国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

安弁

2010-04-30 12:00:49 | Weblog
直近の道内経済動向調査では、売り上げが昨年と比較して上昇した企業が大きく伸び、下降した企業を上回った。しかし、伸びたのは、政府のエコ減税政策の恩恵にあずかった卸小売業だけで、建設業はむしろ大きく下降線をたどっている。伸びた企業が、景気の牽引役を果たすほど急拡大していないのが実態だろう。日銀札幌支店長は良い循環の兆しが見えると楽観論を唱えるが、どう考えても一過性の現象。今伸びている車などの耐久消費財の次の購入機会は5年後以降になるため、その間は消費が大きく落ち込むことが予想される。決して喜んでばかりはいられないのだ。さて、明るい兆しを実感できない庶民は、北に安いキャベツがあれば怒涛の勢いで買いあさり、南に激安弁当があれば開店前から並ばなければならないなど、徹底した生活防衛で東奔西走しなければならない。この激安弁当を販売しているの企業は、全くの異業種から小売業に進出し、今や札幌市内で10箇所ほどの店舗を展開するまで成長した。安さを全面に出すことで驚くことに午前10時開店の段階で、すでにレジの前は長蛇の列。当然周辺の小売店も価格競争に加わる。デフレスパイラルの典型的な現象、一層経済が縮小していくことが分かりながらも、そこで買わなくてはならない現実がある。

PC

2010-04-28 09:16:38 | Weblog
PC購入。ちょっとしたインセンティブを鼻先にぶら下げただけなのに、欲望が潜在力を引き出したのだろう。まさに「火事場の馬鹿力」。普段人間は、いくら頑張っても筋肉が持つ運動能力の半分ほどしか出力できない。それはMAXの能力を発揮すると筋肉繊維が切断されたり、細胞組織の損壊にもつながってしまうため無意識下でセーブしている。生命の危険を感じたときの筋肉の最大出力が「火事場の馬鹿力」である。あれ以来、どうも愚息の様子が…ニューロンがいかれてしまったのか。さて、OSは最新のwindows7を搭載、このスペックなら5年前まで20万円はしていたが、いまでは10万円以下で買うことができる。安くなったものだ。

本の紹介

2010-04-26 09:12:54 | Weblog
評価=★★★★☆
本願寺と信長の抗争、本願寺の内紛、訣別。イエズス会が信者を獲得するため巧妙な手法。伴天連追放令、立ち上がりキリシタンが起こした残虐非道な行い、そして島原の乱まで。日本列島に様々な神が入り乱れていた時代を、政権と民衆の動向に焦点を当て、新たな視点であぶりだす。特に一向一揆の解説は目から鱗。興味のある方は5月23日まで札幌近代美術館で「本願寺展-ひもとかれる壮大な歴史絵巻」が行われています。弊社も主催の末席を汚しておりますが、社告ではありません。

借金

2010-04-23 09:18:30 | Weblog
すでにレームダック状態に陥ったようだ。一昨日の党首討論でも、瓦解寸前自民党谷垣総裁の前で自身を「愚かかもしれない」と懺悔にも似た発言。しかし、いくら悔い改めても救済されることはない。死後の利益より、現世の庶民のために行動を。余談だが、初めて谷垣総裁の鬼気迫る顔を見た。与謝野、増添両氏の離党でやっと自分が置かれている状況を理解できたのか。鳩山内閣支持率は首相の選挙区を持つ北海道ではまだ30%をキープしているが、時事の全国世論調査では危険水域をついに超え、約25%までに急落した。25%とは4人に1人しか支持者がいないということ。人心はすでに離反している。政治家の出処進退はご自身で、もう猶予はない。こちらも深刻、ついに借金11。高速料金や普天間問題で迷走している民主党とは比較のしようがないが、こちらもかなり危機的な状況といえる。原因はクローザーが機能していないこと。そしてその人選。新守護神と期待がかかったウルフも3度目の背信投。昨日は大勝したものの、勝率はやっと2割8分。4度試合して1回しか勝てない計算。そろそろどうにかしてくれないと。

短靴

2010-04-21 09:12:17 | Weblog
田舎では「タングツ」と呼んでいた。まだズック靴が高価で、一般に普及していなかった頃、鼻を垂らしたガキどもはみんなこれを履いていた。裏に布があてられていないため、真夏に履くと、靴の中はご想像の通りの悲惨な状態になる。運動性能は0。運動会が迫ると、町に一軒しかない呉服屋さんで皆足袋を買い、当日履いて走った。裏にゴムが貼られていない正真正銘の足袋だが、「タングツ」よりはるかに早く走れた。近所や風呂屋に行くときは下駄。使用頻度が高いため1年で歯が擦り減る。今思うとかなり原始的な生活様式。初めて革靴を買ってもらったのは、高校に入った時。定番のコインローファー。気の利いたやつは奴は1セントコインを挟んでいた。おっと、閑話休題。ミツウマが製造していた、昔言うところの「タングツ」が人気を集めているそうだ。時代が変わり、今は「浅靴」と呼ばれているようだが(記事はふりがながない不親切なもの。だが、タングツではないはず)。「かわいい」などの理由で、特に女性からの注文が多いとのこと。「所変われば品変わる」である。価格は1足3500円。昔なら100円で買えたが。

