国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

極CUP

2012-10-31 07:15:26 | Weblog
今回初めて参加させていただいた極CUPですが、150人もの出場者を数えた大きな大会でした。さてその結果ですが、ryuto,taisi,ayutoの3人は本戦3回を勝ち上がり決勝まで進出したものの残念ながら準優勝。yuutoは2回戦目で優勝した選手とあたり惜しくも判定負け、しかしかなりの体格差がある中での戦いで、善戦といってもいいでしょう。daitiは初戦敗退、もう少し突きを出していればと悔やまれます。この後は1月開催の錬成大会です。気合を入れていきましょう。

本の紹介

2012-10-29 09:06:46 | Weblog
評価=
サブタイトルに「女の子たちの30年戦争」とあらわされている通り、1980年から現在までの系譜を的確にとらえ解説している。その切り口は宮台真司との類似性は否定できないものの、ファッションとの関連性と対立軸との対比にで、より明確にし独自論を展開している。正直言ってここ10年の変遷に関しては、ついていけない部分もあったが、全体としての歴史観は興味深く共感部分も多数あった。「少女が自身の商品価値の覚醒と発露:注小生」はまさしくと言ったところ。「なにとち狂ってこんな本を読んどるのか」とのご批判は筋違い。これは紛れもなく文化人類学である。

健人君

2012-10-26 09:08:56 | Weblog
 思いのままにならないことが多いのは会社員の常。先日もかなりインパクトのある企画を思いつき、広告代理店に掛け合ってもらったが、あえなくボツ、「実行委員会として許可できない」と無碍もない。これが決まれば、すごい話題になったはずなのに。そもそも役人と委員会なるものは、不許可の、否定する理由を考えるためだけにあるようなもの。発展的な要素は皆無。「すまじきものは宮仕え」さりとて飯を食わねば、食わさなければならない。会社で上司に面罵されようが、そんなことでいちいち気にしていれば命がいくらあってもかなわない。理不尽な要求を突き付けられようが、いつも笑顔を絶やさない、会社員にはそんな宮沢賢治的な姿勢が求められる。
 社の方針が激変し、芸能ネタを多く掲載しようが、ゴシップ系に傾倒しようがそこは度量と達観で乗り切る。当たり前のことだ。「新聞がエンターテイーメントになった」からってスタッフ全員を罵倒し退社するなんて。健人君、君もまだ子供だね。

日本シリーズ

2012-10-24 09:09:54 | Weblog
 日本シリーズ日ハムの対戦相手が一昨日決まった。「球界の盟主」「紳士の軍団」「貪欲な選手獲得」「巨魁が操る集団」さまざまな称号に彩られるあの読売巨人軍である。中日に三連敗して後がなくなった状態から三連勝し、シリーズチケットを獲得した。さすがである、おめでとうございます。
ところで、日ハムと巨人の関係だが非常によくない。経営者サイドの話ではなくファン心理としてだ。引き抜きにあったのも事実だが、ファンを棄て巨人に移籍した選手。しかもそれは4番打者。日ハムのドラフト1位指名を蹴ってジャイアンツ愛を貫徹したライト。同じく浪人生。日ハムファンならずとも道民なら腹に据えかねる物を持っているはず。対抗措置としてこちらも清武氏を編成部長としてスカウトする。あの女性を広報担当にするといった奇想天外だが、実に効果的な場外乱闘の作戦もあるが、相手もモナという最終兵器を持ち出して来たら元も子もない。やはり決着は野球で。
 今週末から始まる日本シリーズ。巨人を完膚なきまで叩きのめし、ぐうの音も出ない状態にし、積年の恨みを晴らそうではないか。「570万総火の玉」となっての応援で。

