ホルモニスト

CIを断行したパナソニックの売上が好調だ。国内では絶対的なネームバリューの松下の名を捨てた時には賭けだと見ていたが、他社が軒並み売上を下げている中、支えているのは白物家電の伸びだそうだ。強引に関連付ける。焼肉屋で白物といったら内臓系。絶対的なファンがいる。先日のこと後輩と人気の焼肉屋に行く。酔った一人が「俺はホルモニスト」どうやらホルモンをこよなく愛する人間をそう呼んでいるようだ。一方は「俺はエロホルモニスト、理由はないが」。酒の影響で思考回路が寸断された輩は何を言い出すか分からない。ところでこの店は札幌には珍しく和牛のホルモンを出している。これが本当に旨い。淡白な豚のホルモンと違い牛特有の甘い脂身がなんともいえない。焼きのほかにカレー味の鍋も完成度が高い。自称ホルモニスト達よ行かぬ手はないぞ。

本の紹介

高校生のとき不純な何かに憑依され医学生だった友人の兄の部屋に忍び込み医学書を盗み見たとき初めて半陰陽の存在を知った。写真で解説された未知なる器官を見た印象は嫌悪ではなく崇高さだった。「なんと神秘的なのだろう」と。この本の題材も同じく両性具有。興味を引かれ普段読まない小説を手にしたが、やはり生煮えは否めない。これから読まれる方のためにあえて言わないが一点を除き意表を突かれたところはない。ラストもなんとも陳腐。しかし600ページに迫る大書で意欲作。否定はしない。

審判講習会兼交流試合

昨日島松体育館で行われた審判講習会兼交流試合、ゆうや、ママとも一回戦で判定負け。しかしいずれも指導した内容を忠実に守りいい試合をしていました。欲を言えばゆうやはパワー。ママはスピード。小生はC級認定試験。緊張はなかったものの死角だったため上段膝を上段の蹴込み前蹴りと見誤る失態。ちなみに小学生の上段膝はJKJOでは反則。他の審判員も技ありとし「合わせ一本」としたが検定委員からクレーム。結局技ありを取り消し上段膝に注意を与え再度判定、覆らなかったのが唯一の救い。まだまだ。

晴孔雨読

先日違う部の同期入社と飲む機会があった。近況報告で驚いた。定年を見据え札幌近郊に農地を取得し、退社後は晴耕雨読の悠々自適な生活を計画しているとのことだった。奴は確か小生より二歳上、そのときまで十年を切っている。考えなくてはならない年なのだろう。小生はというとまるっきり疎い。厚生年金だとか企業年金、退職金の運用だとかさっぱりわからない。差し迫った問題として認識していないためか。しかしネットで検索するとさまざまな項目がある。定年後の起業(もういいだろうや)。定年後の趣味(それまで何をやっていたのか)。恋愛（老いて益々ですか)。ボランティア(罪滅ぼしか）。改めて高齢者社会が到来したことがわかる。近い将来否応なしにその仲間入りをするわけだ。晴耕雨読も悪くない。しかし小生の場合は晴孔雨読（ゴルフを漢字で表すと孔球）。さらに夜は空手、リタイヤ後はそんな生活が理想。体が持たないか。いやまだまだいけると信じて。

お願いです

　　　　　　　　　　　(写真＝野球を知らん奴にコラムを書かせるな）

監督質問があります。一回の前進守備は何の意味でしょうか、まだ初回です本来なら終盤もう一点もやれないところで使う作戦ではないのでしょうか。二回先頭打者から三連打を浴びた時点で先発スウィニーの交代を考えなかったのでしょうか。悪いコースではないボールがヒットになることは球威が落ちたということではないのでしょうか。試合を決した三回のツーラン直前は明らかに球が浮いていましたよ。仮にその二点がなければ7回で3対5、まだ試合は分からなかった。縁もゆかりもない駒田さんだから解説で強く非難しませんでしたが、大沢親分だったら「喝」を沢山出されましたよ。第一戦もそうでしたね。グリンが大量10点を奪われるまで代えなかった。西武ファンの失笑が聞こえませんでしたか。短期決戦の作戦とはいえませんよね。第三戦も同じようなことがありました。武田まさるを変えるポイントが遅れてましたよ。最後の打者をセンターライナーで打ち取りましたが結果アウトになっただけです。その前に継投策に出るのがセオリーです。多分プロ野球であのような愚を犯す監督はいないと思いますよ。それ以上にグリンそしてファンに対する侮辱ですよ。野手はどう考えているかというと「ベンチがアホやから野球やれへん」だと思いますよ。ペナントレースでも理解に苦しむことが多かった気がします。日ハム担当記者も奇異な作戦で「ファンからやじられることが多い」と言ってましたよ。北海道のファンだからこのくらいで済みますが福岡なら卵を投げつけられ大阪ならどえらいことになってますよ。コーチもコーチです。経験が浅いとはいえ野村さんに再生させていただいた恩も忘れたあげくチームを捨て大リーグでそこそこの活躍した実績もあるはずです。見誤る訳はないですよね。坂本はすでに肩もできあがっていましたからね。佐藤コーチなら迷わず代えていましたよ。試合途中に友人に電話したところ彼は怒り狂ってすでにテレビ見ていませんでしたよ。お願いがあります。せめて普通の常識的な作戦をとって下さい。胃が痛くなって仕方ありません。そして一日中気分が優れません。お願いです。お願いです。

