~3の開催です!

 

仙台の高校生が魅せる、熱い映画たち。

仙台短篇映画祭☆ 猫目の最新作「あの子の席」上映。
11月2日(日)13:00~  ※無料プログラム


【ショートピース!仙台短篇映画祭2014】 開催期間 2014年11月1日(土)~11月3日(月・祝)

今年も、様々な角度から映画を楽しみ・味わう企画を取り揃えました。映画を観て、聞いて、話して…映画祭・・・ smma.jp/event/%e3%82%b…


仙台地方の方、ぜひ~

コメント欄閉じています。




レッド・ファミリー/붉은 가족/RED FAMILY

2014-10-23 23:31:08 | 劇場&試写★6以上

 

 

一見仲が良いふつーの家族に見えるがこの一家、実は

韓国の鬼才キム・ギドク監督が脚本・製作、ちょっとコミカルで哀しいスパイ・サスペンス。

 

去年の東京国際映画祭で観客賞受賞

 

韓国で理想の家族を演じながら、消せとの指令で任務をこなしていく北朝鮮の工作員男女4人。

ケンカばかりの隣人のダメ一家との交流をきっかけに、国家の任務と残して来たそれぞれの家族

一緒にいるうちに生まれる絆との間で待ち受ける運命とは

 監督は、キム・ギドクに抜擢されて本作で長編デビューとなるイ・ジュヒョン。

 

こちら北朝鮮チーム。

 対する、韓国の隣人家族は夫婦喧嘩の絶えない一家。

 

愛する家族を祖国で人質にとられながら、敵国で戦うしかない北朝鮮スパイたちの哀しみ。

 

隣の韓国人の男の子といい感じになる娘役、ミンジは

スパイながらに強く、お金を巻き上げられる男の子を助けるシーンなんて

「猟奇的な彼女」を想わせる。

 

 

7/10(70点)

 

キム・ギドク監督の「春夏秋冬そして春」は好きで支持するうちの両親に言わせると

北朝鮮のスパイ絡みの話は今更映画で観たくないよなって言ってた。

まぁ、深い北朝鮮と韓国についての歴史を描いたような真面目な映画だったらわたしも

興味はなかった。が、笑いは起きなかったまでも本作コメディタッチで綴られる。

だけど、コメディという感じはなく

かといってシリアスすぎず、100分という時間なので見やすい。

(なぜか2時間以上あるように感じたけど)

韓国のダメ一家をお隣において、毎度みせられながら、それをバカにしながらも次第に憧れになっていくという

対照的な描き方が面白い。

 

チームのボスが勝手な判断で国に大事な人間を殺してしまったことで

その罰で殺されるところを、隣人一家を全員殺せば許すというお達しがきた。

そしてバカンスに誘いだし夜のキャンプのうちに殺そう計画をする。

しかし相手は何も知らない一般人。

情もわいて来て簡単には殺せない。さて、結末は、、、、。

面白かったのは、家族仲が良いお隣さんがまさか北朝鮮からの工作員とは知らない

隣人たちは一緒にご飯を食べた際に、北朝鮮と韓国の話になると

俄然、やたら詳しくおまけに北朝鮮に肩入れするような意見を言うところ。

いちいち憎らしい隣のわがままな嫁も、だったら別れればいいのに

と思うも、子供のせいにして別れられないといいつつ結局なんだかんだ仲が良い。

旦那はいつも家にいるなとツッコミたくはなるけど。

おじいちゃん役の工作員はちょうど、綺麗目のおばあさんがお隣にいて仲良しに。

はじめは上下関係の厳しい工作員チームは、本当の家族のようにとまではいかないけど

段々と互いを思いやり、身内のような団結力がうまれてくる。

 

ベタではある「家族」をテーマにした作品ではあるけど、

それぞれが祖国に残した家族を思いながらも、側にいないと何もしてやれないもどかしさ、

それでも国の指令に従う他ない現状と苦しみ。そして、運命。

自らの決断とはいえ、ラストは切なすぎる宿命。

 

国と国との戦いは、一般人の命すら簡単に奪っていく。

何よりも結局は家族が残る。血のつながりは強い。誰だろうが、奪う権利はない。

 

 

娘はわざわざラストに出さなくて良かったのにと思ったけど。

噂通り、なかなか良い作品でした~気になる方、是非劇場で★

 

 

映画『レッド・ファミリー』予告編

 

 はたから見たら理想的な4人家族。実は、母国からの使命を遂行するために家族を演じている北朝鮮工作員チーム「ツツジ班」。ひとたび家に帰り、玄関のドアを閉めると、階級に即した超体育会系。母国の命令を遵守するスパイの顔に一転する。隣に住むのは、下らないことで日々罵り合い、犬も食わない喧嘩を昼夜かまわず垂れ流すしょーもない一家。母国に残る家族の安全のために、苦しい任務をこなし続ける緊迫した日々を送っているツツジ班の事情など知る由もなく、突然おしかけてくる。工作員たちは「資本主義のバカどもが。」と毒づきながらも、お隣り一家の自由な様に淡い憧れを抱いたり、共に暮らしながらも監視しあい規制しあわなければならない偽家族に、少しずつ心を許していく 。そんなある日、ツツジ班夫役の妻子が脱北に失敗したことから、事態は暗転し始める─ 。
    

 

 

 公式サイト

붉은 가족           2013年     韓国   100min

10月4日より、公開中~

 

 

2013年 東京国際映画祭にて。

 

 あれ、なんか皆違う雰囲気。

 

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片岡翔監督&脚本 劇場公開第二弾決定☆「たまこちゃんとコックボー」

2014-10-21 17:40:55 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

【告知】

 

