国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2008-03-29 08:50:47 | Weblog
国鉄当事は一日52億円の赤字を出していたが、JRになり逆に26億の黒字を計上する企業に生まれ変わった。徹底したコストカットと人員の削減が主因であることに間違いないが、社員一人ひとりの意識改革が回復をさらに加速させたのだろう。国鉄時代毎年行われる大規模なストに対して国民は寛容だった。労働者の権利を行使しただけであり、正当な行為であると。マスコミも表立った批判を展開していなかったが、民営化を前にして風向きが大きく変わる。まさに常軌を逸した労働実態が明らかになるにつれ国民からの支持を失っていった。清算事業団での無意味とも思える作業が報道されても同情は集まらなかった。その後闘争団と国労本部の対立にまで発展、修復は不可能とまで言われた混乱した時期もあった。意識改革はこれらが起爆剤になったのだろう。一度下降線をたどった企業を再生させるには荒療治、あるいは完全にスクラップにするかの選択が必要。その典型。

TVショッピング

2008-03-25 20:46:25 | Weblog
TVショッピングの市場はすでに3000円億をはるかに超えている。数年前からはラジオショッピングまで開始されこちらも順調に売り上げを伸ばしているそうだ。いまだに現金至上主義の小生には手にすることができない品物を注文することなど理解を超えている。しかし順応性があるのはむしろ年をとられた方なのかもしれない。確かにTVで放送されているためヘタな商品などないはずだろうし、大量に仕入れるため価格も抑えられる。そして何より店に行く必要がない。お袋の友人は家電から食品まであらゆるもので利用しているそうで、自身も遊び半分で注文している。先日柑橘類を主成分とする育毛剤がテーブルの上にあり、聞いてみるとやはりTV…で購入したとのこと。後日商品を宣伝しているテレビを見たが確かに説得力のある内容。だがやはり自分で買おうとは思えない。商品が来なかったら困るじゃない。

本の紹介

2008-03-22 07:56:36 | Weblog
「77年の政治的復活から97年に死去するまでの20年間、小平はずっと、中国という奔馬を自由自在に制御しながら、自らの設定した方向に向かってそれを走らせた。中国が少しでもこの方向から外れていると、あるいは誰かが中国をその方向から少しでも外させようとすると、普段なら穏やかな好々爺であるはずの小平は、いきなり鉄の意思を持つ峻烈な「御者」となり、果敢な措置をもって邪魔者を排除し、鞭を振りかざして「奔馬」を叩き、この国の走る道を規定の方向へと正した」-本文から。チベット自治区の動乱などは奔馬の様相を呈しているが、根本は細々に生える雑草を食む駄馬ではなかったのか。ありえないことだがウイグルなどの自治区を放棄し、本来の版図になれば駿馬に激変する可能性はある。
 下巻を買いにいったが、まだ発行の予定もないとのこと。勇みすぎた。

新人戦

2008-03-18 18:58:04 | Weblog
20日の新人戦にはこうへいとゆうやが参戦します。いずれも「5,6年生」に分類されるため、上級生と戦わなくてはなりませんが、いつも通りにリラックスして挑んでください。集合は1時半です。遅刻しないように。

本の紹介

2008-03-15 15:26:49 | Weblog
実に不思議に感じた。植木等が画面に映し出されるだけで、口角が上がり、ほほが弛む。まだ芸などしていない。平成2年NHK紅白歌合戦で「スーダラ伝説」を歌ったときは、堂々瞬間最高視聴率を獲得した。時代が大衆がまだ彼を必要としていた証。
 軽妙洒脱、鋭い社会風刺、テンポあるコメディ。「おとなの漫画」「シャボン玉ホリディ」「無責任男」などの代表作に冠せられる評価だが、植木等だけは芸で大衆に笑いを提供していたのではない気がする。クレージーキャッツや青島幸雄が不世出のエンターテナー、放送作家だったことに異論はさむ余地はない。高度に計算されたショーであることは確か。ただその化学反応だけではあの狂乱ブームは起こりえなかったのではないか。そこに加味されなければならない絶対的要素は、植木が持っていた天賦の素質。晩年は渋い役どころを演じ作品に深みを与えた。実に惜しい。享年80、まだまだお呼びがくるには早かった。

ブートキャンプ

2008-03-13 19:05:20 | Weblog
入社の季節である。今春の入社予定者約20名は4月1日より缶詰になり、記者、営業職などになるべく二週間の教育を受ける。その後各職場に配属されるが、勘がいいものでも一年は戦力にはならない。通常は3年見守ってやらねばならない。日ハム中田が極度の不振に陥っている。14打席ノーヒット。オープンに構え、踏み込む左足もオープンなため外角球には全く対応できないでいる。グリップの位置を修正するなど微調整を続けているが、脱却するにはまだ時間がかかりそうだ。高校卒で現場に投入されても、そう易々と期待に応えられるとは誰も考えていない。今はじっくりと主砲になるための努力を続けて欲しい。見守ることも楽しみの一つなのだから。