晩秋

(写真＝後方に小さく見えるのは、紅葉を楽しむこともできず砂場で苦労する人）

10月の下旬にもなるというのに昨日札幌の最高気温は20度をこえた。今日の予想も20度。しかし標高の高い山はすでに晩秋の装い、取り残された木々も急ぎ見事なグラデーションを奏でる。一週間ほど前には札幌でも雪虫の乱舞を見ることができた。そろそろ拙宅の小さな庭の雪囲いもしなくてはならない。そんな知識もないため近所のご主人の作業を見よう見真似で始めて15年、今ではすっかり手馴れたものになった。オンコの回りには竹を立て藁で覆い、そのほか背丈の小さなものはネットで囲う。一丁前である。タイヤ交換も冬への準備のひとつだが…怒りが再燃する。

本の紹介

覚醒剤や麻薬中毒で死亡した人間は不幸なのか。愚問に聞こえるだろうか。覚醒剤や麻薬は錯乱状態から起こる傷害などの凶悪事件（保護法益）、蔓延することによる国家レベルの労働力低下、医療費の増大、倫理的問題など広範な反社会性で法により禁止されている。これが全体を俯瞰した論理になるが、快楽に浸り、あるいは通常生活ではありえない爽快感に包まれて死を迎えることが個人の不幸と言い切れるのだろうかー。多くの人が幸せな人生を望む、而してその幸せとは充足感であったり爽快感あるいは快楽にも通じる。ならば薬物との違いは。あるいは宗教との違いは。(余談でした)タイトルからも分かるように本書にはそこまで踏み込んだものではない。新興宗教がどのような方法により信者、金を集めたか。ある宗教団体はわずかの4日の期間で350億を超える金をなんなく集めた。そこには多額の布施(献金）が喜び、幸せに通じるシステムが確立されている。またほとんどの団体の教義には信者の獲得が盛り込まれている。酷似していると思うのは偏見なのだろう。

旭川である②

ラーメン店に行くのは年に一度あるかないか。積極的に行くことはまずない。直近では昨年旭川で蜂屋に入った。そのときも上司に誘われたため。決して嫌いではないが同じ麺を食べるならそばを選ぶし、ラーメン一杯が800円、1000円というのも納得できないからだ。自宅で作れば200円で済む。そんな小生だが9日手稲方面に仕事に行った際後輩に誘われ初めて「てつや」に入った。味噌チャーシュー(1050円）をたのんだが背油に辟易。翌日子供をつれ回転すし(なごやか亭）に行ったがなんと1時間半待ち。たまらず隣のラーメン店「雅」(焼塩840円）へ。二日続けてラーメン店に入るなどもう一生ないこと。旭川に来て「それでは記録を作ろう」との思いで昨日は「天金」醤油ラーメン(735円)。今日は神居にある「朝吉」。ホルモンで有名だがしっかりした味は決して片手間で作っていないことを証明している。更にうれしいことに500円、今どきどこを探してもこんな価格はない。お近くの方は是非お試しを。記録を作り五臓六腑にラードを染み込ませた小生、明日はそばにさせていただく。

リアルファイト

旭川である。昨日から今週末まで旭川滞在予定。用務は雑多。御禁制の品以外何でも取り扱っている。ご用命の際は当方まで。昨日は酒の誘いを断りホテルに篭り明日対決のシミュレーション。敵は国家を私物化せんとする官僚。納得できる返事が聞けなければ、後日本局札幌で第二ラウンド、マストである。詳細はいえないが、局長通達が出されているにもかかわらず申請を受理しないのだ。理由は「要件を満たしていない」。そんなはずはない。中学生レベルの文章の読解力があれば通達にそったものであることが解る。どうも役人というのは物事を否定することに唯一喜びを感じる性質を持つようだ。また同件で国を相手にした訴訟では請求棄却の一審判決が下されている。何を怯えているのだ。埒が明かなければパワープレーに持ち込むしかないな。

