国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

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2018-12-25 10:50:51 | Weblog
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日ハムで注目のドライチと言えばなんといっても鳴り物入りで入団した斉藤祐樹投手。当時すでに楽天のエースになっていた田中投手を甲子園でねじ伏せた実績があるだけに、田中同様の活躍を楽しみにしていたのだが、期待値を大きく外れた働きしかしてくれなかった。今や自由契約候補の最右翼になってしまった。いや、入団してくれただけでもありがたいと思わなければならないか。菅野や長野はドライチを蹴りあえてヒールの道を選択したのだから。

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2018-12-17 10:10:53 | Weblog
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 文学作品を読んだのは、西村賢太の「苦役列車」以来だろうか。社会と反りが合わず、何をやってもうまくいかなかった女性の唯一自分らしくいられるのがコンビニの店員だった。彼女の働きぶりは高く評価され、なくてはならない存在になっていき、自身も満足感を得られていくが、周りからは正社員で採用されず、さらに独身でいることを異端視される。異端者は自身を決してそのように観ていない。大衆が烙印を押すもの。価値観が違う人間をどうとらえるのかということが主題なのだろう。

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2018-12-10 09:16:07 | Weblog
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 数日間にわたり、同じ相手に何度も、しかも学内で強姦されたなど、あり得るはずはない。ずさんな審理と言わざるを得ない。一度目の交渉の際、第三者に目撃されているが、被害者の証言との食い違いを追及していないことが致命傷になった。全容解明ができないまま終章は作者の推理で終結している。週刊誌的手法という禁じ手が唯一真実に迫る方法だったのか。著者にも葛藤はあったのだろう。

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2018-12-03 09:20:26 | Weblog
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明治政府の密偵を斬り、武器庫に火を放った時点で政府との衝突は避けられなかったのだろう。西郷が恭順の意を示しても、実行犯は捕えられ江藤新平のようなむごたらしい扱いを受ける。その事態を私学校は静観できないだろう。だからと言って、西郷に勝算はあったとは思えない。それは熊本城を落とせなかったときに確信に変わったのだろう。「西郷は負ける気はなかった」のではないかとの分析もあるが、安泰な明治政府を作るうえで自身の死は不可欠だったと見ていたのではなかろうか。そして、大久保の血も。そういえば、西郷隆盛最期の地はてっきり田原坂だと信じ切っていたが。