国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2018-05-28 09:22:16 | Weblog
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昭和は西暦ではなく元号で見たほうがしっくりくる。終戦は1945年ではなく昭和20年。昭和40年代の高度成長期。昭和20年を境とした10年刻みの政治や経済があった。書類を作るときも作成日を昭和にしていたような気がする。ところが時代が平成に下ると元号と時代の関係性が希薄になった気がする。書類もすべて作成日を西暦した。「閉塞の時代」平成を一言で表せはこうなるだろう。経済成長率は約1%、経済格差が限りなく広がった。富めるものは富み、貧困に喘ぐものは塗炭の苦しみを味わうことになった。そんな平成も来年で終わる。改元による明るい材料は何もない。苦難の時代が続くのかもしれない。

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2018-05-21 09:20:24 | Weblog
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あれからすでに30年の歳月が経過していたとは。多くの方々の記憶から消えていっても無理のない時間だ。それにしても衝撃的な事件だった。この本の中には特に真新しいことは書かれていない。当時からいわれていた右翼系とあるいはα教団の犯行説。30年の月日を重ねてもはやり核心にたどり着くことはできなかった。ごく最近まで取材チームが存在し、社が追及していたとは。

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2018-05-14 09:28:01 | Weblog
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「パンツ文化、服飾史」といったところではないだろうか。それにしてもこの引用の量の多さには驚かされる。当時の小説から雑誌、統計に至るまでよくぞ引っ張り出してきたものだ。当然小説の中にそういった部分など埋もれていることなど外からわかるはずもない。したがって、事前にそれらの資料が詰め込まれていたのだろう。頭が下がる。白木屋事件が日本人女性がパンツを着用するようになった契機と信じていたが、違っていたとは。

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2018-05-07 09:14:21 | Weblog
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国松孝次警察庁長官銃撃事件に関しては、2012年出版された鹿島圭介著「警察庁長官を撃った男」が非常に秀逸な作品だったが、これは、実際に中村泰を取り調べた警官が退官後書き表したもので、なんといっても臨場感と重みが違う。中村が犯行を認めて行くさまや、公安系警察が、オウム関係者から是が非でも犯人を上げたいという偏執的な行動も目の当たりにしている。当事者でなければ語れない表現が随所にみられる。最後の面会で中村が「これだけ証拠がそろっていて逮捕できない。この国は法治国家といえるのだろうか」のくだりがこの事件のすべてを表している。この組織の病巣の根深さはいったい何が由来なのだろうか。

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2018-05-01 09:14:54 | Weblog
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多くの和訳がビートルズのLet it beのMother Mary をマリヤとしている。小生もそのように信じ切っていた。Let it beもまた聖書の中に出てくる一節だ。そう感じることが普通だろう。しかし、Imagineでは宗教を完全に否定している。そしてその後世界は予言の通り進展していく。米国では今なお神の存在を信じる国民は90%いるようだが、50年前は98%だったという。2000年間の見てきた割には物分りは低いようである。