これでタバコをやめますか？

本紙に今年掲載された記事を「禁煙」ワードで検索すると200本を超えていた。いかに社会現象になっているかが伺える。斜里町や更別町では公共施設内では喫煙施設を撤去し全面禁煙になった。喜ばしいことだ。厚労省も世論形成に躍起だ。値上げで税収増が見込まれるとした同省の見解を応用経済学では90％の喫煙者が禁煙に成功する。したがって1.9兆円の税収減となるはずと否定した京大教授の論文にはすぐさま成功率は33％にとどまるとの反論。そもそも健康増進法を所管する厚労省がそのような見通しを立てるとは言語道断。以前道交法改正で反則金が大幅に引き上げられたときも大蔵省が同じく税収増になる試算結果を発表したことがある。お上はどうもピントがずれている。そんなさなか厚労省研究班が全国の中高生約9万人を対象に喫煙に関するアンケートを行った。質問がふるっている。「タバコが1000円になったらやめるか」「安い銘柄に変え同じ本数を吸い続けるか」「「同じ銘柄で本数を減らすか」…。タバコの値上げが青少年の健康を守るとでも言いたいのだろうか。学校で実施されたというから文科省も許したのだろうが、目的のためには手段を選ばないさもしさと感じるのと同時に、もういい加減に健康なのか税をとるのかはっきりしてもらいたいところだ。

カウンセリングルーム

北海道本部長の奥さんが心理カウンセラーの資格を取り、ホームページを開設しました。覗いてみてください。ブックマークから入れます。

あの顔にピンときたら

北朝鮮と武力衝突が起こったとき、北朝鮮軍はすぐさま空挺部隊を日本の軍事施設に投入し肉弾戦で制圧、あるいは機能を麻痺させる作戦をとることが脱北した軍関係者の証言から明らかになっている。同時に潜入しているゲリラ部隊も共同し軍事行動を取るものと見られる。公安も組織に深く潜入しているが全体を把握するには程遠いのが実態だ。水際の守りも薄い。2001年1月金正男が成田税関に入管法違反で強制退去させられた事件は記憶に新しい。その際に偽造パスポートを使用しての入国が初めてではないことが確認された。
　写真の後輩は洞爺湖サミットを取材しているときに執拗に警察の職務質問を受けた。確かに金正男に生き写し。潜入部隊と疑われたのだろう。サミット前もタイに行っていたし、その前は中国だった。武器と麻薬の取引きのためと疑われても仕方がない。何せあの顔だ。本人は頑なに血縁を否定するが、すればするほど疑惑が広がる。弊社の名で取材に来た場合は公安当局までご一報を。(写真は本人の承諾を得て使用していません)

ワンコインの選択

昼食の目安は500円、ワンコインで済ませるのが一般的サラリーマンのふところ事情のようだ。セイコーマートは380円の日替わり弁当を販売している。飲み物を買っても500円でお釣りが来る。吉野家や松屋も同じ料金設定。KFCは昨年チキンセットを大幅プライスダウン、500円にしたところ売り上げが倍増した。ほかDVD、スポーツのワンポイントレッスンなどがある。値ごろ感を前面にした「ワンコイン戦略」鋭い説得力を持っているようだ。書籍でも各出版社が模倣、文庫本などの隣にうず高く積まれている。チープかと思いきやこの本は右に振れ過ぎている感は否めないがなかなかの内容。以前買った「相対性理論」の本も500円ブックスだった。秋の夜長に腹の足しにはならないが、ワンコインで知識欲を満たす選択も悪くない。

交流大会

26日島松体育館(恵庭北高校となり）で行われる交流大会にゆうやとみずほママがエントリーします。ママは初陣。みずほに背中を押されての出場です。皆さん応援よろしくお願いします。試合は午後からです。

CS

実力の違いをいやというほど見せつけられJ2降格が確定的になったコンサドーレ。これで日ハムがCSに進出できなければ北海道スポーツの沈滞ムードは一気に拡大したところだ。札幌ドームでの応援はかなわなかったが、最終戦で打線が誤爆、最後のキップを獲得した。CSは短期戦。こういったときほど勢いが重要そして奇襲が有効。監督出番ですぜ。