国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

制度改革

2010-02-26 09:26:52 | Weblog
4月1日から始まる社内の某システム運用の一部変更に対して非難が集中している。各セクションへの説明の際にも、笑顔は作られているが、言葉の端々と、ふとした瞬間に怒りが滲んでいるのはみな一様。小沢幹事長に対する枝野行政刷新相だってこんな辛辣な態度はとっていない。確かにこの作業によって個人の負担は増えるが、経費の削減効果も期待できる。当初役員からの指示は「全廃」だった。それをここまで軟化させたのだ。ご理解いただきたい。ただ怒りはどこかにぶつけなければ治まらないようで説明に行った小生がサンドバッグ役になる。皆さん、適正使用なら問題はありません。親方はじめ皆様ご協力を。

天城越え

2010-02-24 12:05:26 | Weblog
「ついにこの日がやってきたか」と驚きと半ば諦めの心境。09年度企業がインターネットにかける広告費がついに新聞を抜いた。不況の影響でTV、新聞は前年比を大きく下回っているが、ネットだけは着実に伸びている。以前紹介した本「次にくるメディアは何か」でも紹介したとおりインターネットはすでに台頭の域を超え定着、主要媒体となったといえる。広告の反応もリアルタイムに確認でき、即座に対応できることは企業にとって強力な営業戦略装置になる。この魔法ともいえる装置に対して紙はあまりも無力。無読者も確実に増加し、一方でコソボ独立問題など、ネットの致命的な陥穽には目を向けられることはない。昔々は「社会人たるもの、新聞ぐらい出社前に読んでこないと恥ずかしい」といわれたが、上記、新聞がネットに置き換わる日も近いのか。

本の紹介

2010-02-22 02:22:22 | Weblog
小噺を一つ。スプートニクに搭乗し人類史上初めて地球の大気圏外に出たガガーリンにある席でフルシチョフがこう訊ねた。「雲の上に神はいたのか?」ガガーリンは他言しないことを絶対条件でこう答えた。「確かに神はいました」。フルシチョフはそのお答えを聞いて納得顔で「俺もいると思っていた」。またあるパーティーでローマ法王に呼び止められ同じ質問をされたときガガーリンは「残念ながらいませんでした」と答えたところ法王は「俺もいないと思っていたんだ。でも誰にも言ってはならないぞ」いわれた。チャンチャン。日本人病と称されるものの根底には、欧米人に対するコンプレックスがあることが少なくない。しかし、彼らが主張する個人主義や自由ほど適当なものはない。観察すると教条主義者によるステレオタイプの行動パターンが顕著。当然強く影響を与えているものは小噺の言うところだ。70年代から80年代にかけてだろうか「自分探し」の言葉から始まり、自身の可能性を探求するなどといったおかしなブームが巻き起こった。同時に自分を「…の人」と三人称で呼ぶようになる。強いて言えばあれが発症だったのか。その後患者は保菌状態を続けたまま、新しいキャリヤを増殖していく。それがあるときオウムのようなパンでミックを起こす。それは言いすぎか。ところで今回の投稿時刻が非常に遅れました。さてなぜでしょう。

バッシング

2010-02-17 07:23:54 | Weblog
バンクーバー五輪スノーボードハーフパイプに出場する国母選手の一連の言動に、国内は異常とも思える反応をしている。日本スキー連盟の召還に始まり、開会式、入村式の自粛。それに続き、母校東海大学で行われる予定だった応援会は急遽中止を決定した。母校の教師や、友人が応援してどこが問題なのか。どんなに学校が非難されようが生徒を守り、応援するのが教育ではないのか。彼の胸中は察してあまりある。市井でのバッシングは国会にも飛火し、昨日の衆院予算委では文科相も「きわめて遺憾」と答弁している。ここまで叩きのばしてもし国母選手がメダルを獲ってきたらマスコミ、学校はどのような反応をしめすのか。さてさて、漫画家のやくさんは「制服を着崩すことがよくないのに、学校では恒常化しており先生がとがめることもない。」と問題の一端が教育にあることを指摘している(小生はあまり関係ないとは思うが)。しかしやくさん。北海道では15日、その組織が違法献金で家宅捜索を受けたのですよ。期待はできません。

本の紹介

2010-02-15 12:04:42 | Weblog
日本時間の14日からバンクーバー冬季五輪の競技が始まった。残念なのはスキーモーグルの上村選手がまたもメダルに手が届かなかったこと。今回も僅差で涙を飲んだ。しかし、記者会見の凛とした姿は、競技もさることながら、彼女の人間性の高さを表していた。対照的だったのがスノーボードの国母選手。入国時の服装、さらに記者会見での不遜な態度で批判を集めた。先週は外国人の品格問題に揺れたが他所のことは言ってられない。この短編集で最も頷けたのは1999年年ロッテ対近鉄の最終戦。その年独走する西武を追い上げた近鉄は、残すロッテ戦ダブルヘッターを連勝すれば劇的な逆転優勝。国民の誰もが固唾を呑んで見守った試合だ。当時のニュースステーションはニュースそっちのけでこの試合を放送した。しかし、第一試合は奪ったものの、続く第二試合はシーソーゲームの末あえなく時間切れの引き分け、僅かな勝率で西武が連覇した。優勝が消えた瞬間の大石大二郎選手の落胆する顔は印象的だった。勝負のあやとなるシーンいくつかあるが、いずれもがロッテ有利に流れる。これを近鉄が奪い返せなかった。因みに近鉄で途中からマスクを被ったのが日ハムの梨田監督。

