国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2010-05-31 09:18:04 | Weblog
評価=☆☆☆★★
強硬な攘夷論を唱える薩摩藩は、生麦事件で英国人を斬殺した事件で、一躍時代の先端に立つことになる。同時に交渉能力の欠落を露呈した幕府はその地位から完全に凋落する。薩摩と英国の交渉がもつれ、薩英戦争に至るが、負けなかった薩摩が科学力、工業力の差を痛切に感じ開国派に転じたことは実に興味深い。軍艦等を購入した薩摩の豊富な資金源は、奄美などの島嶼から収奪する砂糖による。住民は苛酷な取立てと、褒賞により巧みに洗脳されていく。完全な植民地化。

車両購入

2010-05-28 09:13:42 | Weblog
年間数十台、業務で使用する車を購入するが、最近の特徴は職場からHV(ハイブリッド)の要求が高まってきたこと。当たり前のことだ。普通のエンジン車と比較すると、燃料費を含めたランニングコストは、長期間使用すれば割高な初期投資を十分無視できるほど。また、企業の環境対策のPRにも寄与できる。一石三鳥位の効果は期待できる。今回もHVを購入することになったが、オプションを見て絶句。なんと自動車庫入れ装置なるものがある。ドライバーは画面で駐車したい場所を設定すると、後は車が考えて勝手にハンドルを回して見事車庫に入れてくれる。また、先日スバルから障害物との衝突を回避する装置がついた車が発売された。この装置の優れているのは、30キロ以下であれば必ず停止できることと、渋滞時、前の車との車間距離を確保する機能があること。さらに装置の価格が10万円と信じられない低価格なこと。先日、喋る車の件を書いたが、手足目となってくれる車もすでに世に出されているとは。カンブリア爆発だな。

再会

2010-05-26 09:22:17 | Weblog
20年ほど前、車で世界一周しようという素っ頓狂な企画があった。今思えばバブリーな時代だった。その当時の企画のボスは、経理から帯封のついた現金を受け取り、共産圏の東京事務所のトップを築地の高級料亭で毎夜のように接待していた。小生もたまに同席したが、「タイヤひらめの舞い踊り」、酒池肉林ではないが、とにかくすごかった。その時弊社で使用した車は帰国後、1台は、改造を引き受けてくれたある大学に寄贈し、他の一台は、樺太のクルーリーだったかな?自然保護区のレンジャー部隊に贈った。車を海外に持っていく場合、帰国することが前提であればカルネでことは済むが、寄贈となるとややこやしい。まず、外務省に掛け合って「これは日露親善のためである」と認めてさせ、次は、関税、当時の通産省に掛け合わなければならない。なんとかお役人から判子をもらい、稚内から送った。多分今は朽ち果てていることだろう。関連企業が使用した2台は視聴者プレゼントになったが、あれから20年、先日仕事で訪れたある会社の駐車場にその車があるのではないか。なんでも、3年ほど前、その会社が使用されなくなった車を譲り受けたのだそうだ。数奇な運命をたどっての再会。元気でしたか。

勢いだけで生きていると・・・

2010-05-21 09:29:14 | Weblog
酒席で盛り上がるのは決まって上司の悪口。低能力の批判から始まり、服のセンス、さらには人格攻撃まで、あらゆる綻びを見つけて攻撃する。これが仕事の活力源になる。翌日、犬のような恭順な姿勢の裏に秘める刃は他のものが知っている。これでいいのだ。大風呂敷を広げることもお約束。少し大きめのホッケを釣ったことがいつしか、マグロがバレた話になる。困るのは、たまに、強い当たりがあったことを後日知ること。先日、酒席で生返事が、アルコールが抜けた後でも消えることなく、動き始めてしまって「冷汗三斗」。「冷酒三合」の報いだ。しかし、二言はない、後には引けない。確かに社の活性化につながることは間違いないが、あまりにも話が大きい。具体的になったらまたご報告します。

うまいっしょ

2010-05-19 09:14:58 | Weblog
インスタントラーメンといえば「ハイポップラーメン」。子どもの頃は、ラーメンといえばこれしかなかった気がする。まぁ、わが、インスタントの原点だね。その後定番の位置を獲得したのが、マルちゃん(東洋水産)「塩ラーメン」。シンプルで飽きの来ない味で長年小生の胃袋を満たした。「うまいしょ」(ハウス食品)も完成度の高い味だった。なかでも「とびっきり・うまいっしょ」は秀逸。衝撃を受けたのが2005年マルちゃんから北海道限定で発売された「スープカレー・ラーメン」。札幌スープカレーブームのまだ胎動期にあり、ラーメンと融合させた野心的な商品。スパイシーなスープはインドで修行した小生の舌をもうならせる逸品だった。しかし、販売が不振だったのだろう、残念ながら現在は製造中止。当時、北海道民の舌はまだ保守的だったのだ。先日、博多で製造されている「棒ラーメン」(マルタイ)を頂いた。素麺や、そばのようなパッケージで馴染みはないが、なんでも、北九州地方では知名度の高いもので、楽天ランキングでも上位に食い込んでいる。古典的な味だが、やはり支持されるだけあり落ち着いている。でも、やっぱり北海道製品だべさ。一刻も早いスープカレーラーメンの復活を祈る。

