国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

一年間お疲れ様でした。

2007-12-29 09:28:00 | Weblog
         (写真=ビールしか入っていない職場の冷蔵庫、これでいいのか)

職場の環境を変える。組織を再編する。動かなくて済むのであればどんなに楽か。しかし社会の変革は予想以上に速く峻烈。現実から目を背ける者、認識しない者。軋轢は議論を行ううえの必須な要素、楽しむことができれば勝機はある。労働対資本の敵対関係は外部のより大きな力によって融解した。しかし適度な緊張は維持しなくてはなるまい。バイアスのかかった情報が組織を迷走させる。それが偏向したものとも知らずに。来年はさらに俊敏なレスポンスが求められる。誰も待ってくれない。
 1月20日は練成大会、札幌から5名がエントリー。結果がすべてではないが、できれば結果も…。小生は今日が仕事納め。元日までなんと3連休、嬉しい限り。稽古始は1月5日、ちょっと早いのですが腹ごなしのつもりで。
今年一年本当にお疲れ様でした。来年も皆さんにとって良い年でありますように。

本の紹介

2007-12-27 12:45:45 | Weblog
事件を動かしたのは何だったのか。告発者の言葉を鵜呑みにし記事にした記者だったのか。事実の解明を疎かにし保身に走った校長、教育委員会だったのか。疑うことをしなかった人権派弁護士か。あるいは正義者然とした傍観者たちか。偏執的な両親なのか。否。不作為だった、罪を被ろうとした教師が問題を複雑さらに長期化させたのだ。もし断固として学校で教育委員会で否定すれば、あるいは両親に法廷闘争の覚悟があることを伝えればここまで彼自身、そして生徒も傷つくこともなかった。少々酷な言い方をすればこのようになる。若干擁護すれば「世の中には本当にイカレタ人間がいる」ということか。

ゴジラ

2007-12-25 19:36:53 | Weblog
              (写真=我が家に住むゴジラ・体長50センチ)

やはりここまで話が発展したか。UFO論議の後防衛省報道官は旧防衛庁がゴジラが襲来した場合の机上研究を行っていたことを明らかにした。攻撃できる法的根拠は「有害鳥獣駆除」。それでは唯一の効果的兵器オキシジェンデストロイヤーの開発も考えていたのか。1945年の第一作は全くの破壊者だった。しかし二作目以降はほぼ一貫して外敵から地球を守る立場に転向した。UFOが領空侵犯した場合、友好的な態度か否かで対応が分かれると防衛相が発言している。そうなるとゴジラが親善のために来日したのか、あるいは攻撃目的なのか明らかにする必要がある。意思確認なくてはグリーンピースは黙っていまい。だが万が一「駆除」出来なかった場合防衛出動に切り替えるのか、日米安保は発動されるのか。乞うご期待といったところか。

本の紹介

2007-12-22 08:05:41 | Weblog
内容は「反転」の焼き直しと言うよりそのまま。一言一句同じ部分も多い。本当に対談が行われたのか疑わしいほど。他に宮崎学との「必要悪」、クロサキとの「バブル」を立ち読みするも中身は酷似。頭を使えよ編集者。

UFO

2007-12-20 13:26:04 | Weblog
「1980年人類はすでに地球防衛組織シャドーを結成」しているはず、しかし日本は組織の一員ではないようだ。シャドーの防衛網はまず月面に展開するムーンベースからインターセプターを発進させ宇宙空間でUFOを撃破する。それをかいくぐって来る侵入者はスカイワンでたたく。現在はイージス艦により大気圏外でも攻撃できるし、パトリオットやF15でも迎撃可能だ。一昨年民主党の山根参院議員が参院総務委員会で「UFOの確認作業が重要ではないか」と質したことに政府はここにきて「存在を確認していない」と回答。久々に笑える政治ネタ。「詳しくは貴党の幹事長にお聞き願いたい」と応えれば支持率も上がったものを。自民党は惜しいチャンスを逃した。


