当然引責辞任だろう。やらせ問題が発覚し道民からの信用が失墜した北海道電力の役員、やらせメール問題と、佐賀県知事のパーティー券購入で窮地に立たされた九州電力社長、そして二つの問題に深く関与したであろう古川佐賀県知事、政治資金規制法違反で有罪判決が下された石川議員、さらにタバコから税金を巻き上げようとしている民主税調。そしてもう一人、14日に行われた退任会見以降日ハム32勝9敗1引き分け、今季最大15ゲーム差あった3位のオリックスに2.5ゲーム差まで詰め寄られている。なお、9連敗は07年以降最悪の連敗記録。退任表明が打線低迷の原因でないことは当然だが、組織のトップに立つ者や政治家は全ての結果に責任を負わなければならない。退任会見がカンフル剤だとすれば、もう一つ最後の起爆剤を打てる手段は残されている。
21日午後9時30分頃、稽古が終わり風呂に入り自宅でPCを開けていたとき、TVから緊急地震速報が流れた。「すわっ」っと、防災科学技術研究所のHPを開き強震モニタを確認すると、画面で映し出される観測ポイントが震源を中心に同心円状に色が変わり始めた。このままいけばあと1分足らずで地震波が札幌に到着するとはずだったが、波は津軽海峡を越えることなく終息した。このシステムは全国に700カ所ある観測点の震度をリアルタイムで表示し、2秒毎に自動更新してくれる優れもの。震災以降アクセスが殺到しているようだ。
津波で多くの犠牲者を出したが、地震のS波到達の前にTVで地震速報が流されたため、多くの人が地震に対する心の準備ができた。エリアメールも同じく時間の猶予を与えた。JRはP波を検知した瞬間列車自動停止装置が作動した。そのため脱線等の重大事故などは一件も起こらなかった。巨大地震を予知きなかった学者たちと防災関係者に心無い非難が集まる。だが、実は地震多発国として多角的な防災の備えがあったことがわかる。ネットを開けばその瞬間の日本全土の揺れが表示される。こんな国とシステムは他にないのでは。
http://realtime-earthquake-monitor.appspot.com/(強震モニタURL・興味のある方は)
津波で多くの犠牲者を出したが、地震のS波到達の前にTVで地震速報が流されたため、多くの人が地震に対する心の準備ができた。エリアメールも同じく時間の猶予を与えた。JRはP波を検知した瞬間列車自動停止装置が作動した。そのため脱線等の重大事故などは一件も起こらなかった。巨大地震を予知きなかった学者たちと防災関係者に心無い非難が集まる。だが、実は地震多発国として多角的な防災の備えがあったことがわかる。ネットを開けばその瞬間の日本全土の揺れが表示される。こんな国とシステムは他にないのでは。
http://realtime-earthquake-monitor.appspot.com/(強震モニタURL・興味のある方は)
評価=
日本を中心として、各国の関係を取り混ぜ時系列で歴史を見るのではなく、各国との利害関係に絞り解説しているのは面白い視点。だが、サブタイトル「やり直し教養講座」とあるように、高校の歴史教科書とさほど変わらぬ内容。もう少し「ドヤ」的史実があればよかったが。
日本を中心として、各国の関係を取り混ぜ時系列で歴史を見るのではなく、各国との利害関係に絞り解説しているのは面白い視点。だが、サブタイトル「やり直し教養講座」とあるように、高校の歴史教科書とさほど変わらぬ内容。もう少し「ドヤ」的史実があればよかったが。
鬼畜の所業としか思えない、あまりにも惨たらしく道内では過去記憶にない事件だ。母親が覚醒剤を購入するために、小学生当時から売春を強要され、今まで2度の中絶手術を受けている。幼い体に入った数か所の刺青は自宅で両親が入れたものだった。自身の覚醒剤使用の端緒は母親に「すっきりするから」と勧められたことだという。その母親は継父の家庭内暴力に耐えかねて家を出たという。何おかいわんやである。16歳の娘は同居する養父を「父親は一番の理解者」と庇う。緒方拳が主役を務めた映画「鬼畜」で、崖からわが子を突き落とした父親に「父親ではない」と落とされた子供が庇う姿と重なる。鬼畜とは餓鬼畜生の略語だが、獣でもここまでわが子を食い物にするようなことはしまい。胸奥が痛む事件だ。
