国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2015-03-30 09:06:21 | Weblog
評価=
フリーズした事件が動く契機になるのは、画期的なひらめきと幸運が重なったときだけ。被害者が身に纏っていたと思われるショールは、数多くの切り裂きジャック研究家の蒐集の手を掻い潜って幸運にも筆者が手に入れる。さらに被害者と、ジャックの末裔からもDNAの提供を受けることができた。研究室でその照合が行われたが見事に一致した。だがなぜその後マスコミが大騒ぎしないのか?

卓上ライター

2015-03-25 09:15:13 | Weblog
形、重さからして、てっきりGUSOKU1が買ってきた卓上ライターだと思った。しかし、どこをどのように押しても一向に火が出てこない。正確に言うと押せる部分もなかったのだが。ひと昔前、いや40年以上か、ちょっと羽振りの良い友達の家に遊びに行くと、居間のテーブルの上には、必ずと言っていいほど、クリスタル製の灰皿、同じくタバコ入れと卓上ライターの三点セットが置かれていた。勝ち組の象徴のようなアイテム。皆さんご存じだろうか。そのライターにそっくりだったのである。
後で聞いたところなんとスマホ用ワイヤレススピーカーとのこと、大恥をかいた次第。音を聴かせてもらってその音質の良さに再度驚いた。高音の清澄感は今一歩だが中音域は迫力十分。この衝撃は初めてウォークマンの音を聴いたときに匹敵する。2000円弱という価格を聞いて再々度の驚愕。
この形を見てライターだと思う人いるよね。

本の紹介

2015-03-23 09:08:32 | Weblog
評価=
昭和40年代の前半、プロレスは金曜の夜8時から1時間枠で放送されていた。三菱がスポンサーで試合の間には三菱の掃除機「風神」がリング上をくまなく掃き清めた。その時間小生はというとテレビを観ながら祖母と花札に興じていた。何とも昭和チックな風景だったことか。当時の主人公はなんといってもジャイアント馬場だった。勧善懲悪のベビーフェイス、耐えに耐えて最後に悪を懲らしめる。めでたしめでたしである。その後全日本を離脱したアントニオ猪木が主宰する新日本が爆発的ブームを作り、異種格闘技戦、リアルファイト、全日の没落などの経緯は皆さんご存じだと思う。約600ページの本だが一気に読ませてくれた。

JWP⇒改題JFP⑦

2015-03-20 09:06:55 | Weblog
評価=4.0
あのテレビCMを見ている限りでは決しておいしそうとは思わなかったが、なんとなんと完成度はそこそこ。多可水麺を前面に、つまり麺に特色を置いたカップ麺だが、その通り生麺を感じさせる仕上がり。スープも上品な出来で、いい意味大きく期待を裏切った。たった一点残念なのはトウキビが入っているところ。みそラーメン=札幌=北海道=トウキビの発想は陳腐すぎる。事実札幌の店舗で味噌ラーメンにトウキビを入れているところはまずない。思い切ってCMを変えてみるというのも手だと思うが。

老人力

2015-03-18 09:16:50 | Weblog
ストーカー規制法違反および恐喝で茨城県警の巡査部長(58歳)が逮捕されたニュースがテレビで流れた。警察官は不倫関係にあった同じく58歳の女性との復縁を求めて、(関係を継続できなければ)「写真をばらまく」と脅したのだという。俗にいうリベンジポルノだ。それにして50代後半に、どこにそんなことをさせる余力と暇と執念があるというのか。犯罪行為だが、ある意味敬服もする。さらにその上を行く方が現れた。宮城県大衡村長に対する不信任決議案が可決されのだ。理由は、村職員の女性から、損害賠償訴訟を起こされ、そのことに関して議会で明確な説明ができなかったためだ。報道によると、村長はその女性に何度となく性行為を迫ったほか、誘いのメールを無視すると業務の決裁を行わないなど、公私混同も甚だしい行動に出たのだという。村長は齢66。なんともはや。「七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず」、曲解されては困る。

本の紹介

2015-03-16 09:02:22 | Weblog
評価=
時はまさにピューリタン革命に至る過程。宗教的意義から魚を食べざるを得なくなり、必然的に造船や航海法、さらに保存法が急速に発達し、各国による領海という定義も問題になりだした。イングランドは英蘭戦争により国力が衰退、カルバン派たちは圧政を逃れ新大陸へ逃避する。しかし、清教徒たちは200万人ものネイティブ・アメリカ人を殺害。米国の原罪となる。当時、身欠きにしんの加工技術と、タラの昆布〆の発想が欧州にあれば現在の国境は変わっていたと思われる。そんなことはないか。

