今回の審査で昇級された方は4名。なかなか気合の入った組み手でした。ウエイトをうまく乗せることができ、蹴りも重くなっていることを感じました。帯の色を変えられたのは2名。努力の成果です。おめでとうございます。画像は明日アップします。
「もったいない」。ルー大柴の歌やノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんの思想にも通じる。サンヨーが過去製造販売した扇風機に発火の危険性があるとして、廃棄を呼びかけている。確かに現在のPL法ではメーカーの製造物に対する責任を10年間と定められているが、庶民の普通の感覚として10年スパンで家電を買い換えることはあるまい。小生の家の居間にデンと構えている扇風機は昭和44年製、38年間現役で活躍している。大卒で就職したなら今年めでたく定年を迎えるところ。図体と消費する電力の割には今年の猛暑に対抗できないでいるが、嘱託で定年延長を迎えそうだ。「もったい・勿体」とはそもそも仏教用語。もったいないとは物の「あはれ」を表現したもの。メーカーも廃棄ではなく、まずは修理を第一に考えてもらいたい。労働意欲旺盛な重鎮のためにも。
少し前といってもかなり昔、70年代の話だが、ローラ・ボーという美人ゴルファーがいた。米国のツアープロだったが、成績よりもむしろセクシーなファッションに注目を集めた選手だった。US LPGAで活躍している宮里藍選手。なかなか優勝には手が届かないが、孤軍奮闘している姿には感銘を受ける。しかしおじさんにはどうしても納得できない点がある。「なぜヘソを出すのか」まさかローラ・ボーを意識しているわけではあるまい。陸上競技選手のように締め付け感をなくすため、常に出しているのなら分からなくはない。しかし、衆目にさらすのはフィニッシュの際だけ。伝播したのか国内ツアーではかなりの選手が同じようにヘソ出しでフィニッシュを取っている。先週だったろうか、ピアスをしている選手もいる有様。でもまあ100歩譲って、かわいい子ならまだ許してあげられる。しかし先日練習場に行ったところ、若い男性が藍ちゃんと同じように小さなTシャツでヘソを出しているではないか。さらに十分に中年の域に達していると思われるおじさんまで醜悪な下腹を晒している。一緒に行った先輩に聞いたところ、あのように大繁殖している輩を練習場では「藍君」と呼んで恐れられているそうだ。言い得て妙である。
記録的な猛暑だった今夏とは言え、これだけは一歩も譲れない。みっともないのでやめてくれ。
記録的な猛暑だった今夏とは言え、これだけは一歩も譲れない。みっともないのでやめてくれ。
鬼才梅原猛先生の対談。宮沢賢治から円空まで独自の観点で語る。80歳を超えられていると思うがますますお盛ん。このような革命家がいなければ日本の哲学界は衰退するのだろう。何せ非常に保守的な世界なのだそうだから。
宣教師ザビエルがイエズス会のアジア支部のあるインドへ手紙を書いた。内容は「日本人は勤勉実直、このような民族は見たことがない。しかし困った事は、彼らは神が一つしかないという事をどうしても理解しない」。神仏習合、神仏混淆の特有の文化を持つ日本人にとっては当たり前の事だが、キリスト教圏の欧米、イスラムの中近東も、受け入れがたい思想に違いない。というわけでお盆なのでブッディストになりきり墓参りに行った。菩提寺はかの有名な万念(年)寺。同級生の弟が住職を務めているというが、残念ながら顔を出す事はできなかった。
今回の不祥事にさいして、澤地久枝著「雪はよごれていた」を唐突に思い出した。青年将校の決起が実はさまざまな力学によって歪められていたというもの。そもそも雪には穢れがない、けれんみのない純粋さというイメージがある。商品にもそういった雪の北海道の印象を重ねたネーミングにし、これが受けたのだろう。今回だけと記者会見を行った翌日、期限の改ざんが10年以上前から常態化していたことが発覚した。これによって社長の責任が厳しくとわれることは必至。雪印、ミートホープ。消費者は食品の安全について非常に敏感であることは分かっていたはずだ。コンサドーレは今日2位に迫る京都と対戦する。社長はどのような気持ちで試合を観るのか。