先月情報解禁になり、Twitterなどでは告知させてもらいましたが

1/11 じゅういちぶんのいち」に続く、片岡翔、監督&脚本劇場公開作品が決定しました


広島ホームテレビや秋田放送の天気予報でローカル人気となってグッズやキャラなど

登場している「たまこちゃんとコックボー」を映画化。

主演には、ももいろクローバーの妹分である、私立恵比寿中学(エビ中)の廣田あいかちゃん

誰?って感じでグループも知らなかったけど、この子たち

今やももクロを凌ぐ人気だとかで、Twitterでもその反響の大きさに驚いてたところ。

めざましTVのツイートランキングで4位になり、映像も公開されました~


 

このポスターからも分かるように、 かなりポップで

ファンタジックな内容になるようで、可愛く作ると本人がツイートしております。

 

ちなみに、おなじみのぬいぐるみたちもポスターに登場 笑。

 

監督やります。大人も子どもも楽しめるかわいい映画にします!

: [映画ニュース] エビ中・廣田あいか「たまこちゃんとコックボー」で映画初主演決定!

 217件のリツイート 142件のお気に入り
 

 

 たまこちゃんとコックボー STORY

星野ひよ子はお菓子と想像ごっこが大好きな、ちょっと変わった女の子。夢はお菓子の国のプリンセスになることだ。
ある日ひよ子は、突然ドーナツの穴に吸い込まれ、アニメの世界に迷い込んでしまう。
そこにいたのは、たまこちゃんという女の子と、謎の生き物・コックボー。

ひよ子はすぐにふたりと仲良くなると、毎日アニメの世界に行って遊んですごす。

すると、たまこちゃんは外の世界に興味津々。たまこちゃんはドーナツの穴を通り、ひよ子の体に宿って外の世界に出てしまう。

そうしてふたりの入れ替わり生活 が始まるのだが……。

 

 

12月にクランクイン、来春の公開

他に決まり次第またこちらにて。


応援宜しくお願いします

 

2015年春全国ロードショー
監督・脚本:片岡翔
出演:廣田あいか
ほか
配給:DLE

 公式FaceBook 

公式Twitter 

 

公式サイト たまこちゃんとコックボー

 

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ニンフォマニアック Vol.1/ NYMPHOMANIAC: VOL. I

2014-10-15 01:01:01 | 劇場&試写★6以上

 

 

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」

マンダレイ」「アンチクライスト」「メランコリア」などの、

”鬼才”と呼ぶにふさわしい監督、ラース・フォン・トリアーが

インフォマニアック=色情狂 を題材にして放つ2部作の前編。


とりわけ、ビヨーク主演の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は好きだったけど

その後嫌いな作品が出て来ても必ず劇場でみてしまう。監督としてはぜんぜん好きではないんだけど。

わたしに言わせるといつも「ふつうじゃない」作品を撮ってることで惹かれるんだけど

今回は思いもよらないユマ起用。ということで、いつにも増してすごく気になってた。



真っ暗な画面がしばらく続くなか、雨音、それが雪に変わるのを静かに追うカメラ。

雪が舞い落ちる薄暗い路地に倒れていたのは傷だらけの一人の女、ジョー。

アンチクライスト」(←強烈な鬱映画)「メランコリア」(←鬱映画その2)に続いての出演となる

シャルロット・ゲンズブール。

幸薄そうで、貧相だからっていうのもあるけど個人的には魅力を全然感じないのよねーごめん(主演の度言ってるけど)



画面が変わり、激しいメタルロックの曲と共にステラン・スカルスガルドが家から出てくる。

狙い通りだろうけどここが最高にカッコいい。

というか、このオープニング曲が本作で一番気に入った ニンフォマニアック Vol.1 - 映画.com

この曲欲しい。


そのままカメラは老紳士セリグマンを追い、倒れたジョーを見つける。

救急車も警察も呼ばないでほしいという彼女を介抱するため、自宅に連れ帰る。

何があったのか事情を尋ねるセリグマンに、ジョーは幼い頃から性に強い関心を抱き、

底なしの性欲に翻弄されてきたという身の上話を語り始める。

興味深く聞入りながら、これまでの知識を生かした空想、妄想で、

自分自身で解釈しようとしていくインテリおやじ。

全編、その過去の性の遍歴を語る部屋でのシーンと、過去の回想シーンのみ。



父親は医者のクリスチャン・スレイター。(最後まで若いな)

ジョーは、子供の頃から性に目覚めたと語りだす。

処女を捨てたくてジェロームという男(シャイア・ラブーフ)に頼んで

屈辱的な思いをするだけの初体験を迎えたあとは、2年後に今度はセックス狂に。

10代の役はステイシー・マーティンという新人。フルヌードで挑む。

友人と列車の中で何人の男を獲物に出来るかゲーム。

ここでかかる曲はトーキングヘッズだったり

おなじみのロックや、時にバッハなどクラッシックがかかるところも

全体的に音楽にこだわるラースフォントリアー監督らしい選曲。


とにかく愛より快楽重視、愛なんていらない、SEX第一。

全部で8章からなる構成。 vol.1でプロローグと5つの章を、Vol.2では、3つの章とエピローグ。




とりあえず、残り1つあるけど前半は

6/10(63点)