本の紹介

2010-04-19 09:19:36 | Weblog
評価=★★★☆☆
この景気の悪さを笑いで吹き飛ばそうとしているのか、世はお笑い番組のオンパレード(表現が古い)。チャンネルを回せば(表現が古い)誰かが笑っている。「花王名人劇場」(番組が古い)などの出演者は、落語に通じる古典的な話術と、間で聴衆の心を掴み、観客はテクニックに嘆息した。だが最近は、観客に間どころか、息さえつかせぬ速射砲で畳み込んでくる。これが昨年M-1で優勝したNON STYLEや今年の予選で最高得点を記録した笑い飯の手法。特に、NON STYLEの1人ボケ、ツッコミは秀逸。一方、チュートリアルやオードリー、タカ&トシなどは奇抜な発想や、切り返しにより笑いをとる。「進化した」とつくづく思う。しかし、これも悪くはないが「笑わされている」感は拭えない。既述の通り、故植木等のような安心感のある笑い。継承したのは伊東四朗だと思うが、あのテンポが心地よく思えるのはよほど古い感覚なのか。

牛めしデビュー

2010-04-16 09:12:08 | Weblog
実は牛丼チェーン店の牛めしを食べたことがなかった。店に入った記憶が皆無なので、間違いなく食べていなかったのだろう。意図して敬遠していたわけではない。主義で四足を喰わなかったわけでもない。偶然にも何十年も食べる機会がなかっただけ。しかし、このところの牛丼の価格戦争に触発されて、テイクアウトで初めて食べることになった。期間限定ながら、松屋、すき家は牛丼並盛り1杯250円、一方吉野家は同じく270円で販売している。各社の営業は、「味を知ってもらい、次の来店につながれば」と口を揃えるが、SPA4月12日号によると牛丼1杯の原価160円で、人件費、固定費を含めるとカツカツのようだ。ところで牛丼の第3次になるであろう今回の価格戦争は、第2次による吉野家一人負けの状態をさらに加速させかねない。今年1月にも松家が価格を下げたことに対抗し、吉野家も追随したが僅かの期間で元に戻してしまった。ところがその余波はあまりに大きかった。価格を戻した吉野家から客が一斉に離れ、今年2月と昨年春と比較すると約20%も客足が落ちて、先日は90億円に迫る赤字になると発表。一方すき家は2カ月連続で前年実績を上回っている。吉野家も新商品で巻き返しを図るがどうなるのか。安値は庶民には嬉しい限りだが、今回は一気に業界再編まで発展しかねない可能性も。

シーズン・イン

2010-04-14 12:31:53 | Weblog
炎のショットによってゴルフコースに火が点く。プロゴルファー猿も真っ青な技。一方、アメリカでは、妻の看病のため半年間ツアーを休んでいたミケルソンが、本命視されていたウッズ破り見事マスターズで優勝した。アメリカ人が最も喜ぶ家族愛。ウッズとのコントラストがなんともいえない。さて、北海道のゴルフ練習場では冬期間でも客が打ったボールは、雪に埋まらぬうちに特別な車両によってその日のうちに回収するのが一般的だが、小生が通う練習場は昨年根雪になってから一切回収しておらず、埋もれていたボールが雪が解けるこの時期現れ、写真のように一面ボールだらけの状態になる。12月から4月末まで仮に一日50人の客が訪れ、一人150発ボールを打ったとしよう。そうするとこの練習場に約110万発のボールがあることになる。この数字は低く見積もったもの。実際にはこの倍くらい200万個はあるのではないだろうか。ボールの直径は42.67㎜。便宜的にボールを正方形とした場合の面積は約18.21平方cm。200万発だと3642平方m。練習場の面積は約180m×100m18000平方m。計算上、練習場の20%の面積をボールが埋めていれば200万発仮説は成立する。写真でお分かりのように20%以上ボールに覆われている…練習場でこんなことを考えているから上達しないのか。

本の紹介

2010-04-12 12:00:46 | Weblog
評価=★★★☆☆・僭越ながらこれからは評価を加えます。 
自己増殖を繰り返し、拡大していくさまはテロメアが機能しないがん細胞を髣髴とさせる。ある一方の増殖子を断ち切ってもすぐに再生する生命力は高等な頭脳を持つ軟体動物を連想させる。強大な権力機能となった官僚組織の城を攻略する手段は、政権が交代しても発見できないどころか、今や意志さえも埋没させられているようだ。ベテラン議員、記者さえも取り込まれていく中、1年生や2年生議員では歯が立つはずがない。懺悔チックな内容だが、もう少し踏み込んでくれたなら読み応えがあったが。