本の紹介

2012-10-22 09:07:21 | Weblog
評価= 
東京の開成高校と言えば、毎年、東大や京大、慶応医などに数多くの合格者実績を誇る超進学校である。小生などは多分、100回生まれ変わったとしても入学は叶わないだろう。その開成野球部の話である。そもそも週1回の練習で、技術の劇的向上など事実上不可能。その状況で他校と同じ戦略で試合に臨んだとしても勝ち目はない。そこで、超進学校ならでは対戦投手の配球を徹底的に分析する。札幌南野球部のようにイメージトレーニングを活用するといった統計や心理を根底にした科学野球を用いたのかと思えば全くの的外れ。たとえば、ゲッツーは取れないのでその練習は一切しない。難しい球は取れないので自分の周りに来る球だけ確実にアウトにする。僅差のゲームはひっくり返される可能性があるので、一気に大量点を取る攻撃に徹する。などなど。そして痛快なのは、その深謀遠慮の欠片もない作戦で結果を残していることなのだ。
「アンチテーゼ」。露ほども考えていないだろうが、社会人野球をも凌ぐ練習量と環境が整備されている学校も多くある。しかし、高校スポーツの本来の姿はここにあるのかもしれない。だから面白い。

王手

2012-10-19 09:21:18 | Weblog
勝負事は流れを読み、つかみきるとが重要。特に短期決戦では。CS初戦無失点で迎えた7回、先頭打者に不運な内野安打を許したあと、内川にライト前に運ばれた吉川は、粘る小久保を振りきり三振に仕留めたが、打ち取ったはずの田村の打球が無情にもセンター前に落ちた。ホークスが流れをつかんだかのように見えた瞬間だ。その裏のマウンドに立ったのも快投を続ける陽。弟に初球をセンター前に持って行かれるが、次の打者糸井はその日2三振、交代のタイミングでは全くない。1球目は外角低めいっぱいいっぱいのストレートでストライク、バットに当てることも難しい素晴らしいボールだった。だが、2球目は変化球がすっぽ抜け糸井の体付近を通った。その時次の球がシリーズを左右するポイントになるのではないかとふと思った。それは高確率で次のボールを予測でき、絶好のバッティングカウントのため。球種の予測は、ボールが抜けたのは7イニングになり、握力が落ちかけている。この打席でスライダーを見せていない。次に投げる可能性が高い。バッティングチャンスとは、1ボール1ストライク、ヤマを張ったフルスイングには絶好のカウント。
そして、狙い球は真ん中付近に入ったの甘いスライダー。
一瞬溜めたバットから繰り出されたボールは高い放物線を描きライトのビジター席に吸い込まれていった。その後逆転まで持ち込んだのは糸井が読んでそしてつかんだ流れのほかない。(糸井が読んだと信じたい)
昨日の第二戦もその流れは変わらない。内川のエラー、陽の華麗な捕殺、そして止めになった糸井のツーラン。これも初戦のあの一球の読みを物にしたことによる。
さて、1勝のアドバンテージを含め3勝になった日ハムは日本シリーズ出場に王手をかけ、今日最多勝のエース攝津と対戦する。後がなくなったホークスは、流れを引き込んだ糸井を徹底的に崩しに来るだろう。たとえ得点圏にランナーがいてもまともに打てる球は投げてこない。そして次の中田を仕留めることで流れを再度変える背水の陣の作戦だ。この大局観での読みが中田にできるか。今日の、いやシリーズの焦点になる。(札幌在住野球解説者)

2012-10-17 09:03:39 | Weblog
 ある程度の誇張や演出というのは話にボリュームをもたらす。そもそも人生にそんなに面白いことがたびたび起こるはずもなく、ただ事実だけを語るのであれば、座は白けきってしまう。許容範囲と言える。だが、幼い頃ちょっとした嘘が独り歩きして、後に引くに引けない絶望的な状況に陥ってしまった経験は誰にもあるはず。そんな時選択肢は二つしかない。嘘に嘘を重ねていくか、あるいは素直に謝ること。
 最新の研究では、初対面でのインスピレーション、特に男女間で好印象を持つか、あるいはその逆かというのはDNAに左右されていることが判明している。環境に適応する強い子孫を残すためには、自分との塩基配列が大きく違う異性との塩基のシャッフルが有効だが、それを臭いの情報として判断しているようだ。一目惚れなる淡い思い出の背景には、遺伝子の意思が働いているということのようだ。同じく人を信用するか否かの基準も、顔かたちや仕草など統計的に蓄積されたデータの継承を受けていると思われる。言葉にできない胡散臭さや、あまり関係を持ちたくないといった感性はこれに左右されている。見えないところにさまざまな仕掛けが施されているものだと感心する。
いやいや、一般論で。特定の誰の話ではなくて。