ネーミング

2010-02-12 12:40:12 | Weblog
桃屋の商品ネーミングとマニアックなCMは秀逸だ。「江戸むらさき・特級」。湯気が立った銀シャリの頂上に江戸むらさきが鎮座するシーンが自然と沸きあがる。しかも「特級」、なんだか説得力がある。「メンマ」。当時のCMのフレーズは「ご飯はマンマ、おかずはメンマ!」それをまねて学校の給食時間に「ご飯はマンマ、お前は門間」と門間さんをいじめていた。一方の雄永谷園も負けていない。「大人のふりかけ」「健康ふりかけ・ミニ」味噌汁シリーズの「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」ついつい陳列棚に手が伸びてしまいそうな名前だ。昨年桃屋から新発売されたのがその名も「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。食べてみたらまさにそのもの。それ以外の要素が全く見出せない。「言いえて妙」。お勧めは冷奴だが、肉にも魚にもマッチする。一度試せばこのネーミングのすごさがご理解できるはずだ。言っておくが桃屋から付け届けもないし、政府から消費拡大の密命も受けていない。念のため。

フリーター

2010-02-10 09:05:15 | Weblog
厚労省がいうフリーターの定義を噛み砕いて言うと、「アルバイト、パート労働者。現在無職でも上記就労を希望している若年者」ということになるらしい。一般的には生活があまり楽ではないイメージも加えられる。国会議員の資産公開で民主党の衆議院磯谷議員が多額の株券や不動産を所有していることが判明した。株の総額は約2250万円、そのほか国債も所持する。議員は初登院の際にスーツを揃えなければならないなど、あまり裕福ではない方、さらにフリーターの冠もあったと思うが、失礼しました、小生よりはるかに資産をお持ちだった。トップの座に君臨するのは鳩山首相、16億を超える。しかし、株の時価総額を前提にすると数十億円になるという。小沢幹事長はタンス預金を含めないで2億円弱、だが、奥様の所得分を実勢価格に直すと約20億円になるという。なんとも実態は庶民感覚とかけ離れている。その視座からすると2250万というのはフリーター的になるのか。それなら納得。

本の紹介

2010-02-08 09:09:54 | Weblog
妖怪と怨霊の日本史の著者ならではの奇抜な発想。少彦名の末裔が日本の山河を荒廃から守っているというフィクションに、嘉仁皇太子行幸の史実を織り交ぜた構成だが、なんとも不思議な物語。さらに、はたしてタイトルの「天然」は適当なのか。

つうはん

2010-02-05 09:09:52 | Weblog
「つうはん」といえば今では「通販」が一般的。ファルセット気味で商品説明する社長が人気、深夜の放送はほぼ全て通販番組だ。だが、昔は「ツー反」といえば俗に豆注射、ツベルクリン反応だった。小生はいつも大きく反応していたのでBCGを打たれた経験がないが、反応が薄い子どもたちは痛みを伴う接種から逃れるためにニップル痕あたりを爪で引っかくなどして偽装工作を働くが、練達の医者にいとも簡単に見破られ、別室で強制接種となる。国民病といわれた時代もあったが、すでに蔓延するなどありえない疾病であり、もし咳や倦怠感があるとしてもまさか結核とは疑うまい。むっちゃん、我慢のときだ。節分過ぎれば日は昇る。

高速道路

2010-02-03 08:58:24 | Weblog
「いのちを守りたい」鳩山首相が施政方針演説で語り始めると、すかさず自民党員席から「小沢のいのちか」と野次が入る。「野次は国会の華」といわれる。こういったセンスのいい野次はまさに国会に花を添えたように和ませる。しかし、ビッグバンやアニミズムまで話が拡大すれば、さすがに和んでばかりはいられない。給与総額が昨年同月比3.9%あまり減少し、デフレは加速している。ビッグバン発生以降宇宙は急激に膨張する。これをインフレーション理論という。演説で引用するならこれにかけて経済膨張にして欲しかったが。さて民主党のマニフェストの目玉だった、高速道路の無料化が二転三転している。昨年10月には北海道は全国に先駆けて、全路線無料化にするとの方針が出されたが、今日の報道では交通量が極端に少ない路線だけが無料化されそうだ。この恩恵を受けるのは地方の方。迷惑千万なのは北海道の熊。国民には秘匿されていたが、もともと熊専用道路として建設されたことが当時の石原大臣と鈴木宗男議員とのバトルで露見してしまった。第一級の国家機密だったのに愚かなことをしたものだ。この疑似餌にも似た無料化の公約、これ以降の方針は全くの白紙。政権交代の際に咲いた徒花にならないことを祈る。

本の紹介

2010-02-01 08:54:44 | Weblog
紙を媒体にする情報といえば新聞、雑誌、本などがその代表だが、いずれの産業も苦境に立たされている。俗にいう「新聞離れ」「活字離れ」「読書離れ」の影響を受けた結果だ。文化庁が2008年に行った調査では「1ヶ月に1冊も本を読まない」比率は全年代平均で40%を超える。新聞購読者も確実に減少傾向を示している。そんな中先日アップルが電子書籍機能を大きく飛躍させたiPadを公表した。読者はわざわざ書店に行かなくてもネット上で本購入し、ダウンロードすればすぐさま読むことができる。ニュースも同様に入手可能。将来的に紙媒体は一掃されることも。しかし、突然の雨、新聞を持っていれば傘がわりになるが、iPadを使うことはできまい。その他新聞は折って兜も作れる。外での敷物にもなるし、万が一トイレで紙がなかった場合緊急措置的アイテムにもなる。古紙回収の業者さんとコミュニケーションもとれるし、箪笥の下敷きにもなる。とはいっても、媒体としての減少、強いて言えばペーパーレスは避けられそうにない。フジはメディ・アコングロマリットで対抗しようと新組織を立ち上げた。東京紙が地方紙と業務提携するケースも見られる。大きな業界再編は避けられない状況だ。