国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

トロ

2010-08-31 12:32:58 | Weblog
戸井産のマグロが今年不漁だ。海水温の上昇によりエサになるイカやサンマが津軽海峡に少なくなったことが原因だそうだ。船上〆による鮮度保持で、今や最高級品の代名詞大間産マグロを市場価格で凌ぐほどになった。あのトロはまさに絶品。ところが昭和初期までトロは食べられることなく棄てられていたというから驚き。なんとももったいない話である。しかし戦後になり日本人の嗜好が急激に変化し、脂身を極端に好むようになる。特にトロへの執着は並外れている。千歳空港で販売されている「牛とろフレーク」は北海道観光土産で常に上位にランクされている。肉にまで「トロ」の冠が付く。回転寿司に入れば「トロ鰹」「トロサーモン」「トロサンマ」トロが付かないネタを探すのが大変なほど。だが、こちらはいただけない。民主党代表選を間近に控えた昨日夜の会見で菅総理、鳩山前総理は小沢氏を加えた「トロイカ」体制の復活を表明した。鳩山前首相は辞任会見で「幹事長の職もひいていただきたい」と小沢氏を道連れにした。菅氏は首班指名選で小沢氏を「しばらく静かにしていただいたほうが、本人にも民主党にも日本の政治のためにもいい」とまで言い切り、事実小沢グループには民主党の重要ポストを与えていなかった。時計の針を元に戻す愚行。国民はこの「トロイカ」だけは選択しない。ちょっと強引過ぎたか。

本の紹介

2010-08-30 09:17:45 | Weblog
評価=☆☆★★★
仕送りの中から保護した動物のエサなどを買うため、自分の食費以外はほとんど残らないというが、小生のように仕送りをしている親の身からすると「バカなことはしないでくれ」と言いたくもなる。北里の獣医学部なら卒業までに1千万円を超える学費を納めなければならない。さらに生活費の仕送り。親御さんがどんなに苦労しているか…犬猫の気持ちを考えるより、親の苦労を慮り、バイトでもせえや。

ライター

2010-08-27 09:10:43 | Weblog
使い捨てライターは60年代フランスのBIC社が初めて世に出した。と記憶している。日本では東海精器が75年、商品名「チルチルミチル」で発売し絶大な支持を得た。通称100円ライターと呼ばれた。若い方には信じてもらえないかもしれないが、それまでは、タバコに火をつけるときはマッチを使うのが一般的、ライターといえば、貫禄あるおじさんのアイテムで、小僧や女性が使うものではなかった。軽くて、カラフルな「チルチル…」はライターのイメージを一新させ、若い女性まで持つようになる。その後価格破壊が進み今では100円ショップで5本入り100円で売られている。20円ライターになったわけだ。そのライターが度重なる子どものいたずらによる失火で規制を受けることになった。具体的には、子どもの力では押せないようにレバーを重くする。あるいは、レバーにロックをつけるなど。しかしながら、某所で起こり、子ども亡くなったいたましい事故は、子どものいたずらだとはいえ、ライターと大量の可燃物が車内に置かれていた。こんにゃくゼリーと同じ対応で、はたして問題が解決するのか。さて、先日、面白いライターがあった。炎が2本出る。カップル用で飲み物に2本のストローがついているものがあるが、どうやらその類ではなさそう。用途を知っている方どうかご教授を。

巨大

2010-08-25 09:25:18 | Weblog
一昨夜10時頃のこと、役員に近い上司から電話があった。「大きな事故か?あるいは懲罰関連か?あの野郎もしかして…」一瞬にして安い酒の酔いが醒めた。何せ、指揮命令系統の直属ではない。あるいは「特命?」いや係長は卒業したはずだ。まして只野のような力はない。「あれが、ばれたか?」小心者ゆえ「あれ」はない。しかし、話をよく聞いてみると、もらい物のウニがあるので明日取に来て欲しいとの内容。「なら、明日話してよ」とは言えるはずもない、すまじきものは宮仕え。翌日頂戴したウニを見てびっくり。北海道でもこれだけ巨大なウニはめったにお目にかかれない。写真のムラサキは棘の先端が折られてもこの大きさ。高級料亭なら1個2千円は下るまい。ムラサキとバフン約40個、殊勝にも独り占めせず、みんなで頂いた。部員一同その味に嘆息。こんな話なら真夜中でも電話OKです。

本の紹介

2010-08-23 12:00:38 | Weblog
一時は四国全土の覇者として君臨したが、徳川秀忠によって斬首され、最後は姓まで奪われた長宗我部家。困難であろうが密書を徳川側に届けていれば、関ヶ原で豊臣側につくことがなければ、あるいは四国で日和見を決め込んでいれば、また大阪の陣で同じ過ちを繰り返さなければ、そのようなことにはならなかっただろう。戦略のなさが招いた代償は大きかった。しかし同じように260年の時を耐え、捲土重来を狙っていた薩摩、長州。土佐がジョイントになりついに倒幕に至る。以降、日本の実権を握る。歴史の皮肉である。

