国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

サポーター

2008-05-30 19:00:52 | Weblog
子供たちに打撃を与えるポイントを教えると、的確にその部分を狙って攻撃してくる。理解できていないとこちらがそこをヒットする。痛みを伴う理解ができる。先日の練習でもときの膝と、みずほのインローですっかり左ひざを破壊されてしまった。一週間ほどまともに歩くことができなかったが、いい物を見つけた。膝のフルガード。ガンダム、ジャイアントロボ、鉄人28号的な風貌でやや動きにくいが、緩衝力は大したもの。ちょっとぐらい膝が入ってもびくともしない。そういえば昔はこんなものが一切無く、まさに徒手空拳。ビール瓶で脛を鍛え、拳を潰していた。おじさんにとっては嬉しい時代だ。


本の紹介

2008-05-27 07:30:50 | Weblog
小生が訪れた92年、唐山の町にはまだ撤去されていない瓦礫に覆われていた。4階建てだったといわれた病院はまるで粉砕されたように崩壊していた。発生は76年、26万人が死亡したと伝えられたが、一方で80万との数字もある。文革のさなかで中共が事実を公表したのは2年後だった。今回の地震で日本からの救急援助、医療援助チームに、いつもは反日オンリーの中国のネットや新聞も感謝の言葉が絶えない。政治的操作が見え隠れしているが、少しでも本来の日本を知るヒントになれば幸いだ。閑話休題。改革開放を実現し、急成長を続ける中国。小平がいなければ実現はしなかったろう。一方で天安門で民主化の流れを断ち切る行動に出たのも同じく小平だ。それは権力闘争の中で時に改革の鐘を鳴らし、あるときは保守を取り込むために毛沢東の業績を讃える。急激に右や左に大きく舵を切られ、翻弄さたのは中国人民。そして周辺国。中国がこれからどこへ向かおうとするのか予測はできない。しかし大中華思想を捨て去ることがないことは確か。

交流戦

2008-05-25 08:27:23 | Weblog
先日業務提携している福岡の企業の方々とお話しする機会があった。ホークスのお膝元であり、ごく自然に「うちのチーム」と呼んでいた。89年南海からダイエーが買収、福岡に拠点を移してから約20年、すっかり地元に溶け込んだようだ。ホームのYAHOO!JAPANドーム周辺はホークスタウンと呼ばれ、アミューズメントドームやホテル商業施設などが立ち並び、ゲームがない日でも楽しめる構造になっている。うらやましい限りである。逆に彼らにうらやましがられた。「なぜ勝てるのですか」。たしかにチーム打率、得点、ホームラン数。数字を見る限り二位につけているチームとは思えない内容。故障者も多い。面映い気持ちを押し殺して「応援ですよ」と答えてしまった。昨日の試合も観客は3万を超した。動員数も年々増加している。職場、家庭で話題に上ることも多くなった。決定的な原動力になっていることはありえないが、一助になっていると信じたい。2004年札幌に移転して4年目、躊躇うことなく「うちのチーム」と呼べるのもそう遠くない。

山菜②

2008-05-23 07:50:33 | Weblog
春の山菜特有のあの苦味は漢方では「肝」といわれ、循環器系や解毒に特に効果があるそうだ。そう言われると、そんな気もしてくる。正体は赤ワインに多く含まれるポリフェノール。しかしその苦味は野生動物には不評のようで、ウサギやサルに与えても決して食べようとしない。もったいない話だ。苦味は本来「毒」を感知するために備わった。その意味では野生動物の選択は自然なもの。食に貪欲な人間が本来”まずい”あるいは”毒”と認識すべきものを楽しむようになった。ところで庭に植えている行者にんにくの種をプランターに移し発芽させようとしたがなかなか芽が出ない。詳しい方にお聞きしたところ、一般的な野菜は品種改良を重ねすぐに芽が出るようになったが、野生のものは2、3年かかるのがあたりまえとのこと。”満へぇ”である。写真はタラの芽の天ぷら。当然頂き物。苦味を楽しめる季節もあとわずか。


オス!カラテ!

