国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

購買衝動

2009-07-31 11:31:43 | Weblog
ゴルフショップには安いゴルフ用のパンツを買うためだけに行った。5900円の品がなんと1900円、「しまむら」よりお徳、サイズもぴったり。本来なら、デフレスパイラルを嘆かなくてはならないが、訳の分からない横文字より、10年後実質給与が100万円増えるより、民主党のマニフェストがどうのこうのより、今日食べる握り飯のほうか重要。しかし、衝動買いとは恐ろしいものだ。別にドライバーの調子が極端に悪かったわけではないが、手にした途端に欲しくなくなった。ドライバー自体もそれを望んでいるようだ。捨てられた子猫のような目をしている。邂逅の瞬間とも思える。これを逃したら二度とめぐり合えない。「人間は行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうがより深く残る」=トーマス・ギロビッチ。悪魔と化した店員が耳元で囁く「今買っていただければ、これだけお引きしますよ。そしてこれが最後の一本です」。かくして、か弱き子羊は、悪魔の飲み込まれてしまった。試打せずに買ったため、従って実力は全く未知数。罠に落ちたのか、幸運を掴んだのか。結果は明日。

本の紹介

2009-07-29 09:29:30 | Weblog
「しかし、カトリック教徒は、この試練(長崎に原爆が落とされたこと)を、戦争を終わらせるための殉死とみなし、罪に対しての神の最期の沈静だと考える」「私たちは、広島で日本人が受けた犠牲は神の前では十分でなかったのだと感じている」また「(投下は)神の摂理」。いずれの発言も宗教に深く関与している方のものだ。しかし、それが宗教が持つ本質、残虐性なのかもしれない。ユダヤ人をホロコーストに送ったナチスに対してバチカンはソ連をけん制する目的で口を出すことはしなかったといわれる。瓦解した浦上天主堂を存置し、後世に受け継ぐことが長崎市民や、宗教者の使命だと思うが、さまざまな力学により歴史の語り部は屠られた「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」(エドマンド・バーク)を危惧せざるを得ない。

11th challekara

2009-07-27 10:23:11 | Weblog
中量、重量を制した選手の突きのコンビネーションもさすがだったが、打たれ強さにも脱帽。何百もの突きをくらってもびくともしていなかった。何を喰ったらあんな体躯になれるのか。骨の弱い小生にとって羨望の限り。

イガ②

2009-07-24 09:07:14 | Weblog
酒好きの、酒を欠かさない、酒を欠かせない、酒が入ると指の震えが止まる、それでも「酒は薬」と言い張る先輩に、「今日は日食なので一杯やりますか」と誘ったところ、セルモーターが回る兆しが見えたため慌てて「冗談ですよ」とかわした。エンジンが掛かってしまったら途中下車は無理、翌日の午後3時頃まで廃人状態になる。「日食」は酒を飲むためには根拠薄だが、今日は立派な理由がある。朝函館であがったイカを直送してもらうことになった。職場で一杯。新鮮なゴロを醤油に溶いて頂く、辛み大根と合える、山わさびで食す、足も刺身でいける。案の定、今日は飲みすぎた酒のせいで意識の混濁、胃の不快、倦怠感、まさに瀕死の状態。人のことは言えない。でも旨かった~っ。

日食

2009-07-22 09:48:19 | Weblog
古代インドでは日食を魔物が太陽を飲み込んでしまうために起こると考えられていた。中国でも「天災の前触れ」と恐れられた。何せ突然、太陽が消えてしまう。さらに周りには怪しげな光輪(コロナ)まで表れる始末、地動説や太陽系などの知識が微塵もないの時代、世界の終焉とビビッたとしても当然。日本では天照大神が岩戸に隠れる記述が日食を示すものといわれている。こちらは岩戸から出てきて「めでたし話」で終わるのだが。さて衆議院が解散した。任期切れを直前に控えて、唯一イニシアティブを発揮できる解散権を行使した。自民党が結成されたのが55年、その後岸信介首相の下での始めての解散が社会党との「話し合い解散」58年、奇しくもその数日後今回とほぼ同じ地域で金環食が観測された。今回は「一か八か解散」「破れかぶれ解散」と党内からも揶揄される。直前の世論調査の政党支持率では民主党に大差をつけられている。来月30日の総選挙で自民党の歴史的な敗北は必至の情勢だ。ここまで支持を失った理由は、経済対策の遅れや、北朝鮮や、新型インフルエンザの危機管理の脆弱さを露呈しただけではない。遅々として進まなかった公務員改革、そして渡辺善美の離党。鳩山邦夫のパフォーマンスやそれに続くどたばた劇。これらを見て、ついに不満が高じて「不安な道でも踏み出さざるを得ない」と国民が選択したからではないか。決して民主党が期待される政党に成長した訳ではない。今日の日食は日本の将来にとって凶兆か、あるいは…

