国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

缶詰旨し③

2013-06-28 09:09:04 | Weblog
マグロの缶詰といえば赤身で造られるツナ缶だが、その際に商品価値の高いトロの部分はこのように別の商品になる。テレビの情報番組の受け売りだが、脂がのったトロを火で炙り香ばしさをプラスし一缶一缶手作業で詰め込まれる。少々お高いが父の日、自分へのご褒美として。そういえば父の日っていつだったか。
mini薀蓄=缶詰開封の必需品は缶切りだったが、現在ほとんどの商品はフルオープンエンドと呼ばれる缶切りを必要としない物にとってかわった。ピクニックに持って行った缶ビールを缶切りを忘れたため飲めなかったことが開発のきっかけ。ビールが缶詰だったことにも驚かされる。今後ビール缶を開けるときは開発者に感謝することを忘れずに。

長州

2013-06-26 09:07:35 | Weblog
地方政党であった維新は、既得権益や学者との衝突で俄然存在感を増幅させ、驚異的な支持率を背景に国政に打って出るチャンスを窺っていた。その勢いに便乗しようとしたのが第三極第四極の勢力。熱烈なラブコールを送ったのは元都知事。お互いの利害の一致を見て今の形に落ち着いた。だがこれでは維新の純粋性が失われる、水で希釈した炭酸水にしかならないと以前指摘した。しかもこの勢力は薩長のように新式の武器や気概もなかった。目的は安定して国政の場に立つこと。衆院選前に時を戻すと瓦解寸前の民主党に最後の鉄槌を下すのは維新の役割だった。有権者も期待し維新は民主党と並び第二極の勢力となった。しかしそこで毛利の反撃が始まる。スペンサー銃ならぬ三本の矢で停滞していた経済を立て直すと宣言、株価は敏感に反応した。経済の回復で維新の存在価値は急激に薄れていった。衆院選前15%ほどあった政党支持率も5月には5%切るまで落ち込み従軍慰安婦発言からはさらに急降下し3%。あの隆盛は過去のものとなった。都議選での敗北は来る参院選の惨敗を意味し、すでにこの時点から責任、進退問題化していることに修復不能性が窺える。橋下代表は「軒先を貸して母屋を取られる」といった思いだろう。だが同時に代表を降りた時点で、維新は霧消する。強烈なカリスマ性のみが維新の旗印であり、その錦の御旗を降ろしたからは賊軍にしかなり得ないのだ。竜馬がそうであったように、長州の長期政権を演出しただけで終わってしまうのか。

本の紹介

2013-06-24 09:10:48 | Weblog
評価=
著者の講演をまとめたものだが、講演ならではの脳幹反射的な話の内容が臨場感を増している。この本の特徴は、反薩長史観で書いている点と維新を結果論だとし、幕末の実相は暴力革命と私怨だと断じているところ。会津を中心とした東北列藩同盟の方も溜飲を下げたと思われる。薩長が新しい国の形を作り上げ(明治維新)、賊軍出身者が国を救った(大東亜戦争の終結)と書かれているが(一部永井荷風の言葉)、ポツダム宣言受諾を決めた御前会議の出席メンバーを見れば肯ける。鈴木貫太郎は和泉国、米内光政は岩手県出身。さて長州出身の安倍首相は救世主になるのか、あるいは破壊だけで終わってしまうのか。

缶詰旨し②

2013-06-21 08:59:59 | Weblog
たっぷりと脂がのった三陸産のサバを使用し、沖縄産の塩シママースで味を調えたサバの水煮。圧力鍋で調理されているためもちろん骨ごといける。普通のサバ缶の3倍ほどの値段になるが満足度はそれ以上。さてこの食し方だが、小生のお勧めは冷蔵庫で冷やし半煮こごり状態を醤油をかけずそのままで。魚本来の味を楽しめる。是非お試しを。
ここで缶詰に関するmini薀蓄をひとつ。日本で初めて商業用缶詰が製造されたのは札幌のお隣石狩市、1877年のこと。当所で豊富に獲れたサケが原料。その後缶詰は軍需品として製造拡大される。多分日露戦争で大陸で戦った兵士の背嚢の中に入っていたことだろう。

