国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

いささか

2009-12-30 20:58:19 | Weblog
柄にもなく床に臥しておりました。仕事納めも休まざるを得なくなった次第。この歳になると一ヶ所ガタがくると、追い打ちを掛けるように次から次へ続けざまにくるものです。さて今年も一年間くだらないブログに付き合っていただきありがとうございました。かなり偏向したものもありましたが、遊びと思ってご容赦を。来年も皆さんにとって良い年でありますように!

越年交渉

2009-12-25 09:08:51 | Weblog
年の瀬を前に肩にできていたアテローム(粉瘤)が痛みだした。どうやら細菌感染を起こしたようでかなり隆起している。予断だがこの瘤は「こぶとり爺さん」のように福は生まない。12年前ほぼ同じところにできたアテロームは麻酔をかけず穿孔を開け搾り出された。その時の痛みの記憶が鮮烈に残っている。今回も覚悟して会社の近くにある形成外科で受診したが、化膿している間は切開できないとの理由で抗生物質の投与で様子見、しかし、「炎症が治まったら切りますから」と見るからに嗜虐的な若い医者に宣告された。実はビビリ症である。その中で病院は最難関。医者の白衣を見ただけで血圧は確実に10は上っているはず、若くて綺麗なナースを見ると違う意味で20は上る。そこで、なるべく優しそうな先生に診てもらうことを病院選びの鉄則にしていたが、今回は緊急事態そんな余裕はく、最悪の結果に。さて、薬が効いて炎症が治まり今年中の切除になるか、あるいは伸びて越年になるか、はたまた爆発(破れて内容物が飛び出す最悪の現象)するか…ビビリの年末。

デストロイヤー

2009-12-23 10:54:14 | Weblog
日曜昼の民放、民主党の元最高顧問渡部恒三氏が出演し小沢幹事長の最近の行動を権力の一極集中と皮肉った。バラエティに近い番組、さらに方言で幾分緩和されているものの発言内容はヒヤヒヤもの、先日は小沢氏と距離を置く議員との会談を報道されたばかり。党内で少なからず波風が立つことは織り込み済みなのだろう。140人以上の議員を引き連れ訪中し得意満面に胡錦涛総書記と握手する姿、天皇との会談問題を記者から問われ逆上する様はかつて野中広務が「悪魔」と呼んだことを思い起こさせる。陳情団は党で一括で受付け政府にごり押しする。現実的に辺野古しか選択肢が残されていない普天間の代替基地に反対する。参院選までは社民党をつなぎとめておきたいがためか。「壊し屋」の本領発揮か。翻弄されている政府の姿を毎日までもが「党高政低」と揶揄する。ここに来て内閣支持率も急落する。政権発足時70%超の高支持を集めていたが、先週の時事調査では46%、支持しないは30%まで上昇した。理由は「リーダーシップに欠ける」世論は暗に小沢の行動を批判している。もう一つ不穏な動きがある。これを批判するととんでもない団体から狙われかねないので言わないが、もしかすると、小沢はこの日本国そのものを壊そうとしているのかもしれない。

本の紹介

2009-12-21 09:07:02 | Weblog
一柳展也は問題を起こすような青年ではなかった。武藤勇貴も普段はおとなしく、目立たない印象だったという。予断だが、この名前を見てハッとするのは余程の方だろう。山地悠紀夫も母親とは険悪な関係ではなかった。事件まで家庭内暴力も認められない。それが暴発した。少年院送致後も贖罪の姿勢がないばかりか、一貫して行動の正当性を主張していた。二度目の犯行動機は快楽のため。一度目に味わった性的興奮を忘れられないと証言。控訴を取り下げたあと、弁護士に送った手紙には「生まれてくるべきではなかった」無機質にそう書かれていた。先週死刑判決が下された茨城連続殺傷事件の被告は「(人を殺すのは)蚊を殺すのと同じ」犯行は死刑になるための手段と語り法廷を震撼させた。刑法犯認知件数は減少傾向にある。しかし、動機が判然としない不可解で凄惨な事件が目立つ。いやな時代になったものだ。

ホルモンヌ

2009-12-18 09:01:11 | Weblog
               写真=脂で真っ白な小腸(手前)、赤身より脂が多い豚バラ(奥)中性脂肪が300超の方には致死量。