本の紹介

2010-05-17 09:18:49 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
K/T境界ときいて背筋に悪寒が走り、散瞳するのは相当な方。結界ではない。しかし、ある意味酷似している。ほとんどの生物がそこを越えられることなく絶滅した。日本で唯一確認されたK/T境界は、川流留布川の河床で発見され、足寄動物化石博物館で展示されている。化石といえば先週、DNA解析の結果、現生人類とネアンデルタール人が混血であることが判明し、発表された。孤高の存在で、突然消滅したといわれてきたネ人の血は我々に引き継がれていた。壮大な歴史の展開を感じる。さて、種明かしを。K/T境界は白亜紀と暁新世を分ける地層のこと。約6550万年前にユカタン半島に衝突した小惑星によって多くの生物が死滅した。その地層には大量のイリジウムが特異分布する。松山千春の生家を訪れたついでにでもどうぞ。「ゾックゾック」しますよ。

医食同源

2010-05-14 09:11:35 | Weblog
札幌で医薬品販売を展開するサツドラが青果や弁当を販売している。弁当の価格はカクテルはあろうはずはないが、先日紹介した店と同額の280円。これが材料費、人件費を含めた価格の底と見るべきなのだろう。今後の戦略として、取り扱い品目を増やすことで他店との差別化を図るというが、せっかくドラッグストアーの看板を掲げているのなら、健康に気を使った弁当。例えば、低農薬野菜を使用している。カロリー表示する。あるいは、健康補助食品をサンプル提供するなど、医食同源の観点から作られた弁当による差別化なら呼び水になったであろうが。惜しいな~。

トレード

2010-05-12 09:18:59 | Weblog
確か3月だったと思うが、谷亮子さんがまだトヨタの社員であった頃小沢幹事長に、アメリカで発生したトヨタ車のリコール問題を何とか政府間レベルで沈静化させて欲しいと要望。なにかキナ臭さを感じさせる会談だったが、やはりこの●●劇のプロローグだったのか。民主党はこのほか、池谷幸雄氏などのスポーツ選手やタレントなどの擁立を決めている。一方の野党も自民党は元プロ野球選手堀内恒夫氏、石井浩朗、たちあがれ日本は中畑清氏を御輿に乗せ応戦するが、与野党とも有名人頼りの無策感は否めない。さて問題は谷亮子さんのご主人の谷佳知さんの今後である。亮子さんから出馬の相談を受けた際に「やってみたら」と答えたそうだが、怒髪天を衝く渡辺恒雄の姿は想像できなかったのだろうか。間違いなくトレードだね。

本の紹介

2010-05-10 12:04:40 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
「生得的な道徳観に対しては、宗教、教育、さらには家族でさえ、われわれが考えるほどの影響はないということだ。倫理の授業はすでに知っている人に説教をしているだけなのかもしれない。脳の配線が異なる少数の人間は、何を教えられようが関係なく、独自の道徳観によって突き進んでいく」。この本において、境界性パーソナリティ障害を説明したものである。ヒトラー、チャウシェスク、スターリンや毛などが行った大量殺戮は、集団ヒステリーで片付けてしまうより、このように脳の障害と特異性と解釈したほうが、ストンと納得できる。しかし、それが著者の姉のように、外因的要素による場合のほか、先天的に発生することは生物学的に有益なのだろう。その解明が待たれる。

かりゆし

2010-05-07 09:07:47 | Weblog
一瞬目を疑った。米軍沖縄基地を「最低でも県外に移す」ことを公約としていた鳩山首相が、結局、一部移設だけにとどまらなければならない状況に追いこまれ、沖縄県知事に泣きを入れにいった場面で着ていたのは黄色の「かりゆし」。4月29日、アメリカ軍普天間基地の県内移設に反対する県民大会で、反対側のシンボルカラーになったその黄色だった。参加者は黄色い鉢巻や、Tシャツなどで断固反対を表明した。県民と政府との板ばさみにあうであろう仲居真知事の青いかりゆしは、知事の胸奥の苦悩を反映したものだ。首相側もそれを知らぬはずはあるまい。金星人と交友があるご婦人が金色の「かりゆし」を、といっても側近は断固阻止しなければ。その後の会見で、海兵隊が有する抑止力を以前は認識していなかったとも。なんともはやである。海上案は「自然への冒涜」とまで言い切ったが、これでは県民、国民への冒涜。さて、この一件で鳩山政権崩壊は不可避。週末の世論調査ではおそらく内閣支持率は20%を大きく割ることは必至。あとは参院選に影響を与える辞任のタイミングと、どのような冷徹迅速さで小沢を斬るか。政局の焦点はそこに絞られた。

本の紹介

2010-05-03 06:54:07 | Weblog
評価=★★★★☆
コルト・パイソンの購入履歴、非常に特殊な357マグナムのナイクラッド弾を過去に所持していたこと、銃を隠していた貸金庫の開錠記録、そして、犯人しか知りえない銃撃現場の状況の暴露。特に、長官の専用車が事件数日前に変わっていた点と、韓国ウォン硬貨を置いた場所の証言は、マスコミどころか警視庁でも一部のものしか知りえない事実。これだけの状況証拠があれば、物証がなくとも立件しただろう。ただし、捜査当局がその気になればの話しである。公安部と刑事部の確執、初動捜査の誤り、そして何よりもいまだに警視庁のホームページに掲載されているように、上層部のある目的のために事件を迷宮の闇に追いやることになる。正確な時効成立まで約200日。はたして動きはあるのか。