ちょこっとネタバレあり


監督自身、鬱になりながら撮ってた作品も多いくらい

重たい不協和音が続く作品が多いトリアー作品。

毎回、性描写も多く暗い重い作品としてのインパクトも強い。

今回はポルノだとか言われていたけど、もちろんそれは作品としての表向きの顔。

これまで際どいフランス映画や過激な性描写を描いた作品も観て来たけど

驚いた事にこれはエロさは十分だけどぜんぜん興奮はしない 笑。

たぶん、わたしだけではないんじゃないかな。


なんていうか、性のことを語りながらその実語ってるのは人間の性(さが)だったり

欲だったり、結局は セックスには愛が必要なのか。という根本的世界共通の永遠の疑問にまでいきつく。


自分の憧れだった男、ジェロームに少女時代処女を奪ってもらい、

その後幻滅してから偶然の再会を果たすも、まったく興味がなくなり。

一緒にいるうち彼のその手の中の所有物になりたい、自分を扱って欲しいと欲する。

それが愛なのかもと気づいた時にはもう欲しいものは側になく、誰かの物。

それを望もうと妄想し、またの偶然で再会。

結局想いは通じて愛し合うも、今度は性的にまったく感じなくなっちゃった

というオチの前半。



途中、一日7、8人だか10人と寝てるので誰が誰だかとなり、サイコロの出た目で

振ったり、電話をやめろといったりてきとーな関係。

要はSEX出来れば誰でもいい感じ。顔も関係ない。皆にあなたが初めてというから男性はわかってても嬉しい。

世界中の男を渡り歩いて来ただとかで、アレがぼかしいりで次々に出てくるのは

笑いどころなのか。場内シーンとしてたけど。

現実的に言うと、よくエイズにならないよね。


数々の、その男たちの中でもとくにお気に入りをジェローム含めた3人とする。

その様々な3者を、音楽を奏でる様に例えるのがまた面白いけど。

その過去の話を熱心に聞く側のインテリ爺、セリグマンは妄想を掻き立てられながら

 

引用、蘊蓄、比喩多用。

哲学、宗教、音楽、数学、政治、心理学などが会話の中で披露される

彼自身、身勝手な妄想でその話を楽しんでる。


曲はまた今回も、フランクのヴァイオリンソナタ、バッハのオルガン小曲集などのクラッシックから、

ミサ曲、メジャーなロックまで多用。

当然、雰囲気カッコいい。


一方的にSEXだけの関係でいようと想ってても、当然勘違い男は出てくる。

それが愛を求める男。

こっちが身体だけと割り切ってればよいのかもだけど、

それを伝えてるわけじゃないからややこしくなるんだ

自分だけが独り占め出来ないなんて嫌。と言ったもんだから、

妻子持ち男が荷物もって、今離婚して来たとやってくる。

それも、次の男が家に来るって時に。

そこでいきなり入ってくるのがユマ(サーマン)

このシーンが一番最高の章。 笑 ここ思い切り喜劇になってた

可愛い三人の男の子までつれて来て乗り込んで、

「ここがパパの一番好きな場所、頭に焼き付けて。」といってベッドの部屋へ ズカズカ。

そして次の男が花束持って現れちゃうというコントのよーな流れ。

劇場で笑い起きてないしわたしも声にだして笑いはしなかったけど ブラックコメディ。


それでも「この人を愛してない」とさらっと言い切るジョー。


そりゃ長年築いてきた愛をこんな小娘に奪われたんだから許せないでしょ。

美人妻と可愛い息子3人いて。


ジョーの中で理想の男、ジェローム演じたシャイア・ラブーフは、これまで

セクシュアルなイメージ全くなかったけどこういうエロい役をするとハマるもので

なかなかセクシーに見えちゃうから不思議なもの。


もちろん続きは観るけど、前半の方が断然海外では評価が高いみたいなので

重要なラスト(オチ)は期待しないでおこうかな。

とりあえず、わたしはユマのシーンが面白くてインパクトさらってったからそれで満足

しかし、今回まだ出てこなかった デフォーさんやウド・キアさんなどのトリアー作品常連たち

ついでにジェイミー・ベルがドSで登場というvol.2 どんな役でなのか、出演者をみるのが楽しみ♪

ちなみに、観る前から聞いてはいたけどSEXシーンはプロの吹替。

エンドロールで名前が7、8人出てた。

そうだよね、俳優がやってたらポルノ。うまいこと差し替えたりほぼわかんないようになってた。

もちろん、ぼかし入り。(昔はそのまま出してるのとかけっこうあったけどねー)


この日本も共通のポスター、全部イっちゃってる表情ですごい 

とくにウド・キアみて   白目むいてるし こわ   笑

クリスチャン・スレイターの肉体美すごいな


『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』予告編 ハードVer.(R18+)

冬の凍てつく路上で行き倒れていた女性ジョーを自宅アパートで介抱する年配紳士セリグマン。心配する彼に、ジョーは驚くべき生い立ちを赤裸々に語り出す。 2歳児から“性”に強い関心を持っていた彼女は、15歳の時に青年ジェロームを相手に初体験を済ませると、あとは欲望のおもむくままに男たちとの行きずり のセックスを重ねていく。ある時は幼なじみのBとチョコレートを賭け、長距離列車の中でハントした男の数を競うジョー。そんな中、最初の相手ジェロームと思いがけない再会を果たすジョーだったが…。


公式サイト

NYMPHOMANIAC: VOL. I            2013年   デンマーク/ドイツ/フランス/ベルギー/イギリス


10月11日より、公開中~

11月1日~ Vol.2 公開


トリアー監督、ユマ気に入っちゃって今後も出すか?


