国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

脚のないヘビ

2008-04-30 14:55:02 | Weblog
朝刊に載った「脚のないヘビ」の記事であるが、補足しよう。ヘビはトカゲの祖先からから進化した。トカゲがピカチュウだとしたら、ヘビはライチュー。生物学的には耳孔、腹板、まぶたの可動性の有無により大まかに区別しているそうだ。つまり脚がないからヘビだと形態的に分けることができない。しかし、一般的に耳孔がないはずのトカゲにも備わっているものや、腹板やまぶたも混交。我々がナゾノクサとクサイハナの区別が付かないのと同じだ。さらに問題を複雑にしているのはトカゲ類の多くのグループが四肢が退化する進化を続けているそうで、今回発見された新種はまさにこのケース。こうなると爬虫類同士誰が親戚なのか、天敵なのか、あるいは恋をする相手なのか困ると思うのだが…この説明は蛇足か。

5月1日②

2008-04-29 07:14:05 | Weblog
 5月1日からもうひとつ変わるものがある。ガソリンの価格、現在の価格から30円ほど高く販売されるらしい。TVでは安い間にガソリンを買い求める長蛇の列の模様を放送するが、札幌市内はいたって平穏。しかし考えてみればこの混乱は原油先物。一部の見方によると1㍑300円まで高騰するのではないかといわれ、そのようになれば税率云々という話ではなくなる。
 またほぼすべての輸入農産物の価格がバイオ燃料の影響で急騰している。昨月麦価の上昇により麺製品の価格が軒並み上がった。電気、ガスの値上げも確実。中国からの食品輸入のめども立っていない。石川2区衆院補選の争点は、ガソリンでも高齢者医療制度というキーワードではなく、日本の産業構造をも崩壊させかねない、あるいは存在さえ危機に陥らせる上記の問題だと思うのだが。


5月1日

2008-04-27 15:53:00 | Weblog
小生の子供の頃はまだ未成年者の喫煙に関して本来あってはならないことだが寛容だった。明治の中期まで規制する法律がなく小学生でも堂々と喫煙していたこともあり、祖父母の世代はあまり罪悪感をもっていなかったことが背景にある。北海道で5月1日から実施される成人識別ICカード、「taspo(タスポ)」。未成年者の喫煙防止の切り札、歓迎である。分煙化も急速に進んでいる。道庁では4月から庁舎内でタバコを吸うことができなくなった。喫煙スペースも撤去された。札幌交通圏のタクシーも7月から全面禁煙。仕事帰りにたまによる居酒屋も喫煙席を分離している。しかしながら日本の喫煙人口は3,000万人にも上る。現在の技術を持ってすれば受動喫煙のリスクを回避することは可能だ。それをなぜにここまでヒステリックになる必要があるのか。民主主義とは多様な意見と主張の混在にある。3,000万人の意見である。

おもいをはかる

2008-04-24 06:57:51 | Weblog
今日は24日、3の倍数だからアホな訳ではない。おしなべてアホである。自分で言うのだから誰も異議を挟めまい。昨日の朝刊で作家の佐木隆三氏へのインタビューで「おもんぱかる」との件があった。入力ミスと見ていたらなんとこちらが正解。「おもんばかる」ではなかったのだ。そもそも新聞ではあまり使わない言葉。一般書では漢字で「慮る」と書かれている。ずっと濁音で読んでいて、実際濁点で入力してもちゃんと変換される。語源は相手の「おもいをはかる」。これが音変化し半濁音になったようだ。同じようなケースとして一匹、二匹、三匹。一分、二分、三分などがあるというが、そもそも音変化は読み易くするため自然発生的なもの。この場合はむしろ言い難くなっているところは説得力がない。
 それにしてもこのように誤って認識している言葉はいったいどのくらいあり、日々どれほど恥をかいていると思うとゾッとする。多分このブログの中にも多くの誤りがあるのだろう。そんなときはご指摘ください。だた小生のことを少しは「慮った」言葉で。

lesson 2

2008-04-22 07:11:47 | Weblog
ゴルフスイングは進化している。用具の高機能化によってパーシモンの時代のようなリストターンはかえってボールを曲げる作用を生み、メタル時代のように独楽のようなボディターンも必要なくなったーそうだ。軽量や繊維素材の開発により巨大化したヘッドを効率的に運動させるのは極端な腰の入れ替え。欧米選手の主流になりつつあるーそうだ。約15年ぶりに受けているゴルフのレッスンは、常識のすべてを否定されることから始まった。小生が何の疑いもなく、そのほかの多くのゴルファーが信じているであろうスイング理論は最新のクラブには全く通用しないーそうだ。確かにデータ的にはヘッドスピードが同じなら今のクラブの飛距離は10年前のクラブをはるかに凌駕する。しかし、ここ10年のアマチュアゴルファーのスコアはほとんど変化していない。飛距離という絶対的なアドバンテージを得ているにもかかわらず。理由は上記の通り。
 理論は完璧だ。完全無欠。しかしながら体がどうしてもついていかない。これが自分の体かと思うほどにいうことをきいてくれない。日経のゴルフ迷言集にこんなものがあった。「どんな小説よりゴルフのレッスン書ほど空想の世界に浸らせてくれる書物はない」。否定できない自分が腹立たしい。