ミド

2013-06-19 05:32:16 | Weblog
先日家人の知り合いの2歳になる男のお子さんを一日拙宅で預かることになった。何でも奥さんがインフルエンザに罹りSOSを発進したらしい。全く人見知りしない子で、小生が抱こうが、愚息がからかおうが我関せず、狭い居間を一人で走り回り嬉々としている。そんな中最も興味を示したのが「たばこの煙」。多分周囲にタバコを吸う人がいないのだろう、「ガオ(怪獣の意味)」だよいって、煙を吐き出す小生の姿を飽きもせずずっと眺めていた。(※小生は換気扇の下、副流煙十分気を付けて、子供は少し離れたところで見せました)。それはそうだろう。もし初めてなら、その子の短い人生で煙を吐く息ものといえば怪獣のほかなかったはず。それが人間と同じ容姿のさえない親父がモクモクと煙を吐いているのである。衝撃を受けたとしてもおかしくない。
翌朝、小生が出勤の支度をしている間中おとなしくおもちゃ遊びをしていたその子だったが、試しにNHK教育の子供番組を見せたところ、テレビの前から動かなくなった。さすがNHK。そういえば愚息たちがまだ小さいとき見せていたその手の番組の主人公の一人は、クーデターにより政権を追われた国王の子息。ずいぶん国際的な設定にしたものと思った。男女双子の母親は歯科医師、父親は町のケーキ職人(パテシエではない)。ダブルインカムだが、年収は母親にかなわないだろう。家庭内の立場はどうなっているのかなどいらぬ憶測も。ゴリラの子供は、お父さんが勤めていた私鉄が廃線になりここに流れてきたというもの。ここにも過疎化と事業縮小の波がと考えさせられた。この番組が放送されたのはバブル崩壊の直前、時代背景を取り入れた設定とみた。番組のタイトルは「おかあさんといっしょ」。近い将来「お父さんといっしょ」も考えられるなと…その子の背中越しに見る番組にそんなことを思い出した。

本の紹介

2013-06-17 09:07:53 | Weblog
評価=
シリーズ二作目も星5個の最高評価。軍を頂点とし軍産複合体、関連企業とピラミッドが形成される。そこに落ちる莫大な金が冷戦をより熱い戦争にしていた。反共思想も加熱させた要因として見逃せない。歴代大統領は、自ら寄り添っていく者、立ち止まる者と様々だったが、いずれにしてもその影響からは逃れられなかった。そしてこの時代は核の存在を抜いては語れない。増産のチキンレースは、地球上の全生物を何度も全滅させるほどの核兵器を生み出した。さらに米国は韓国やベトナムで何度もボタンを押しかけている。これも全てピラミッドの圧力による。

スマホ

2013-06-14 09:12:14 | Weblog
公共の場でスマホを操作しながらゆっくり歩いている方は「私は周りを見ていません。そちらが気を付けてください」という意思表示なのだろうーと考えている。その傲慢さと公徳心のなさには辟易するが、一方で自転車との接触事故や駅のホームからの転落事故というリスクも伴う。今年5月には首都圏で歩きながら携帯を使用していた小学生が線路に転落して怪我したとのニュースも。命がけの行為ということだろうか。
さてJR東日本は10日から歩きながらのスマホや携帯の使用を控えるように駅構内でアナウンスしているそうだ。われわれが聞いても違和感を覚えるが、自己責任が当然の海外ではありえないことなのだろう。スマホの操作は老若男女を問わず、仲間でいるのに会話もせずなくそれぞれ携帯を操作する若者。プラットホームから落ちる人。そして注意喚起のアナウンス…ボタンを大きく掛け違えているような気がする。

ラテ欄

2013-06-12 09:09:18 | Weblog
見ていただきたい。先週末行われた巨人対楽天のラテ欄である。「▽今夜見せろ阿部劇的弾▽新人菅野奪三振ショー▽悲願の初優勝へE星野闘将の戦い」扇情的な言葉が躍る。娯楽を旨とする民放なら理解できるが、なんとこれはNHK。何度も縦軸を確認したが間違いはない。NHKも変わったものだとつくづく思う。