Vol.2へ続くー。



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悪童日記/A NAGY FUZET/THE NOTEBOOK

2014-10-12 23:03:36 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

戦争と、周囲の大人たちによって、彼らは作られた。

 兄弟はいつも一緒、同じ行動。気持ちも一つの一心同体、手段は選ばない。生き延びるためなら。

 

ハンガリー出身の亡命作家アゴタ・クリストフの処女小説にして世界的ベストセラーを実写映画化。

 

アカデミー賞外国語映画賞ハンガリー代表作品。

 

第2次世界大戦末期を舞台に、“魔女”と呼ばれる祖母のもとに預けられた双子の兄弟が、

過酷な日々を生き抜くために身も心も鍛え上げ、非情な世界に立ち向かう。

 

原作は三部作らしいが未読。

監督はハンガリー出身のヤーノシュ・サース。

どこかちょっと雰囲気はハネケっぽいところもあるなと思ったら

撮影が。「隠された記憶」や「白いリボン」などの撮影を担当したクリスティアン・ベルガーでした。

 

この双児の兄弟が素晴らしく、この作品全体はこの子たちにかかってる。

アンドラーシュとラースロー・ジェーマント兄弟。本作で映画デビュー。

少し、いつも右にいる方の子が濃い顔のうちの甥っ子に似ていて

なんかみてて可愛くて 。いやこの二人実際美少年で可愛いんだけど、、、

 

元々純真無垢だったはずの子たちが。家族が。 戦争によってもたらされた悲劇へ。

 

母親のお母さんで会ってもいなかったおばあちゃん。

くそばぁばと呼びたくなるくらい、憎たらしいばあさんでそこがまたイイ。

これがデビュー作?のピロシュカ・モルナール。素晴らしい。

 自分の娘の子供たちだけど「メス犬の子供」と双児を呼ぶ。

娘(双児の母親)は結婚式にも呼ばず、20年も会ってなかったのに

いきなり子供を押し付けて出て行く。

まるでハイジ。姪のおばさんがむりやりオンジにハイジを押し付けてったみたいに自分勝手。

原作では痩せてるおばあさんらしいけど、子供たちの設定も少し年上なので体格に合わせたとか。

 

臭い匂いのするスープを出すばあさん。

カラダと精神を鍛えるために、3日間、水だけで過ごすと宣言すると

二人の目の前で、焼いた鳥をむしゃむしゃ食べて、ほら美味しそうだろう?食べたいだろう?

とかぶりつく性格悪いばあさん。面白い。

男の子二人でどついちゃえば余裕で勝つと思うけどね 笑。

 

近所に寝泊まりしだす将校はイケメンな二人に興味を示す。

正式に言ってはいないがこれはナチス。

気に入らない人間は簡単に殺す。

 

母親役、レナ・オリンかと思ってたわ。

行かないでと追ってすがる愛する息子たちを払いのけてまでしていく。

1度の手紙でいつか戻るからと書いてきてはいたものの、

本当に戻ってくるとは。世話になった母親(ばあさん)の元から

勝手に都合良く引き離そうとするが、他の男との間に出来てた赤ん坊をみて

二人は気持ちが変わる。「嫌だ、僕らはここを離れない」と。

 

 

ある日、ばあさんのところに美人の若いお姉さんが芋を買いにくる。

小汚い二人の美少年をみて、芋を運ばせついでにお風呂へ誘い

なんと自分も一緒に入っちゃう。

蚤とかいる小汚い彼らの服で自分の身体洗っちゃう女性に目が釘付け 笑。

シャワーじゃなくためたお湯だから余計汚いーとか思っちゃったりして

 

しかし。良い人だと思えたこの女性は実はこれまた酷い女で。

 

悪には制裁が下された。彼らによって。

 

神父は言う。「聖書を読んでるか?」

暗記するほど聖書も十戒も頭に入ってる彼らは言う。

「汝、殺すなかれ。というけれど、皆殺し合ってる」

 

 

 8/10(82点)

 

 

二人で顔くっつけて寝ちゃって可愛い。まさに一心同体。

少年と音楽がまた素晴らしいから作品も全体が惹き立つ。

この双児の少年たちが目で訴える、この世の理不尽。

純粋だったはずの少年たちが、戦争という時代の背景のなかで

いやがおうにも、強くならなくてはいけなかった、飢え、貧困に耐え、お風呂にもいれてもらえない。

大人は言う事を聞かせるために、ぶったりどついたり

こんな環境の中では、耐えるしかない。生き抜くためには強くなって。

 そうして選ぶ、様々な決断。

ついにラストでは父親をも犠牲にする。

そこまでして生き抜こうとする生命力にも驚くけれど、

そういう彼らにしたのはまぎれもなく、両親であり、おばあさんであり、まわりの大人たち。

お互いが離れるのは何よりも苦痛といっていた二人が下した別れ。

希望となんとも言えない感覚が、感動とは違うけど押し寄せる。

 

わたしの場合、ハネケとか残虐さを描いた作品は見慣れてるせいか

そこまで恐ろしさとか残虐さとか感じはしなかったけど、

ベストセラーを任されただけある監督の手腕、そしてセンスが活きた素晴らしい作品でした~

個人的にはアカデミー賞外国語映画賞ノミニーも納得。

 

第2次大戦末期。ブダペストに暮らす双子の兄弟は、戦争に行く父自ら離され、田舎にある祖母の農園に疎開する。

人々から“魔女”と呼ばれている冷酷な祖母は、双子を“メス犬の子ども”と呼び、容赦なくこき使う。

双子はそんな過酷な日々の出来事を、父から渡された日記に綴る。

そしてどんなことにも負けない強さを身につけるため、2人で様々な鍛錬を重ねていく。

 

 

 公式サイト

A NAGY FUZET       2014年    ドイツ=ハンガリー  111min

10月3日より公開中~

 

 プレミアにて

うわー、双児ちゃんすっかり大きくなっちゃった。

ほんとに子供は成長早すぎて うーん、少しイケメンぶり落ちちゃったかな。

子役ウォッチャーとしては今後も期待したいところ★

 

