国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

年末の慌しさの中で

2006-12-31 00:14:39 | Weblog
40代は飛ぶ、50代は転がるだったろうか。月日の速さを表現した言葉だが、実感できる年齢になったようだ。ちょっと前に年賀状を書いた気がするがもう一年前のこと。年が明けても4月まで仕事の予定がびっしりと組まれている。多分来年の年末も同じことで愚痴っているのだろう。
さて今年一年本当にご苦労様でした。旭川の皆さんもお疲れ様でした。来年も皆さんにとって良い年でありますように。

本の紹介

2006-12-29 17:41:36 | Weblog
政府が推し進めたさまざまな規制緩和により、ここ数年で労働環境は激変した。その一つに労働者派遣法で規制されていた職種が拡大、派遣期間も延長された。この緩和によって企業は安価な労働力を長期間安定的に確保することができ、莫大な利益を上げる事になる。しかし、適正な利益配分が行われいない事は、いざなぎ景気を超えた実感がないことが裏付けている。管理職の前に位置する社員の時間外手当を実質的に廃止する、ホワイトカラー・エグゼンプションは経団連が推進したもの。一方的な企業の論理がまかり通った。労働局の担当官の実に6割以上が制度の導入に反対している。護送船団方式といわれ、国民全てが中流の意識を持っていた。バブル崩壊後、国債の発行残高がマスコミを中心として大きく取り上げられた。さらに米国からさまざまな規制緩和が強制された。政府寄りのアナリストはグローバルスタンダード、国際基準に乗らなければ国際市場から締め出されると警告を発した。また、一億総中流は社会主義とも揶揄した。所得格差が広がる米国は国家全体の利益の95%を国民の5%の高所得者が握っているという。さらに格差は広がっている。ソ連崩壊後「社会主義は大いなる実験だった」と経済学者は語ったが、資本主義が天衣無縫である確証もないはずだ。その証拠にニューディール政策に見る、公共投資政策を採っている国はもうない。安倍政権は再チャレンジにより何度でも這い上がって挑戦できるシステムを誇らしげに掲げるが、そのための自己投資はどこから湧いてくるのか。映画「3丁目の夕日」で涙する観客の話を以前書いた。単なる郷愁でないことはその時代を知らない若い観客が多かった事でも分かるだろう。普通の人間がごく普通の暮らしができる、これが美しい国ではないのか。

練成大会

2006-12-28 20:23:14 | Weblog
練成大会申し込み完了。今回の出場者は4年の部早坂こうへい。5年の部柴垣ひらく、水田はやと。6年の部高谷もとき、高見よしつぐ、早坂りょうすけ、6年女子の部廣島みずほの計7名。がんばってくれよ。

PC

2006-12-26 08:38:27 | Weblog
PCの普及で明らかに漢字が書けなくなっている。自身の話。仕事、プライベートを含め、ペンを握ることがほとんどなくなってきている昨今、仕方がないことなのかもしれない。しかし最近は打てない、変換できないという退化もかなり進行している。誤変換などは当たり前の話だが、その誤りも気づかず恥をかくこともしばしば。先日も大急ぎで書類を作っていたが「汚職事件に発展の模様」とすべきところを「御食事券に…」として提出してしまった。無論飲食接待等による収賄の話ではない。

稽古納め

2006-12-25 07:43:52 | Weblog
土曜日が札幌道場の稽古納め、今年も一年間本当にご苦労様でした。この一年を振り返ってみると、道場内では4級以上の生徒の成長が著しく感じました。体が大きくなったことも原因の一つでしょうが、雑駁な表現ですが、やはり空手が何であるのか理解できるようになったことが大きいのでしょう。外に目を転じると、北海道の空手のレベルが全体的に上がってきた事が実感します。各流派が門戸を開き合同で大会を開催する、出稽古を受けあうなどしたことがその要因でしょう。これらにご尽力くださった各流派の先生諸氏に感謝します。さあ来年もがんばりましょう!!

間合いだね

2006-12-21 07:41:21 | Weblog
この話題に触れないわけにはいかないだろう。前回の試合とはうって変わってアウトボクシングに徹した。相手との距離をとりながら的確にポイントを奪った。決して無理をすることなく、ジャッジに好印象を与えた事も勝因の一つになったのだろう。見るものにとっては豪快なKO劇がボクシングの最大の魅力だろうが、倒しにいく事は相応のリスクを伴う。さらに勝敗はKOだけではない。今回は非常にクレバーな試合運びだった。勝ちを意識した戦法だったのではないか。それにしてもランダエタは打たれ強い。たぶん脳漿が少ないのだろう。さて、練成大会の締め切りが近づいています。参加者は土曜日まで申込書を提出してください。