本の紹介

2012-10-15 09:16:07 | Weblog
評価=
先日スポーツコメンテーターの二宮清純氏の講演を拝聴する機会を得た。「江夏の21球」の本を持ち込みサインをお願いしようと思ったがさすがにそれはやめた。公演時間は1時間10分だったが、その間全くのノー原稿。テレビで拝見する限り、饒舌な部類には入らないと思っていたが、なんと立て板に水。だがその中でも特に聴衆に伝えたい部分は言葉のテンポを極端に落とし確実に伝達する。これが話術なのだと感心させられた。
4年前オバマの大統領就任演説は、日本でも話題になりDVD付の本が爆発的に売れた。そこには人を引き込む言葉の力があったからだ。翻ってみると言霊と言われ、言葉の重みを十分理解しているはずの日本人、特に政治家がこのような演説をしたことがあっただろうか。政治が潮目を迎える衆院選が迫る。ぜひ日本政治史に残る言葉を聞きたいものだ。

エマージェンシーな一日

2012-10-12 09:05:18 | Weblog
1日に二度も、しかもゴルフに関する場所で救急搬送に立ち会うことも珍しいのでは。
先日ゴルフ場でのこと、打ち下ろしのロングホールの第2打地点、前の組がやっと第三打を打ち終わり、カートが動き出したのでアドレスし、まさにテークバックしようとした瞬間「待って!」の大声。前方の安全を確認してくれていた同伴者が叫んだのだ。何事が起きたかと思い前方を注視すると先ほど動いたはずのカートが逆走してきて、我々にこう告げた。「けが人が出たので、先に行ってください」。デジャブ?今年の春先、前の組のプレーヤーがのり面で転倒し足を骨折した件はお知らせした通り(詳しくはaccidentをご覧ください)。同じゴルフ場で、ホールは違うとはいえ同じ状況になるとは何とも奇異なものを感じながら現場に向かうと、カートが転倒し、その傍らに4人の若い男性が泥だらけになり呆然と立ち尽くしていた。事故を起こしたのは前の前の組で、次のホールに移動中ハンドル操作を誤りカート道を逸脱、前日の雨でぬかるんだ草地に突っ込み転倒したというもの。知らせに来たカートは彼らの友人で、5組ほどのコンペだったそうだ。外見上骨折などの心配はなかったが、そのうちの二人は救急車で搬送されることになった。
 実はその日はスコアーも悪かったため、帰りがけに練習場に直行したが、ところがそこになんと救急車が。小生が中に入るとちょうど若い男性が担架に乗せられてきたところ。偶然近くで練習していた知人に話を聞くと、男性が突然悶絶して倒れたそうだ。何でもバックスイングの途中、力が入ったタイミングで膝を脱臼したらしいのだ。それにしても一日二度とは。
ゴルファーの皆さんお気を付けを。

本の紹介

2012-10-09 09:20:49 | Weblog
評価=
職人だけには絶対になれないと思っている。手の器用さはゼロと言っていい、定規を使って真っ直ぐ線を引くことさえかなわない。美的感覚もゼロ、「なんでも鑑定団」で「これは本物に違いない」と見えた品は必ず中島誠之助や安河内眞美に贋作と切って捨てられる。そして最も致命的なのは、根気がないこととすぐ妥協してしまうことだ。特に物を作ることは自身の発想を具現化する行為だが、その能力も持ち合わせていない。仮に作ろうと思っても、すぐさま自分を納得させる志向が強まり、ついには完成したもの、完全無欠な品として見え始めてしまう。多分脳の芸術に関する領域が著しく小さいため、オーバーヒートを起こした部位が安全弁を開くのだろうと自分なりに解釈している。
 水戸岡氏はJR九州の列車デザインを多く手掛けたデザイナー。列車の運行事業は必然的に安全性が優先される。つまり機能重視に陥りやすい傾向にある。それを氏は、客の視線に立ち列車を根本から変えていく。装飾品の微妙な色、形。シートの素材。一切の妥協を許さない芸術家然とした思考にはただただ敬服するのみ。 

