国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

GW

2007-04-30 07:59:32 | Weblog
世に言うゴールデンウイーク。小生にとってはカレンダーが赤くなっているだけで何等変わりのない日常。今日も7時前から会社に来て、窓から見える雲ひとつないの空を恨めしく眺めている。そもそもG.Wとは昭和40年代、映画産業の集客を狙った造語と言われるが、今となっては「GWに映画化かよ」といわれるのがおちだろう。閑話休題。6日に行われるチャレカラ札幌予選は、審判講習会を兼ねているため札幌から小生、旭川から佐藤、小宮山の両指導員が参加します。映画を見ない方はぜひ見学に。

昭和は遠くなりにけり?

2007-04-29 12:09:47 | Weblog
先日故植木等氏の告別式が行われた。植木氏といえば一世を風靡したクレージーキャッツのメンバー、時代は昭和40年代高度成長期。植木氏は紛れもなくその時代の顔だった。27日西松建設強制連行、従軍慰安婦訴訟で最高裁は請求権がないとして上告を退ける判決を下した。かたや訪米中の安倍首相は慰安婦問題に関して河野談話を継承する姿勢を示した。終えることが出来ない昭和がそこにある。30日昭和天皇の侍従卜部氏の手記が公表された。A級戦犯合祀に対する天皇の不快感、また逝去の様子などを伝えているが、これは一方で昭和の歴史化の動きなのだろう。憲法を国民投票で改める動きが具体化している。戦後一度も改正される事がなかった日本国憲法、注目は第九条戦争放棄の是非。今回の主役は間違いなく国民、押し付けられた憲法だと逃げる事はできない。祝日に関する法案で今年からみどりの日は「昭和の日」になった。改元から18年。日の丸の下で昭和を振り返ってみるのも悪くはあるまい。

本の紹介

2007-04-28 16:22:09 | Weblog
国内や海外市場で優位に立つにはやはり価格競争に打ち勝たなくてはならない。ナンバーワンではなくオンリーワンを標榜できるのは限られたごく一部の企業だけ。研修生制度は、人件費比率、価格そのものを下げるため東南アジアからの人員の供給制度になっているばかりか、搾取装置にもなっている。この現実を国が労働力として認め、制度として確立しなければ同様の事件は必ず起こる。ところで、最下位に低迷しているファイターズ、首位に立っているコンサドーレはいったいどうしてしまったのだろう。

サミット

2007-04-26 21:37:25 | Weblog
スクープ、社内では「抜き」という。今回は見事に先勝した。政府のリリース前から裏を取り紙面化することが出来た。抜かれたほうは切歯扼腕。しかし、逆も当然あり得る。そのため担当者は朝6時前から宅配される朝、毎、読、日経の全ての面に目を通さなければならない。そこで万が一抜かれていたら、遮二無二夕刊で活字にする。そこはまさに地獄絵図だ。読者はそこまで求めているとは思えないが、そこが情報を扱うものの意地と言ったところなのだろう。さてメーン会場となるウインザーホテルだが、エイペックス当時一度だけ最上階に宿泊した事がある。見事な眺望だった。レイクビュー、パシフィックビューそしてなんと眼下に噴石を上げる有珠山・・・その通り、寝ずに有珠山をワッチするためでした。

民意

2007-04-23 08:00:27 | Weblog
昨日投開票を終えた地方選第二ラウンド、注目の夕張市長選は経済界に太いパイプを持つ元会社社長の藤倉氏が羽柴氏を振り切り初当選を果たした。元市議などに票が集まらなかったのは、財政破綻を止められなかった地方自治に対する不信感の表れなのだろう。弔い戦となった長崎市長選は優位と見られていた後継者が僅差で敗れる波乱。同情票がのると思われていたのだが意外な結末。あくまで仮の話ではあるが、公選法では無効になる「伊藤票」を横尾氏に上積みすれば逆転する結果になった。小生の親類も地方都市の市議の席を死守したようで一安心。さて、これでやっと一息、労務管理上は休日なのに仕事をしているといった不可思議な事はしばらくなくなりそうです。

本の紹介

2007-04-21 15:31:27 | Weblog
直木賞作家森絵都の作、二三年ほど前に映画化もされた。俗っぽい天使が言う「おめでとう。抽選に当たりました」。輪廻のサイクルから外れそうになる魂にもう一度チャンスを与えるといった内容。そもそも輪廻転生と天使は宗教上からも関連しないことからも分かるように、少々砕けた筋書き。途中でオチが見えてしまったが、おじさんでも十分楽しむ事ができた。

凶弾

2007-04-19 18:54:32 | Weblog
この本が発売されたのが88年、本島市長が天皇に戦争責任があると話したことが発端。巻末の余白に「民主主義とは言論なり、たとえ煩雑な作業があろうとも」と書いたのは20年前の小生。その2年後に本島長崎市長が銃撃を受けた。民主主義とは脆弱なもの。さらに力の前では無力だ。だが我々の生活の根幹にあるこの思想は守り通さなければならない。なぜなら多くの血が流されて、多大な犠牲を払ってやっと獲得した制度だから。伊藤市長のご冥福を心からお祈りする。

岡目八目

2007-04-16 07:45:00 | Weblog
縁側将棋に口を挟まないのはよっぽど辛抱強い人なのだそうだ。岡目八目とも言う周囲がよく見えるのだろう。ゴルフの練習場にはよく教え魔がいる。「そこが間違っている」とか「もっと腰を引いたほうがいい」など、誰かれとなくレッスンを始める。先日も50代前半だろうか、小生の打席の前にいる一見ジェントルマンがその前の若いゴルファーに指導を始めた。若者はどう見ても150ストロークは叩きそうなスイング。しかしそのジェントルマン教えている内容がすごい。「フェイスローテーションはインパクトを意識したらダメ」「もう少しダウンブローに」などと、空手にたとえるなら、初めて一ヶ月もたたない子供に「後ろ回し蹴りから、バックステップを入れながら、逆突きのカウンターを狙え」要するに、どう考えてもできそうもないことを懇切丁寧に教えているのだ。当然その若者も困惑気味。タバコを吸いながらその光景を眺めているとジェントルマンと目が合ってしまった。時間前だったが退散させていただいた。