日進市の花火大会で、福島県内で製造された花火の打ち上げが急遽中止になった。東北地方製造の花火はプログラム中の「復興」をテーマに打ち上げられる予定で、実行委は花火購入による被災地支援と、国民一体の具現化を狙ったのだろうが、「汚染された花火を持ち込むのか」「花火で放射性物質をまき散らすのか」などの反対意見が約20件ほど市に寄せられため断念した。放射能は基準値以下だというが、数値を公表していない。小さなお子さんを持つ親なら反対して当然。一方、元原子力委員の武田教授は「花火の放射性物質を気にして打ち上げを取りやめるのは行きすぎた反応であり、大変残念なことだ。花火は当然、食品とは切り分けて考えなければならない」と市民に科学に依拠した冷静な判断を求めた。しかし、「復興」では福島県の花火は取りやめられたが、宮城県と岩手県の花火は予定通り打ち上げられたため、中止の整合性(放射能の測定)は見いだせない。日進市長は「抗議が相次ぎ打ち上げられなかったことは残念。福島の皆さんには深くおわび申し上げたい」と苦渋の判断だったと述べたが、花火工場がある福島県川俣町は「風評被害につながる」として日進市に抗議することに。また同市には、打ち上げを反対した意見の約20倍もの中止したことへの抗議が殺到し、産業振興課では最終的に「福島の花火を中止したのは、放射線量の確認が間に合わなかったためで、危険だからではない。だが、そういう受け止め方が広まってしまっており、中止は失敗だった」と判断ミスを認めた。なんともはやである。両意見は織り込み済みではなかったのか。そこで実施を決定したのなら信念を持って貫徹すべきだった。一度の判断ミスが自身を追い落としていく典型的なケース。
15日13:00のNHKニュース全国枠で日ハム梨田監督の今季限りの退団が報じられた。本紙夕刊早番1面でも掲載。後進に道を譲ることが退団理由だという。新庄が退団を発表した年、日ハムは15年ぶりのリーグ優勝を果たした。突然の退団表明は鷹の尾を掴むための監督のとった奇策、カンフル剤とも言えなくもないが、この時期の発表は疑問が残る。さて、去る者は追わず。来季の話をしよう。球団は後任監督の絞り込みをすでに行っているようで、名前が挙がっている中で最右翼は元ヤクルト外野手で、現在解説者の栗山英樹氏。元日ハムゼネラルマネージャーの高田氏が持つヤクルト首脳とのパイプで、以前は古田敦也氏の名前も挙がっていたが、将来のヤ監督を約束されているため、球団側が難色を示したようだ。そこで今回栗山氏に白羽の矢が立ったらしい。栗山氏は現役当時、走攻守そろったプレーヤーだったが、メニュエール病の発病などで突然引退、その後は、アマチュア野球の発展に貢献したり、また、栗山町の野球場建設に尽力するなど、北海道とも浅からぬ関係にあった。プロ野球の監督やコーチ経験もなく手腕は未知数だが、氏の解説を聞く限り状況判断も戦略もガンちゃんよりかなり上。新庄は論外。ただ実戦となると筋書き通りにいかないのが世の常。期待を込めてお手並み拝見といこう。
「死の町」は犠牲者や遺族、被災者に配慮を欠いた発言だった。社会人なら決して使わない表現だが、かろうじて「セーフ」。だが「放射能をうつした」は明らかに「アウト」。一発退場どころか、「永久追放」にも値する。TV解説者は、「オフレコでの発言を公にするのはルール違反」「マスコミが政局を作りたがっている」と公表を非難するが本末転倒。政治家に公私は存在しないし、報道し民意に問うことが報道のあるべき姿勢。
さてもう一つのアウトは、JR北海道の社長失踪。一瞬「下山事件」か、と思わせた。石勝線トンネル内の脱線火災事故、そして立て続けに起きた事故により精神的に疲弊していたと思われるが、経営トップが選択する道ではない。警察、消防、海保、JR職員、そして家族にどれだけの迷惑をかけているか。経営者の入水自殺などありえないことなのだ。
さて、6年でついに1000web達成。話題が枯渇した時は大胆にねつ造し、調子に乗ってきたときは話を膨らまし、何とか週3回のペースでアップしてきたが、内容が薄くなってきたのは紛れもない事実。今後は少しペースを落とし、1本を厚くアップしていきます。よろしくお願いします。
さてもう一つのアウトは、JR北海道の社長失踪。一瞬「下山事件」か、と思わせた。石勝線トンネル内の脱線火災事故、そして立て続けに起きた事故により精神的に疲弊していたと思われるが、経営トップが選択する道ではない。警察、消防、海保、JR職員、そして家族にどれだけの迷惑をかけているか。経営者の入水自殺などありえないことなのだ。
さて、6年でついに1000web達成。話題が枯渇した時は大胆にねつ造し、調子に乗ってきたときは話を膨らまし、何とか週3回のペースでアップしてきたが、内容が薄くなってきたのは紛れもない事実。今後は少しペースを落とし、1本を厚くアップしていきます。よろしくお願いします。
評価=