311①

2015-03-13 09:03:19 | Weblog
「ここにいたら私も流されて死んでしまう。『行かないでと』いう母に私は『ありがとう大好きだよ』と伝え近くにあった小学校へと泳いで渡り一夜を明かしました」。天皇の皇后両陛下がご出席になられ東京都内で行われた311の追悼式で、宮城県の遺族を代表して、全国からの支援に感謝の挨拶をした菅原彩加さんの言葉に思わず息をのんだ。「その時足元から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、かき分けてみると釘や木が刺さり足は折れ変わり果てた母の姿がありました」。聞いていた誰もが違和感を持ったと思う。その時彼女はこう思ったに違いない。なぜ母親は『いかないで』ではなく、『私をおいて一人で逃げなさい』と言わなかったのかと。だがその刹那、激痛と寒さ、そして死への恐怖で母は言わなければならなかった言葉を言えなかったのだろうと忖度した。これは母の本位ではないと解釈した。いや、そのように信じようとしたのだと思う。だから『ありがとう、大好きだよ』と答えたのではないだろうか。震災当時彩加さんは15歳の中学生。恐怖、葛藤や逡巡の中で冷静な判断をさせたほど、震災の衝撃、目に映るすべてのものの非現実性は大きく、それが彼女を覚醒させたのだろう。だが、客観的に自分の判断が合理的であろうとも、PTSDや自責の念にさいなまれたことは想像に難くない。彼女の清楚な姿が悲劇を倍加する。
被災地の復興と、被災された方、彼女を含め、肉親を失った方の心が1日も早く癒されることを祈りたい。

JWP⑥

2015-03-11 09:03:17 | Weblog
評価3.9
焼きそば系全体に言えることなのだが、ソースが至極あっさりし、量も少ないため最後のほうになるとどうも味気なく感じてしまうことが多い。この消費者の不満を感じたのだろう。関西のお好みでは定番のオタフクと共同開発した濃厚ソースをたっぷり使い、さらにマヨネーズも付けている念の入れようでコッテリ感は規格外。マルちゃんの焼きそば年頭が定番になっている道民にとっては覚醒の一品。

本の紹介

2015-03-09 08:58:25 | Weblog
評価=
1970年代頃まで、歌と生活との距離は非常に近かったような気がする。その当時テレビでは歌番組が氾濫し、浸透圧は相当なものだったためだろう。その中でスター発掘の中心的な役割を果たしたのが、その名の通り「スター誕生」だった。この番組で見いだされた錚々たる面々。後に花の中三トリオと呼ばれ一世を風靡する森昌子、桜田淳子、山口百恵。そして社会現象ともなるピンクレディー。その渦中にいた阿久悠氏が当時を語っている。ピンクレディーのデビュー曲「ペッパー警部」は清涼飲料ドクター・ペッパーと映画ピンクパンサーのクルーゾー警部にヒントを得て創ったとか。当時誰も知る由はなかった。

昇級審査

2015-03-06 09:13:13 | Weblog
先日行われた昇級審査において、11人の方が昇級されました。おめでとうございます。組手の練習時間を多くとれば、間違いなく強くなりますが、それでは必ず近い将来大きな壁にぶつかり不必要な時間を費やすことになるばかりか、悪癖を修正できないこともあります。結局基本の反復練習できっちり基礎を身につけることが上位級になる近道です。急がば回れです。特に注意したいのは引手の位置。次の攻撃に移る際に、拳を体側につけて脇を締めておかなければ強い突きをつけないほか、予備動作を起こしてしまいます。意識してほしいと思います。
さて今回6年ぶりに小学生の茶帯(修徳会は3級から茶帯)が誕生しました。是非黒帯までがんばって欲しいものです。

カップ麺パラダイス⇒改題JWP⑤

2015-03-04 09:09:02 | Weblog
評価=4.3
スープを口に含むと、出汁の香りが鼻腔に広がる。手を抜かず鶏骨からしっかりとったのだろう。そしてその香りが最後まで失われないところがまたすごい。麺は細麺と中麺の中間ぐらいだろうか、ノンフライでも極めてしっとりとした口当たり。これも申し分ない。パッケージに「野菜を加えドロドロに煮込んだ濃厚スープ」とある通り、粉の口当たりは全くなく、粉砕された野菜の存在が感じられる出来になっている。ネギも申し訳程度ではなく十分味わえる量。「なかなかやるな、寿がきや」と思わせる商品。

本の紹介

2015-03-02 09:09:53 | Weblog
評価=
維新以降三度発生した宗教ブーム。第一回は幕末から明治初期。天理教、金光教、黒住教は幕末三大新宗教と言われた。創価学会、立正佼成会、成長の家が勢力を拡大した太平洋戦争終戦直後。そして直近が、オウム、幸福の科学などの新宗教(オウムも仮に宗教と呼ばせてもらう)が生まれたときだ。また、この時期統一教会も多くの信者を獲得した。当時原理といえば統一教会を指した。幕末そして終戦は政治文化価値観が激変し、人身不安が民衆を宗教に走らせる大きな要因だったが、80年代後半はご存じの通りバブルの真っただ中。社会的経済的不安のない中で若者たちは宗教に自身の存在意義を求めた。人は常に不安を希求し、超常的なものに救済を求める生物なのだろう。