モトローラ

2012-10-05 09:10:09 | Weblog
「モトローラ」「マールボロ」といえば何を連想されるだろうか。石破幹事長と反りが合わないかたのためにもうワンヒント「テト」「プラトーン」。通信兵が背負っているのはモトローラ社製の無線機、ヘルメットのバンドにはマールボロの箱がはさんである。ベトナム戦争での代表的なワンシーンだ。過酷な環境でも故障が少ないモトローラ社製の通信機器は米軍からの絶大な信頼を得て各軍に採用された。その後イリジウム通信などを手掛けるが、多くが失敗に終わり徐々に他資本に買収されていく。しかし、無線機の信頼性はいまだにゆるぎなく、日本国内製品を寄せ付けない。報道関係でも多くがモトローラ社製を使用し、弊社も先日既存機と同じモトローラ社製の最新機種に更新した。さて、携帯がこれほど普及し、北海道での不感地帯も減少、さらに衛星携帯も装備する中なぜ原始的な無線機をいまだに保有し更新までするのは、大規模災害に備えてのこと。311では携帯電話は全く使い物にならなかったことを報道機関は痛感している。さらに情報の一斉伝達に無線機は不可欠。具体的には電話では、1対1のやり取りで伝えなければならないが、無線では1局から発した情報がすべての局で同時に共有できる。退避命令などこの時間的なリスクヘッジは何物にも代えがたい。
もし大規模災害が発生し、現場でモトローラ社製の無線機を持ち、ヘルメットに「ゴールデンバット」を挟んでいる報道関係者がTVに映し出されたら小生だと思っていただいて間違いないと思います。

歓喜!

2012-10-03 09:07:58 | Weblog
正直ダルが抜けた時、上出来でもAクラス、Bクラスでも仕方あるまい、今期は若手選手を育てる時で来期に期待しようと日ハムファンの誰もが思ったはず。ところがペナントレースが開幕すると、見事にスタートダッシュに成功する。牽引したのは2000本安打を目前にした稲葉、そしてダークホースだった吉川。稲葉は3割後半の打率を維持し、ことごとくチャンスをモノにした。吉川はストレートの威力と精度、変化球のキレは超一流、エースと言っても過言ではないほどだった。忘れてはならないのが監督の超積極采配。エンドランや盗塁など仕掛けるタイミングがあれば逃さずサインを送る。対戦相手が疑心暗鬼になるのも無理はない。そして、急成長したのは陽。線の細さと不確実性が消え、頼もしい姿に豹変した。さらに鶴岡のバッティング、あの鶴がここぞという時に打つのである。多田野、八木、伏兵も期待以上の活躍を見せる。信じられない打率を残した二岡、そして若手の成長。賢介、スレッジ、ケッペルが戦列を離れた大きなマイナス要因はあったが、それをも凌ぐ勢いがあった。
何が変わったのか…。監督だけである。その手腕に最大級の賛辞を送らないわけはいかない。さすがだ、栗山監督。
三年ぶりの歓喜!
一つだけ残念だったのは、仕事が終わり部員にドーム行きを提案したが誰も賛同してくれず、結局家で歓喜の瞬間を迎えたこと。業務命令で連れて行くべきだった。

本の紹介

2012-10-01 09:05:23 | Weblog
評価=
既得権益を死守する集団を抵抗勢力と呼び、その対極に自身を置いた小泉元首相。有権者に分かりやすい構図を示すことで政治参加を促す。だが小泉首相は、これは短絡的手法で賞味期限はかなり短いことが分かっていたはずだ。劇薬にも耐性がができることを。同じ劇場型政治を繰り広げる橋下大阪市長。大阪都構想の抵抗勢力である市長を抵抗勢力とみなし駆逐した後は、旧守派との闘いの舞台を国政の場に求めた。しかし、幻想を抱くのは危険だ。地方自治の推進だけでは経済は一向に好転しない。日本に今求められているのは、国家戦略に根差した新規産業の育成。韓国はテレビや携帯電話などの電子産業を国家の枢要な産業としてバックアップしたことで、世界シェアを獲得した。その間日本では、国内での企業間競争の中に埋没し大きな後れを取った。その再興なくして日本に将来はない。これを見据えた手腕が問われる。