 

 

 

 

 


アンダー・ザ・スキン 種の捕食/UNDER THE SKIN

2014-10-10 23:17:03 | 劇場&試写★5

 

 

 

黒髪に紅い口紅。車を乗り回し、または歩きでひたすら町を徘徊し、男を誘う。

謎の美女の正体は、地球外生命体だった

 

スカーレット・ヨハンソンがフルヌードで魅惑の○○になったSF

ということでも話題先行。

楽しみにしてました~。監督は「記憶の棘」の、ジョナサン・グレイザー。

ということで変わった作品であることは覚悟してましたが。

これまたすごい万人ウケしない作品。

スカちゃん主演だしわたしは嫌いではないが、、、、

 

原作はミッシェル・フェイバーの処女小説。


観る人を選ぶ、視覚的、感覚的映画

 

ニコール主演にした「記憶の棘」の時もショートカットであまり個人的には

 

美しく見えなかったんだけど、本作でもスカちゃんが黒髪でなんだか

あまりいい女って感じしないのよね。

スカちゃんはブロンドでストレートロングが一番

でもこれだと普通のブロンド美女って感じで謎めかないからかなー。

本作では暗めの表情に、目の下にクマあるし、真っ赤なリップ、肌が汚く見えるメイクもへんだし

魅力的ではなく残念な感じ。

だけど、男たちは騙されて声かけたりついってっちゃうから困りもの。

ボトムはジーンズだけどご自慢の胸は薄手のニットで強調される。

 

誘われるままに怪しげな暗い部屋に入って行くと

一枚づつ服をお互い脱いでゆき、、、、床が何と底なし沼化していく

少しづつ、後ずさりしながら最後までは脱がないスカちゃん。

セクシーな黒いランジェリー姿であまりないウェストと肉感的ボディがあらわに。

このあとの映像がすごい。

なんだこれは!!!

とにかくこれは映像で観てほしい。

 

そして別の日に見つけたまた別の男も、、、、。

この方は醜くコンプレックスのある男。

このあたりはすごく雰囲気あって、不思議な素晴らしい音楽とあいまって惹き付けられるが

基本静かな映画なので同時にちょっと眠気もくる。(寝なかったけど)

 

果たして、この女の真の正体と最終的な目的とは

 

という興味だけで引っ張る。

ただただ町を徘徊し、ニンゲンどもをゆっくり観察するスカちゃん目線で

進んでいくので内容は面白いというほどもないのだけど

 

5/10(53点)

 

 

 すこしだけ内容に触れてます ネタバレちょこっとあり

まぁ嫌いな雰囲気ではないんだけど、映画として期待したほどぜんぜん面白くはなかった。

なんか、デヴィッド・リンチ系統でいきたいのか(リンチのは作品の脚本も最高だけど)

映像や感覚でみせてくというところが大きいかなー。

狙いをつけた男を誘っては獲物にしていくけど、途中、下心ではなく本心で

自分を思いやってくれる男性が出て来て、(イケメンではなくただの独身おやじではあるが)

キス以外の事、ニンゲンのする性行為にいきそうになると突然我に還る。

 

ほんとにフルヌードになったのかなーと思ってると、、、、

ニンゲンの姿の裸のカラダを明るいところで全身鏡に映し

まじまじと見つめる。そのシーンでのフルヌード。

 ぼかしも規制もかけてないので一応、小さくしときます

 

少しスカちゃんの中で気持ちが変化していく。

と思った矢先に森の中で男に逆に襲われそうになり立場が逆に。

慌てて動揺し、自身のカラダを、、、、、とエンディングに向かう。

 

観た直後は「えーーー。出たよー不思議映画」と思ってつまんないと評価したけど

数日経ってみて、こうやって書いてる方がまだそこまで悪くはなかったかなと思えるのは

あの不思議な音楽と世界観のせいだろうな。

おすすめは出来ないけど、好きそうな人にはハマる、万人ウケはしない。

そんな作品。

ま、わたしはスカちゃんだったから観れたという感じ。

でぜんぜん面白い映画ではない。他の女優だったら全くダメだったかもー。

そういう意味でも無口で冷たげな美女にスカちゃんぴったりでした

 予告編を観て気になる方はぜひ劇場で☆

 

 

 スカーレット・ヨハンソン主演『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』男を誘う魅惑の本編映像

 スカーレット・ヨハンソン主演『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』予告編

 

真夜中の街で妖艶な美女が、道行く男たちに声をかけては闇に消えていく。一枚ずつ服を脱ぎながら誘う美女。

男たちは彼女の正体に気づかないまま、飲み込まれ、そして姿も形­も無く、衣服だけが残される。

謎の美女の正体はなんと、、、!慈悲のかけらも­無く男を捕食し続けていたが、ある事がきっかけで人間的な感情を持ち始める、

しかしそれは、さらなる恐るべき惨劇の始まりでもあった…。



 公式サイト 

UNDER THE SKIN     2013年    イギリス=アメリカ=スイス   108min

10月4日より、公開中~

   



トロント映画祭にて

こっちの方が普通に色っぽいんだけどネ

監督と。

 

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FRANK -フランク-/FRANK

2014-10-05 21:37:00 | 劇場&試写★4 以下

 

 

マイケル・ファスベンダーが、かぶり物を絶対とらない実在のバンドマンに扮する

ということへの興味だけで気になってたこの作品。

 

イギリスのコメディ(笑い)って、個人的にはあまりウケないのが多いんだけど。

コメディだと思ったら、自分の中の心の病からかぶり物を外せなくなった切ない男、フランク。

その理由は最後まで明かされない。

かといってシリアスドラマでもなく中途半端。

コメディというジャンルにするにもあまりに笑えない、独特なヘンな映画だった。

 