はやぶさ

2010-08-20 12:01:02 | Weblog
太陽から地球までの距離1億5千万キロの実に40倍、約60億キロの宇宙空間を旅して無事地球に帰還した「はやぶさ」の一般公開に訪れた見学客が19日、これまでの合計で10万人を突破した。感動で涙ぐむ中年男性は「はじめてのおつかい」の視聴者状態。「感動と勇気をもらいました!」と歓喜する親子などは何かに洗脳された後のようだ。とにかく会場は異様な熱気と興奮包まれている。しかし、小惑星「ITOKAWA・いとかわ」の構成物を持ち帰る今回の最重要ミッションの成否はまだ明らかになっていないが、快挙であることは間違いない。何せ、他天体に到達し帰還したのはアポロ以来。しかも、驚くほど小さな外殻、イオンエンジンの故障、通信の途絶など、さまざまなトラブルに見舞われ帰還が危ぶまれた。斜に構えるのは不謹慎。勇気と希望ををもらったのは見学者ばかりではない。国家規模の熱狂に反応し、昨年末の事業仕分けで大きく削減された「はやぶさ2」の事業費が復活する見通しだ。「ミセス仕分け蓮舫議員」は再検討を示唆、民主党からも再考を支持する意見が多く上っていた。JAXAもほっと胸を撫で下ろしたことだろう。今回の物語をよりドラマチックに仕立てた影のキーマン糸川英夫博士、鬼籍に入った博士も溜飲を下げた1人なのだろう。

監督

2010-08-18 09:21:58 | Weblog
1回の二岡のレフト前ヒットはクリーンではなかった。単にボールが飛んだ方向が幸いしただけ。その後も虚しくバットが空を切っていた。7回マーフィーの制球の乱れでもらったノーアウト1・2塁のチャンス、そこで二岡にバントをさせる選択肢はなかったのか?仮に送ったとすれば1アウト2、3塁、不調の中田を楽にバッターボックスに立たせ犠牲フライで勝ち越し点を得られるチャンスだった。昨日のスポーツ紙は山本モナの入籍を伝えていた。失意の男に仕事はできない。さらに8時半は夜の猛打賞男には時間が早過ぎる。金子の負傷により途中から守備に着いた飯山に8回大きな仕事をさせようとした。飯山には荷が重過ぎる。駒がないとはいえ、あそこは代打がセオリー。もう一つ大きな失態がある。5回の悪意の満ちた今江のスライディングにあの温厚な鶴岡が抗議したとき、そのアッピールを理解できなかった。捕手出身であるあなたが脱兎の如くベンチから飛び出すべきだった。昨日の試合は負けるべくして負けた。納得できる敗戦もある、でも昨日は違う。ストレスがたまった1敗。

本の紹介

2010-08-16 12:03:07 | Weblog
評価=☆☆☆☆☆
この本はなかなかの内容。性対象としての視座、宗教上の禁忌、隠すことが常態化することでの価値観の変化、おっぱいの性対象化、下着の隠蔽(しかし、最近は若者に性差なく下着を露出するファッションが支持されている。これには深い訳があると思うが、またそのうちに)。日本の裸体感は外圧や、政策によって目まぐるしく変化する。昭和30年~40年くらいまで授乳はごく一般に衆目のもと行われていたが、今ではトンと見ない。一方、街中では授乳室が増えている。これは、乳房の露出が無節操な行為としてごく短期間で認識が変遷したためだろう。「善悪の知識の木の実」を食べてしまったアダムとイブは羞恥心が覚醒しイチジクの葉で恥部を隠す。その後様々な苦難に見舞われることになる。真逆に取ればまさに箴言。

おじさん

2010-08-13 08:54:29 | Weblog
当たり屋といえば、故意に車と接触するなどし、治療費を請求する原始的な職業。自分の子供を被害者に仕立て、いくばくかの金を脅し取る父親が登場するのがドラマなどでは定番の状況設定だったが、自動車保険の事故対応が迅速化し、さらに民事訴訟を起こされたとしても、経験豊富な弁護士を擁し鉄壁の布陣で挑むため勝訴の確率は低く、シノギとして成立できず淘汰された。チャルメラおじさんは夜鳴きが仮の姿で、本職は当たり屋ではない。幟の「当たり屋」はおじさんの屋号。商家などで縁起紋として多く用いられている。宝くじ売り場の幟にも施されているほか、落語「時そば」の屋号も「当たり屋(矢)」だ。このほどそのおじさんが引退することになった。明星食品はおじさんを若返らせたと苦しまぎれの説明するが、実際は肩たたきによる退社のようだ。
新旧のおじさんを比較すると
無精髭(旧)→きれいに剃った下顎(新)
下膨れの顔→引き締まり精悍な顔
加齢による八の字眉→確固たる意志を持つかのような一直線の眉
厚手の足袋と雪駄→2本ラインが鮮やかなスニーカー
皺のあるズボン→ステッチがアクセントのズボン(多分、GAPのコッパン)
腰にぶら下げていたのは手拭い→客に不潔な印象を与えるため社として禁止した
このようにアーバンチックに。旧おじさんの人着は、地方から一旗上げようと上京したが、夢破れ夜鳴きになった。しかし、その代わりに小さいながらも本当の幸せを掴んだ-こんなストーリーを連想させていた。一旗上げる、小さな幸せも死語になった。旧おじさんに「今何時だい」と訊ねたら、多分「潮時」と答えるだろうね。