650円

2007-12-18 21:02:58 | Weblog
構造改革の犠牲者、いいや構造不況、とさまざまな言われ方をしているタクシー業界の値上げ申請が認可され、札幌圏では平均で9.2%アップ、初乗りが650円になった。小泉改革の規制緩和で札幌地区はタクシーの増車、新規参入が相次ぎ過剰な状態になった。経済原理では淘汰や伸張で市場が落ち着くはずだったが、しわ寄せは乗務員に向かった。札幌では一台あたりの売り上げが一日37000円から30000円激減に、旭川地区では20000円まで落ち込み、平均年収は250万。釧路地区では最低賃金を補償できず従業員を解雇さざるを得なかったタクシー会社まで現れた。さらに燃料の高騰が拍車をかけた。運輸局は認可した理由を乗務員の待遇改善のためとしている。昨日実施されたが早速忘年会で深夜乗ることになった。自宅まで4410円。忘年会はまだ続く。乗務員の生活も分かるが、結構きつい。

函館行

2007-12-15 07:04:20 | Weblog
「慰労出張ですか?」口数が減らない後輩の尻に軽い回し蹴りを入れたが、会議後の宴会に出た料理は「慰労」と言われても仕方のない豪華さだった。イカの生き造り、アンキモ、大間産の本マグロ、希少価値のホッペ…。函館出張はオウム真理教を名乗る銀行員が全日空機をハイジャックし、函館空港に着陸した事件で札幌から急行した以来実に12年ぶり。宿泊明けで現場に向かったため、未明の強行突入で事件が解決するまでほぼ二日間眠ることができなかった。夕刊作業が終わり本社の担当に伝えると「すぐ帰れ」と無慈悲な一言。「事故を起こしたときはあなたが全責任を負ってくださいよ」とまくし立てたら渋々もう一泊認めてくれた。「それなら最初から言えよ」と心で叫ぶが口から出た言葉は「ありがとうございます!」。今回は一泊で帰札後そのまま夜勤、今日は午前6時半から出社。12年前と変わりのない労務体質。しかしマグロの分だけ頑張れるかな。皆さんご馳走様でした。お土産ありがとうございます。

本の紹介

2007-12-13 00:01:44 | Weblog
居間の蛍光灯が2本点かなくなってしまった。メーカーに問い合わせたところインバーターを交換しなくてはならないとのこと。早速修理をお願いしたが請求額を聞いて唖然とした。たった二つの小さな部品の交換に出張費が含むと2万円を超えていたのだ。4万円も出せば新しく購入できるものを。作業員の説明不足を恨みながらも、家電の修理はマーケットとして成立できない仕組みになっていることをこの件で思い知った。身の回りの製品は中国や東南アジアなどの海外で生産されることが多い。安い人件費を背景に大量に生産され、価格を抑えることができる。一方国内での修理は海外の何十倍もの人件費がかかるためこのような現象が起きるーと修理費を受け取った作業員は申し訳なさそうに説明する。この本の中に再生パソコンの記事がある。メーカーが自社の中古品を買い取り廉価で市場に流すものだが、メーカーも利益に即直結した戦略とは見ていない。パソコンの世界で世代遅れの製品はもはや若者に見向きもされない。そこでターゲットを子供たちやビギナーユーザーに絞り、たとえこの商品で利益が出なくとも次の購入時、機種選定で優位に立とうとしているのだ。しかし上記の通りメーカーが修理のみの市場を構築することは不可能。子供の頃鍋釜の修理屋が各家庭を回った。たとえ自転車もチェーンが切れてもつなぎ合わせ乗ったものだ。消費を促すシステムが拡大する分、物の寿命が短くなってゆく。

伝統系

2007-12-11 19:59:15 | Weblog
全空連が監修した教本が先日出版された。「技を極める空手道」。伝統系のルールはノンコンタクト、つまりは寸止め。突きや蹴りを対戦相手の急所の一寸前で止めることでポイントが与えられる。しかし実際には過度の接触でない限り有効とみなされる。過度とはその攻撃で怪我を負わせるなどだが、仮に反則行為として1点減点されても相手をノックアウトさせれば勝ちになる。噛み砕いて言えば「反則は悪いが、倒されるほうも修行が足りないよ」ってところか。この教本の蹴りのページに載っているのが松久功選手。左目を大きく腫らしているが、全日本大会で右上段の回し蹴りをもろに顔面に食らったが、その直後に撮影されたものだろう。同大会の女子の部では眼窩底を骨折した選手もいた。結構すごいんですよ、伝統も。