実在した英国のコメディアン、クリス・シーヴィーをモデルにした

謎多きミュージシャンを演じるインディ・コメディ。

 

主演はマイケル・ファスベンダー演じるフランクでもあるが、

同時に語られて行くのは、ミュージシャンを夢見る冴えない、男ジョン。

観たばかりの「アバウト・タイムで主演演じた注目の男、ドーナル・グリーソン。

 

マイケル・ファスベンダーは、ずっと顔なしだと思ったら

最後の8分くらいの間にちょこっと顔だし。

 

フランクの側にいてテルミンなど担当のキツい女クララに

マギー・ギレンホール。

 

ほんっとみてて苛つく女でした

キャラとしての魅力も感じず、、、、

 

監督は特に有名な作品も撮っておらずこれが3作目のレニー・アブラハムソン

 

 

誰よ、脚本~!?と思ったら、なんと原作があり、脚本と原作は

数年前にジョージ・クルーニーやユアン出演なのに全くひどくて笑えなかったコメディ、

ヤギと男と男と壁と」と同じ原作者ジョン・ロンソン という人。

あー、納得、、、、。

 

共同脚本も務めた作家ジョン・ロンソンが実際にクリス・シーヴィー扮するキャラクター

“フランク・サイドボトム”のバンドに参加した体験談をベースに、いくつかのエピソードを織り交ぜフィクションとして映画化。

だって。

 

4/10(44点)

 

 

 ややネタバレあり。内容に触れてるのでこれから観る人注意

「ヤギと~」よりはまだマシだけど、ノレず。

しっかり寝た日だから眠気はこなかったけど。 キャラがクレイジーなへんな映画。

ヘンな映画は好きだけど、これは脚本がつまらない。

冴えない主人公ジョン演じた赤毛のドーナル・グリーソンはいいけど内容が引込まれない。

 

皆フランクになりたがる。

とあるが、そこまで魅力的に描かれないのが大問題。

もっと彼を魅力たっぷりにしてもいいんじゃない?愛すべきってほどにはならず。

 

冒頭、常にメロディを考えパソコンに打ち込んで作曲してるジョン、

自分の日常はTwitterで報告。フォロワーはたったの14人くらいだけど。

ある時、キーボード担当が海で自殺する場面に居合わせて

たまたま自分もキーボードが出来ると言ったことで、そこにいたバンドのリーダー

フランクから声がかかりバンド出演を急遽依頼されるも

ただの町の喫茶店みたいなとこで演奏するだけ、しかもその曲がまたひどい。

で、その後アルバムを作る事になり森の別荘?に引きこもり

自然の中で曲作りと練習がはじまる。メンバーにとけ込もうとするが、好かれない。

メンバーも誰も、フランクの素顔を知らない。

そして決してかぶり物をとろうとしない。(でも普通に喋る。食べる時は流動食?液体ものをストローで)

どうしてか?というところで多分、その興味だけでひっぱるんだけど

かぶり物をいきなり外してゴミ箱?に捨ててるシーンなどあるけど

本人シャワーシーンになるとやっぱりかぶってて、どうやらいくつかあるらしい。 笑

そんなシーンでくすっと笑ってる人は数人いたが笑えず。

つまらないケンカや、お金底ついてジョンが祖父の遺産のへそくりで出す云々とだらだら続く。

森にこもってる間じゅう、ドーナルくんはこんな風。

 

 

ジョンが密かにYouTubeの動画にアップしてたことからどこかの地域のライブイベントの誘いがきて

張り切って行くも、そんだけのアクセス数じゃ普通と言われ、結局色々ありメンバーも離れ

ステージにジョンとフランク二人で立ち、今日が人生最高の日と思った瞬間

一気に絶望へ。

 

あることでキレたジョンはフランクにかぶり物を取れ。というが

道路に飛び出しそのまま車にひかれるも走って消えてしまう。

 

ようやく実家を突き止めて行くと本人が素顔のままいる。

精神的に昔から写真も嫌がり顔を出す事も拒んだような事が両親から明かされるが

ちっぽけなライブハウスだかカフェで三人でしょぼい演奏と歌でバンドを続けてた

クララたちの前に現れて素顔のままで歌うフランク。

 

こう文章にしてるとなかなかいいお話のように感じるが

フランクの心の葛藤などがそれまで描かれていたわけでもないし

それまでヘンな映画としての印象が強いまま急に哀しさ誘うエンディングにされても、、、という気持ちで

終わってしまったので  えーこんなか。

という印象でした~

 

こういうのはハマる人はハマっちゃうんだろうなー

わたしはダメ。

気になってる方はぜひ☆

個人的にはおすすめできません 

ファスベンダーファンにも、

最後のちょこっとくらいしか顔を見せないので余計にフラストレーションかもだし  笑

 

 

 

ミュージシャンを夢見る青年ジョンは、ひょんなことからキーボードの代役としてインディ・バンド“ソロンフォルブス”のライヴに飛び入りで参加すること に。ところが、そのバンドでフロントマンを務める男フランクは、なんと巨大な張りぼてのマスクを被っていた。しかも、プライベートでも決してマスクを脱がない筋金入りの変わり者だった。やがて人里離れた湖畔の小屋で始まったバンドのレコーディング合宿にも参加することになったジョンだったが…。

 

 

 映画『FRANK -フランク-』予告編

 

 

 公式サイト 

FRANK   2014年    イギリス=アイルランド    95min

10月4日より、公開中~

 

プレミアにて

 

 

かぶり物しちゃってるから演技どうこうはいまいちわからない

正直、誰でもいい感じではあったな   笑

と思ったけどラストでのうまくない歌が重要なのかも 

 

ファスベンダーのお顔ほとんど観られずがっかりだったので?