本の紹介

2013-06-10 09:09:35 | Weblog
評価=
男の子にとって初めて機能美というものを感じるものは自転車だろう。後輪に取り付けられている変速ギアの動きを何度も確認し、その高度な機械性にため息をついたのは小生だけではないはず。1800年代初頭に発明された自転車はその後職人の手により改良が重ねられていく。部品の一つ一つにストーリーが練りこめられている。専門用語が多く読み返すことが多いが、写真を見るだけでもだけでも十分楽しめる。

ネット通販

2013-06-07 09:06:16 | Weblog
                               (写真=3000円也!)
ネット通販でものを購入する際に生じる不安感と罪悪感に似た胸の重たさは、ある一定以上の年齢の者が抱く特徴なのかと考える。もともと物欲は極端なほど低く、使えるものはとことん使う主義、つまり貧乏性だが、先日社内で履いていた購入後25年を経過した革靴の底がパックリ割れた。割れただけなら問題はないが、多分断裂部が擦れるのだろう、まるで子供用の音が鳴るサンダルのように歩くたびに「キュキュ」と始末が悪い。接着剤で何とか直そうとしたが断念し買い換えることに。だが、靴専門店や量販店を探してみたが、やはりそこそこの値段はする。そこでネットで検索したところなんと目玉商品として1足3000円(税込)のビジネスシューズが。当然合皮と思いきやなんと天然皮革と明記されている。製造国はパキスタン、「中国国内の人件費高騰で東南アジアに工場をシフトした結果なのだろうか」「でも移設のトレンドはインドネシアだよな」など余計なところに話は広がるが、一向に購入決断できず、葛藤の日々が続く。
心の中にいる合理的な神がこう呟く「3000円だろう。量販店よりかなり安いよ」それに対して不安症の神が「3000円でまともな商品なんてあるわけない。安物買いの銭失いになる」。合理的「社内で履く靴だろう。体裁だけ整ってればいいんだよ」不安症「一見して安物だってばれるよ」。合理的「現状より良いだろう」不安症「万が一悪かったらどうする」…
1週間ほど悩んだ挙句清水の舞台から飛び降りる思いで「購入」をクリック。日本経済を停滞させているのは、我々世代なのかとふと思う。

旭川

2013-06-05 09:10:20 | Weblog
回転運動の最重要点は軸がぶれないこと。これに尽きる。ボールを迎えに行くと余分な平行運動に軸回転が干渉され結果パワーロスになる。腰の動きで始動した捻転差を肩の回転運動につなげる。しかしそこには回転を受け止める左足の役目が重要になる。こんなことを考えながらスタルヒン球場の外野スタンド遥か上空を飛んでいったアブレイユのホームランを観ていた。アブレイユのバッティングは、他の外国人選手がどちらかというと上半身の力でスイングするのと違い、下半身の回転運動が上半身へ、そして腕へと連動していくことが特徴。言い換えると全身の力を高効率でヘッドスピードに変換している。リーグトップのホームランもこれで肯ける。2位につけているのが半覚醒の中田。
だが、リーグ戦は首位ロッテに10ゲーム以上離されて断トツの最下位。浮上のカギは、昨年のスモールベースボールを愚直に実行すること。第1戦ノーアウト1,2塁バッターホフパワーという場面があった。確かに一発が欲しくなる状況だが、やはりセオリーは送りバント。それはホームランバッターであっても。それができなければ連覇はおろか、Aクラス入りも難しくなる。「読みたい記事」を是非。

本の紹介

2013-06-03 09:06:01 | Weblog
評価=
アマゾンの書評に、「優れた能力を持つ方が書くと、こんなに簡単に理解できるものなのか」的な、評価をされていた。ということはそのかたはいとも簡単にこの内容を理解したということなのだろう。ど素人的な一般読者の頭の中にもスイスイと入っていくような革新的な本?だが、難解性は小生の理解力の遥か彼方にあった。アインシュタインまでは何とか頭の中に超漠然としたモヤモヤが存在するが、量子力学や超弦理論は全くと言っていいほど無理な領域になる。解る一般人が本当にいるのかね。