本の紹介

2009-07-20 06:14:42 | Weblog
日本人が食の安全性に過敏に反応するようになったのは、雪印集団食中毒事件からからだろう。認定された患者は1万人を超え、戦後最大の食中毒事件にまで拡大した。原因は食品を扱う企業としてはあり得ない初歩的なものだった。食品業界はその後は見事な展開を繰り広げる。賞味期限の改ざん、食品偽装、生産地偽装、食品汚染、そしてメタミドホス。TVや新聞で報道されない日はないほどだった。発覚した企業は消費者から信用を失い収益を大きく落としたり、整理せざるを得なくなった。それ以降製造会社は特に賞味期限に関して過剰とも思える手段をとる。信用失墜が致命傷になることを避けるため、本来の表示するべき月日を大幅に短縮したのだ。期限を過ぎたものはたとえ問題なくとも廃棄される。家庭あるいは外食産業での食べ残し、そして食品製造業でこのように廃棄される食品の総量は年間約2000万トン、3000万人分の食料に匹敵する量なのだ。これが食料の60%を輸入に頼っている日本の食の実態。いつかは目が潰れる。

長谷川

2009-07-17 10:55:57 | Weblog
勇利アルバチャコフがWBC世界フライ級チャンピオンのベルトを奪取した試合の解説者は終始勇利が不利であると伝えた。勇利がダウンした際は自分の評価が間違っていないことをことさら主張した。だがテクニック、パンチ力共に相手を圧倒していることは歴然としていた。試合は8回にKOの幕引きになった。95年札幌で行われたオスカル・アルシニエガとのタイトルマッチは壮絶な打ち合いだった。取材を盾にリングサイドで観戦していた小生はあまりの迫力に圧倒された。判定は微妙だったが、その後もベルトを守り抜き9度の防衛を果たした。この記録は日本のジムに所属するボクサーの中では具志堅用高の13回、11回の渡辺二郎に次ぐもの。14日の勝利で長谷川穂積がこの勇利の記録に並んだ。相手の右に合わせてカウンカーで打ち込まれた右フックは正確に挑戦者のジョーを打ち抜いていた。レフリーがあの時点でTKOを宣言しても誰もクレームはつけなかっただろう。それほど完璧な一撃だった。試合後「パンチは一発ももらっていない」と余裕で試合を振り返る。今後の目標は、具志堅や渡辺の防衛記録を抜く、2階級制覇や、統一戦、あるいは米国での興行、ということになるだろう。十分に可能性と成功を感じさせる逸材であり試合だった。

レインブーツ

2009-07-15 11:14:51 | Weblog
     (写真=似て非なるもの。傘が合うのがレインブーツ。角スコが合うのが特長)


北海道は例年にない長雨が続く。先週末は太平洋側を襲った豪雨の影響でJRが長時間不通になった。一昨日もほぼ終日雨が止むことがなかったが、今日もまた朝から粒の小さな雨が間断なく降っている。道南には土砂災害警報発令されている。「すわ、箱舟」とは考えなくとも、農作物への影響が心配される。降水量は平年の倍だそうだ。このぐずついた天候の中で目に付くのが、女性の足元の変化。経済ニュースでゴム製の長靴をファッショナブルに加工したレインブーツが今年のトレンドになるとキャスターが断言していたが、まさかこれほどブームになるとは。地下街でも若い女性がヒールがあり、細身のレインブーツを履いているのを多く見かけるようになった。アウトドアブームが発端、頻発する『ゲリラ豪雨』対策などといわれているが、ブームに理由などあろうはずもない。残念なのが男性用が売り出されてないこと。雨対策もそうだが、北海道や、東北の降雪地帯で浸透してくれればありがたい限り。合理的でもある。なにも、積雪の中革靴で歩くこともあるまい。先駆けとして勇気を奮い特長でも履いてみようか。いや、メーカーの開発をもう少し待とう。

本の紹介

2009-07-13 11:08:56 | Weblog
死刑廃止論者鎌田彗の論調が冴えわたる。さすがに自分の子どもがたとえ殺されたとしても死刑廃止を唱えなければならないといった手前、引くことはできないだろう。マスコミが作り上げた虚像が一人歩きしたことも認めよう。だが、2005年大阪で姉妹を殺害した被告は事件の5年前実母を金属バットで撲殺し、事件の動機は「母親を殺した時の感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」と供述している。「人を殺すとはどういうことか」では受刑者の多くが何の後悔も贖罪の念を持っていない。後悔があるとすれば、それは捕まったこと。と指摘している通り、性善説で犯罪は減少することはなく、社会は維持できないのだ。