この季節のもはや風物詩ともいえるだろう。100㌔にも及ぶ高速道路上での渋滞で一体車内で何が起こっているのか、何をすべきなのか。そもそも予測できる渋滞になぜ巻き込まれるのか。食べるための行列、あるいは渋滞に巻き込まれようとする日本人特有の行動パターンなのか。いずれにせよ、無益に時間をつぶすのだけはごめんだ。本書は交通、人間、昆虫の「渋滞」を科学的に分析している。渋滞の車内でこの本を読む余裕はあるまい。
大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)は、2009年からマグロの漁獲量を現在から2割削減することを決定した。個体が激減しているための措置。水産庁は食卓への影響は少ないとしているが、包囲網は年々狭められて来ている。最近スーパーでパックになっているマグロにクロアチア産、あるいはスペイン産と表記されているものがあることをご存知だろうか。蓄養といい、数キロにも及ぶ大きな生簀で出荷までマグロを育てる生産システムだ。台風の影響を受けやすい日本では困難なため地中海で行われ輸入されている。しかし外洋でマグロそのものを獲ってこなくてはならない事が難点。今回は養殖が難しいといわれるマグロを3代にわたり完全に成功させた画期的なもの。これが確立されれば、安価で良質のマグロを安定的に供給できる、鯨の二の舞にならずに済む。豆ツナよ早く大きくなれ、日本の食文化を守るため。伝統文化「綱」はダメなようなので。
著者の大山勝美氏は名作「岸辺のアルバム」を手がけた著名な放送人。本の内容は戦前のラジオ、戦後の再開、そして放送が始まったテレビの爆発的普及を克明に追っている。経営が軌道に乗り、収益を生み出していたラジオに対し、テレビはまだ未知のメディアだった。各企業の広報もテレビの有益性を見抜けないでいた。東京オリンピックを契機に新聞とテレビの広告収益が逆転する。それ以降新聞業界は一度もテレビに追いつくことはできないでいる。五輪以前は「ありえない」と言われていた現象。インターネットの普及により、限られたパイの争奪戦になると言い積極的に行動した若年経営者、テレビの優位性は変わることはないと説明し手を打たなかった経営者。結果は楽天、ライブドアとTBS、フジの騒動を見ても瞭然だ。引用の多用が目立つが非常に中身のある内容。
漫画家の楳図かずおさんが建築している邸宅が地域住民から「常軌を逸した建物・・・景観利益を侵害する」として建築差し止めを求めた仮処分申請が東京地裁に提出されている。審尋では「権利の侵害にはあたらない」と楳図さん側。建物は赤と白のストライプ、屋根にはキャラクターを模したオブジェも造られるという。親類の横の家が真紫に塗装した。日を置かず向かいが黄色に塗り替えた。なんでも風水の影響なのだそうだ。親類は訪問客に家を説明する時に便利なので良いよと、逆転した発想。一時期「地域エゴ」という言葉がマスコミを賑わせた。近隣に意に沿わない施設の建設を認めないというもの。確かに家の近所に葬儀場などが造られるのは勘弁願いたが、公共性の高い施設はある程度受忍しなければならないだろう。地域住民のキャパシティー、今回はそれ以前のような気がする。
お知らせを忘れていました。8月13日の練習は会館がお盆休みを取るため中止します。昇級審査は8月25日に行います。
お知らせを忘れていました。8月13日の練習は会館がお盆休みを取るため中止します。昇級審査は8月25日に行います。
世論調査では参院選惨敗の責任を取り首相は退任するべきという意見が圧倒的、内閣支持率は20%前半にまで落ち込んだ。後継にふさわしいと思われるのは小沢民主党代表がトップ。以降は麻生氏。昨日の報道ステーションでも石破氏は退任論、渡辺氏は擁護するなど党内でも意見が割れ、混乱ががうかがえる。支持率アップの決定打がないため、このまま政局に向かう可能性も否定できない情勢だ。小泉政治を引き継ぎ一時は80%の支持率を誇ったがいまや見る影もない。写真ですが・・・否定していた大通りビアガーデン。会社員、付き合いが大事です。