国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

108

2014-02-28 09:04:08 | Weblog
消費税増税対応もたけなわ。想定されていた業務はほぼ終わったものの、実際に請求書とのすり合わせ作業はこれから。伝票の入力の際の税率表示に間違いがあってもあとで経理から大目玉をくらうことになる。いあー面倒だ。さて、ふと見るとローソンで売っているキャベツの千切りサラダに108円税込の表示が。小生がほぼ毎日買っている商品だったが、ある日突然に105円から108円に。フライング値上げではないのか。まぁ違法ではないだろうが、姑息と思われても反論できないのでは。ローソンの新浪CEOといえば、楽天の三木谷社長とともに政府の産業競争力会議の中枢メンバーで、安倍ブレーンとしても有名。安倍首相の賃上げ要求にいち早く賛意を表明し、2~3%の賃金アップを公言していた。その原資確保とはさすがに思わないまでも、タイミングがどうも。

定食屋さん

2014-02-26 09:04:29 | Weblog
新聞が世論形成に果たす役割や、選挙で有権者に与える影響は小さくなってきたといわれて久しい。そういえば、脱原発を掲げ東京都知事選に出馬した細川さんは落選会見で「脱原発を選挙の争点にしないようにした勢力により選挙戦が不利になった」とあたかも落選の原因がマスコミにあるような発言があった。しかしそれは八つ当たり。そんな時代はすでに過ぎ去った。だがある分野に関しては、いまだに大きな反響を与える。それは食に関する情報だ。新聞掲載後数週間は、信じられないほど客が増えるという。先日紹介された街中にある定食屋さんに行ってみたところ見事に満員御礼。「新聞はホットペッパーとは違うぞ」と何とも複雑な心境だが、逆転の発想でいっそのことクーポンを付けてホットペッパー化してしまうというのも悪くない戦略。ないか。(写真=ザンギ定食500円税込、ライス食べ放題)

本の紹介

2014-02-24 09:06:22 | Weblog
評価=
多くの草食哺乳類の目は頭の横についているため、両眼を合わせた視野は非常に大きいが反対に両眼視できるエリアは狭い。それは捕食者をいち早く見つけるために両眼視を犠牲に進化していったものだが、それでは人間のように目が頭の前についている生物はの目的は?それは真逆の理論。捕食者はハンティングのため非捕食者との距離を正確に知る必要がある。そのため両眼視が必要なのだと。しかし筆者は真っ向から異を唱える。また、人が起こす目の錯覚は物体の移動予測のために脳に備わった能力であると。著者はこれまでの定説をことごとく打ち破り説得力の高い新たな見解を繰り広げていく。「へぇー」の連続。

222

2014-02-21 09:02:23 | Weblog
過去2月26日に日本で起こった重大事件と訊かれれば、日本人なら誰もが戦前陸軍若手将校が起こした軍事クーデター未遂226事件と答えるだろう。それでは明日2月22日といえば、これも昨今急激に認知度が高まったことだろう。ご承知の通り、竹島が島根県に編入された日「竹島の日」である。
歴史の糸を手繰ってみると、この一見なんの関連のなさそうな二つの出来事が実は深いつながりがあり、二つをつなぐ人物が浮かび上がる。さてなぜ日本政府が竹島を日本領であると宣告したかというと、それはなんと日露戦争の勝敗を決する日本海海戦のためだという説がある。ウラジオストック入港を企図するバルチック艦隊の戦略は、夜陰に乗じ対馬海峡を通過し、日本海を一気に日本艦隊を撃破しながら北上するというもの。一方迎え撃つ連合艦隊は艦隊決戦を希求していたが、広範な日本海を舞台とした追撃戦を繰り広げなければならない可能性もあった。しかし、国際法上他国領での交戦は戦後国際社会から非難される可能性があるため、日本政府は急遽それに先んじ竹島の領土宣言を発し、島根県がこれを実行したというものなのだ。日本海海戦の戦果はあえて説明することもないだろうが、その時駆逐艦船長として旗艦スワロフに魚雷を命中させ理るなど獅子奮迅の闘いでで武功を残したのが、226事件で青年将校から君側の奸の烙印を押され銃弾を浴びた鈴木貫太郎だったのだ。ご存じの通り鈴木貫太郎は、事実上の終戦処理内閣として昭和天皇から聖断を引き出すことになる人物だ。しいて言えば、不敗日本の神話をかたち作った日露戦争から、全てを失い焦土を化した約40年間を全てその目で見続けていたのが鈴木貫太郎ということになるのだ。少々強引だったかな。
ところでこの日は、韓国国内で「竹島の日」に抗議する大規模集会が開催される予定のほか、島根県庁でも急進派の抗議行動がある模様だ。「日本が露国と戦わなかったら、ロシア名がついていたはずだ」…複雑な心境で見ているのは鈴木貫太郎一人ではないはずだ。