タスポ

2010-04-09 09:13:58 | Weblog
未成年者の喫煙防止のために導入されたタスポだったが、昨年北海道で喫煙により補導された未成年者は一昨年より増加し、過去10年間で最多。タスポによる購入抑止効果が表れていないことが判明した。与謝野氏と平沼氏が自民を離党し立ち上げた新党「たちあがれ日本」。道内からは中川参院議員が加入し、政党として認められる国会議員5人の要件を満たした。「みんなの党」の渡辺代表がロートルを集めたことで、「たちあがれ」ならぬ「立ち枯れ」と皮肉る。平均年齢はほぼ70歳。喫煙者かどうか分からないがこちらはタスポの必要はなさそうだ。民主党元最高顧問の渡部恒三氏もタスポが要らぬ年齢。一昨日の外国特派員協会の会見で、沖縄の基地問題が5月まで解決しなければ首相は責任をとり辞任しなければならないとぶち上げた。さらに後継は管直人と。首相は「激励だと思う」と飄々とするが、首相周辺は不快感をあらわに。水戸黄門で「かげろうお銀」を演じる由実かおるさんが降板することになった。いくらお若くて見えても還暦目前の肌を入浴シーンでさらしても視聴率は取れない。しかし、政界の黄門様だけはご健在のようだ。

4月1日

2010-04-07 09:12:17 | Weblog
日ハムに異変が。ここまで2勝9敗1分、パリーグの最下位に甘んじている。低迷の理由は抑えが機能していない、打線に繋がりがない、守備のミスが多い、小生を監督にしない(来年のドラフト会議に名前を呼ばれることを期待している)。昨年と全く逆の状況。笑えない。中国が麻薬密輸罪で死刑が確定していた邦人に刑を執行した。賛否両論あるだろうが当然笑えない。向学心旺盛な愚息が本州で1人暮らしをはじめた。毎月の仕送りと学費を考えるとなかなか笑えるものではない。かえって泣きたいぐらい。昔4月1日は誰でも笑える小ネタを仕込んでおき、繰り出すネタでその人フレキシビリティーがはかられた。しかし、どうも最近は違ってきているようだ。習慣自体がなくなりつつあるのか。あるいは殺伐とした世情で「笑ってなんかいられない」ということか。年に一度だけでも呵呵大笑とはいかないのか。

本の紹介

2010-04-05 08:37:24 | Weblog
天邪鬼的性格のため評判になった本はあまり読まない。「なんでも…委員会」でも紹介されていたため買うつもりはなかったのだが、良書が枯渇している時期にあたり渋々読んでみると、内容のおぞましさに思わず身震い。桜井よしこさんや、勝谷誠彦氏の批判が大仰でないことが分かる。校長に執拗に同じ問題提起で迫るさまはまさにどこかの国の思想教育を思わせる。また、爬虫類的言動は転向者にアイスピックで総括を求める70年代前半を髣髴とさせる。多分複雑な歴史を内包する地理的な問題もあるのだろう。教職員の全てがここまで真っ赤に染色されてはいないと思う。児童教育に人生をささげられている教師も大勢いらっしゃると思うが、なんとも恐ろしき現実もあるものだ。

話す車

2010-04-02 09:09:07 | Weblog
一日中デスクに座って仕事をしていると陰鬱のスパイラルに陥る。業務では窓際ではないと思うが、物理的に窓際に机があるので、ついついエスケープ衝動に駆られる。昨日もなんだかんだと理由を捏ねくりつけて会社の車で外出したところ車が突然喋り始めた。小生のマイカーにはCDでもMDでもなくカセットが鎮座している9年落ちの代物。間違っても話すことはない。女性の声で「今日は4月1日●●の日です」。エプリルフールで誰か小生をかついでいるのかと疑わずにいられなかったがどうも違うようだ。はたして月日をドライバーに知らせる何の意味があるのか。高速インターに近づいたら今度は「ETCカードが挿入されていません」。そこまで遠く逃げようとは思っていない。ピーター・フォンダではないのだ。さらに車を進めると「Nシステムです」と今度は違う機械が男性の声で話す。英気を養った後、会社に近づくと「セットされたエリアです」と女性の声。ここまでやるのなら応答システムがあればもっと楽しく運転できるのだが。と思っていると、なんとカーナビに音声入力装置が備わっていた。試しに「札幌市中央区大通り」と言葉を掛けるとすまなさそうに「音声認識できません」。いいだけ聞き役に徹してやったのに!