通が寿司屋で真っ先に注文するのは玉といわれるが、我々が焼肉屋で最初に頼むのは脂の多いバラや小腸。玉は店の腕を見るためといわれるが、こちらは、とにかく脂濃いものを腹に入れたい本能から。店側も本来は切って捨てなければならない物が商品として客に喜ばれるため願ったり叶ったりだ。昨年末だったか、ホルモン好きを「ホルモニスト」と呼ぶことを紹介したが、最近は同様の女性が「ホルモンヌ」と呼ばれているようだ。従来は焼いた煙で汚い印象があるため女性から敬遠され、唯一男性たちの聖域だった焼肉屋が、美肌効果が高いといわれるコラーゲンを多く含有するホルモンを食すという大義名分を掲げ、女性同士の客が増えている。それを証明するかのように、今日の産経新聞にはひげが生えてくるなどの「未婚女性のオス化」が取り上げられている。そういえば、90年、中尊寺ゆつ子が本来オヤジの特徴的形態を恥じらいもなくするようになった女性を「親父ギャル」と称し、その年の流行語になったが、20年後は全ての障害が見事にクリアされた。面白い統計がある。合計特殊出生率は83年一つの山を造ったが、その後徐々に下降する。それが急激に落ち込んでいくのが89~90年、「親父ギャル」の出現と見事に符合する。その当時はまだ5%程の経済成長率があった時期。従って、経済への不安から子どもを断念したとは読み取れない。何か特別の作用が働いたのか。出生率は03、04年1.29を底に僅かではあるが08年は1.37まで上昇した。しかしまだ回復したとは言い切れない程度。女性の進出が出生率と結びつけるのはいささか乱暴だが、来年の統計を楽しみにしたい。それにしても若者たちよ「チバリよ」。我々の年金が絡んでいるのだから。

09ゴルフの総括

2009-12-16 09:00:15 | Weblog
ゴルフ界が賑やかだ。プロゴルファーの石川遼選手が史上最年少19歳で賞金王のタイトルを獲得した。最終戦JTCAPまでもつれたが見事逃げ切った。それまでの記録は尾崎将司選手の持つ26歳、約四半世紀ぶりの記録更新。末恐ろしいとはこのこと。インタビューで何かの拍子に「うぜ~し(うざったい)」「バックレる(しらばっくれる)」などの若者言葉でもひょいと出てしまえば可愛げがあるものの、あまりに完璧、50オーバーの小生より受け答えがしっかりしている。おまけに小生よりゴルフが上手い。完敗である。米ではなんと言ってもウッズ。交通事故を発端に淫蕩生活を暴露された。名前が上っているだけで16人と「不適切な関係」にあったと報じられている。イメージダウンを恐れたスポンサーはCMを一斉に停止するほか、契約解除を通告した企業も出始めた。ウッズは自身のhpでツアー出場を無期限自粛することを表明した。スポーツ紙は「19番ホール」「連発OB」などのタイトルで面白おかしく書き立てている、稀有の天才、というよりも「ゴルフ自体を変えた」不世出の偉人を抹殺してしまうのはあまりにも惜しい。国家としても大きな損出だと思うのだが。同じように過去「不適切な関係」で窮地に立たされた大統領はフィーストレディーが「このくそ親父は、私が何とかしますので国民の皆さん何とか許してやってください」と頭を下げ、一生妻に頭が上らないことと、国民から一生嘲笑の的にされることを引き換えに沈静化させた。ウッズの細君、何とかならんものでしょうか。さて小生のゴルフは、というと今年36ラウンドをこなし、ベスト75、平均ストロークは何とか84点台。それなりに浅知恵を絞りスコア短縮に繋がる練習はしているつもりだが、ここ10数年ほとんど変わらない。これが小生の限界なのか。いや来年こそ飛躍を目指して。「ノーズロ」関連での脱落はないのだから。

本の紹介

2009-12-14 09:06:21 | Weblog
さすがに副知事の多忙な職に追われているだけあり、いつもの鋭さと切り込みの深さが表れていない。明らかにされた事実もない。日記を書いた子爵婦人の目から語らせたほうが臨場感が増すと思うのだが、依頼者とのやり取りも陳腐な恋愛小説を読んでいるようでチープ感は否めない。

仙鳳趾

2009-12-11 09:01:57 | Weblog
         写真=LLで1個130円安い!

「会社で旨いものを食う会」第4段、今回は職場の忘年会を兼ねることにした。第3段は道内で唯一気仙沼産のカキを取り扱っている札幌市内の超有名店で買い付け開催したのだが、あまりの不評ゆえに今回仙鳳趾産でリベンジマッチ。「やっぱり道産だべさ」。メーンのもう一品は「鳥せい」の若鶏半身、焼きと揚げ。カキと鳥がどう合うのかは良く知らん、失敗した場合は責任はしっかり取ってもらう。さて、すでに12月。若かった頃はなぜかそわそわし、別に用がなくとも毎日ススキノに繰り出していたが、最近はそんな覇気のかけらもない。しかしドタバタは毎年繰り返される。年賀状も書かなければならないし、家の冬支度もまだできていない。土曜日はかれこれ40年近い付き合いの悪友たちとファールカップ必須の忘年会が待ち構えている。案内には「飲み放題ですが、店は壊し放題ではありません」と注釈をつけておいた。あとは今回は怪我をしませんようにと祈るだけ。今年もあと20日か。写真=休みなのに出社しカキを剥かされる人。