説明責任を果たせ

2006-12-19 00:10:28 | Weblog
写真は先日会社の忘年会を開いた居酒屋。げそ天が504円、ザンギが505円、海藻サラダが525円、そのほかにもシシャモ焼き997円など、メニューのほとんど全てに消費税とは考えにくい端数がついているが、全く説得力がない。1円10円の違いに何を表現しようとしたのか、オヤジに何度も尋ねたが明確な答えを引き出せなかった。それにしても不可解な値札だ。

本の紹介

2006-12-18 00:27:34 | Weblog
「小泉純一郎ポピュリズムの研究」。ある評論家はマキアベリズム、あるいはニヒリズムと分析する。しかしその評価は全て的を射ているのだと思う。彼はその時々で最も理解されるキャラクターを演じてきたのだ。郵政問題での強硬姿勢は記憶に新しいところだが、これがまさにマキアベリズムなのだろう。拉致被害者の問題ではポピュリズムなのだろうか。有能な為政者とは二つの思想と有権者との絶妙な距離感を持っていなければならないはず。ということは名宰相だったということなのか。


丈夫CUP

2006-12-17 16:49:30 | Weblog
今日きたえーるで行われた丈夫CUPに審判として参加させていただきました。実にレベルの高い闘いで正直驚かされました。膝、股関節の柔軟さなのでしょうか、蹴りがかなり切れていました。見事の一言。

ナマコ

2006-12-14 08:35:11 | Weblog
北海道産の乾燥ナマコは、乾燥ホタテの貝柱と並んで中華料理の高級食材として取引されている。消費地は主に中国南東部と台湾。昨日ナマコの強奪事件が道南で発生した。少し前には室蘭でナマコの密漁者が現行犯逮捕され、その映像がメディアに流されたばかりだ。一方日本各地で頻発する銅の窃盗。スクラップ業者から重機を使いコンデンサーごと盗んでいくのは当たり前、通電している架線、地中深くにに埋設しているJRの通信ケーブルまでご丁寧に持ち去っていく有様だ。日本の鉄鋼業界の業績が回復したのは中国への輸出が飛躍的に伸張したため。マグロの漁獲量を制限するすることになったのは、世界的な消費の拡大。特に中国はその筆頭。非合法なものを含め、さまざまなものが中国へ流れていっているような気がする。

忘年会

2006-12-13 07:43:58 | Weblog
中学校の同級生と年に一度忘年会という名のバカ騒ぎをする。もう十分に薹が立つたおじさん連中の集まり。しかし、酒が進むにつれみんな凶暴になる。今回の被害者は小生、抱え込んでの膝蹴りが顔面をかすめメガネを破壊され、右手の甲は腫れ上がっている。そうか、思い出した。その前に小生がきめた踵落しのお返しだったのか。反面こんな歳で昔と変わらない飲み方が出来ることに嬉しさも感じる。

月刊 空手道

2006-12-12 00:54:09 | Weblog
空手道1月号の大会報告に修徳会の大会が大きく扱われています。本屋に立ち寄ったときにでも見てください。先日K-worldさんで帯に入れる名前の料金を確認したところ、刺繍なので裏に縫い目が出てしまいますが、一文字250円で出来るそうです。ご希望の方は小生まで。ただし、茶帯以上でしょうね。

先週は健康診断でした

2006-12-07 08:01:18 | Weblog
ハードボイルドにはワイルドターキーとラッキーストライクは欠かせないし、ゴルゴ13が健康を考えて禁煙していたら禁断症状で照準が合うはずがない(M16が泣いてしまう)-こんなごたくを並べるのは、禁煙できない意志薄弱な輩。世間は確実に禁煙包囲網を狭めてきている。昨年札幌市内中心部では灰皿のないところでの喫煙を市の条例で禁止した。学校の敷地内でももちろんダメ。子供の運動会では校庭からわずかに離れてタバコを吸う、それも速攻で。会社では喫煙室という狭い部屋に隔離されてしまう。道場に通われている皆さんもここ2年ほどで禁煙を達成されている。20世紀初頭アメリカで禁酒法が施行された。第一次世界大戦の物資の不足、また宗教的観念から可決されたが、これがマフィアの大きな資金源となりわずか10年ほどで廃止された。後世、悪法の代名詞とされた…。これも御託、一念発起のときか。(決意表明ではありません)

本の紹介

2006-12-06 07:43:04 | Weblog
シュリーマンといえばトロイの遺跡を発見した事で有名ですが、その約10年前に当時の中国、日本を訪れていたとは知りませんでした。公の身分ではなく、単なる旅行者としてですが、文章の隅々に探究心の強さが伺われ、そのバイタリティーがその後の発掘に繋がったのでしょう。荒廃した中国、緊張感があるもののまだ閉鎖された空間の中にある日本。市井の中でこの描写が行われています。