風邪

2014-02-19 09:04:03 | Weblog
2002年転勤を機に札幌で空手を教えるようになってからであるから、もうすでに12年経つということになるか。その間どういうわけか体調不良で一度も練習を休むことがなかった。それが日曜の夜から発熱、月曜日は出社したものの仕事中38度を下ることはなかった。かかりつけ医でインフルエンザの検査をしたところ陰性、風邪と診断された。昨日は溜まりに溜まった有休消化と、完治のため会社を休んで休養していたが熱が下がりきらず、風邪をうつしてしまう危険があるため初めて練習を休むことに。
「無事これ名馬」ということなんだね。

本の紹介

2014-02-17 09:01:16 | Weblog
評価=
ある一定の条件下では、湖底に堆積する物質はまるで樹木の年輪のように1年ごとの綺麗な縞模様を作る。福井県水月湖ではこの層が湖底下70mまで存在し約16万年前までの地球環境や異変を読み取ることができるという。これは年輪年代測定法と炭素年代測定法の穴を埋める画期的な発見で、現在地質学的年代決定の世界基準になっている。例えば厚い泥濘はその時代に巨大地震が発生したことを意味し、広葉樹の種子が多ければ地球が温暖化した証拠になり、逆に針葉樹の種子が増えれば寒冷化したとになる。これにより、氷河期から間氷期の劇的環境変化の時期が修正された。だが縄文文化礼賛、日本バンザイ的になっていくのは残念。


うそ

2014-02-14 09:01:04 | Weblog
こんなことを言ったら耳が不自由な方に失礼になるが、聾者を演じるのも大変だったろう。NHKが放送した佐村河内氏の姿は、まさに「現代のベートーベン」の表現に違わない神秘性まで兼ね備えていた。後頭部を壁に打ちつけながら「音符が天から降りてくる」。天才のみしか言いえない言葉だと多くの視聴者が思ったことだろう。だが、空中楼閣は「共犯者」の告発によってものの見事に砕け散る。楽譜を書けなかった。楽器を演奏できなかった…。こうなったら被爆二世の信憑性、不自由な足にまで疑惑の目が向けられる。佐村河内氏は謝罪文を公表し、近く公の場で直接謝罪したいとしている。彼の作品のコンセプトは受難。それを自身のハンディキャップで補強した。彼を支持した多くのファンもそこに共感した。だがそれが全てまやかしだったとすれば、支持はそれまで以上の逆風になり彼に襲い掛かるだろう。
最初の嘘は悪意に満ちたものではなかったろう。だが、与えられた称賛が嘘を拡大していき、不可逆点を容易に超えていったのだろう。「一つの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負いこむか滅多に気付かない。一つの嘘を吐き通すために別の嘘を二十発明しなければならない」=スウィフト。恐ろしいことだね。

錬成大会

2014-02-12 09:15:37 | Weblog

2月9日札幌きたエールで開催された第12回フルコンタクト錬成大会。出場者343人というかなり大きな大会になったが、4面コートで行ったこともあり予定の時刻からはかなり早めの終了。今回ただ一人の出場者ryuutoは全ての試合で技有りをとって勝ち上がり優勝。お見事でした。さてJKJOのルール改正により男子小学生にもインナーの着用が許可されたが、初めて着用したryuutoに審判が試合途中で脱ぐように指示。残念だが、他のコートで審判をしていた小生は知る由もなし。