12月8日

2009-12-09 09:04:26 | Weblog
12月8日読売新聞のコラム「編集手帳」に「真珠湾がどこにある、と問われ三重県と答える若い人もいると聞く」とある。ほぼ間違いのない選択。連想ゲームなら半分正解。同じように12月8日に起こった出来事は10年前まではジョンレノンが凶弾に倒れた日だろうが、今はAKB48の誰それの誕生日なんて答えになるのだろう。ところでAKB48と聞くとどうしてもAK47を連想してしまう。旧ソ連が製造したカラシニコフ突撃銃、ベトナム戦争時ベトコンの代名詞だった。未だに紛争の最前線で使用されている傑作だが、このようにAKB48はどうも反体制の匂いを感じる。ここまで発展させるのも少数派か。先日NHK特集で戦艦アリゾナを撃沈したのは特殊潜航艇の魚雷ではなく航空機であった事実が放映された。海軍が「軍神」を作り上げるために行った虚実であった。同日の本紙夕刊では米研究家の調査で、オクラホマに命中したのではないかとの記事も。風化がすすむ一方で新たな事実が発掘される。断っていくがアリゾナは三重県の湾に停泊し、真珠養殖をしていたわけではない。昭和16年12月、南雲中将率いる日本海軍機動部隊はハワイ真珠湾に向かい北極海からのうねりにまぎれて一路南下する。集結発進拠点は「単冠湾」。これを読める若者も少ないか。



本の紹介

2009-12-07 09:24:18 | Weblog
終戦時イギリス国内で流通していたポンド紙幣の約40%がドイツの造った贋札で汚染されていたというのは驚き。イギリス女王陛下の顔が印刷されている切手をレーニンに差し替え空から撒く戦術などは一種パロディにも思えるが、これが第一次大戦にはないプロパガンダを含めた国と国との総力戦ともいえるのか。前半描かれている収容所の様子は凄惨を極める。

怖い話

2009-12-04 09:13:15 | Weblog
「ついにあいつもあっちの世界に行ってしまったか」と思わないで頂きたい。実は先日のこと、昼食をとった後、本屋で面白そうな本を探しあてレジで順番を待っているとき。前に並んでいた、そう年のころなら40代半ばの質素な出で立ちの女性がお金を支払うために差し出した本のタイトルが「憑き物の落とし方」=画像。一瞬息を呑んだ。まさか幸福な方はこの手の本を買うわけはない。その女性に今何が起こっているのか、周りに何かに憑依されたような言動をする人がいるのか、あるいは本来見えない何かがこの女性には見えるのか、細木和子では退治できないのか、化け物がこっちに来ないのか。あまりに女性が普通だったのでそのミスマッチがなんとも異様だった。世の中は広い、不可知なものが多い。先日オカルト好きの先輩にこの事件の話をしたら、本の存在を知っていた。こちらも怖い。

インフルエンザ

2009-12-02 08:55:23 | Weblog
「リレンザお安くお分けします」などと書いたら医師法、薬事法違反で一発検挙だろうが、ご安心下さい、使用済みです。さて、北海道では新型インフルエンザ発症者のピークを越えたようだが、9月から10月にかけては学校や学級閉鎖が相次いだ。愚息が感染したため半ば覚悟していたが、家人も小生も全く変化なし、肩透かしを食らった格好。20歳以下に感染が拡大する一方、40歳以上は極端に少ないということは、以前蔓延し罹患したインフルエンザの亜種、変種ということになるのか。とにかく厚労省も全くの想定外であったろう。平安時代に書かれたといわれる「病草紙」、人間の歴史とはすなわち病との闘いであることが分かる。多分白内障だろう、治療に失敗し失明するもの。嘔吐と下痢に苦しむ女。現在の医療では白内障は水晶体を摘出、代わりに眼内レンズを挿入する簡単な手術で視力は回復する。嘔吐と下痢は多分感染症、抗生物質の投与で完治する。しかしウイルスだけは昔も今もしぶとい存在。リレンザやタミフルも増殖を抑制するだけで根治できるわけではない。人類にとって最後の難敵といったところか。難敵といえば来期の巨人、元メジャーの小林投手の入団を発表した。日ハムからFA宣言しまだ行き場が決まらない藤井投手の獲得も視野に入れているとのこと。毎年のことではあるが、貪欲さには頭が下がる。根治とは言わない、せめて軍団の増殖を抑える妙薬はないものか。