先月南極に落下した隕石の中からDNAの塩基の一部が発見されたというニュースが流れた。神が一週間で世界を創造されたと信じる方にとっては嘘であってほしいと願っているだろうが、パンスペルミア論を唱えている学者は「ドヤ顔」なのだろう。さて、辺境に生きる生物は生存圏を拡大していったのか、あるいは追いやられていったのか。人間でいえば拡大拡散していったように見えるが、「生存圏」「エリア」という観点では人間がとどまっているのは地球表面上でしかない。地中にいる微生物や古生菌の総重量は、地上の全生物を超えるそうだ。食物連鎖の頂点にいるのは人間だが、繁栄という問いの答えとは同じにはならない。辺境生物は人間を写す鏡といったところか。
先月南極に落下した隕石の中からDNAの塩基の一部が発見されたというニュースが流れた。神が一週間で世界を創造されたと信じる方にとっては嘘であってほしいと願っているだろうが、パンスペルミア論を唱えている学者は「ドヤ顔」なのだろう。さて、辺境に生きる生物は生存圏を拡大していったのか、あるいは追いやられていったのか。人間でいえば拡大拡散していったように見えるが、「生存圏」「エリア」という観点では人間がとどまっているのは地球表面上でしかない。地中にいる微生物や古生菌の総重量は、地上の全生物を超えるそうだ。食物連鎖の頂点にいるのは人間だが、繁栄という問いの答えとは同じにはならない。辺境生物は人間を写す鏡といったところか。
オリックス、ソフトバンク3連戦で6連敗を喫した日ハム、首位ソフトバンクとのゲーム差は7に開きリーグ優勝は大きく遠のいた。6連敗中でダルビッシュを擁しながら1-0で落とした試合が最も痛かったのは言うまでもないが、その采配に疑問が残る。8回小谷野の気迫のヘッドスライディングでもぎ取ったノーアウト2塁のチャンスに、スケールズは1,2塁間にボールを転がし進塁打にする。しかし解せないのは鶴岡をそのまま打席に立たせたこと。ソフトバンクは同点阻止のため、内野手に極端な前進守備をとらせた。ランナーは俊足ではない小谷野、内野ゴロならホーム前で確実に刺される。スクイズも確実な戦法とは言えない。今期鶴岡のバント成功率は非常に低い。従って同点に追いつける可能性が最も高いのは外野フライと考えるのが普通であり、そのために外野フライが打てるバッターを代打に立たせることが常道。だが、その選択をせず、結果1塁ライナーに倒れた。采配ミスといっても過言ではない。ファンから批判される采配は他にも多々ある。そして今年は契約最終年。しかし、この時期に梨田監督の去就と後任者の名前まで上がるのはいかがなものか。優勝を争っているチームにとってプラスになるわけはない。それと、リークなのか漏洩なのかはわからないが日ハムの情報管理の甘さを露呈したことは間違いない。それと、新庄だけは絶対にだめだ。
ピケも座り込みもゼネストも無慈悲な経営者の心を動かすことはできなかった。そもそも経営者の必須条件は「冷酷さ」。搾取や恫喝はお手の物だ。われわれがいくら泣き叫んで懇願しても、一切耳を貸さず、わが喫煙室は強制撤去となった。残酷さは民主党も変わらない。小宮山厚労相もたばこ1箱700円にすると息巻く。さすがにそんな高額になれば薄給の労働者には手が届くはずもない。敗北宣言も近いか。
写真=強制撤去後
写真=強制撤去後
評価=
実はこの本書評では高い評価を受けていたのだが期待して読んでみるも散々な内容。構成は科学者が米南部のバプティスト系牧師に宗教と科学の融和を求める手紙を送ることから始まるのだが、表現が歪曲的で陳腐感は最後まで否めなかった。全面対決の構図で描いてくれればそれなりにエキサイトできたが残念。
実はこの本書評では高い評価を受けていたのだが期待して読んでみるも散々な内容。構成は科学者が米南部のバプティスト系牧師に宗教と科学の融和を求める手紙を送ることから始まるのだが、表現が歪曲的で陳腐感は最後まで否めなかった。全面対決の構図で描いてくれればそれなりにエキサイトできたが残念。
家を建てるときに会社の先輩から「手入れが大変だから、庭に芝だけは植えるなよ」と忠告された。だが、住宅メーカーがロッドの景観を統一したいとの意向を受けて、一面芝を承諾した。確かに子供が小さいうちは、芝の上を裸足で遊ばせたり、ゴムプールに水を貼り放置できたが、大きくなって活用方法が全くなくなった。その後転勤から戻ってきたときにはすでにベントグラスはスズナとクローバーに浸潤を受けた。平たく言うと雑草地になった。頻繁に刈り込み芝然として扱ってきたがそれも限界、今回根から引き剥がし砕石を入れた。当初は砂利を敷き詰めようと考えていたが、東北震災の復興工事で需要が急増し価格が急騰したため安価な砕石にした。家人に感想を聞くと「墓地みたい」と酷評、「今まで草刈りを誰がやっていたと思っている!」と心の中で叫ぶに留めた。