本の紹介

2007-12-08 09:10:24 | Weblog
大阪、東京地検特捜部の辣腕検事として名を馳せていた筆者が、恣意的な捜査と、国家機関のひとつでしかなかった検察の存在に絶望し退官。弁護士となるがその後対極にいた闇の世界の妖怪たちと組むことになる。時はバブル絶頂期、コーリン産業、コスモポリタン、イトマンなどの事業に関与し、そして山口組とも関係を深めていく。その中でアングラマネーと政治家と繋がりに立ち会う。山口敏夫の実像などは裏を知ったものでなければ書けない内容だ。本書は筆者の生い立ちから許永中と共に手形詐欺事件で東京地検に逮捕され、二審でも実刑判決を受けるまでを克明に綴っている。しかしこれほどの内容を公表した動機は、ひとつは検察に対する怨嗟、告発、復讐。次は歴史の証人としての責務。また自身を守る目的として。どれもが筆を取らせた衝動に違いないが、小生が感じたのはこれは「生きざま」家族に伝えたもの。反対を押し切ってまで検事を辞めたあげくに逮捕。当時は伝えられなかったが逡巡や懊悩、背景があったこと、そして法廷闘争では破れはしたが決して法を犯していないことを語らなければならない-。そんな気がする。
 佐藤優、鈴木宗男、田原聡一郎など捜査手法、国家装置としての検察を告発、糾弾する著書も多いがこれは出色。

丈夫カップ

2007-12-06 00:03:28 | Weblog
12月2日キタエールで行われた丈夫カップへ審判としてお手伝いしてきました。フルコンタクトのほか硬式、グローブ空手も行われ盛況のうちに終了。今回は特にフルコンのレベルの高さに脱帽。小学生低学年でも自分のコンビネーションを駆使し試合を組み立てているし、さらに左右の捌きも見事なもの。当然突き蹴りの完成度も高い。北海道ではトップレベルの選手達であることは分かっていたが、目の当たりにするとやはり驚きを禁じえない。一昨日の練習では少しでも差を縮めたい思いで、子供たちのカッティングキック、インローを受け続けたところ見事に内出血。一朝一夕には行かないことは理解しているがついつい力が入ってしまう。

何と呼べばいいものか

2007-12-04 19:00:32 | Weblog
小生の勤める会社はいまだなお徒弟制度が存続しており、後輩は容赦なく呼び捨て、上司は役職を付けて呼ぶ(酒を飲むまでは)。しかし臨時職員の女性には「ちゃん」付けてで呼ばせていただいている。ご迷惑かもしれないが一方的に信頼の証と、親愛の情をこめて、さらにアウトロー達と一線を画す意味で。しかし先日不可解な記事が紙面に載った。教授が女子学生を「ちゃん」付けで呼んだことが原因で懲戒処分を受けた。教授は大学側の事情聴取で、顔見知りになってからちゃんをつけるようにし段階を踏んだこと、他意はないと釈明したがパワーハラスメントと判断された。教授もさぞかし理不尽に感じたことだろうが、相手が不愉快に思えばハラスメントは成立するのだそうだ。モラルハラスメント、ドクハラ、パワハラ、セクハラ、アカハラなどの一部極端な事例のために、文化を封印せざるを得ないことはどうも釈然としない。

昇級審査の結果

2007-12-01 15:07:16 | Weblog
先週行われた昇級審査では残念ながら昇級を果たした方はいませんでした。大変まじめに練習に取り組まれている生徒はいましたが、今一歩及びません。この膝蹴りも一歩とは言いませんが、半歩踏み込みが足りません。しかし試合の勝敗はこのわずかなもので決まるのです。それを身に着けるのは反復練習しかありません。次回は練成大会後の二月に行います。明日はキタエールで「丈夫カップ」が開催されます。小生は審判でお手伝い、時間のある生徒さんは是非見学に。