本の紹介

2008-03-10 07:02:08 | Weblog
10年以上も前であるが、中国東北部の都市の酒場で酒を飲んだ。観光客など決して来ることのない場末の酒屋だった。そこでトラブルに見舞われる。相場の10倍の支払いを求められたのだ。払えない金額ではなかったが、恫喝まがいの態度に納得できず渋っていると、奥から戦闘要員が参上し、われわれのテーブルに刃渡り30センチもあるナイフを突き立てた。香港のC級映画を見ているようで、全く現実感がなかったのは白酒が効きすぎていたためだったのか。こんなことで殉職などすれば末代までの恥になるため人民元を叩きつけてきたが、驚いたのは一週間後、東京から来た上司がトラブルの一部始終、一挙手一投足、発言までも仔細漏らさずすべて知っていたことだ。当時われわれはメディアの招待で中国に渡ったが、当然当局からは見て欲しくはない情報も多いため、24時間中国公安の尾行という監視下に置かれていたのだ。まさに辺見庸「反逆する風景」。氏は共同通信北京支局在勤中、党の機密文書の記事で国外退去処分を受けるが、その前に「シグナル」を送られる。早朝歩いていると幾十人から道を尋ねられる。それも明らかに誰もが分かるところばかり。つまりは「あなたはたくさんの公安によって監視されている。好ましからざる行為を慎まないと大変なことになりますよ」というサインなのである。佐藤優氏はこの本の中で相手の意図を的確に読み取ることが肝要だという。手始めに監視されていることを認識させるために、たとえば外出中の部屋にタバコの吸殻を灰皿に分かるように置く。これは「当局はあなたを監視しているばかりではなく、住居にも容易に入り込むことができ、盗聴も可能ですよ」というサインなのだそうだ。しかしこれで引き下がっては笑い種になるだけ。これを無視すると次のステップに移るが最終的には消されるか、もしくは二度と口の聞けない体にされる。この見極めが重要なようだ。インテリジェンスの世界で、長年このような修羅場をかいくぐってきただけに文章にも強い説得力がある。佐藤氏は恐ろしいバイタリティで怒涛の出版を続けている。読むこちらも大変。

見事

2008-03-09 09:14:06 | Weblog
選挙で敗退した政治家はただの人になる。だが内藤選手が昨日のタイトルマッチで破れた場合は、ただの人にもなれなれなかっただろうと思う。「国民の期待」に応え亀田を下したが、その後メディアへの露出度が増していくにつれ、逆にバッシングを受けることが多くなった。「テレビに出すぎじゃあないの」。「やるべきことが違うのではないか」。年齢的にも限界ではないかとも。その批判を打ち破るのは唯一ベルトを守ること。1ラウンドはやや硬さが目立ったものの、以降は足を有効に使い挑戦者に的を絞らせず、変則的なパンチでポイントを稼いだ。終盤はクリーンヒットされた場面も目についたが、ドローで二度目の防衛に成功した。チャンピオンは試合後のインタビューで「しばらくはボクシングのボの字も考えたくない」と前回と同じコメントをした。それはそうだろう。無責任な雑音と過酷な練習の中、最強の挑戦者を下したのだから。
(最終ラウンドをドローにした韓国のジャッジ。あれはないで)

lesson 1

2008-03-08 15:42:57 | Weblog
伸びる生徒には共通点がある。第一に闘争心が強いこと。対戦相手だけではなく時にそれは小生にへも向けられることもある、ほくそ笑む瞬間だ。第二に素直であること。経験を積むとどうしても癖がついてしまうことがある。これは筋肉が楽をしようとしていることと思い違い。その際の指導を素直に聞き入れるかどうかで、以降の成長がまったく変わってくる。実は先月からゴルフのレッスンに通っている。15年ぶり。先生はトーナメントゴルファーの宮瀬博文プロ、加勢秀樹プロのスイングチェックを定期的にしている札幌ではかなり有名な方。一回りも年齢が下の先生に一から指導を受けるのも癪な話ではあるが、上達の要諦素直であることを優先し、今のところは従順な子羊のように教えを受けている。しかし著しい経年変化と下手で固めた肉体は如何ともしがたく、気持ちだけが先行しているのが現状。闘争心は強いと思うのだがこのスポーツには残念ながら使えない。

ぎりぎりセーフ

2008-03-06 18:53:56 | Weblog
日ハム沖縄キャンプ取材班からのお土産。伝統的な菓子ちんすこうをパロったものだが。売れ行きも好調なようだ。確かに笑える。ただ職場におくことが適当かどうかは微妙。臨職の女性に見つかる前に食べてしまうのが無難なようだ。

審判講習会兼交流試合

2008-03-03 07:15:46 | Weblog
昨日の審判講習会はD級認定のため。JKJOでは講習と副審の経験を積み、消防で行われる救急救命講習を受講した上、さらにC級の試験に合格しなければ主審で試合を裁くことができません。小生もうまくいけば来年の夏には何とか。20日は平岡公園生協二階のJOYFITで新人の練習試合が行われます。出場希望の方は早めにご連絡ください。

昇級審査の結果

2008-03-01 14:55:28 | Weblog
先日行われた昇級審査で2名が昇級を果たしました。一人は帯の色が変わります。おめでとうございます。総括として、やはり全体に重心が高すぎます。ドッジボールで守るときのイメージで。つまりどちらの方向へもすばやく動けるかまえで。