本の紹介

2014-02-10 09:06:09 | Weblog
評価=
インフルエンザ然り疾病は生物間の垣根を飛び越えるたびに毒性が高まりパンデミックで多数の命を奪う。多くの疾病が動物、人間問わず罹患することから、総合的に疾病を捉える汎動物学が必要だと本書は解く。しかし人間対象の医者が、獣医を見下す風潮は海外のみならず日本でも見られる傾向、垣根を簡単に超えることは難しいようだ。面白い内容だったが括弧つき文章があまりにも多く、非常に読み難いのがマイナス点。

ゼロ

2014-02-07 09:06:27 | Weblog
ベストセラーというものを読んだことがない。天邪鬼の性格ゆえたとえ読みたい衝動があっても決して手にすることはない。本当に困ったものだ。それでも永遠の0はいつかは読みたいと思っていた。映画もかなりの好評、同僚は赤城の航行シーンの迫力に圧倒されたそうだ。それもそのはず、従来舳がかき分ける波はCGで作ってきたため、飛沫が落ちる速さなど現実を超えられない表現があった。しかしこの映画は実際に大型船舶の航行シーンを撮影し、これにCGの赤城をはめ込んでいるため大きく揺れ動く航跡も見事に映像化されている。興行収入も70億円を超えているほど。
さてそんな衝動を打ち消す事件が起こった。作者の百田氏が東京都知事選に立候補した田母上元航空幕僚長の応援演説で自身の歴史観、教育論を繰り広げ聴衆を唖然とさせたのだ。百田氏はNHK経営委員を務めており、先日就任会見での発言で国会に参考人招致された籾井会長の事件は当然承知しており、自身の発言がその後影響を及ぼすことも理解していたはずだ。経営委員とはいえ思想信条を曲折させるまでの義務は負わない。だがこの確信的タイミングでの行動に恐ろしささえ感じる。そしてさらにほか候補者を「どいつもこいついも人間のクズです」と愚弄したことは弁解の余地はないだろう。ノイジーマイノリティーが飛躍しヘイトスピーチになり、それがネットで拡散し、民衆へ影響を与えていく。これが安倍政権が求めたものなのかと考えさせられる。

消費税

2014-02-05 09:00:53 | Weblog
二カ月後に迫った消費税増税の対応に大わらわ、全ての支払品目の再計算と精査が必要になるからだ。数百点にも上るリスト作り、さらに請求書との照合。支払いデータの再入力。また契約書の確認も見落とせない。消費税抜きで金額が書かれているものは問題ないが、消費税含むものであれば契約書も作り直さねばならない。巨大商業施設やタクシーなどの対応はその比ではないだろう。施設では3月31日の営業が終わった段階で一斉に値札の貼り替えが行われるだろうし、タクシーは31日営業日が終了した時点で料金メーターの書き換えと表示シールの貼り替えがが行われる。3%から5%になった時、97年だったか、この時も大変だった記憶がある。間違いなく神経と体力の消費は3%分どころではない。

本の紹介

2014-02-03 09:10:07 | Weblog
評価=
初めて荒井由美を聴いたのは17、18歳頃だっただろうか。かなりの衝撃を受けた記憶がある。「ソーダ水の中を、貨物船が通る」=海を見ていた午後。このフレーズを聴いた瞬間、とてつもない情景描写能力と並外れた色彩感覚を持つ異才だと確信した。小生の網膜には澄んだグリーンのソーダ水。そしてその左からレンズ効果によってグラスの中心に向かって徐々に大きくなっていく船影が鮮やかに浮かび上がった。それまで聴いていた曲は、どちらかというと色彩に乏しく、否そういった表現をする曲はなかったように思う。
著者は女性ならではの視点で、その後の曲の変遷を男性に従属的な立場、そこからの自立、つまりライフスタイルの変化になぞらえ解説する。興味深い内容だ。