本の紹介

2008-04-19 08:03:28 | Weblog
本作を兵士シリーズの完結編と位置づけるのは明らかな自家撞着。取材を受けてくれた方、読者への冒涜、渾身の既出も色褪せてしまう。作家にとっては扱いやすく、誘惑的な事件であるが、このシリーズでは取り上げてはならない題材。存在自体がパラドックスの軍隊を描いてきたオチがこのように腰砕けになったことは残念至極。
 といった反面考えさせるのはさすが杉山隆男。

記録的

2008-04-18 07:19:14 | Weblog
 4月の気温が117年ぶりに、5月も云々といわれても全くピンと来ない。何せ一昨日の夕飯を思い出すのも容易ではない。しかし今年はどうも本当に春の到来が早まりそうだ。例年GW頃に咲き出す札幌の桜は、今月下旬には見ごろを迎えそうだ。拙宅のクロッカス(だと思う)も花を開いている。
 こちらもシーズンインである。記録を見ると2000年以降最も早いスタート。こういった表現なら理解できる。

計画的陳腐化

2008-04-15 18:56:05 | Weblog
               拙宅の居間に煌々と輝く蛍光灯

「家電の中には小さな時限爆弾が仕掛けられていて、ほぼ10年後に炸裂し、製品を破壊する」。こんな思いをされている方は決して少なくないのでは。同じ時期に購入したものが、示し合わせたように壊れていくのは誰もが経験したはずだ。特にPL法施行後の製品はこの傾向が顕著。以前多額の修理費をかけて直した居間の照明が、今度は致命的な故障によりついに買い換える羽目になった。修理費は見事に無駄になった。小型爆弾の仕業である。しかしあながち否定はできないのだ。メーカーはその製品の寿命を約10年に設定している。同じものが100年も活躍していたらたまったものではない。これを物理的陳腐化という。さらにパッケージやデザインをを新しくし、購買意欲を刺激する方法を心理的陳腐化。機能を高めて消費を促すことを機能的陳腐化という。消費が美徳だった時代は終わったはずなのだが。家電が欲しいと思うことがないので拙宅で対象になるのは老朽化だけ。同じ時期に買ったものはボイラー、洗濯機、冷蔵庫…。つぎはどの爆弾が破裂するのやら。



本の紹介

2008-04-12 07:46:33 | Weblog
驚いたことに、化学構造を見るとドーパミンとアンフェタミン、MDMAが酷似していることが一目瞭然。これならレセプターだって勘違いし、依存症になるだろう。本題はモーツアルトの音楽に秘められた癒しの効果を科学的、臨床的実験により明らかにするというもの。一時期、モーツアルト信仰なるものがあったが、著者の研究により科学となった。

2008-04-08 19:53:09 | Weblog
女性誌になくてはならないものは「占い」なのだそうだ。売れ行きにも直結するらしい。西洋占星術、風水、血液型、四柱推命…。女子大生の半数以上が「霊との交信」を信じているという調査結果が出たそうだ。確かにTVでは普通の人には見えないものを、見ることができる方がたくさん登場している。罰当たりな小生には理解を超えた話だ。寄寓にも4月8日今日は釈迦が生まれた日とされる。悔い改めさせるために、こんな記事を読ませたのか。そんなはずはない。


本の紹介

2008-04-05 08:24:15 | Weblog
中国、北朝鮮を痛烈に批判する。確かに民主主義共和国と名乗っていながら、民主主義など微塵もなく、見事なまで洗練された独裁政治が存在するだけである。筆者の声は、国内の政治化、ジャーナリストにも向けられる。特に故小田実に対しては手厳しい。ホーチミンを礼賛し、金日成を偉大な指導者だと讃えた氏に、「この野郎」と。小生も氏の主張は主義ではなく邪悪な「宗教」と見ていたので痛快。骨太のジャーナリストとして評価できる。暴発寸前の危険性がたまらない。

でっかくなっちゃった

2008-04-04 07:01:48 | Weblog
            (写真=上は1990年の文字、下は新しくなる文字)

二日酔いの朝、書類が見にくくなったと感じたのは3年ほど前。しばらくして老化、俗に言う「老眼」と悟った。幸い近視なのでメガネを外せばまだまだいける。2歳年上の先輩はあるときメガネをかけ始めた。「老眼鏡ですか」の問いに「リーディング・グラスって言うんだ」。事実上の敗北宣言。春から本誌の文字が大きくなる。生活面で先行させていたが、すべてのページが変わるのは7日。読売、朝日は先月末からすでに実施。より多くの情報を伝えたい気持ちは強いが、各社とも加速化する高齢者社会の対応のため苦渋の決断。ご老人達にとってあの小さな文字を読むには骨が折れるようだ。一方食品も巨大化傾向にある。すき家の「メガ牛丼」、ファミリーマートは「メガ弁当」、マクドナルドの「メガマック」。こちらは高齢者の欲求ではない。日経は大食いブームを根底に、健康志向の量が少ない弁当で満足できなかった若年者が反応したと分析する。「大きいことはいいことだ」故山本直純氏が気球に乗り病的な表情で指揮棒を振る。67~68年にかけて放映され有名になったCM。他の商品も追随する。その後経済は大きく下落、低迷。予兆ではないと思うが妙な一致だ。



道央大会

2008-04-01 18:59:34 | Weblog
4月20日恵庭総合体育館で行われる「CKT道央大会兼JKJO道央地区予選」にこうへい、ゆうや、みずほが参戦します。9:30開会式、終了後試合が始まります。お時間のある方はぜひ会場に足を運んでいただき、応援していただきたいと思います。