お蔵入りになっててやっとリリースになった「ハンガー」 これから観ようっと

 

 

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アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/ABOUT TIME

2014-10-03 00:04:13 | 劇場&試写★6以上

 

 

わたしが心に止めている言葉のひとつに、映画「アメリカン・ビューティ」の中の言葉

「今日という日は、残りの人生の最初の一日」というのがある

 

本当に毎日はあっという間にすぎてくからー。一日一日を意識して大事に生きたい。

この気持ちを更に強くする作品でした

 

「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツ・ロック

リチャード・カーティス監督作品

この方、実は本作が3作目にしてもう監督はこれで終わりと宣言えーもったいない。

もっと作って欲しかったよー

 

脚本作としては名作揃い。「Mr.ビーン」シリーズ、「フォーウェディング」、「ノッティングヒルの恋人」

「ブリジッド・ジョーンズの日記」シリーズ、「戦火の馬」、「ラブアク~」「パイレーツ・ロック」など。

 

主演=レイチェル・マクアダムスのラブコメかと思ってたら、、、、

 

主演はこちら。「ハリポタ」シリーズでウィーズリー家の長男?次男?のビル・ウィーズリー役でもある

ドーナル・グリーソン。彼女なし、でも家族思いのティム役。

これまでもいくつかのちょい役でみてるこの方、すごく良かった☆

今後は「SWE7」(スターウォーズ7)や「FRANKフランク」にも主演決定で今後も注目

 

「ミーンガールズ」出演時からチェックしてて仕事をしたかったと監督に言わしめた

レイチェル・マクアダムスには、メアリー。

前髪パッツン、久々に生意気じゃないふつーの女の子役。

とにかくレイチェルが可愛すぎる

魅力全開

この作品の成功はこの可愛さにかかってるとも言えるんじゃない?

もちろん素敵な脚本でストーリーもいいのだけど、

主演が夢中になる子はこんな風に可愛くないと。ナチュラルで飾らない魅力。

メガネっ子姿もかわいいぞ。

このワンピに羽織ったカーディガンもcute

仕組まれた?出逢いとも知らず、恋に落ちるメアリー。

 

 

ティムの父親には、リチャード・カーティス監督の親友でもあり全作品に出演のビル・ナイ。

 

 息子が21歳になる日、「家系の男は21歳になるのを境に

暗いところで拳を握ってその日を願うとそこにタイムスリップ出来る」と告白。

 

本作は、タイムトラベルを扱うSF混じりのラブコメでもありながら

父と子の、家族愛の話でもある

 

 初恋の相手には「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でレオの妻役だった

マーゴット・ロビーも出演。

 

自分をとりまくすべての人が、毎日が、人生が。

愛おしく思える素敵な作品


 

 

8/10(82点)

 

 

上にも書いたけど、最近意地悪役が多かったレイチェルが可愛すぎる

最初は自分に自信がなく冴えないティムが、あの手この手で

一目惚れした彼女と出会うように何度も戻ってやり直す。

タイムトラベルものはこれまでにいくつもあるし、話としては何度もやりなおして

うまくもっていくというタイムとラベルの王道だし、

ジャイ子ではなく、しずかちゃんと結婚するようにもってくのび太みたいでもある?し

レイチェルが出演した

きみがぼくを見つけた日」なんてのもあったけど、あちらよりずっと良かった。

SFとしての時間軸とかその辺云々や、何故21歳でタイムトラベル能力が身に付くのか、

など深い理由は全く描かれていないまま進むのでそこは寛容にならなきゃダメ。

見つけた愛を大事に育ててく様、

ふたりの出逢いを応援したくなる

 

後半、日々が幸せで自分のことではもうタイムトラベルする必要もなく過ごしていた時に起る

家族の不幸。

愛する妹のため、癌で死が迫った父親に最後にあうため、それぞれタイムトラベルしていく。

言葉少なに 未来から息子が来た事で、自分の最後を知る父親。

 

いつも側にいても、別れはいつくるか分からない。

日々をなにげなくすごしていても、

同じ日を2回過ごせば見過ごしてたものが見えてくる、

つまらないと思えた1日もちょっとしたことに目を向けると輝いて見える。

 

あたりまえのことだけど忙しい日々に追われてると忘れがち。

日々を大切に過ごそう。

そう素直に思える作品です

 

映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』予告編

 

イギリス南西部コーンウォール。何をやっても上手くいかない冴えない青年ティム。いまだ恋人もいない21歳の誕生日、父親から思いも寄らぬ事実を告げられ る。それは、一家の男たちにはタイムトラベルの能力があるとうものだった。驚くティムだったが、その能力を活用して恋人作りに奔走する。やがてロンドンで働き始めたティムは、チャーミングな女性メアリーと出会い、恋に落ちるのだったが…。

 

 

とにかく音楽(選曲)も毎回素晴らしい

毎回サントラ購入しちゃうほどなんだけど、今回も例に漏れず。


 視聴はこちら 

 1. The Luckiest – Ben Folds
2. How Long Will I Love You – Jon Boden, Sam Sweeney, Ben Coleman
3. Mid Air – Paul Buchanan
4. At The River – Groove Armada
5. Friday I’m In Love – The Cure
6. Back To Black – Amy Winehouse
7. Gold In Them Hills – Ron Sexsmith
8. The About Time Theme – Nick Laird-Clowes
9. Into My Arms – Nick Cave & The Bad Seeds
10. Il Mondo – Jimmy Fontana
11. Golborne Road – Nick Laird-Clowes
12. Mr. Brightside – The Killers
13. Push The Button – Sugababes
14. All The Things She Said – T.A.T.U.
15. When I Fall In Love – Barbar Gough, Sagat Guirey, Andy Hamill, Tim Herniman
16. Spiegel Im Spiegel – Arvo Pärt
17. How Long Will I Love You – Ellie Goulding『About Time』の歌 - 『About Time』の音楽 - 『About Time』のサントラ - 『About Time』の挿入曲