今期ベスト

2010-08-11 09:21:07 | Weblog
今年は春先に少々乱れたが、以降は例年になくプレーが堅調で、ここに来て2週連続今期ベストの74。理由は二つ。まず、ゴルフショップの店員に押し切られ、買ったディアブロに安定感があったこと。距離が欲しい時などつい振ってしまい左に引っ掛けてしまうミスが出がちだが、その幅が小さい。またグルービング性能も高い。もう一つは、スイングを改造したこと。去年までは体重移動をメーンとして上半身と下半身の捻転差をパワーの源泉にしていたが、加齢ゆえ左股関節がその動きに耐えられなくなり、シンプルな円運動でボールをさばくことにした。昨年冬からこれを意識した練習を取り入れ、6月頃にやっと違和感なく振れるようになった。今までクラチャン(クラブチャンピオン=所属クラブのチャンピオンを決定する公式競技。参加資格はHC13.4以下、2ラウンドのスコア上位者16名が2次予選に進出できる)の予選に挑戦したのが4度。通過したのが1度。この調子が続けば来年は何とか(来年かよ!!)

本の紹介

2010-08-09 09:09:58 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
今年札幌豊平川河畔で行われる花火大会は1度だけ。弊社と関連企業が主催したものだがこれも先日終了。他新聞社、放送局はことごとく手を引いた。努力したものの協賛金が集まらなかったのろうが、なんとも寂しい。そんな中、市民有志が来年モエレ沼公園で1万発規模の花火大会開催をぶち上げた。必要とされる経費は4千万円ほどと見込まれるが、企業からの協賛金や、ペットボトルを置き一般市民からの寄付でまかなう算段。江戸(大川=隅田川)両国川開きの花火は旧暦の5月28日に行われた。その日だけは、町民も昼過ぎには仕事から解放され、見物の場所取りをしたそうだ。もともとは、飢饉とコレラの厄払いの「水神際」に付随したものだったが、以降すっかり江戸の名物になり規模も年々拡大し今に至る。古来中国では花火の炸裂音が魔よけと神を迎えるものとされ、今でも祝い事などでは欠かせないアイテムになっている。来年はこの不景気を吹き飛ばすように「ドカ~ン」といってもらいたいものだ。

髪を切る

2010-08-06 09:18:39 | Weblog
ついに髪を短く刈り込んだ。何せ練習をしていても汗が頭の中から湧き出して目に入り、視界を遮る始末だった。そしてこのところの猛暑、昨日の札幌の最高気温は31.9度、今日の予想は35度、もう我慢の限界。20年近く通っている床屋で「ガッツリ切っとくんな」と注文し、かくしてその通りになった。こんなに短くしたのは多分高校1年のとき以来。風紀に恐ろしく厳しいその高校では、髪は耳にかかってはならない、学生服のホックは一番上までかけろ、高校生はたばこを吸ってはいけないなど、食事して勉強して寝ることしか許さない偏向教育を基本理念としていた。当時の「お悪い方」の典型は、20年後に後悔することも知らずに、額の端の毛を毛抜きで抜いた壮観なリーゼント。しかし校則では指導対象外。さすが悪い奴は法の抜け穴を知っている。一方小生はリーゼントでもなく耳に1センチほどかかったノンポリカットなのに、担任と学年部長と教育指導、おまけに教頭までお出まし厳重説諭。世の中の不条理を思い知らされ断髪式に臨んだ。見慣れない髪形の理由を聞かれ「太陽のせい」と答えたが誰もが無反応。犯罪に走りそうだ。

チャレカラ

2010-08-04 12:00:16 | Weblog
すっかり北海道空手界夏の風物詩になったチャレカラ。回を重ねて今年は12回目。グローブ、硬式、フルコン、型の各種目に約440名の選手が出場し、華麗な技と、熱いハートを披露してくれた。最後の挨拶に立ったF先生の「今年は怪我人も出さず」の言葉に審判団がどっと沸く。さて、小生は矯正しても両眼視0.6しかなかったメガネを新調し約40試合をジャッジング。さすが技術の富士メガネ、見える見える。極度の乱視のため完全矯正するとめまいが起こる。しかし、日常生活に支障がないようには視力を上げなくてはならない。そのサジ加減がめがね屋の腕の見せ所。さすがです。

本の紹介

2010-08-02 12:03:25 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
先日親類に不幸があり、葬儀で坊さんに支払う金額に驚かされた。7日毎の法要の際も「木魚が必要」「××があったほうがいい」など、訪問販売員さながらのセールスを仕掛けてくる。これがいわゆる葬式仏教の実態なのだと実感した。著者の島田氏はオウムとの距離と姿勢を宗教学者や、マスコミから批判され教授を辞任せざるを得なくなった方。でも、本は面白いんだよね。