誤算

2009-07-10 11:09:02 | Weblog
あまりに痛い一敗だった。三連敗で迎えた西武戦第二ラウンド。日ハムは投手部門のタイトルで三冠を誇るダル。誰もが勝ちを疑わなかった登板だった。しかし序盤中村に左翼ポール際にホームランを打たれる。ダル、監督が猛抗議したが判定は覆らない。だが鶴岡が要求したのは外に逃げる球。それが内角への逆球になってしまった。7回伏兵の上本に決勝打となるツーランを浴びる。これも内角の要求が真ん中に吸い込まれてた結果だ。これ以上負けを重ねられない昨日の試合も武田勝が打ち込まれ早々に試合を決められた。これで首位ホークスに2.5ゲームの水を空けられ、貯金も一桁になった。シーズンを折り返し大きな誤算。だがこれまでがいい意味での誤算続きだった。昨年貧打にあえいだ打線が今年一転打率は12球団トップ。観戦者は野球の醍醐味を堪能しただろうがやはり打線は水物。3割をマークしている金子が言う「うちは守ってリズムを作るチーム」。今日から札幌でロッテを戦う。一昨年のハラハラする野球で巻き返してほしい。

便所飯

2009-07-08 09:39:58 | Weblog
排便は動物にとってもっとも無防備で危険な瞬間であり、特に草食獣は細心の注意を払わなければ容易に捕食されてしまう。人間が持つ「落ち着く」といった感情は多分密室の中でそれらの危険が発生しないことが所以、また昔と比較して清潔になったことも要因の一つだろう。昔トイレといえば10Wほどの小さな裸電球だけの暗くて不潔なイメージだった。ある調査によると、53.4%がトイレに携帯電話を持ち込むそうだ。かく言う小生も新聞や雑誌がないと用が足せない。すでに居室と変わらないスペースに変貌したということなのだろう。だが…6日の朝日夕刊ににわかに信じられない記事が載った。多くの大学で、トイレでの食事を禁止する紙が張り出されているというものだ。しかし、大学当局が張り出しを否定している。どうやら学生のジョークが各大学に拡散していったようだ。トイレの中で食事をする「便所飯(べんじょめし)」という言葉は2年ほど前から浸透しだし、ある教授が授業で取り上げその存在を確認できたとのことだ。理由は一緒に食事ができる友人がいないことを回りに気付かれたくないためのようだとする。けっして居心地がいいためではない。記事は「便所飯から始まって退学や引きこもりにいたって…」と病める若者像、社会現象として結び付けようとするが、ちょっと無理があるよ朝日さん。

本の紹介

2009-07-06 11:22:10 | Weblog
彼の選択は非常にシンプルでプリミティブな欲求からきたものなのだろう。しかし、一般的には生活を優先するために逡巡があるはずだが、そこには何の躊躇も見られない。ある種の爽快感が残る。文章は野趣あふれる中に、繊細さが潜む独特の表現。「発射音にほんの少し遅れて、弾が肉と骨を断つ鈍いくぐもった音がする。熊のからだがふくらみ、毛が逆立つ。突き刺さった異物を、咬みついて引き抜こうとするように、口を激しく動かす」「雲が厚くなりはじめ、雪の匂いがしてくる。すると空からチラチラと…」。次第に引き込まれていき、小生も深い山の中にいて羆と対峙することになる。フチの姿も実に生き生きと描写されている。やはり犬はあのような環境で生きるべきなのだろう。しかし、最期には泣かされた。泣きたい方は是非。

定価

2009-07-03 10:15:56 | Weblog
再販制度により定価販売が義務付けられている新聞や書籍、CDなどは、一般的に定価の変動はない。しかしだ。先日、部で定期購読している雑誌の支払伝票を起票し、支払い部門に回したところ、担当者から金額の誤記入があると指摘された。そんなはずはない。何せ先月の伝票をコピーし起票者と摘要だけ変更しているのだから間違えるはずはない。ところが、請求書を確認すると金額に間違いがある。今月が特集号だったのかと見ると、なんとその本は毎月価格が違うのではないか。早速その出版社に電話取材。担当者は「ページ数の増減などにより毎月定価を決めており、この設定は非常に稀有ではないか」とのこと。さらに「一応特別定価にしています」と説明、そんなカテゴリーは聞いたこともないが、一応理にかなっているようにも感じる。大辞泉で定価とは、「ある品物について前もって決めてある売値」とある。前とはかなり抽象的な表現だが…こんな話があるとは。

勤務

2009-07-01 14:07:26 | Weblog
職場には夜勤がダイヤとして組み込まれていた。入社当事は朝5時まで勤務し、その日の3時に出社、仮眠を取り翌日は泊まり明け勤務となり、翌日から3日勤。週休1日の時代である、今考えるとなかなかハードな内容だ。仮眠室にはツインのベッドが置かれ、悲しいことにペアを組んだ先輩と寝る(ベッド間はある一定距離が保たれている)。当然素面で眠れるはずもなく、ただただ眠りに落ちるために酒をあおる。早く寝たもの勝ちである。遅れを取ると鼾と歯ぎしりで、一睡もできない羽目に陥る。今は宿泊はなくなったものの、週2回24時までの勤務をこなしてきた。それも昨日まで。今日からは一応9時30分から17時30分の勤務。何か現場が遠くなる寂しさを感じる。