国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2010-11-29 12:03:14 | Weblog
評価=☆☆☆★★
心神喪失や心神耗弱による無罪や減刑は現刑法の最も不可解な点。しかし、2007年に施行された危険運転致死罪では加害者が飲酒や薬物の使用で人を負傷させた場合15年以下の懲役に処すとある。それでは心神耗弱での減刑との整合性を担保できないのではないか。そもそも措置入院にしても法的拘束力が高いものではなく、心神喪失により無罪となり短期間で退院し同じような重大犯罪が繰り返されている。いわばそういった人間を放置することを現行法は是としているのだ。例えば諸外国で性犯罪を犯した元受刑者に対して、所在を特定できる発信機の装着を義務化し再犯の抑止効果を高めている。住民の保護安全と、人権保護を天秤にかければ必然性は自明。

創成川イースト

2010-11-26 12:04:26 | Weblog
仕事帰りに上司の悪口を言いながら飲む焼酎ほど旨いものはない。各居酒屋は飲み放題2時間990円や、平日なら時間無制限飲み放題799円の超激安を集客の目玉として掲げているため、大体はこの界隈、大通周辺で悪口も底をつき36号線を超えてススキノに行くことは滅多にない。因みに36号線を「イムジン河」と呼んでいる。さて、最近創成川の整備に連動して創成川の東側が再開発され「創成川イースト」なる飲み屋街が誕生し脚光を浴びている。昔バスセンター界隈といえば、高齢の方々が徘徊し場末の感を拭えなかったが、先日も本格的な沖縄料理を味わえる店で秘密会議を開いたばかり。今日は、一月ほど前に開店した居酒屋に出かけることになっている。1人当たりの予算はなんと2000円。ボーナスが減額されている中ではまことにありがたい価格設定。今日のターゲットは来週の会議で突然「パネラーをせよ」命令してきた上司。言われたのは今朝、残念だが職場に30日ルールもない。当然何も作っていない。一昔前なら紙芝居的なプレゼンで済んだろうが、今や最低でも「パワポ」で説明しなければ。それにしても時間がない・・・今日は荒れた酒になりそうだ。

宿泊研修

2010-11-24 09:16:20 | Weblog
革命同士が集う年1度の宿泊研修を今年は定山渓で敢行。小生は稽古のため夜10時頃到着。午後3時から爆走を続けるF戦士をトップスピードで追ったが差は開く一方。さすがウコン持参で飲んでいるだけの事はある。いつもは翌朝まで激しい論議が巻き起こる中国関連の分科会は、尖閣問題を考慮し自粛たため分科会長は欲求不満の様子。さて、この日のために小生が制作した「革命戦士になるための基礎問題」に各細胞から「コアすぎる」と大ブーイング。嬉々として答えてくれると思っていただけに残念。

そこで問題集から抜粋

Q2 95年1月17日発生した兵庫県南部地震。機能不全に陥った神戸新聞社は災害協定により、他社の輪転機で新聞を発行したが、その新聞社は?(         )新聞社。
村山首相は自衛隊派遣が遅れた理由になんと答え、国民から強い批判を浴びたのか以下から選びなさい。
①なにぶんにも初めてのことですので
②(自衛隊の)災害派遣は地方自治法の範疇ですので
③危機管理室が立ち上がる前ですので
震災のボランティアにより政治活動に目覚め、後に長野県知事になる田中康雄は「笑っている場合ですよ」の番組本番中、あまりの軽率さに怒ったタレントから椅子を投げつけられた。そのタレントを以下から選びなさい。
【明石家さんま、島田洋七、島田紳介、ビートたけし、オール阪神】

Q3 95年3月20日オウム真理教による「地下鉄サリン事件」が発生した。5月上九一色村で教祖・麻原彰晃が逮捕されるが、その際、警察官の誰何に麻原はなんと答えたのか?(       )。東京拘置所に拘置中の麻原の撮影に成功したカメラマンは?(        )。3月30日警察庁長官国松孝次氏が狙撃される事件が起こったが、このとき使用された拳銃はコルト(       )。

分かるよね~。

本の紹介

2010-11-22 12:02:08 | Weblog
評価=☆☆★★★
将棋の羽生3冠は天才的な手を打つが、その手はほとんど最初に頭に浮かんだアイディアなのだそうだ。それではなぜあのように長考するのかというと、その手が間違いなのものか数十手その先を確認しているという。男女の出会いで一目惚れはよくあること。それは何に心が動かされるのかというと、第一に異性の匂い。自分のDNAと相手のDNAが近縁でないことをまさに嗅ぎ取り、アクシデントに強い遺伝子を後世に残せるかを瞬時に判断している。直感の優位性は日常でもある。岐路に立たされたときは最初のひらめきが正解に導く。後から沸いてくるものはほぼ澱にしか過ぎないことは多く経験している。「ゴルフのパターは直感によるの距離感と曲がりを重視するべき」とこの本は解く。宮里藍が今年から取り入れた素振りをしないパッティングはまさにこの原理。考えすぎは雑念を呼び込む余地を与え、結果が伴わないと言うものだ。「下手の考え休むに似たり」か。