2008-05-21 06:58:58 | Weblog
以前紹介したオス!カラテ!の第5号に札幌道場の記事がついに掲載されました。送稿後に「あれも、これも書き忘れた」と後悔していましたが、出来上がって見ればそこそこの出来。写真も良かった。Nカメラマン感謝、感謝。

カトちゃんペッ

2008-05-19 14:48:33 | Weblog
先日保護者が子供に見せたいTV番組、また見せたくない番組は何かという記事が載った。日本PTA全国協議会なる強烈に硬そうで、全く融通が利かないような団体(偏見があれば陳謝いたします)が行ったアンケートによると、不名誉な第一位は「ロンドンハーツ」以降「めちゃ2イケてる」「クレヨンしんちゃん」と続く。理由は番組内での言葉が汚い、品のない表現が青少年の健全なる育成に”問題あり”なのだそうだ。ロンドン…はみたことがないが、クレヨン…は子供が小さな頃、何の問題も感じずに一緒に観ていたので非常に残念。不見識な親だったのか。一方見せたい…の栄えある一位は「世界一受けたい授業」続いて「動物奇想天外」「3年B組金八先生」。どのような感覚なのかは分からないが、どちらも大して変わらない気がする。同日の紙面で「8時だヨ!全員集合」の放送作家を務めた塚田茂氏の訃報が掲載されていた。8時だヨ…は放送されていた昭和40~50年代当時上記日本PTA全国協議会から低俗番組のレッテルを貼られ、追放運動まで発展した過去がある。小生も子供の頃は良く見ていたが、中年になってグレもせず、左フックが得意な普通の会社員として生活しているつもり。そんなものに感化されるほど子供はバカではない。

本の紹介

2008-05-16 07:05:20 | Weblog
戦乱期は技術や科学が高度に発達し座標では縦に動く、しかし徳川が天下を取ってからの約300年間は縦への動きが停滞し、文化という横への伸張が著しくなった時代だ。浄瑠璃が近松門左衛門とコラボし、歌舞伎は女装が火付けとなりとして大衆娯楽として定着した。目を身近に転じると、庶民のファッションに対する希求が見て取れる。女性が結った髪型は、遊女や公家が発祥のものなどゆうに50種を超え、男性は着物の裏地にまで凝るどころか、下帯にさえ独自性を主張した。厳しい禁制のためとも言われるが、やはり江戸中期以降は米の生産が安定し、食生活にも余裕が生まれたため、そして戦乱の不安がなかったためだろう。著者は時代考証の第一人者で、時代劇等で活躍されている方。本著はそれらの話を詰め込んだも。もう少し重い内容でも良かった気がする。


lesson 3

2008-05-14 08:17:01 | Weblog
公式競技に参加する際、「同じ組の選手と同じボール、同じナンバーは使用できない(細則=識別できるならこの限りでない)」というルールがある。とはいっても人気のあるメーカーは限られており”しばしば”一緒になってしまう。USPGLA出場の各選手はボールのディンプル部にそれぞれ色を付け判別している。日本のプロでは自分の名前をプリントする方法が多いようだ。一般のゴルファーがボールをなくしてしまうのは、林に入れたり池に落としたりといったミス。そこで一生眠っていてくれるのなら別だが、後に回収されロストボールとして再生された際、笑いのネタにされるのではたまったものではない。そこで自分しか分からない数字や記号を入れるこゴルファーが多い。小生の場合は「4848」96で回りたいためではない。”柴”をもじったもの。山の中で拾った方笑わないで下され。レッスンの成果のほうですか?もう少しお待ちくだされ。


