国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

缶詰旨し⑩

2014-01-31 09:03:14 | Weblog
銚子港で揚がったサバを用いた高木商店さんのサバの水煮缶詰だが、驚かされるのはその大きさ。一般的な缶詰の内容量が200グラム以下であるのに対してこの商品はその倍以上435グラム。大ぶりのサバ2本丸ごと入っていると考えてもいい(当然頭と尾を落としている)。開缶するとお約束、黄金色の魚脂が膜を張っている。脂がのっている証だ。これで500円弱、説得力抜群。

合同練習

2014-01-29 09:04:15 | Weblog

先週土曜日は錬成大会を前に空拳塾さんと合同練習。最後は全員スパーで締めたが、ここに来てやっとサイドステップがなんとかできるようになってきた。横に回りながら相手の攻撃を外すことができれば、攻撃のバリエーションが飛躍的に増えるばかりか、多少の体重差もカバーできる。完璧に習得してもらいたい。

本の紹介

2014-01-27 09:05:30 | Weblog
評価=
幼稚園の送迎バスの運転手が連続して少女を誘拐し殺害するというショッキングな事件。ジキル博士とハイド氏のように昼と夜の二つの顔を持つ男、逮捕当時はそのような感想を持った。しかしこの記者の執念による取材・調査によって、有罪の決め手なったDNA型鑑定さえも、検査精度に著しい疑問が残るばかりか、その後データの操作さえ発覚する。再鑑定の結果、無期囚は放免される。だが、裁判官や検察官がいくら謝罪しても、彼を拘束した17年の歳月は当然戻ってくるはずもない。ここで話は終わらない。警察がかたくなに当時の検査データの間違いを認めない背景には、同じ鑑定ですでに死刑が執行された事件が存在するためだった。ここまでならよかったのだが、著者は真犯人まで特定してしまったのだ。もちろん氏名までの記述はないが、人着や行動パターンをみればある程度の人物特定は可能。なぜ著者は一線を越えてしまったのか。

メジャー

2014-01-24 09:00:56 | Weblog
その瞬間「彼はいったい何を視ているのだろう」と思った。第88回全国高校野球選手権大会で引き分け再試合となった最後の打者早稲田実業桧垣君が打ったボールは、高い放物線を描きながらこの試合駒大唯一の得点をホームランでたたき出したショート三木君のグラブに収まった。田中投手は3塁側スタンドからの西日の照り返しを受け、眩しそうに目を細めながら天空を見上げていたが、明らかに彼はボールを見ていなかった。プロになってからも彼は他の選手とは違うところを見つめていたのかもしれない。それがヤンキーズのマウンドだったとは。
ところで、東北から北海道に来たダルビッシュ、北海道から東北へ行った田中。二人の運命はそこで交錯する。だが、その後二人は同じ道を歩くことに。最後はその糸を手繰って二人とも北海道に帰ってきてくれないかな~。

顔皮とん

2014-01-22 12:35:03 | Weblog
このお土産を頂戴したのがちょうど名護市の市長選投開票日。偶然もあるものだ。だが、食卓の上にはその他、沖縄ハム製造のテビチのレトルト、島とうがらしと沖縄産の食品が並ぶ。特産のゴーヤーもスーパーで並ぶようになって久しい。ここ数年で沖縄製商品の浸透度はかなりのもの。距離は確実に近づいたものの、県民の思いを理解するまでは程遠い。
仮に、領土的野心を露わにしたロシアが、「利尻礼文は歴史的に見てロシアの領土であり、帰属は確信的利益につながる」と主張し、領空領海侵犯を繰り返してきたら道民はどのように反応するだろうか。アイヌとの交易はロシアの方がむしろ古く、北海道は文化的にもロシアに近いとの論調が新聞紙上の載ればどう思うのだろう。それに対すべく日本海に面した海岸を埋め立て巨大な滑走路を造ることにはたして反対するのだろうか。いやこればかりは当事者でなければ分からないものなのだろう。一方で非現実的だが、在日米軍が沖縄から完全撤退し、米国が尖閣諸島は日米安保条約の適用対象外と明言したら、結果は火を見るより明らか。それも考えられないスピードで。
基地問題の根深さは、米軍機の騒音問題や米兵による少女強姦事件だけでなく、沖縄戦、沖縄処分まで遡らなければ県民の感情まで到達できないだろう。だが、極東の火薬庫となりつつある日本海を楽観視することができないこともまた事実。ところでこのお土産どうやって食べるのか。


本の紹介

2014-01-20 08:54:13 | Weblog
評価=
腸に寄生虫が存在することが人間にとって長い間常態であったはず。言い換えれば人間と共に生き、共生ともいえる関係にあった。だが、この数十年でそれらは薬剤により一掃された。人間に進化する以前からの関係を一方的に断ったことが、アレルギーなどの体の過剰反応に現れる。寄生虫を腸内に取り入れることでクローン病の症状が緩和されたというケースもあるようだ。生活習慣と医療の進歩は常に人間から他の生物を排除する、無菌化の方向に進んできた。だがここにきてそれが実は危険なことだということが分かってきたようだ。