 

 公式サイト

ABOUT TIME        2013年   イギリス      124min

9月27日より公開中~

 

プレミアにて

 

レイチェル、前髪あるほうが可愛いけど

 

 

 


10月公開☆新作映画リスト

2014-10-01 00:03:03 | 月別観たい映画リスト

 

 

 

もう10月とは、、、、

月初め恒例 10月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
10月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



観た作品

あれ、、、なしでした。

 

 

観たい&気になる作品

 今月一番楽しみなのはこれ♪

 ニンフォマニアック       10/11~

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」暗いけど、「メランコリア」などの鬼才と言われる

ラース・フォン・トリアー最新作。今回も過激sex描写が話題先行。

セックスを題材にして放つ2部作ドラマの前編。

またもやシャルロット・ゲンズブール主演、今回はユマも出演なので楽しみ。

なんだかすごくエロそうだな

他に、おなじみ、デフォーさんやステラン・スカルスガルド、シャイア・ラブーフ、

ジェイミー・ベル、ウド・キア、クリスチャン・スレイターなども




 アンダー・ザ・スキン    種の補食    10/4~

ニコール主演の不思議な映画、「記憶の棘」を撮ったジョナサン・グレイザー監督作。

ということで楽しみ。主演はスカ。

妖艶な容姿を武器に誘惑した男たちを餌食にする美しきエイリアンをスカちゃんが演じるSFスリラー。

スカーレット・ヨハンソン、初めてフルヌードに挑む。とあるが、どこまで脱いでることやら。

ヌードのスーツとかじゃないでしょうね




 悪童日記     10/3(金)~

外国語映画賞、ハンガリー代表ということでTwitterでも流れて来てて気になってたこの男の子二人。

こんな邦題ついっちゃったから危うく逃すところでした

教えてくれた方ありがとうございます☆

ハンガリー出身のアゴタ・クリストフの小説を映画化し、

第2次世界大戦下の過酷な時代を生き抜いた双子の日記を通して世界を見つめた衝撃作。




レッド・ファミリー     10/4~

あ、これてっきりキム・ギドク監督作かと思ってたら脚本、編集、エグゼクティブプロデューサー。

家族を装って韓国に潜入する北朝鮮の工作員たちが、次第に階級の壁を乗り越えて奇妙な絆で結ばれていく。

監督は、 本作がデビュー作のイ・ジュヒョン。主演に「人形霊」などのキム・ユミ。




 トム・アット・ザ・ファーム     10/25~

若き才能で注目の、「わたしはロランス」などのカナダ出身の監督グザヴィエ・ドラン最新作。

亡くなった同性愛の恋人の家族との奇妙な関係をバイオレンスを交えて描くサスペンス。

恋人の葬儀に出席するために田舎へ向かった主人公が、恋人の兄で暴力的な男と過ごすうちに、、、。

主人公の青年をドラン自身が演じ、脚本、編集、衣装も担当。すごい。



 FRANK フランク     10/4~

マイケル・ファスベンダーがかぶり物をして一切脱がないまま出演てことで既に話題のコメディ。

イギリスのコメディアン、フランク・サイドボトムをモデルに、演奏中はもちろん、

どんなときでもかぶり物をかたくなに脱がないバンドリーダーの謎を描く。

共演は、ドーナル・グリーソンとマギー・ギレンホール。





 誰よりも狙われた男      10/17~

2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作となった、

ジョン・ル・カレの小説を実写化したスパイサスペンス。

ということで追悼。観ます。



 



 イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所     10/11~

ゲイル・フォアマンによるベストセラー「ミアの選択」を基に、

昏睡状態に陥った ヒロインをクロエ・グレース・モレッツが演じたドラマ。

チェロ奏者を目指すヒロインとその一家が交通事故に遭遇し、生と死の狭間

彼女の17年間の人生を交錯させながら、彼女自身に委ねられた生死の行方を描く。

んー。DVDでよさそう。




 イコライザー     10/25~

クロエ、2連発。

どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員にデンゼル・ワシントン、

見えないけど娼婦の少女にクロエ・グレース・モレッツのアクション。

ありきたりな感じに思えるから微妙。




 荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて     10/10~

日本でも大ヒットしたエロいクマ、「テッド」の監督作。

美しいシャーリーズは観たかったけど

西部劇×エロバカコメディっていうことで、西部劇苦手だし、下ネタ今回も多めみたいで

ちょっと肌に合わなそうな気がするので今回たぶんパス。




 ザ・テノール      10/11~

ユ・ジテと伊勢谷友介共演。

韓国のテノール歌手べー・チェチョルの奇跡の実話を基につづる感動作

あまり惹かれないな。

 

 

 グレース・オブ・モナコ  公妃の切り札    10/18~

いまさらグレースケリー。グレース・ケリーに興味がない。

へんなサブタイトルいらない。

ニコール、昔は好きな女優だったけど最近顔がひきつりすぎてもうだめ

毒舌ごめんなさい 笑

 

 

以下、たぶん観ない。

 

 

9月のとりのこしは2本。

意外と10月はそんなになかったほうかな。年末に向けて面白いのがいっぱい。

今月はどのくらい観られるかなー。

 

 

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