今週の出来事

2010-11-19 12:42:59 | Weblog
今週の話題を一挙に
①トップに約1000万円差まで迫った石川遼の優勝=君は確かに何かを持っている
②尖閣諸島の映像を流した海上保安官の聴取終了=検察は起訴猶予の方針、どうせなら沖縄地検に結論を出せれば面白いのに
③はやぶさの回収試料はイトカワのものと判明=2番じゃあだめなんです。JAXAよ声を大に
④白鵬の連勝が止まる=角聖を超えない大記録、本人も角界も最良の結果?
⑤楽天マー君に恋人発覚=君、例の娘は?
⑥裁判員裁判で死刑判決=重い判断を下した裁判員。以前「自動的に執行(死刑)されるシステムを作っておけば」といった大臣もいたな
⑦女が嫌いな女ランキングで沢尻を押さえ谷亮子がトップ=女性に一度嫌われると再浮上はない
⑧クルーン、李自由契約=「巨人愛」って、こういうこと?
⑨高齢者名簿を紛失と報告、しかし後日自宅から発見50代の民生委員=高齢者にこういわれる「あんたしっかりしなさいよ!」
⑩婦女暴行で逮捕された裁判所書記官、裁きの場は元の職場=これほどの皮肉があろうか

今週もいろいろあったが極めつけ2本
①民主議員、自衛隊員を恫喝「俺を誰だとおもっているのだ」=成り上がりもの?下品な人間?
議員は気付いていない。トラブル中あなたの額にはレーザーポインターが照射され続けていたことと、これで政治生命が絶たれたことを。
②仙石官房長官が自衛隊を暴力装置=骨の髄までしみこんでいるのですね。
レーザーポインターどころではない。ロケットランチャーが、地下に隠れていてもバンカーバスターが。暴力装置ゆえに。

風邪にも、後ろ回し蹴りにも負けず

2010-11-17 09:10:03 | Weblog
写真=病院に行ったほうがいいのでしょうか
15日朝方9度もの熱が出たため、てっきりインフルエンザと思い、病院ので簡易検査を受けたが結果は陰性。安心したのも束の間、薬は飲んだが熱は下がらず、さらに激しい腹痛の中きっちり仕事をすることに。繁閑が激しいのは仕事の常だが、19日締め切りの仕事が山積している。休むわけにはいかない。先々週の組み手で、ゆうやの上段後ろ回し蹴りを両手でブロックしたが、踵が筋肉の付いていない部分に見事にヒットし悶絶。先週の練習では途中ミットも持てなくなり、10日たってもこの有様、文字通り満身創痍。昔は子供たちにヘッドギアをつけさせ練習していたが、最近高校生との組み手では自身が着けるはめに。アラフィー?で組み手をする年齢でもないのか、それではコタツに入りミカンでも食べている年なのか?いや、まだ早い、もう少し頑張ろう!

職場で旨いものを喰う会part?

2010-11-12 09:21:19 | Weblog
20代の頃小生意気に「ローレックス」を使っていた。時間を知るだけの道具に数十万円ものお金をつぎ込むとは無謀極まりなかった。今は数千円のを使い、ローレックスは書棚の中で眠っている。愚息に「持っていってもいいぞ」と言ったが興味がないようだ。商品名は「オイスター・パーペチュアル・デイト」強力な防水構造にカキの名を拝借したのだろう。書棚の肥やしとして使えないカキより、やはりこちらがいい。今年は夏の異常高温で、厚岸町の養殖カキ大量死滅が報道され心配していたが、送られてきた「ブツ」は最上級の品質。我慢できず、職場に届いた昼前に早速生で一つ食べてみたが、今年は特に濃厚、さすが仙鳳趾。さて、飲み会の後半の記憶がほとんどないが、50代でこんなことでいいのだろうか?「いい~んですby川平」(引っ張りすぎ)