山菜

2008-05-12 18:26:51 | Weblog
子供のころは、へき地教育振興法の言うところの「へき地」で生活していた。圧倒的な自然環境、今考えればの話、当時はそれが当たり前で何の不自由も感じていなかった。歯医者は隣町まで汽車で行かなければならなかった。反面山は山菜の宝庫だったようだ。行者にんにく、ワラビ、ふき、山わさび、きのこ、たらの芽…。ありがたくないことに、その季節になると毎日食卓にそれらが並ぶ。子供のころは本当に嫌いだった。しかし不思議なものである。行者にんにくは、亡くなられたが参議院議員の萱野茂さんのお宅で15年ほど前ご馳走になって以来はまり、この季節料理に欠かせない食材になった。醤油漬け、ジンギスカンに入れる食べ方が最もポピュラーだが、おすすめはおひたし。さっと茹で風味を殺さないように薄いだし汁でいただく。これがたまらない。山わさびは裏の畑に植えている。薀蓄を傾けるがすずらんと行者にんにく、こごみとぜんまい、ゆずとコブクロなどの違いが全く分からないため、採りにいったことは一度もない。すべて頂き物。これからはウドの季節、あの苦さがなんともいえない。皆さんお待ちしています。

本の紹介

2008-05-09 07:09:57 | Weblog
この本には書かれていないが、大戦中同盟国ドイツから小型船舶用のエンジンを輸入し、日本国内でコピーを製造しようとしたが、部品の精度が一桁違っていたために断念したそうだ。当時のドイツの科学、工業技術力は連合国をもはるかに凌いでいた。ジェット戦闘機も実戦配備されていたし、ソユーズ、アポロの成功も、V型ロケットを開発したドイツの科学者の、積極的関与がなければありえなかっただろう。ベルサイユ体制により拘禁されていた科学技術が破棄によって一気に花開いた感がある。ヒトラーは仮に自分がこのような存在にならなくとも違うヒトラーが出てきたろうと歴史の必然をとく。
 当時としては革新的な諸制度の導入、高度な科学は賞賛に値する。負の歴史にとらわれることのない評価が必要なのかもしれない。

D級認定

2008-05-07 07:11:03 | Weblog
先日送付されてきたD級審判員認定証。今年も後2回講習会を受けるチャンスがあり、講習後テストを受け、合格すればC級。JKJO主管の大会で試合を裁くことができます。その前に新しい眼鏡かコンタクトを買わねば。

オモロー

2008-05-05 15:36:40 | Weblog
「チャンネル権」という言葉はすっかり死語になってしまった。拙宅でも各部屋にテレビがあり、歌番組や映画などそれぞれ好きな番組を見ているようだ。小生はというと9時からNHK、10時からは報道ステーション、以降まだ意識があればNEWS23もしくは日テレ。「同じニュース何度も見て意味があるの」と家人にいやみを言われるが、各局の伝えた方に微妙な違いがありこのチェックが欠かせない。「スポーツは同じじゃあない?」と追撃されるが、よからぬ放送局がファイターズが勝っていた試合を、負けたと伝えないとも限らない。そのチェックである。このように見る番組の傾向は全く違っていたが、最近家族そろって見ているドラマがある。ルーキーズ。残念ながら練習日に重なるため録画でしか見られないが、第3話は自身が見た後、下の子供が見たいというので付き合い、その後上がまた見たいというので計3回見てしまった。内容はコテコテの学園物。そしてすべてが直球勝負。さらに嬉しいことに主人公の教師はカラテの経験者、父親の道場で鍛えられていたという設定だ。何でも少年ジャンプに連載され話題を呼んだが、作者の体調不良のため遮二無二終了させたことで、多くの伏線が未消化のままだったそうだ。TVではこの謎も解き明かされる模様。とにかくオモローである。

本の紹介

2008-05-01 07:27:48 | Weblog
以前「Man the hunter」という本が世に出て話題になった。原始ホモ族は狩猟にたけ、獰猛な肉食獣など恐れることなく生活し、すでに食物連鎖の頂点に君臨していたといった論文だが、これはその反論本。原題も「 Man the hunted」。確かにアメリカ大陸に生存していた大型哺乳類の多くが人間の「狩り」により絶滅に追い込まれたことは間違いないだろうが、原始の人間が武器らしい道具を使い始めたのはたかだか50万年前から。それより前は絶対的に被捕食者の立場であったことは疑いようのない事実だが、それが劇的な進化につながった論証は残念ながらこの本の中にはない。