本の紹介

2007-04-14 16:54:16 | Weblog
稲葉元警部の逮捕、公判から浮かび上がった疑惑を自身の足で追求、アンダーグランドの人間たちと渡り合う取材方法はハードボイルドを読んでいる感がある。証拠まで握っていないが、もし書かれていることが真実だとするならおぞましいこと。著者はこう指摘する、全国的に拳銃摘発の厳命があり、銃器対策課に所属する被告は、その手段として薬の密輸を黙認した。そしてこれは稲葉元警部が個人的に行ったことではなく、組織が捜査、摘発手段の一環として認めていたもの。泳がせ捜査で紛失した大量の覚せい剤はこのような事情により発生した。この暗部を知る複数の関係者が死んだ。さらに道警が表に出せない情報を握った多くの元関係者が、摘発されない事を担保に非合法活動をいまだに行っているというものだ。
前著は裏金問題を追及し、今回で道警に関するものは二度目。なんと実父は元警察官とのこと。執筆の原動力は警察組織に対する叱咤か、あるいは諦めなのか。
※小生の友人には警官が多くいますが、みんなまじめで本当にいい奴ばかりです。

不都合な価格

2007-04-13 19:35:57 | Weblog
終末感漂う内容が豊富な写真によって描かれている。米国は二酸化炭素の排出と地球温暖化の相関関係はいまだ不明とし、京都議定書に調印しない。一部の地球物理学者もそのような主張するが、反論される材料も多々あることは事実。先日この本の内容を友人の獣医と話した。二酸化炭素の排出は人口問題とは切り離せないもの。人口増が排出量の増加に直結するとして、彼曰く「現在の人口は生物学的には異常増殖。体長1㍍以上の生物で、70億個体などあり得ない話。自然界では必ずアポトーシスが起こる」。確かにいわれてみればその通りだ。出生率の低下は経済的な影響だけではないような気がする。アポトーシスを押さえるための本能のような抑制機能。二酸化炭素の問題を突き詰めていくと人口問題に確かに行き着く。
 この本は久しぶりに立ち読みで読ませてもらった。2,800円。買うには少々「不都合な価格」。立ち読みは「不適切な行動」だったか。


デスク上は昭和40年

2007-04-12 21:21:50 | Weblog
物質欲がまるでない。買いたい衝動に駆られるなどここ20年はないことだ。車は走れば上等だと考えているし、服は寒さをしのぐ物。合理主義ではなく、性分なのだろう。したがって、デスクの上にあるペン立てはチョコのビン、クリップ入れはタイガースのお菓子が入っていたもの、書類をとじるのは洗濯ばさみ。そういえば小学校に入ったときに買ってもらった「スーパージェッター」の机上本立てを30歳になっても使っていたっけ。

票読み

2007-04-09 07:55:22 | Weblog
二期目の当選を決めた高橋ひろみ、NHKが当確を打ったのは選挙特番が始まったばかりの8時1分、まだ札幌の票が開く前だった。事前にNHKの当確情報が今回はかなり早いとの情報があったが、まさか投票終了1分後に打つとは良識を疑うしかない。このような過当競争が誤報を生んだ。道議の落選者を民放が当確として放送してしまったのだ。当事者はまさに天国から地獄に落とされた心境だっただろう。事前調査と出口調査、そして投票率でかなり正確な票を読むことが出来る。事実当日の朝には当選の予定稿は出来上がっている。しかし速報性が要求される電波であっても誤報に弁解の余地はない。情報のプライオリティーは正確性にあるはずだ、
そもそもそれだけ早い情報は視聴者、有権者も求めていない。

本の紹介

2007-04-07 16:04:05 | Weblog
法律には不遡及の大原則が存在する。法律が施行される前に犯した罪には刑罰を科す事ができないというもの。たとえばこれが破られるのなら、幕府に加担した旧会津藩の家臣が21世紀の今日に、国家反逆罪で罰せられないとも限らない。あるいは関が原の時にどちらに付いたのかーこんな事にもなりかねない。韓国で施行された法律は、日帝時代に日本に加担した人間をこの時代に裁き、財産没収などを課すものだ。にわかに信じられない感覚だ。あるいは新聞法といって、新聞の占有率の上限が決められている。ある一定のシェアに達すると、他の家庭ではその新聞を購読する事ができないというもの。言論の自由を認める民主主義国家では、決してあり得ないこと。日本でもしこのような法律を審議しようとすれば、その時点で言論界からの突き上げにより、政権交代にもなりかねないがこれがお国事情というものなのだろうか。レームダックといわれて久しいノムヒョン政権、しかし、米韓のFTA合意で支持率が上昇し、大統領選にも影響を与えそうだと韓国紙が伝えている。だが、こんな事で左右するのだろうか。やはり新聞法の影響なのか。少し距離をとって読むと面白いかな?

忙しい!!

2007-04-05 21:44:39 | Weblog
選挙第一弾はすでに後半戦。デスク上の電話は鳴りっぱなし。4月人事で本社に転勤できた社員がいるため職場は一欠状態。また新入社員教育のためのテキスト作り。来週行われる担当者会議のための資料作成。嘘みたいに忙しい毎日。小生にとって空手はそんな混乱した頭を空っぽにし、リセットできる唯一の手段だ。