はなまる

2010-11-10 12:03:46 | Weblog
 「もっとがんばりましょう」。小学生低学年のとき、テストにこの判子を押されたことは一度ならずともあるはず。しかし、判子はさすがにないが、違う表現として「さらにがんばりましょう」「努力が足りないのでしょう」「死ぬほど頑張りましょう」などがあったのは明らか。それは当然鼓舞の材料として。最近は本人のためにと思う叱咤激励は、単なる意趣返しやパワハラ、お節介としか受け止めてられなくなった。それを機会に大きく成長することもあったが、人権保護の前にその手法は過去のものになった。下手に使うとこちらの命取りになりかねない。歪曲した個人主義の台頭がその主因と思える。
 日本新聞協会の「元気」をテーマにした広告コンテストで最優秀賞に輝いたのが写真の「元気にさせるハンコ」。「たいへんよくできました」ではなく「たいへん よくできなくても いいんです」制作者は、人生において正解を求めても幸せにはなれない。そもそも正解なんてないーとの意を伝えたかったというが、世相を反映した逃避的なセンテンス、だがホッとさせられることは確か。さて、そのように言われたらサッカー解説者川平 慈英なら当然こう答える、「いい~んですか?いい~です」。制作者頭の片隅になかったとは言わせない。



本の紹介

2010-11-08 09:23:03 | Weblog
評価=☆☆★★★
 著者はホームレス生活を逆説的に楽園と表現する。現実に我々が高額の住居を購入し、そのローン返済に四苦八苦することも、賃貸で高い家賃を支払うこともない。ダンボールさえあれば会的な暮らしが保障される。コンビニの賞味期限切れ弁当を頂戴することで腹を満たすこともできる。飲料水は公園の蛇口から自由に使うことができる。路上に捨ててあるアルミ缶は金属回収業者が買い取ってくれる。視点を変えれば・・・と言うことだろうが、国家と言うマクロ的な見地からだと明らかにNGだよね。

before after

2010-11-05 09:12:17 | Weblog
「なんということでしょ~う」。ここまで使用する人はそういないのでは。丸10年使ったことになる。掌底と指を通す革はすでに1年ほど前から朽ちて、親指ガードも糸1本でつながり風前の灯だった(写真右)。それでも貧乏人ゆえなんとか使用していたがさすがに今回新調。黒がなかったため青に。決して巨人の松本選手のファンだったわけではない。念のため。

deer hunter

2010-11-03 10:59:11 | Weblog
十数年前のことになるが、「日高山脈」を年間企画として紙面掲載したことがある。鹿を扱った回の取材では、迫力あるシーンを狙って何日も山中にこもった。だが、非常に警戒心の強い野生のエゾシカは数キロ離れていても、望遠レンズを向けたとたん一斉に安全な林の中に逃げ、メーンを飾る写真が撮れなかった。ところが、「国道も 皆なで渡れば 怖くない」なのだろうか。
 1994年生息数は道東で12万頭と見られていたが、2009年には64万頭と推測されるまで急激に伸びた。理由はハンターの減少と高齢化で、捕獲数が計画通りに達成できず増加の一途をたどる。生息数の増加は、生息域の食物不足につながり、エゾシカは畑の作物目当てに徒党を組んで山から人里へ降りてくるよになった。シャイだった彼らだったが、背に腹は代えられなかったようだ。山と畑の間にある交通量の多い国道等を渡るため、道内でエゾシカと車両との衝突事故は年間500件以上報告される。前方車がはねたエゾシカが後続車のフロントウインドゥーを突き破り運転者が死亡したり、飛び出してきたエゾシカをハンドル操作で避けようとして、対向車と正面衝突事故を起すなど、重大事故につながるケースもあった。だからといって、まさか会社の車がそのような事故を起こすとは…生息域を走行する場合は特にご注意を

(写真=昨月27日、えりも町でエゾシカと衝突し大破した社車。事故を起こした社員は、鹿肉を持ち帰ってこなかったことで小生から厳重説諭)

本の紹介

2010-11-01 09:11:12 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
「野党と与党では見える世界が違った。野党の時は、選挙に勝つために出来るかできないかわからない発言をしたり、約束をしてしまう。本当に政権をとった時にやれるかやれないのかをしっかり考えないと。約束として出来なければ国民に嘘をついたことになる」これは鳩山内閣の某大臣の発言。2009年衆院選を大勝に導いたのは民主党のマニュフェストだった。「打ち出の小槌」の存在を前提にした「お伽話」に有権者は票を投じた。だが、政権を取ってみると多くが履行されなかったり、修正を余儀なくされている。それが前出の大臣の言葉につながる。さらに、一部の民意を受けて民主党内でもマニュフェスト修正容認派が増加している。これで本当に政治家と言えるのだろうか。憲法の前文にはこう書かれている「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」。何を言いたいかはお分かりになると思う。