2014-01-16 08:50:31 | Weblog
成人の日が以前は1月15日だったと記憶している新成人も少ないのではないだろうか。元服を起源とした成人の日は、新成人が7歳の2000年、ハッピーマンデー制度の導入により1月の第二月曜日に変更された。酒を飲んで会場で暴れる若者は本来の意味が薄れてきたことのあらわれなのかと思いきや、2000年以前も皆さんそこそこやんちゃをしているようで、どの時代にも大人になりきれない若者はいるようだ。ところでその酒であるが、米国で禁酒法が施行された過去がある。96年前の今日1月16日のことである。アンタッチャブルなどの映画でご存じだろう。「高貴な実験」と嘲りを受けた悪法はマフィアを行政や司法を凌ぐほどの強大な組織にし、13年後負の遺産だけを残しルーズベルトにより廃止された。
20歳になれば酒を飲むことが許される。同時に未成年という免罪符は通用しなくり、多種な責任・義務を負わなくてはならなくなる。選挙権の行使もその一つだ(これは権利ではなく義務)。禁酒法の施行には、「酒を創ったのは神であるが、過度の飲酒は悪魔のしわざ」と説いた宗教人の推進力があったが、第一次世界大戦の対戦国独国の資本が米国のビール会社を牛耳っており、これに不満を持つ民意は禁酒で報復しようとした力も見逃せない。現代から見ると実にバカげた話だと理解できる。しかし火がついた民衆のエネルギーは時にそのようなものまで簡単に歪め、人々の自覚も困難にする。その1票が国の方向性までも狂わせてしまうことがある。じっくりと考えて義務を果たしてもらいたい。酒が飲めないことにならないためにも。

本の紹介

2014-01-14 08:51:48 | Weblog
評価=
「漁師はなぜ、海を向いて住むのか」といかにも哲学的なタイトルだが、定住の歴史を紐解き、信仰を辿っていけば必然性が明確になる。そもそも平地が少ない日本の海岸線にあっては波打ち際に船を停め、そこに住居を構ざるを得ない地形的構造にある。そしてそこに海から訪れる神を招く回廊を造る。海を正面にしなくければならない道理がある。なんていいながらかなり専門性の高い本なので理解したのはそこまでかな。

桃太郎

2014-01-10 08:49:55 | Weblog
「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」というコピーと子供の鬼が泣いているイラスト。2013年度新聞広告クリエーティブコンテスト最優秀賞に輝いた作品だ。ひとつの事案を対極から見ると全く違って見える。情報(新聞)に潜む罠を著したものなのだろう。子鬼にとっては突然の悲劇、親の生業を承知していたかどうかは分からないが、一族で幸福に暮らしていたところに桃太郎という殺戮者がやってきて親も親族も皆殺しにした。しかもお供との契約は殺戮加担にしてはあまりにも安価なきび団子、まるでゲーム感覚だ。子鬼が「おとうさんの命は団子より軽かったのか」と慟哭しても無理はあるまい。こんな話ではなかった。
さて、この文字には思わず”にやり”とさせられる。妻と娘が単身赴任の夫のアパートに行き置手紙を書くTVCMがある。5歳ほどの娘が書いた「ともだちできるといいね。」という文字があまりにも美しく「表現者としてどうなの?」とずっと気になっていた。監督も「そこをつっ込んでくるの」と心外だろうが、あの文字は明らかに小生よりは上手い。さらに言えば文字を書き慣れた編集者のもの。文字というのは不思議なもので上手く書くこともできないが、意識して下手に書くこともまたできない。試しに小学生が書くような文字を書いてみるといい。どこか嘘くさくなるものだ。ところがこの広告の文字にはリアリティーがある。多分本当に子供に書かせたものなのだろう。そこがポイントがと感じたクリエーターのセンスの良さに賛辞を送りたい。
さてもう一つの絡みが。一昨年の同コンテストの優秀賞に選ばれた中に、同じく桃太郎を題材とした作品があった。「きび団子のため、だけじゃあない」犬、猿、雉が桃のイラストをプリントした鉢巻きを締めて彼方を見つめている。この作品があることは当然承知していたはず。でもあえて同題材で勝負してきたことにかなりの自信があったことが窺える。受賞作を見るだけでも結構楽しめる。

強制労働モード

2014-01-08 08:56:28 | Weblog
9連休など頂戴すると、少国民ゆえ何をしたらいいのか分からなくなる。いつもはあまり顔を合わせない家人が何時間も横にいるというのも強烈な違和感とかなりのプレッシャー。居たたまれなくなりそそくさと打っぱなしに出かける次第。お互い様だとは思うが。連休が明け強制労働モードに突入だが、弛緩した体と精神にはなかなかやる気スイッチが入らない。そもそも、休み前には意欲満々で仕事をしていたのかも定かではない。こんな話ではない。
他部からノンアルコール飲料(炭酸入りカクテル)の差し入れを頂戴したのだが、はたしてこれを業務中飲むことが適切なのかどうか。これがノンアルコールビールなら「漠然とした罪悪感」として飲むのがはばかられるが、カクテルという名の単なる炭酸飲料はどのように解釈すればいいものか。合理的な見解なら、アルコール成分が含まない飲料は、飲酒には当然ならない。したがって全く持って問題はない。しかし規範大好き系なら「酒を連想させるようなものを仕事中飲むとは不謹慎極まりない。広義の綱紀違反」とこうなるだろう。さすがに上司の前で飲むほど肝は据わっていない。面倒なものを作ってくれたものだ。

本の紹介

2014-01-06 09:16:24 | Weblog
評価=
今年最初の本の紹介としてはタイムリーだった。昨年末の安部首相の靖国参拝について米国務省は「失望、この地域の緊張を深刻化させる」と不快感を示した。豪州の有力紙も「オウンゴール」と外交的失敗と表現、中国は反日本包囲網強化の好機ととらえ、韓国と連携し外交的揺さぶりをかけてきている。確かに内政干渉、生死観文化の違いといえばそれまでだ。だが同盟国米国からも非難の声が上がっている。韓国の反日派に絶好の攻撃材料を与えたことは明らか。